11 / 149
第三章 やんごとなき方々
コーヒー&フォンダン・オ・ショコラ
しおりを挟む「そうだ!雪乃さん、お茶にしましょう、美味しいお菓子があるわよ♪」
「雪乃さん、好きな物をいえばいいのよ」
皇后様がお茶を誘ってくださりました。
「……フォンダン・オ・ショコラ……なんてあれば……」
「フォンダン・オ・ショコラ?」
「あの……この際ですから、私が出しましょうか、いままで隠していたので好きなお菓子が食べられなかったので……」
「宮廷のパティシエのお作りになる物より、美味しく無いかも知れませんが……」
突然、皇太后様が笑い出しました。
「雪乃さん、好きな物を出してね、皇后も私も、喜んで頂くわ♪」
皇后様が、
「雪乃さんがいうフォンダン・オ・ショコラに合う飲み物って何かしら?」
「珈琲かと……つまらない物ですが、それもお出ししようかと……」
某珈琲チェーンの返却不要の『コーヒー●ラベラー』なる物を取り寄せです。
ドリップコーヒー約12杯分で、段ボールに収まっています。
一時間ほどは温度は下がらないと、ウェブにありました。
ホットの場合、ペーパーカップ、ポーションミルク、シュガー、マドラー、紙ナプキンがついており、段ボールについている蛇口をひねると出てきます。
税抜き2,700円ですが一杯あたり225円、1ヶあたり単価1,500円の制限内のようですね。
かなり美味しいはずです!
「どうぞ♪、ミルクと砂糖もあります♪」
「あら、美味しいわね♪」
お二人、少々驚かれたようですが、肝が据わっておられるようで、平然と口に運ばれておられます。
さて、フォンダン・オ・ショコラ♪です、私は出しましたね♪
制限が1,500円ですが、一応冷蔵便のもので、1,200円 (税抜き)の物がありました。
13センチのホールですからね、三人ならもう一ついりますね♪
同じメーカーのものに、チーズケーキがありました。
こちらも同じ金額ですからね♪
皇后様が器用に6等分に切り分けてくださりました。
やはり女性はお菓子が大好き♪
なにか、やんごとなき貴婦人の方々と楽しくお菓子を食べました。
妙に可愛がられたような気がします。
2
お気に入りに追加
10
あなたにおすすめの小説
クラスメイトの美少女と無人島に流された件
桜井正宗
青春
修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。
高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。
どうやら、漂流して流されていたようだった。
帰ろうにも島は『無人島』。
しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。
男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!

スライム10,000体討伐から始まるハーレム生活
昼寝部
ファンタジー
この世界は12歳になったら神からスキルを授かることができ、俺も12歳になった時にスキルを授かった。
しかし、俺のスキルは【@&¥#%】と正しく表記されず、役に立たないスキルということが判明した。
そんな中、両親を亡くした俺は妹に不自由のない生活を送ってもらうため、冒険者として活動を始める。
しかし、【@&¥#%】というスキルでは強いモンスターを討伐することができず、3年間冒険者をしてもスライムしか倒せなかった。
そんなある日、俺がスライムを10,000体討伐した瞬間、スキル【@&¥#%】がチートスキルへと変化して……。
これは、ある日突然、最強の冒険者となった主人公が、今まで『スライムしか倒せないゴミ』とバカにしてきた奴らに“ざまぁ”し、美少女たちと幸せな日々を過ごす物語。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。

体育座りでスカートを汚してしまったあの日々
yoshieeesan
現代文学
学生時代にやたらとさせられた体育座りですが、女性からすると服が汚れた嫌な思い出が多いです。そういった短編小説を書いていきます。

Hしてレベルアップ ~可愛い女の子とHして強くなれるなんて、この世は最高じゃないか~
トモ治太郎
ファンタジー
孤児院で育った少年ユキャール、この孤児院では15歳になると1人立ちしなければいけない。
旅立ちの朝に初めて夢精したユキャール。それが原因なのか『異性性交』と言うスキルを得る。『相手に精子を与えることでより多くの経験値を得る。』女性経験のないユキャールはまだこのスキルのすごさを知らなかった。
この日の為に準備してきたユキャール。しかし旅立つ直前、一緒に育った少女スピカが一緒にいくと言い出す。本来ならおいしい場面だが、スピカは何も準備していないので俺の負担は最初から2倍増だ。
こんな感じで2人で旅立ち、共に戦い、時にはHして強くなっていくお話しです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる