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リナ、仕切る
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前へ前へと進むことばかり考えさせられて、レールを外れたら、まるで人生の落伍者扱い。
そういう思春期を乗り越えて、古居 莉那は大人になった。
一度、大人になったリナだからかもしれない。
ここから先はリナが全て決めるのだ。
そう悟った時に、リナはまず、仲間達に旅の終わりを告げた。
朝の国の、森の奥、木こり小屋でリナは目覚めた。
いつものように外を表の井戸で洗って、朝の身繕いを済ませると、リナは森に散歩に出る。
「おはよ、きゅーちゃん」
木こり小屋がある森の向こうには、竜達が故郷とする山脈が連なっている。峰は青く、雪を冠にする、その峻厳さは人を寄せ付けない。
リナは遠く離れた竜の友人に挨拶をすると、ひとり木こり小屋に戻った。
この小屋には、リナしか住んでいない。リナが中の国の旅から戻ってきてなお、リナの両親は神殿から帰ってこなかった。
リナも王宮に住まうようにオーランド王子から求められたが、リナは誘いを断った。
小屋に戻ると、朝食である。リナは食事を欠かさない。それは、リナの母だけでなく、古居 莉那の母がリナに与えた習慣でもある。
ひとりで過ごす間、リナは存分に思索に耽った。
食事をすること、服に袖を通すこと、その全てが思索の対象になった。
そして、改めて、リナは自分が「一度死んだ」ということを認識した。
一度死んだら、その命は終わる。命を持った意識も消える。消えるからこそ、本来なら知らなくても済んだことを、リナは、決して高性能では無いCPUを詰んだ頭にデータとして持っている。
メモリーだって、512MBがいいところ。だから、考えを纏めるには、時間が必要だ。
それでも処理落ちしてしまうくらい。
死は残酷に、ひとを奪っていく。残された人の思いを置き去りにして、そこに確かにあったはずの思いでも曖昧にする。
世界樹が記憶しているのは、事実のデータではない。幾つもの生命が、経験したこと、思い出、感情。そういう、その魂のフィルターによって、様々な色の上塗りされた、言うならば歪んだ事実である、魂の記憶を蓄積しているのだ。
現実と対比すれば、確かに夢。夢と言うには、願いが詰まりすぎている。
考える。
例えば、ヒロイックファンタジーにありがちな、壮大な闇との戦い。
――やりたくない。
戦争をしたい人間なんていない。想像の中なら――遠い国の他人事なら、面白がっていられるかも知れない。
でも、身近な誰かが武器を持って戦ったり、戦いのうちに傷ついたりしたら、たまったものではない。
だから、戦いはしたくない。
じゃあ、諦める? 大切な誰かのことを。
――諦めたくない。
現実なら、避けられない喪失がある。古居 莉那が生きていた間、ニュースは悲劇に満ちあふれていた。あそこの交差点で死んだ女の子、いつまでも電信柱の根元に置かれていた花束。飛行機は落ち、船は沈み、電車は線路を外れる。地震、雷、火事、津波。
現実なら、受け入れられなくても、突きつけられた死を道連れにして、生き続けるしかない。もしくは、絶望して、死に神の鎌にうなじを差し出すしか。
でも、この世界は、誰かの夢。
リナのチートは夢の具現だ。
その夢は誰かの現実に繋がっている。誰かが諦めた命を、失った幸せを、もう一度掴む機会をリナが与えられたのだ。
だから、捕まえるしかない。
チャンスの神様は前髪しかないらしいけど、掴むところは前髪以外にもたくさんあるはずだ。前髪だけのアデランス的な存在だったらしょうが無いけれど。
いや、それだったとしても、絶対に捕まえてみせる。
だって、それが――が、リナの愛する人が願うことなのだから。
リナは朝食をしっかり食べて、支度を始める。それ程の荷物は必要ない。
今度の迎えは、穏便に来るはずだ。
電気のない、世界樹の世界には、三つの国がある。
