老後のおかしなおかしな女学生生活 転生二年目

第四十五章 列車旅行

禁断の女子トーク

　
　さっそく、取り寄せたルームウェアを着込んでいます。
　いつも思うのですが、皆さん、スラックスを嫌がります、そして腰巻きを愛用されています。
　
「ねえ、洋子様、なぜスカートを愛用されるのですか？キュロットとかにすれば、動きやすいのでは？」
「レディーは足などひろげません！だから必要ありません！」

「それに……」
「それに？」

「スカートでなければ……雪乃様に……」
　真っ赤な顔でおっしゃいました……とても小さい声でね♪

「洋子様の云うとおりです！私たちはスカートで、腰巻きでなければ！」
「いつでも、はしたないところは、雪乃様の愛撫を待っております！」
　清子様でしたね……

　このピアニストさん、私の前で、裸になりピアノを弾いたこともあるのですよ。
　なにか、ベッドでご一緒してから、壊れたというか、悟ったというか……

　かなりの官能的な美女さんが、渾身の秋波をくれると、女の私でもムラッとします。
　殿方などイチコロでしょうね……あれ、皇太子殿下は動じないですね……

「雪乃様がナニに口づけされたら、どんな殿方も他の女に目が行かないでしょうね♪」

「私なんか雪乃様に●●に口づけされたら、すぐに逝ってしまいます♪」
「その後が大変なのですよ♪生理でもないのに、月経帯をつける羽目になります♪」

「雪乃様に●●を愛撫され逝かされたら、もう●●はいつも求めているのです♪」
「だから私はいつでも受け入れられるように、スカートで腰巻きなのですよ♪」

　もう、言葉もありませんね……皆さん、同意の顔なのですから……

「清子様のおっしゃる通り、こんな身体にされた以上、雪乃様には生涯責任を取っていただきますわ♪」
「私もこの頃は、腰巻きなのですよ♪」
　ワンピースのルームウェアの裾をめくりながらの、ダイアナ様のお言葉でした……　

「それに、このルームウェア、肩が開きますから、手をいれていただいてもいいのですよ♪」
「ご覧下さい♪いま、私、乳当てはしていませんし♪」
　今度は千代子様、怪しからん巨乳をポロリ見せてくれます。

「早くしまって下さい！」
「えっっっ、私、お乳に雪乃様の口づけを頂くと、全身に快感が走るのですが……」
「旅行から帰ったら、嫌と云うほど可愛がってあげますから、早くしまって下さい！」

　もう、この頃は……
　皆で殿下のナニにご挨拶するようになってから、雰囲気が変わったのですから！
　
「そろそろ六時です、ご飯にしましょう」
　強引に話題を変えた雪乃さんでした。

　特別車の調理室には、かなり大きい家庭用ポータブルバッテリーが鎮座しております。
　なんといっても、定格出力電力２，０００Ｗですから、まあどのようなものでも大概大丈夫です。
　でも、重いですよ！２７．５キロですから！お値段も約２４万円……

　空間の分割最小単位で収まりますから、幾つか取り寄せたのです。
　これが二つもおいてあるのです。　

　オーブン電子レンジやコーヒーメーカーも問題なし、二口のＩＨクッキングヒーターだって１，４００Ｗでこれも問題なく動きます。　
　さらには展望室と食堂室にも一つずつ……

　ダブルベッドの寝台個室と４人用寝台個室、及び寝台車にある２人用個室寝台には、このシリーズの定格出力電力１，０００Ｗのものを設置してあります。
　さらにポータブル電子レンジもおいてあります。

　コ●ズミ社のもので、『ウェーブ●ックス』、４２５ワットですので、少し出力が低いですが、お弁当の暖め程度なら十分です。
　白ご飯の暖めが５００Ｗで２分ですから、約２分２０秒の計算になりますね。

　これ、いいですね♪
　屋外発電機につければ、そのまま使えるようです。
　ポータブルガス発電機なんて、いいかも♪

　電子レンジがありますので、調理は簡単ですよ♪

　さて、夕食ですが、中華弁当にしました♪せっかく限度が上がったのですからね♪３，０００円のものを食べましょうね♪
　北●飯店さんの、超豪華なお弁当、北京ダック二段重！
　割箸、おしぼり、ペットボトルのお茶付！

　北京ダック、大エビの海鮮柚子胡椒風味、トマト、アワビの醤油煮、彩りシュウマイ、翡翠エビ餃子、ラディッシュ、ナツメ、中華風おこわ、杏仁豆腐。
　中は四つに分割されていますので、暖めたい物を取り出して、ご自分でチンしてね♪

　さすがに一緒に食事は場所がありませんので、特別車の展望室と食堂に分かれて食べることになりまた。