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第三章 嫁とり騒動PERT1
初体験です
しおりを挟む私とクレアさんは退室、もう夫婦の扱いで、同じ部屋に通されました。
あれ、ダブルベッドなのですが……
「ねえ、ヒロ様、一杯お金を使いましたね♪」
「それは良いのだが、クレアさんは良かったのですか?」
「何がですか?」
「その……妻が二人も増えて……」
「別におかしくは無いかと、なんせヒロ様は辺境伯様ですから……私、メアリーともマーガレットとも仲良くして見せますね♪」
「夜伽は三人一緒で?それとも毎日日替わりで?そうだ、日替わりの後、一日おいて三人で、その後一日おいて、日替わりと云うのはどうですか?」
「それは構わないが……」
「メアリーもマーガレットもよく知っている方、良かったわ♪」
「二人とも、ヒロ様が拾ってくれなかったら、良くて修道院で一生飼い殺し、悪くすれば処刑ですから」
「でも、クレアさんは私を好いてくれるが、ご覧の通り、私はぱっとしない容姿、女性に好かれるとは思えないのだが……クレアさんには感謝しか無い、ありがとうね」
「ヒロ様、一生を預ける相手は誠実がいちばんですよ、私も含めて三人とも、殿方の値打ちは容姿ではない、と思い知っていますよ、少なくともメアリーとは、そのような話しをしました」
「マーガレットが四の五のいうなら、送り返せばは良いだけです」
「でも二人とも感謝すると思いますよ、傷物の女を、相場どおりに支払っていただくのですからね、リッチモンド子爵もドロア侯爵も嫌は無いはず」
「そんな事より、もう我慢することは無いですね♪」
クレアさん、渾身の秋波をくれました。
「部屋に行きますか?」
「喜んで♪あそこなら、どんなに声を上げても誰にも聞こえませんしね♪」
で、ワンルームマンションで……裸になって……
「ヒロ様の大きいので♪存分にね♪」
クレアさんと……いろいろとね♪
例の温泉でも、散々に……何回クレアさん、逝かせたのでしょうね……
「ヒロさまぁぁぁ、もう許してぇぇぇ」
日暮れまで野獣になったヒロさんでしたね。
「もう、ヒロ様、激しいのですから♪私、もう狂ってしまったわ♪」
「後ろなんて初めてだったのですよ、痛かったけど、すぐに気持ち良くなって……もう、いけない『モノ』ですね♪」
とかいいながら、お口で……
この後、宮殿の部屋に戻ったのですが、クレアさん、明らかに別人になっていました。
色っぽいこと、そして、べたべたとくっついて……胸なんか押しつけてくるのです。
「メイドさんが来たらどうするのですか?」
「構いませんよ、夫婦ですもの♪私はヒロ様の物になったのです♪」
で、メイドさんではなく、第二王妃様がこられました。
クレアさんを一目見て、
「あらあら、もう『したのね』、早いわね、クレア、ヒロ殿との逢瀬は良かったの?」
なんてことを聞くのですか!
「凄かったのよ♪ヒロ様ったら、私を四つん這いにして、後ろからするのよ、幾度も逝かされて頭が真っ白になったわ♪声もかれたわ♪」
「そういえば、すこしハスキーな声になっているわね、ヒロ殿、ほどほどにしてあげてね」
「お母様、そんなことおっしゃらないで、ヒロ様がしてくれなくなるわ♪」
「あら、そうね、ごめんなさいね、クレア、可愛がってもらうのよ」
「はい、お母様♪」
ところでエッチで盛り上がっている母娘ですが、大事なことを忘れているような……
ヒロさん、やっと童貞を捨てたということです。
クレアさんが初めての女だったのですね。
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