女神

ルべ・ドッキーオ

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回想

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『瑞月さん、こんにちは。以前お世話になった下着好きのヤマモトです。今度の土曜日はご都合いかがでしょうか』

『ヤマモトさん、こんにちは。お久しぶりです(^^♪今度の土曜ですか。15時からでしたら空いてます』

『ありがとうございます。それでは15時でお願いします。場所は以前と同じ横浜で』

『わかりました。ホテルのお部屋に入ったらLINEして下さい』

『了解いたしました。それと…以前お話ししましたけど、下着がほしいです』

『あ、下着ですね。分かりました。どんなのが好みですか?色とか』

『あまり派手すぎないような、淡い色が好みですけど、それほどこだわりはないです。売って頂けるだけでありがたいので』

『そうですか。もしかしたらヤマモトさんの好みではないかもしれませんけど、適当に見繕っていきますね』

『ありがとうございます!あの…もう一つお願いしてもよろしいですか?』

『はい、いいですよ』

『頂ける下着、できれば前日から履いていてほしいんですけど…』

『あ、汚れた下着の方がいいんでしたっけ(笑)分かりました。前日の夜から履いておきます』

『え、いいんですか?ありがとうございます!』

『いえいえ(笑)では土曜日よろしくお願いします』

『こちらこそ、よろしくお願いします!』

興奮しながらLINEを終えた。LINE中から俺のおちんちんはすでに勃起していた。瑞月さんが前日から履いていたパンティを売ってもらえる。脱ぎたての、瑞月さんの温もりが残る温かいパンティに顔を埋めて匂いを嗅ぐ。瑞月さんのオマンコを覆って汗やオシッコが染みこんだクロッチ部分の匂いを嗅ぎ、そのシミに舌を這わせる…考えただけでおちんちんが痛いほど勃起してきた。興奮が治まらない。俺はトイレに行くと、ズボンを下ろした。ぶるんという勢いで勃起したおちんちんがそそり立つ。便座に座って便器内にペーパーを敷くと、右手でおちんちんを握って上下にゆっくりと扱き始める。

『瑞月さんはミニスカートに両手を入れて、ゆっくりとパンティを脱ぐと、その脱ぎたての温かいパンティを笑顔で俺に差し出す。俺は受け取ったパンティを鼻に押し当て、思いっきり深呼吸して匂いを嗅ぐ。パンティを裏返してオマンコが当たっていた部分の匂いを嗅ぎ、舌を這わせる。』

という妄想をしながら右手の動きを速めていく。実際にパンティを嗅いだことも舐めたこともないが、興奮のため、すぐに射精感が脊髄を昇ってくる。

「瑞月さんのパンティ、瑞月さんのオシッコ、瑞月さんのオマンコ」

小さく呟くとさらに興奮が高まり、俺はあっという間にイってしまう。腰を引きおちんちんの先をペーパーに向けると、びゅっという勢いで思いっきり射精した。3度4度とおちんちんが脈打ち、精液を出し尽くして、ふぅ、と一息つく。気持ちよかった…前回以来、瑞月さんの妄想で週に5日くらいオナニーしていた。脱ぎたてのパンティが手に入ると考えるだけですぐにおちんちんが勃起してしまい、オナニーが止まらない。我ながら、俺ってホントにパンティが好きだよな、と呆れてしまうと同時に自己嫌悪に陥る。

女性の汚れたパンティが好きで、オマンコやオシッコのシミの匂いを嗅ぎたい、舐めたいというのは十分変態だと自覚している。そしてこんな趣味は彼女には絶対に話せない。もちろん普通のセックスも好きだし彼女のことも大好きだが、それとこれとはまた別の話で、パンティへの執着や欲求、欲望は自分ではどうしようもない。いつからこんなにパンティが好きになったんだろう…

小学生くらいの頃から女性の下着に興味があり、母親の下着を物色したこともあった。また家にあった人形のスカートを捲りながら妄想に耽ることもしばしばで、そのうち近所の干してある下着に目が行くようになっていた。当然、何度も下着を盗もうとしたことはあるが、なかなかそのタイミングもなくましてそんな勇気もなく、ひたすら妄想するばかりだった。

ある程度大人になって、合法的に下着を手に入れようとデパートの下着売り場で下着を購入したこともある。大人の物はさすがに恥ずかしかったので、父親が娘のために買いに来た体で、女児の下着を購入してみた。平静を装ってはいたが心臓はばくばくで、額や脇から汗が噴き出し、声も手も震えていたと思う。勃起した股間に苦労しながら急いで帰宅し、震える手で紙袋から下着を取り出ししばし眺める。木綿の白いパンツで正面にフリルとピンク色の小さなリボンがついており、お尻にはキティちゃんがプリントしてある。俺はゆっくりと下着に顔を埋め、深呼吸して匂いを嗅いだ…その瞬間に一気に興奮が冷め、正気に戻った。

そこには何の匂いも温もりもない。何度も履かれてくったりとした手触り、肌触りもない。俺の求めるもの、興奮する要素は何一つない、それはただの布だった。実際の使用済み下着の匂いも温もりも知らないにも関わらず、匂いやシミ、味がないと全く興奮できない自分の性癖を知った瞬間だった。

その後、怪しいサイトや路地裏のアダルトグッズのお店で売った女性の写真が付いた『シミ付使用済み下着』と称するものを購入してみたが、そもそも本当に使用済みなのか、本当に写真の女性が履いていたものなのかわからない。変なおっさんが履いてそのおっさんのオシッコのシミだったらどうしよう、などと考えると、とても使う気になれない。たまに風俗店を利用した際、オプションで下着持ち帰りOKのところもあったのでそれを利用することもあったが、前日から履いていてほしいとか、オシッコのシミを付けてほしいとか、汗やオシッコ、オマンコでできるだけ汚してほしいとか、その場で脱ぎたてをもらうなどのお願いがなかなかできず、そんなこんなで下着に対する執着は増すばかりだが妄想に留め、ひたすらオナニーで発散する日々だった。

そんな中、たまたま見つけたお店で瑞月さんに出会うことができた。しかも妄想を全て叶えてくれそうなひと。俺にとってはまさに女神と呼ぶに相応しいひとだった。パンティ以外にも妄想はまだまだたくさんある。瑞月さんはいくつ叶えてくれるだろう…そう考えるとまたおちんちんが勃起してきたので、俺はまたトイレに向かった。
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