エーリュシオンでお取りよせ？

第２部 嵐の前の平穏な日々

第二部資料 新しい登場人物紹介

■フランセット・フラン

　元帝国侯爵家の先代未亡人さん、５７歳、フラン皇帝の一族。
　愛人となりそのまま『お褥辞退』、『参与』になった。
　『若返り』を受け３７歳のベストな状態になる。
　女神奉賛協会の会長。
　『妾』さんに昇格は確定。

　夫人たちの総責任者でもある。

■アーヴェ・ヴェーナ

　ラテラノ王国ヴェーナ男爵家の三女。
　ベンヴェヌータの幼馴染でイルマタルのクラスメート。

　イルマタルによると、
　『卒業面（そつぎょうづら）』とは思えませんよ、見栄えが悪いのはセンスが悪いのと、実家の丸いものが少ないことが原因でしょう、私から見ると、ちょっとばかり可愛い部類の方。

　実家が困窮しカノーヴァ子爵の二番目の妾となることになった。
　カノーヴァ子爵家が廃絶となり、婚姻することはなかったが……
　
　理由はともあれ破談になったのです、もう縁談の話しはやってこない、ならイルマタル様にと父親がイルマタルに直訴して、愛人となった。

　イルマタル・ヴェーナ・食用油製造社の責任者に就任した。
　ターニャの例にならい、侍女頭待遇となり、住居も割り当てられる。

■カノーヴァ子爵

　ラテラノ王国貴族、成金。
　正妻も一番目の妾も最近婚姻。お金に物をいわせたと噂されている。

　魔物除けを横流ししていて財を成していた。
　イルマタルにバレ、王国に通報される。
　死罪、領地は没収、子爵家は取りつぶしとなる。

■ヴェーナ男爵

　ラテラノ王国貴族、アーヴェの父。

■ヴァンダ・コロンナ

　元カノーヴァ子爵の正妻コロンナ侯爵家の出、３２歳。
　綺麗なご婦人

■ディアマンテ・バローネ

　元カノーヴァ子爵の第一妾、商家の出、１９歳。
　綺麗なご婦人

■マテュラン・トロティエ

　トロティエ商会会頭、ルーシーのギルドの大幹部。
　スモクが憑いていた。
　大公家暗殺事件の責任をとらされ、会頭を免職、トロティエ商会も解散させられる。

■大工の親方

　ターニャの父親の友人。
　イルマタルが取り寄せたログハウス・キットを組み立てた。
　その際、全ての部材の寸法を記録し、そっくり同じ建物を作る許可をイルマタルから許される。

　『女神の家建築社』を設立し、一軒、２２０万シリン、３４０万円程度で売り出した。
　利益は約二割ほど、イルマタルに一軒につき売り上げの一割を納めることになっている。

■アンドリュー総裁

　オスクのギルド総裁。
　ありえないほどのイケメン、ミケランジェロのダビデ像が目の前にいるよう。
　ホムンクルス、古代のキメラ技術の産物。

■フサイン・バイカラ

　ガメラーヤ帝国先鋒軍の司令官

■アブー・サイード

　ガメラーヤ帝国の皇子

■ジャハーンギー帝

　ガメラーヤ帝国皇帝

■サライ・ムルク・ハーヌム

　ジャハーンギー帝の亡き弟の妻、３２歳、子供はおられなかったようです。
　すこし唇が肉厚の官能的な黒髪の美女さんですね♪

　ジャハーンギー帝の命により、イルマタルの女奴隷、妾となる。
　イルマタルのガメラーヤ帝国担当の侍女長に就任

■シャーディー・ムルク

　ジャハーンギー帝の孫娘、父はアブー・サイード。
　１６歳……
　綺麗ですね、サライ・ムルク・ハーヌムさんと、雰囲気が似ていますね、私の世界で言うところのイラン美人、目が素晴らしく印象的で、１６歳とは思えぬ巨乳……

　イルマタルの側妻となる。

■マリアム・アフシンジャム

　イルマタルの女奴隷、妾となる。
　ガメラーヤ帝国担当の侍女頭。