マルスの女たち 第三短編集 ドリームガール 【ノーマル版】

第三章 コニーの物語 コッペハウス

ステーション・フルタイム施設計画

　『ステーション・フルタイム施設計画』の宿泊施設として、今までの簡易宿泊施設をリニューアル、『レイルロード・キャビン・ウイッチ』と『レイルロード・キャビン・ウィザード』、とし、さらに寝台だけの『レイルロード・ベッド・ウイッチ』と『レイルロード・ベッド・ウィザード』。

　簡易宿泊施設のレストランは統合、レストランの『スモーガスボード』としました。
　さらにフード・ショップ『コッペハウス』と、もう一つ、自動販売機だけのフード・ショップ『レイルロード・オートレストラン』。

　ドラッグストアの『レイルロード・オートストア』。
　近傍の現地通貨とネットワーク通貨を取り扱う『レイルロード・トラベル・ＡＴＭ』。
　入浴施設の『スペース・バスハウス』、またはシャワールームだけの『スペース・シャワールーム』。
　そして無料公衆トイレとロッカーおよびテーブルテラス。

　事務所でもある『レイルロード・ガイド・オフィス』。

　これだけの施設をステーション内に設置、路線を降りることなく、行き交う事が出来るようにするという物です。

　簡易ステーションには最低限の施設。
　『レイルロード・ベッド・ウイッチ』。
　『レイルロード・ベッド・ウィザード』。
　『スペース・シャワールーム』。
　『コッペハウス』。
　『レイルロード・オートレストラン』。
　『レイルロード・オートストア』。
　『レイルロード・トラベル・ＡＴＭ』。
　『レイルロード・ガイド・オフィス』。
　無料公衆トイレとロッカーおよびテーブルテラスとなるそうです。

　基本的にはトニさんのような、トゥイーニー・オートマトンで運営する予定で、将来的には軍事用の貨物鉄道のステーションにも設置するとのことです。

　貨物鉄道でも、旅客輸送が考えられる路線があり、その場合は、最低限の施設から『コッペハウス』が無くなるそうです。
　つまり『コッペハウス』は、貨物鉄道には設置されないのです。

　もっとも、ミリタリー仕様とも呼ばれる貨物鉄道の施設は、
　『レイルロード・ベッド・ウイッチ』。
　『スペース・シャワールーム』。
　『レイルロード・オートレストラン』。
　無料公衆トイレ。
　これだけです。

　今回の事は、コニーの仕事ぶりをトニに覚えさせ、物資補給担当部で分析、行動プログラムの改良をすることが、主目的なのですが、それについては守秘義務ということで、コニーには知らされていないようですね。