老後のおかしなおかしな女学生生活 転生二年目

第四十章 お手つき巫女が増えてしまうの？

『青鞜女官高女附属高小』の予科

　この案を私はもって帰り、皆さんは了承、そのまま電話で『聖女青鞜局』へ報告したのですよ。
　翌日、お手付きの『巫女』の呼称は『八乙女（やおとめ）』となりました。
　さらに、『恩賜青鞜会高等女子小学校』は『恩賜青鞜会女官実科高等女学校附属高等女子小学校』と名前を少し変えます。
　そしてこの高等女子小学校には、予科課程三年が開設されました。

　『恩賜青鞜会女官実科高等女学校附属高等女子小学校』と校名変更し、『青鞜女官高女附属高小』などと呼ばれるようになった、この高小に予科が開設されると、公告されました。
　学年定員は五名までとなりました。

　その為、附属高等女子小学校は一学年十五名まで、恩賜青鞜会女官実科高等女学校もそのまま五名増加で、『恩賜青鞜会女子専門学校』も二十五名、『恩賜財団　青鞜会』の正規職員は毎年二十五名が採用となるわけです。

　予科は全学年、編入を受け入れることになります。
　編入試験を受ける条件は、尋常小学校の該当年度に在学、初潮が条件です。
　
　二十五歳までの年季奉公が義務としてあり、青鞜会総裁が望めば、身を差し出し永久奉公、とはっきり明示されています。

　十歳の少女に年季奉公？いいのでしょうかね……
　尋常小学校を卒業させる以上、問題はないそうです。

　御堂春江、御堂舞子の姉妹は、私の女になることを了承しました。
　その日のうちに、舞子さんの怨霊を払い、歩けるようになっていただきました。
　この怨霊、御堂財閥が崩壊したので、半分消えかかっていましたが、徹底的に払っておきましたよ！

　二人は尋常小学校を一学期をもって退学、九月から『青鞜女官高女附属高小』の予科三年と予科一年に編入と決まりました。
　七月中に編入試験を行います。
　なんでも、七月編入は今回だけで、来年からは予科一年は四月に編入試験だそうです。
　予科は若干名募集、予科三年時に定員五名までとなっているわけです。

　この二人は特別に、『帝室聖女御用邸』に『行儀見習い』として住み込み、そのため『八乙女（やおとめ）』に任じました。
　十歳と十二歳の姉妹との『３Ｐレズ』……穴があったら入りたい心境です……

　小百合さんが、相当ごねたのですが、小学校卒業と同時に『岩倉姫宮雪乃王女付召人』と発表される予定ですので、我慢していただきましょう。

　『田中清子』さんは、翌週の日曜日に来られました。
　この方、潔く帝都音楽学校を退職されています。

　二人でお風呂に入り、かなりボロボロのお身体を治してあげました。
　なにせ、煙草の火の後とか、刺青とか、いろいろと変態行為の痕が身体にね……
　エッチを散々されており、前も後ろも感じるお身体でしたね……
　まったく、腹の立つ野郎ですね……

　かなり本格的なマゾさんに……
　こちらは治しようがなかったですね。

　今までにない方で、エッチも貪欲……もう、前の野郎の感覚を、私に依存するように書き換える……
　相当にエッチな知識もお持ちで、いわゆる『花電車』という芸を目の前でしてくれましたよ……

　理性が飛びそうで……さんざんに無茶をしてしまったのです……
　その結果、私の為なら、本当に何でもしそうな清子様に、なっていただきましたよ。

　田中清子様は、官能的な美女さんですね……お色気がムンムンしてね……
　でも、この方、尋常小学校が最終学歴……そのまま、『恩賜青鞜会実科高等女学校』に編入していただきます。

　夜間の女学校へ通いながら、女学校の音楽教師もおかしいので、青鞜会幹部職員『八乙女（やおとめ）』として、『恩賜財団　青鞜会　帝室岩倉姫宮音楽ホール』の管理人になっていただきます。
　音楽教師は、『帝国フィルハーモニー交響楽団』の女性楽団員に非常勤の教師を委託しました。
　
　御堂春江、御堂舞子の姉妹は、美少女で有名のようです。
　春江さんには、婚姻の申し込みが山ほどあったようですが、どうやら御堂男爵は妾の娘である二人には愛情もなく、持参金の高い相手に嫁がせるつもりの様でしたね。
　かなり高額の『妾奉公』の話が、進んでいたようです。

　とにかく、『八乙女（やおとめ）』さんのすむところは、一つ残っていたメイドさんたちと同じお家、つまり二戸連結の物を割り当てたのです。
　御堂姉妹には一戸、田中清子様に一戸、これでメイド用のお家の空き室はなくなりました……

　さらに、保存倉庫に使っていた殿方の控え用の建物が一棟ありますが、通勤の青鞜会の補助職員さんの控え室に改装しました。
　一応、簡易宿泊もできますよ。