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第二十九章 幻の食っちゃ寝生活
今度こそ、誰もこないで!
しおりを挟むお昼から、今度こそゆっくりしましょう♪
まだ読みたい本が一杯あるのですよ!
江見水蔭さんを山ほど取り寄せたのですが、読んだのは探偵小説の部分だけです。
毎度のことですが、神様、小百合さんとの睦事に対して、ことのほかお喜びとか……
すこしだけ、取り寄せ図書に対して、『ご褒美』をくれたのですよ……
青空文庫の製本について、大きさがA5サイズに固定でしたが、B5サイズとA4サイズも選べます。
A5サイズをB5サイズとA4サイズへ拡大すると云うことです。
それぞれ122パーセントと140パーセントの拡大率ですよ。
おばあ様が、目をしょぼしょぼして本を読んでいらっしゃったので、なんとかならないかと考えていました。
とにかくですね、おばあ様のために青空文庫のテキスト製本はB5サイズとなったのですね。
これ、おばあ様が選んだのですよ……
ダブっても、お年寄り用として、取り揃えていればいいですものね♪
エッチな事をして、お見せする代償としては、少ししょぼくない?
まあ、いつもいつもご褒美なんてね……
そんなことを思っていると、さらに少し、これも本についての力がアップ♪
思ってみるものですね……特例で本については1,000円あがり3,500円にしてもらいました。
ありがとうございます♪うふ♪
さて、本ですね♪
ウェブで、探偵小説として、大庭武年さんの名がありました。
この方、最近、小説選がでています。
1930年にデビュー、1945年に応召、戦死、1940年から長編を書かれておられましたが、未完となっているようですので、『要注意本』ですね。
アマゾンなら、定価より安く手に入りますので、なんとか2,500円以下で収まります。
3,500円になったから良いのですけどね♪
ロバート・E・ハワードのコナンシリーズなんて、いいですよね……早川のものが全巻揃って売っていましたので取り寄せ、8冊で8,000円♪
全て『要注意本』ですね。
でも、キングカルシリーズは手に入りませんね……国書刊行会が『影の王国』を出していましたが、なんとしてもありません……非常に残念です。
ただね、お母様たちの読書傾向を見ていると、どうも神様が『公開 可』とされたもので、しかも『日本で出版』したものを好まれるようです。
どうも、大正までの出版物が読みよいようです……
なので、集中的に国立国会図書館デジタルライブラリーで該当の物を漁ることにしました。
やはり図書館設立となると、受ける本が必要ですものね♪
メイドさんたちなんて、植松美佐男さんの少女小説、馬鹿受けしていましたから……
せっせと受ける本を取り寄せるとしましょうか?
小杉天外さんなんて、どうかしらね、『魔風恋風』は有名ですからね。
手に入る物を全て取り寄せてみましたが、多作な作家さんですね……
私的にはハッピーエンドに終わるB級小説がいいのですが……どうもこのあたりの小説はそうではない……
そうなると、やはりね、『ハーレクイン』さんが良いかも♪でも、甘ったるいのも好きではないし……
だから『小公女』や『キャラコさん』が好きなのよね♪
うーん、やはりおばあ様ではありませんが、『勇ましい』のが好きなのですよ!
押川春浪さんの、残りも取り寄せておきましょう♪そうしましょう♪
『魔風恋風』を読みながら、文句を言っている雪乃さん、でもお腹が減ったようで、お昼にしました。
「面倒よね、そうだ、この間取り寄せた『にゅうめん』の会社、フリーズドライで有名ですよね♪たしか丼が有りましたね♪試食代わりに食べようかしら♪」
「あれ、カレーもあるの?うーん、食べて見たいけど……あまり食べると太るし……」
ということで『麻婆なす丼』、これ、ご飯1.5杯ということです。
そのうえに『たっぷりにゅうめん 蟹のかきたまスープ』……スタイルを気にしている?とは云えないようです。
「ご飯……レトルトは面倒ですし、電気ケトルで済ませたいし……アルファ米にしましょう♪」
とことん、部屋から出たくないようです。
「一応、電気ポットは置いてありますからね、ぐーたら食っちゃ寝生活の為に、丼も某社の日本製の紙の丼を用意してあるというのですから♪」
某米菓子会社の関連会社、●西食品さんのアルファ米を取り寄せています、公式のネットショップで、取りあえず『白飯』を取り寄せ、お湯を入れてます。
紙の丼にご飯を盛り、お茶碗に軽く2杯分ですから、すこし多いかも知れませんが、構わず『麻婆なす丼』をかけています。
「ご飯に15分は面倒よね……でも、美味しいわ♪」
雪乃さん、いわゆる引きこもり生活をエンジョイしているようです。
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