朝の国、中の国、夕べの国。
中の国には小さな国が幾つもあって、時に覇権を争う大きな戦が起こる。
けれども、中の国は、世界樹の加護が篤く、実り豊かな大地と、温暖な気候が人々の暮らしを支えている。
朝の国は、本来は極寒の地であり、大地も貧しい。しかし、竜の住む山脈からはふんだんに温泉が流れ込み、鉱物資源も豊富だ。世界樹の神殿と、竜騎士を頂く王家には不思議の力が授けらた神秘の国。
そして、夕べの国は、魔物や、それに殉じる異形達の国である。闇の力が支配するその国は、生きとし生けるものを拒み、隙あらば蝕もうとしている。
これらの国を隔てるのは、二つの大河である。明けの川と、暮れの川。
ともに、向こう岸が見えないほどの川幅の大きな川である。
明けの川は、上層は穏やかながらも、底に行くにつれ、流れは急になり、渦を巻く。魚たちはよほど川岸に近い、葦の茂みのあたりにしか、住まうことが許されない。
暮れの川は、ある日その流れ逆巻き、水が全て油になったかのように、燃えさかる劫火の川となった。
川は一転、焔の壁となって、夕べの国と中の国の地を分断した。
焔が尽き、黒い煙が雲となるはずの天からは、極光の帳が落ち、そよ風の一吹き、虫一匹たりとて、国を行き来することまかり通らぬ。
川の水は一滴残らず、魔族や、闇の力――魔王となったエルフの妄執を、焼き尽くす焔となった。
リナは木こり小屋の戸口の前に詰んだ、薪の上に腰掛けて、足をぶらぶらさせた。
彼女が来ているのは、ひらひらした貫頭衣的なエルフ服でなく、至極実用的ななりである。
朝の国は、決して温かい国では無いから、オーバースカートの下にはズボンをはき、その下はブーツ。両手が出るフードの着いたポンチョを被って、長い髪の毛はフードの下で馬の尻尾みたいに結んでみた。
生え際が引っ張られて痛い。ポニーテールは、目元をきりきりつり上げて、ともすればすぐに涙にふやけそうなリナの顔を、きりりとさせてくれた。
夕べの川を燃やすのはなかなか骨が折れた。
リナは、パーシモンを締め上げて、彼の大魔道士たる力を遺憾なく発揮させた。
リナはポンチョの下から左腕を出して、袖をちょっぴり捲った。
手首から肘に向かって、斜めに大きな傷が残っている。
リナは戦いたくもないし、諦めたくも無かった。
その為なら、多少の痛みは甘んじて受けよう。
リナの血を受けて、暮れの川は燃え上がった。世界樹に記憶されているのは、設定された人間、設定された大地、川。
もうすぐ王宮から迎えが来る。誰が来るかはわからないけど、きっと旅の仲間の一人。
みんな、リナが自らを傷つけることを止めようとした。
彼らはどうしているだろう。別れてから、そんなに時が経ったわけではないのに懐かしい。
中の国は魔王の脅威が去って、またぞろ戦の虫を騒がせる王侯貴族などもいるらしい。ゾーイはすっかり中の国に情報網を持つようになっていて、「これからは商人の時代っすから」と新たなビジネスによる革命を狙っている。
彼を中の国との橋にして、城に戻ったオーランド王子やドラコスも、竜騎士団の旗を掲げて平和維持活動を行っている。何しろ、魔王を退けたのは朝の国の竜騎士団を中心とした聖女の一行ということになっているから、効果は抜群だ。
ルドルフは世界樹の森で「修行」しているらしい。たまにふらっと彼らに合流する。
リーナスとパーシモンは神殿に籠もって、ある研究をしている。
その研究の成果を、リナは待ち続けていた。
(泣いたりしないよ)
リナは尖った耳をそよがせた。
もうすぐ迎えの馬がやってくる。
(幸せになるんだから)
リナは傷をなぞった。痛かった。リーナスの治癒の魔法でも、なかなか傷は塞がらず、リナは三日三晩高熱を出した。
大量の失血はリナから著しく体力を奪った。朝の国に戻る旅程も、リナは一息にハノンに乗って帰らねばならなかった。
みるみるうちに暮れの川が小さくなり、その向こうの夕べの国が、遠くなる。
傷の痛みよりも、よほど別れの痛みの方が大きかった。
(だから、泣いたりしない)
