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リナ、再会
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(あれ……!)
山道を軽々とのぼってくる、マントをなびかせた人影。
フードのひさしの向こうに見えたのは、この国の王子に違いなかった。 この急峻な山道は、馬で登るには骨が折れる。確か、虜囚となって王宮と連れて行かれる時は、人が担ぐ輿に乗せられた籠に(今思えば完全に檻だ)入れられたのだ。
「……やあ、リナかい?」
竜騎士オーランド王子はそうやって問いかけながら、フードを目深に被ったリナを、彼女だと確信しているのだった。
しばらく合わないうちに、オーランド王子は王族としての貫禄と、成熟した雄としての魅力をいや増しにしたらしい。
マントを肩から払って、リナの前に跪く。
「救国の乙女よ、竜騎士オーランド王子が馳せ参じた」
長々と続きそうになった口上を、リナは慌てて遮った。
「わっ、あの、待って下さい! オーリさま!」
オーランド王子は青い瞳を細めた。いたずらが成功した、というような茶目っ気のある微笑みを見て、リナはつくっと口を尖らせた。
それから、ほっと肩の力を抜いた。
オーランド王子は立ち上がると、すっと手を伸ばして、リナのフードを下ろした。その指が、リナの頬に触れるか触れないか。
伝わってきた熱に、リナは目を細める。唇を尖らせて、目を細めた表情の無防備さには気づかないまま。
「お久しぶ……り……」
リナがこの凜々しい若者に精一杯行儀良く挨拶しようとした時に、彼の顔がリナに覆い被さってくる。
唇が触れあう寸前で、リナは自分の唇と、オーランド王子の唇の間に手を差し入れた。
オーランド王子の唇は、リナの手の甲に触れる。
身体を起こしたオーランド王子は、顔を真っ赤にしたリナに、くしゃりと笑って、「残念」と言った。
リナにとってはサクヤを失った旅だった。
けれど、リナ以外の多くの仲間にとっては、最初からサクヤは存在しない旅だった。
オーランド王子を初めとした仲間にとっては、最初から聖女はフロリナであった。
フロリナの手から飛んだ宝玉によって導かれた四人の勇者と、竜騎士、神官。
リナが自分の血を暮れの川に捧げた時に、最も強くリナを止めようとしたのはオーランド王子だった。
そして旅の終わり。
「俺は、君がいい返事をくれるって、まだ思っているよ」
リナはオーランド王子の手を避けきれなかった。リナの熱くなった両頬をオーランド王子の手が包みこむ。
リナは旅の終わりに、オーランド王子に求婚されたのだ。
「お、お断り……しました」
リナはどぎまぎと視線を逸らす。
「……俺はあまり女性にしつこい方では無いんだけれど、なぜだろうか。リナに関しては、諦めるつもりはないよ」
オーランド王子の青い瞳にあるのは、不遜というよりも、むしろ一途な真摯さだ。
彼の立場であれば、無理矢理リナを妻にすることも可能だというのに、彼はリナの返事を保留させることで、リナの対面を保った。
時間をおいても、オーランド王子はリナを情熱的にかき口説く。
「あの……。あ、あたしの、どこがいいんですか? そ、そりゃ、エルフかもしれないけど、いろいろ、特殊? なところはあると思うけど、でも、全然」
「はっ、ははっ」
しどろもどろに言い始めたリナに、オーランド王子は快活な笑い声を上げた。
金銀斑の光り輝く髪に、朝露を乗せた若葉の瞳、顔立ちは愛らしく花の形ひとつ、眉の形ひとつさえ、世界樹の申し子たるエルフとは美妙なのである。
外見には似つかわしくないリナの殊勝な様子が、しかしオーランド王子には好ましい。リナはオーランド王子に対して純粋な賛美や尊敬を向け、そこには寸毫の打算もないのである。
「サクヤ……か」
オーランド王子からその名を聞いて、リナはどきりと肩を揺らした。
「俺はまだ、『サクヤ』の存在を信じられない。それが救国の勇者達の立役者たる人物だったとね」
「でも! サクヤは確かにいたんです!」
「ああ、だから、こうやって時間をかけたんだろう。リーナスもパーシモンもよくやってくれた。他のみんなも王宮にすでに集まっている。
