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第四十七章 女たちのその後

『ウェヌスの侍女、寝室係』の会議

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「私が責務を負っている、皆さま全員の願いというなら、受け入れます」
「しかしそうなると、私の世界に加盟するという手続きになります」

「恥ずかしい制度ではありますが、美女を献上させ、その女から、所属する世界の意向を受ける事になります」

「仮にこの世界が加盟するとして、まず単独の加盟は難しいでしょう」
「直轄惑星というのですが、そこまで上がるまでには、それなりの時間と、それなりの貢献が求められます」

「そして私と愛をかわした方は、それなりの奴隷の印を身につけ、『百合の会議』のメンバーとなり、私の世界、ヴィーナス・ネットワークを自由に往来できるでしょう」
「そしていつかは、別の世界の執政官として赴任することになります」

「奴隷の印というものには、絶大な魔力が籠っています、現地の者から見れば、まさに女神というわけです」
「詳しくは決まってから、説明するものに会えるでしょう」

「この話、しゃべっても良いでしょうか?」
「インドラとの経緯は勘弁してね、インドラとの戦いが終わった以上、私と愛をかわした者には構いません」
「隠すことはないでしょうから、ただそれ以外の者には沈黙の誓いをしてもらいます」

「緊急に皆を集めて会議を致します」
「あの……ウォルムニアさん、アキリアさん、それとアマニレナスさんとアマニスハヘさんも、混ぜてあげてくれませんか……」

「やっぱり抱きたいのですね!せっかくかっこ良いと思ったのに!分かりました!その四人、寝室係を認めます!」
 けっこうプンプンしてくれました。

 おかげでその夜は、四人を堪能しました。
 ヌビアの二人は正真正銘の王族で、かなりの美人でした。
 何でもメロエ王が一族の中から、ローマ人好みの女を選んだそうです。

 全身バネのようなお身体で、足が長くて処女さんでした。
 青い青い果実です、かなり痛がっていました。

 ウォルムニアとアキリアさんはそれなりですが、まぁ遺伝学上の許せる範囲で、美しくしてさしあげました。
 しかも二人とも全身傷だらけ、アキリアさんなど深い傷がお腹に有りました。
 よく生きていましたね、勿論直してさしあげました。

 この二人はあちらの方もね、獰猛なものでした。
 経験者でしたので、熟れた果実でしたね。

 翌日には会議が始まりました。
 ちなみにメンバーは、私のベッドに侍った皆さん

 『ウェヌスの侍女、寝室係兼事務、大賢者神官長』アンニア・コルニフィキア・ファウスティナ・ミノル
 『ウェヌスの侍女、寝室係兼警護、次席賢者』ドルシッラ
 『ウェヌスの侍女、寝室係兼事務、賢者、アフリカ属州教区長』ディディア・クララ
 『ウェヌスの侍女、寝室頭、賢者』ルキナ
 『ウェヌスの侍女、寝室係小間使い、聖者』クリスピナ・ミノル
 『ウェヌスの侍女、寝室係兼警護、福者、ヌミディア女騎兵隊隊長』ガウダ
 『ウェヌスの侍女、寝室係兼警護、尊者』アンドロメダ
 『ウェヌスの侍女、寝室係兼警護、尊者』カッサンドラ
 『ウェヌスの侍女、寝室係兼警護、尊者』カイキリア
 『ウェヌスの侍女 寝室係兼警護、福者、シリア属州アンティオケイア教区警備長』ウォルムニア
 『ウェヌスの侍女 寝室係兼警護、福者、サルマタイ婦人騎兵隊長』アキリア
 『ウェヌスの侍女 寝室係兼警護、尊者』アマニレナス
 『ウェヌスの侍女 寝室係兼警護、尊者』アマニスハヘ

 ひと癖ありそうなメンバーですね……

 その間、私は久しぶりにウェヌス・エリュキナの神殿の地下から、地下洞窟温泉グロッタ・ジュスティでゆっくりと……
 でも一人でいると……女々しいかもしれませんが、ハイドリッヒの面影が……

 やはり何かしていなくては苦しいわね。

 しばらくして、ルキナさんが入ってきました。

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