リナも――リナが大切な誰かさんも幸せになる、そのためなら、リナだって、成し遂げてみせる。
そういう思春期を乗り越えて、古居 莉那は大人になった。
一度、大人になったリナだからかもしれない。
ここから先はリナが全て決めるのだ。
そう悟った時に、リナはまず、仲間達に旅の終わりを告げた。
朝の国の、森の奥、木こり小屋でリナは目覚めた。
いつものように外を表の井戸で洗って、朝の身繕いを済ませると、リナは森に散歩に出る。
「おはよ、きゅーちゃん」
木こり小屋がある森の向こうには、竜達が故郷とする山脈が連なっている。峰は青く、雪を冠にする、その峻厳さは人を寄せ付けない。
リナは遠く離れた竜の友人に挨拶をすると、ひとり木こり小屋に戻った。
この小屋には、リナしか住んでいない。リナが中の国の旅から戻ってきてなお、リナの両親は神殿から帰ってこなかった。
リナも王宮に住まうようにオーランド王子から求められたが、リナは誘いを断った。
小屋に戻ると、朝食である。リナは食事を欠かさない。それは、リナの母だけでなく、古居 莉那の母がリナに与えた習慣でもある。
ひとりで過ごす間、リナは存分に思索に耽った。
食事をすること、服に袖を通すこと、その全てが思索の対象になった。
そして、改めて、リナは自分が「一度死んだ」ということを認識した。
一度死んだら、その命は終わる。命を持った意識も消える。消えるからこそ、本来なら知らなくても済んだことを、リナは、決して高性能では無いCPUを詰んだ頭にデータとして持っている。
メモリーだって、512MBがいいところ。だから、考えを纏めるには、時間が必要だ。
それでも処理落ちしてしまうくらい。
死は残酷に、ひとを奪っていく。残された人の思いを置き去りにして、そこに確かにあったはずの思いでも曖昧にする。
世界樹が記憶しているのは、事実のデータではない。幾つもの生命が、経験したこと、思い出、感情。そういう、その魂のフィルターによって、様々な色の上塗りされた、言うならば歪んだ事実である、魂の記憶を蓄積しているのだ。
現実と対比すれば、確かに夢。夢と言うには、願いが詰まりすぎている。
考える。
例えば、ヒロイックファンタジーにありがちな、壮大な闇との戦い。
――やりたくない。
戦争をしたい人間なんていない。想像の中なら――遠い国の他人事なら、面白がっていられるかも知れない。
でも、身近な誰かが武器を持って戦ったり、戦いのうちに傷ついたりしたら、たまったものではない。
だから、戦いはしたくない。
じゃあ、諦める? 大切な誰かのことを。
――諦めたくない。
現実なら、避けられない喪失がある。古居 莉那が生きていた間、ニュースは悲劇に満ちあふれていた。あそこの交差点で死んだ女の子、いつまでも電信柱の根元に置かれていた花束。飛行機は落ち、船は沈み、電車は線路を外れる。地震、雷、火事、津波。
現実なら、受け入れられなくても、突きつけられた死を道連れにして、生き続けるしかない。もしくは、絶望して、死に神の鎌にうなじを差し出すしか。
でも、この世界は、誰かの夢。
リナのチートは夢の具現だ。
その夢は誰かの現実に繋がっている。誰かが諦めた命を、失った幸せを、もう一度掴む機会をリナが与えられたのだ。
だから、捕まえるしかない。
チャンスの神様は前髪しかないらしいけど、掴むところは前髪以外にもたくさんあるはずだ。前髪だけのアデランス的な存在だったらしょうが無いけれど。
いや、それだったとしても、絶対に捕まえてみせる。
だって、それが――が、リナの愛する人が願うことなのだから。
リナは朝食をしっかり食べて、支度を始める。それ程の荷物は必要ない。
今度の迎えは、穏便に来るはずだ。
電気のない、世界樹の世界には、三つの国がある。
朝の国、中の国、夕べの国。
中の国には小さな国が幾つもあって、時に覇権を争う大きな戦が起こる。
けれども、中の国は、世界樹の加護が篤く、実り豊かな大地と、温暖な気候が人々の暮らしを支えている。