後はリナだけだ」
「……はい!」
リナの心は昂揚し、瞳はきらきらと輝く。
オーランド王子にとっては、『サクヤ』はリナの妄想に近い。しかし、パーシモンもルドルフも、リナに言わされているようなところも感じたが、『サクヤ』の存在を認めている。
旅の間、オーランド王子はリナのひととなりを側にして、徐々に彼女に心引かれていった。
しかし、決定打と言えば、リナが『サクヤ』についてオーランド王子に問いただしてきたあの時。
涙を溢れさせながら、オーランド王子の胸を叩いたリナ。あの小さな拳の一打一打が、オーランド王子の心を動かしたのだと、オーランド王子には思えてならなかった。
「……俺は『サクヤ』のために泣いている君に、心を奪われたのかもな……」
リナはオーランド王子の呟きを聴いていなかった。長い耳をそよがせながら顔を上げる。頬の赤みは幾分収まっている。
「王宮へは? 歩いて行くんですか?」
「いや」
オーランド自身は魔法転移を使ったという。しかしここからは術者がいないため、転移は使えない。
「折角だから、リナに懐かしい友達に会わせてやりたい」
オーランド王子は森の木こり小屋がある方へリナを押しやって、腕二つ分ほどの距離を開けた。
オーランド王子が瞼を閉じる。その瞼を、青白い光が透かすようにして、オーランド王子の足下が発光した。
昼の太陽の下、オーランド王子のまわりだけが時空が歪む。夜に似た暗さがあたりに満ち、反対に王子を包む青白い光が燃え上がる。
「来よ。――世界樹の幹より生まれいでし者ども」
以前見たのと似た光景だった。しかし、その時よりも詠唱は短く鋭い。
足下に浮かび上がった魔方陣は、彼の足下で光の玉に圧縮し、そのまま天に駆け上った。
――キューァァア……――
遠くからオーランド王子の求めに応じる声がする。
彼らは竜の山脈に住む者たち。世界樹の幹より出でて、枝となるエルフと対になって、世界樹の世界を守護する強大な力を持った翼ある者。
木こり小屋を覆う影ができる。リナははっと頭上を見上げた。
そこには、空一面に美しい鱗が宝石の河原のように広がっていた。
「……ハノン! きゅーちゃん!」
竜騎士の竜ハノンの尻尾に連なって、小さな竜がぶら下がっている。
竜の幼生は小さな翼をぱたぱたと動かして、ぷつりと尾の連なりから千切れると、覚束ないながら立派に飛んで、リナの両腕の中に落ちてきた。
「きゅーっ! きゅー!!」
「きゅーちゃん! 久しぶり! 元気!?」
リナと竜の幼生が飛び上がって邂逅を喜んでいるのを見て、オーランド王子は微笑む。
それから、ホバリングする長大な影に向かって呼びかけた。
「ハノン、おいで」
竜はまた一声鳴いて、身体を優美にくねらせながら、彼らの元に降り立った。
宙を滑り降りながら、ハノンは身体を縮めていた。
「わあ、ハノン! 会いたかったよ!」
リナは馬ほどの背丈になったハノンに抱きつく。
ハノンもつやつやした鼻をリナの頬に押しつけた。
「ハノンもリナのことをずっと心配していたんだ」
誰もがリナのことを心配していた。旅の仲間にとっては、リナに大きな犠牲を強いた旅だった。
思い出すと、オーランド王子は忸怩たる思いに襲われる。彼が守るべき乙女は、自らを傷つけてその血を捧げたのだ。
彼女を傷つけることは、敵も味方もできなかった。魔法も、刃も、彼女に向けると跳ね返った。
だから、リナは自分の手で、自分を切り裂かねばならなかった。痛みを和らげる魔法も効かず、リナは裂いた布きれを丸めた口枷を噛んだ。
あの時の、静かな悲鳴。それと、『サクヤ』という名前。
あれ程の血を流しても生きていることは、彼女が先祖返りのエルフというだけでなく、世界樹の愛し子だったからに他ならない。
「ハノンに乗っていけば王宮まではすぐだ。――行こう、皆がリナを待っている」
リナはオーランド王子に笑い返した。
リナは隠遁の日々を願った。オーランド王子はそれを尊重した。
(けれど、彼女は、こんなところにひとりでいるべきではない)
森の木こり小屋でひとり暮らすのではなく、叶うなら王宮でオーランド王子の隣に。
オーランド王子はリナの手を取った。彼女を竜に乗せ、ふさわしい場所へと誘う為に。
山道を軽々とのぼってくる、マントをなびかせた人影。
フードのひさしの向こうに見えたのは、この国の王子に違いなかった。 この急峻な山道は、馬で登るには骨が折れる。確か、虜囚となって王宮と連れて行かれる時は、人が担ぐ輿に乗せられた籠に(今思えば完全に檻だ)入れられたのだ。
「……やあ、リナかい?」
竜騎士オーランド王子はそうやって問いかけながら、フードを目深に被ったリナを、彼女だと確信しているのだった。
しばらく合わないうちに、オーランド王子は王族としての貫禄と、成熟した雄としての魅力をいや増しにしたらしい。
マントを肩から払って、リナの前に跪く。
「救国の乙女よ、竜騎士オーランド王子が馳せ参じた」
長々と続きそうになった口上を、リナは慌てて遮った。
「わっ、あの、待って下さい! オーリさま!」
オーランド王子は青い瞳を細めた。いたずらが成功した、というような茶目っ気のある微笑みを見て、リナはつくっと口を尖らせた。
それから、ほっと肩の力を抜いた。
オーランド王子は立ち上がると、すっと手を伸ばして、リナのフードを下ろした。その指が、リナの頬に触れるか触れないか。
伝わってきた熱に、リナは目を細める。唇を尖らせて、目を細めた表情の無防備さには気づかないまま。
「お久しぶ……り……」
リナがこの凜々しい若者に精一杯行儀良く挨拶しようとした時に、彼の顔がリナに覆い被さってくる。
唇が触れあう寸前で、リナは自分の唇と、オーランド王子の唇の間に手を差し入れた。
オーランド王子の唇は、リナの手の甲に触れる。
身体を起こしたオーランド王子は、顔を真っ赤にしたリナに、くしゃりと笑って、「残念」と言った。
リナにとってはサクヤを失った旅だった。
けれど、リナ以外の多くの仲間にとっては、最初からサクヤは存在しない旅だった。
オーランド王子を初めとした仲間にとっては、最初から聖女はフロリナであった。
フロリナの手から飛んだ宝玉によって導かれた四人の勇者と、竜騎士、神官。
リナが自分の血を暮れの川に捧げた時に、最も強くリナを止めようとしたのはオーランド王子だった。
そして旅の終わり。
「俺は、君がいい返事をくれるって、まだ思っているよ」
リナはオーランド王子の手を避けきれなかった。リナの熱くなった両頬をオーランド王子の手が包みこむ。
リナは旅の終わりに、オーランド王子に求婚されたのだ。
「お、お断り……しました」
リナはどぎまぎと視線を逸らす。
「……俺はあまり女性にしつこい方では無いんだけれど、なぜだろうか。リナに関しては、諦めるつもりはないよ」
オーランド王子の青い瞳にあるのは、不遜というよりも、むしろ一途な真摯さだ。
彼の立場であれば、無理矢理リナを妻にすることも可能だというのに、彼はリナの返事を保留させることで、リナの対面を保った。
時間をおいても、オーランド王子はリナを情熱的にかき口説く。
「あの……。あ、あたしの、どこがいいんですか? そ、そりゃ、エルフかもしれないけど、いろいろ、特殊? なところはあると思うけど、でも、全然」
「はっ、ははっ」
しどろもどろに言い始めたリナに、オーランド王子は快活な笑い声を上げた。
金銀斑の光り輝く髪に、朝露を乗せた若葉の瞳、顔立ちは愛らしく花の形ひとつ、眉の形ひとつさえ、世界樹の申し子たるエルフとは美妙なのである。
外見には似つかわしくないリナの殊勝な様子が、しかしオーランド王子には好ましい。リナはオーランド王子に対して純粋な賛美や尊敬を向け、そこには寸毫の打算もないのである。
「サクヤ……か」
オーランド王子からその名を聞いて、リナはどきりと肩を揺らした。
「俺はまだ、『サクヤ』の存在を信じられない。それが救国の勇者達の立役者たる人物だったとね」
「でも! サクヤは確かにいたんです!」
「ああ、だから、こうやって時間をかけたんだろう。リーナスもパーシモンもよくやってくれた。他のみんなも王宮にすでに集まっている。
後はリナだけだ」
「……はい!」
リナの心は昂揚し、瞳はきらきらと輝く。
オーランド王子にとっては、『サクヤ』はリナの妄想に近い。しかし、パーシモンもルドルフも、リナに言わされているようなところも感じたが、『サクヤ』の存在を認めている。
旅の間、オーランド王子はリナのひととなりを側にして、徐々に彼女に心引かれていった。
しかし、決定打と言えば、リナが『サクヤ』についてオーランド王子に問いただしてきたあの時。
涙を溢れさせながら、オーランド王子の胸を叩いたリナ。あの小さな拳の一打一打が、オーランド王子の心を動かしたのだと、オーランド王子には思えてならなかった。
「……俺は『サクヤ』のために泣いている君に、心を奪われたのかもな……」
リナはオーランド王子の呟きを聴いていなかった。長い耳をそよがせながら顔を上げる。頬の赤みは幾分収まっている。
「王宮へは? 歩いて行くんですか?」
「いや」
オーランド自身は魔法転移を使ったという。しかしここからは術者がいないため、転移は使えない。
「折角だから、リナに懐かしい友達に会わせてやりたい」
オーランド王子は森の木こり小屋がある方へリナを押しやって、腕二つ分ほどの距離を開けた。
オーランド王子が瞼を閉じる。その瞼を、青白い光が透かすようにして、オーランド王子の足下が発光した。
昼の太陽の下、オーランド王子のまわりだけが時空が歪む。夜に似た暗さがあたりに満ち、反対に王子を包む青白い光が燃え上がる。
「来よ。――世界樹の幹より生まれいでし者ども」
以前見たのと似た光景だった。しかし、その時よりも詠唱は短く鋭い。
足下に浮かび上がった魔方陣は、彼の足下で光の玉に圧縮し、そのまま天に駆け上った。
――キューァァア……――
遠くからオーランド王子の求めに応じる声がする。
彼らは竜の山脈に住む者たち。世界樹の幹より出でて、枝となるエルフと対になって、世界樹の世界を守護する強大な力を持った翼ある者。
木こり小屋を覆う影ができる。リナははっと頭上を見上げた。
そこには、空一面に美しい鱗が宝石の河原のように広がっていた。
「……ハノン! きゅーちゃん!」
竜騎士の竜ハノンの尻尾に連なって、小さな竜がぶら下がっている。
竜の幼生は小さな翼をぱたぱたと動かして、ぷつりと尾の連なりから千切れると、覚束ないながら立派に飛んで、リナの両腕の中に落ちてきた。
「きゅーっ! きゅー!!」
「きゅーちゃん! 久しぶり! 元気!?」
リナと竜の幼生が飛び上がって邂逅を喜んでいるのを見て、オーランド王子は微笑む。
それから、ホバリングする長大な影に向かって呼びかけた。
「ハノン、おいで」
竜はまた一声鳴いて、身体を優美にくねらせながら、彼らの元に降り立った。
宙を滑り降りながら、ハノンは身体を縮めていた。
「わあ、ハノン! 会いたかったよ!」
リナは馬ほどの背丈になったハノンに抱きつく。
ハノンもつやつやした鼻をリナの頬に押しつけた。
「ハノンもリナのことをずっと心配していたんだ」
誰もがリナのことを心配していた。旅の仲間にとっては、リナに大きな犠牲を強いた旅だった。
思い出すと、オーランド王子は忸怩たる思いに襲われる。彼が守るべき乙女は、自らを傷つけてその血を捧げたのだ。
彼女を傷つけることは、敵も味方もできなかった。魔法も、刃も、彼女に向けると跳ね返った。
だから、リナは自分の手で、自分を切り裂かねばならなかった。痛みを和らげる魔法も効かず、リナは裂いた布きれを丸めた口枷を噛んだ。
あの時の、静かな悲鳴。それと、『サクヤ』という名前。
あれ程の血を流しても生きていることは、彼女が先祖返りのエルフというだけでなく、世界樹の愛し子だったからに他ならない。
「ハノンに乗っていけば王宮まではすぐだ。――行こう、皆がリナを待っている」
リナはオーランド王子に笑い返した。
リナは隠遁の日々を願った。オーランド王子はそれを尊重した。
(けれど、彼女は、こんなところにひとりでいるべきではない)
森の木こり小屋でひとり暮らすのではなく、叶うなら王宮でオーランド王子の隣に。
オーランド王子はリナの手を取った。彼女を竜に乗せ、ふさわしい場所へと誘う為に。
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