朝の国は、本来は極寒の地であり、大地も貧しい。しかし、竜の住む山脈からはふんだんに温泉が流れ込み、鉱物資源も豊富だ。世界樹の神殿と、竜騎士を頂く王家には不思議の力が授けらた神秘の国。
そして、夕べの国は、魔物や、それに殉じる異形達の国である。闇の力が支配するその国は、生きとし生けるものを拒み、隙あらば蝕もうとしている。
これらの国を隔てるのは、二つの大河である。明けの川と、暮れの川。
ともに、向こう岸が見えないほどの川幅の大きな川である。
明けの川は、上層は穏やかながらも、底に行くにつれ、流れは急になり、渦を巻く。魚たちはよほど川岸に近い、葦の茂みのあたりにしか、住まうことが許されない。
暮れの川は、ある日その流れ逆巻き、水が全て油になったかのように、燃えさかる劫火の川となった。
川は一転、焔の壁となって、夕べの国と中の国の地を分断した。
焔が尽き、黒い煙が雲となるはずの天からは、極光の帳が落ち、そよ風の一吹き、虫一匹たりとて、国を行き来することまかり通らぬ。
川の水は一滴残らず、魔族や、闇の力――魔王となったエルフの妄執を、焼き尽くす焔となった。
リナは木こり小屋の戸口の前に詰んだ、薪の上に腰掛けて、足をぶらぶらさせた。
彼女が来ているのは、ひらひらした貫頭衣的なエルフ服でなく、至極実用的ななりである。
朝の国は、決して温かい国では無いから、オーバースカートの下にはズボンをはき、その下はブーツ。両手が出るフードの着いたポンチョを被って、長い髪の毛はフードの下で馬の尻尾みたいに結んでみた。
生え際が引っ張られて痛い。ポニーテールは、目元をきりきりつり上げて、ともすればすぐに涙にふやけそうなリナの顔を、きりりとさせてくれた。
夕べの川を燃やすのはなかなか骨が折れた。
リナは、パーシモンを締め上げて、彼の大魔道士たる力を遺憾なく発揮させた。
リナはポンチョの下から左腕を出して、袖をちょっぴり捲った。
手首から肘に向かって、斜めに大きな傷が残っている。
リナは戦いたくもないし、諦めたくも無かった。
その為なら、多少の痛みは甘んじて受けよう。
リナの血を受けて、暮れの川は燃え上がった。世界樹に記憶されているのは、設定された人間、設定された大地、川。
もうすぐ王宮から迎えが来る。誰が来るかはわからないけど、きっと旅の仲間の一人。
みんな、リナが自らを傷つけることを止めようとした。
彼らはどうしているだろう。別れてから、そんなに時が経ったわけではないのに懐かしい。
中の国は魔王の脅威が去って、またぞろ戦の虫を騒がせる王侯貴族などもいるらしい。ゾーイはすっかり中の国に情報網を持つようになっていて、「これからは商人の時代っすから」と新たなビジネスによる革命を狙っている。
彼を中の国との橋にして、城に戻ったオーランド王子やドラコスも、竜騎士団の旗を掲げて平和維持活動を行っている。何しろ、魔王を退けたのは朝の国の竜騎士団を中心とした聖女の一行ということになっているから、効果は抜群だ。
ルドルフは世界樹の森で「修行」しているらしい。たまにふらっと彼らに合流する。
リーナスとパーシモンは神殿に籠もって、ある研究をしている。
その研究の成果を、リナは待ち続けていた。
(泣いたりしないよ)
リナは尖った耳をそよがせた。
もうすぐ迎えの馬がやってくる。
(幸せになるんだから)
リナは傷をなぞった。痛かった。リーナスの治癒の魔法でも、なかなか傷は塞がらず、リナは三日三晩高熱を出した。
大量の失血はリナから著しく体力を奪った。朝の国に戻る旅程も、リナは一息にハノンに乗って帰らねばならなかった。
みるみるうちに暮れの川が小さくなり、その向こうの夕べの国が、遠くなる。
傷の痛みよりも、よほど別れの痛みの方が大きかった。
(だから、泣いたりしない)
リナも――リナが大切な誰かさんも幸せになる、そのためなら、リナだって、成し遂げてみせる。
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