流石に異世界でもこのチートはやばくない?

裏おきな

文字の大きさ
上 下
58 / 93

第57話

しおりを挟む
(ホントに硬いな!俺の武器は357マグナムと白鞘と雷神だけど。どれもこいつと相性悪いな!357では火力不足だし、白鞘は鋼鉄を俺の魔力で強化してるけど。それでもミスリルには歯が立たない!まぁ雷神を使えば倒せるけど……こいつは火力がありすぎるから、もし。狙いが外れて壁に当たって、鉱山が崩れでもしたら大変だから使えない。さてどうするかな…)


レンがどう戦うか考えていたら、ラミアスとラクスで地竜と戦っていた。ラクスは浮遊したまま射撃をして牽制してその隙にラミアスが近接で斬りつけていたが。流石に同じミスリル同士なので少しずつしか傷を与えられないでいた。

「ラミアス!大丈夫か?無理をするなよ!」

「はい!レン様大丈夫ですよ!無理はしません!」

「でもご主人様?中々倒せないよ!」

「ああ、今考えてるから暫く抑えててくれ。ラクス、ラミアス!」

「分かりましたレン様!」

「がんばるよ!」


(二人が抑えているうちに、考えなければな…………………ふぅ~何かないか?ボスワニはファイヤーバード(現シルバード)で倒したけど、此処では狭すぎるし、ハーピークイーンはラクスの狙撃だけどこいつには、弾じかれて使えない……う~ん今から新しい武器作るにも素材が無い。これは詰んだか?

そう考えながらレンは周りを見回したら。洞窟の壁に光る壁を見てあることを思い出した。

(光る壁かぁ、あれって苔が光ってるって言ってたな……ひかる……!そう!光!あれを作ればいい!そしてもう一つも思いついた!て事で、素材はこの光苔を分解で光の成分だけを取って、さっき倒したアイアンゴーレムを素材にして、空魔石に魔力を濃縮してと……良し準備出来た!これを無限鍛冶で作る。

「良し出来た!一つは光苔をヒントにあっちに居た頃にやってたゲームで。一狩り行く?のゲームの中で使う光玉、閃光玉とも言うこれで目をくらましをして。そしてもう一つは光玉で思いついた炸裂手榴弾!これをあいつの口に放り投げて倒す!」

そうと決めたら早くやらないと二人がやばいな!


「ハァハァハ~!まだまだですよ!ヤァー!」

ラミアスは何とか敵の攻撃を交わしながら戦い。時にラクスの援護で攻撃をして危ないときは、ラクスが大剣を盾してカバーしていた。

「ラミアス大丈夫?」

「はい!大丈夫ですよラクスちゃん!このままいきます。そうすればレン様が何とかしてくれますから、レン様を信じましょう!」

「うん!ご主人様が何とかしてくれるよ!」

「ラミアス!ラクス!待たせた!」

二人が後ろを振り向くと、そこにはレンが立っていた。そして、二人は一瞬のうちにレンの側に駆け寄った。

「レン様!」

「ご主人様!」

「ああ待たせたな二人とも!良く耐えてくれた!二人のお陰で奴を倒す武器を作ることができよ。ありがとう」


「いえ、それが私達の役目ですから気にしないで下さい。それよりどうやって倒すんですか?」

「そうだよ、ご主人様の命令なら喜んでやるよ!」

「ああ、ありがとう。それと簡単に説明すると、こっち光玉で目をくらましてから、こっちの炸裂手
榴弾を口に入れて爆破させて倒す!」

「はい!分かりました。じゃあ私が炸裂手榴弾を口に放り投げますね!」

「いや、これは確実に口に入れないと駄目だから。それにはラミアスが戦っていた距離より近づかないといけない。だからそれは俺がやる!」

そう言うとレンは地竜に近づき光玉を投げつけた。すると地竜の手前で爆発して閃光が出て地竜は、驚き目を閉じ大口を開けて吠えていた。

「今だ!」

そう言いレンは、地竜に一瞬で顔の前に近づいた。その早さはラミアスの比ではなく、瞬間移動したかのような速さだった。そしてそのまま地竜の口に炸裂手榴弾放り込み、その場を離れたとたんに爆発がおきて地竜は倒れた。

ドゴーン! ドサッ

「ふぅ~何とか倒したか?今回は厳しかったな?」

「そうですね。今回は同じミスリル同士でしたので倒せません出したけど。でもレン様の武器は刃こぼれしてなくて、地竜には少し傷をつけてたのでまだ、私の腕が無い事が分かりました。少し使えるようになって慢心してました。これからもっと鍛えていこうと思います」

「うん。僕も、もっと頑張らないとご主人様を守事ができない」

「そうか、二人がそう思うならもっと強くなれ!そして俺も二人に負けないようにそして!二人をいや!美人な二人の嫁さんを護れるようにならないとな!」

「レン様♪」

「ご主人様♪」

ラミアスとラクスは、レンの腕を片方ずつ組み、レンの頬にキスをした。その時ふとラクスが一言言ったのだ。

「ご主人様?地竜の討伐ポイントが入って無いです?」

その瞬間レン達の後ろに倒れていた地竜が。起き上がりレンに向かって噛みついてきた。

「させません!」

「駄目!」

ラミアスとラクスはとっさに反応して、ラミアスは地竜に向かって双魔剣銃で乱舞して。ラクスはレンに噛みつく寸前の、地竜の前に大剣で盾をした。そして地竜はラミアスにトドメさせられて倒れ死んだのであった。

「ありがとう二人共たすかったよ!それにしてもあの炸裂手榴弾でも倒せなかったのは。驚いたな流石はドラゴンと言うところか!」

「そうですね。でも、爆発のおかげで皮膚が脆くなっていたので。今度は簡単に斬れました!」

「間に合って良かった!ぼくぅ…………」

ラクスは泣きながらレンの胸に抱きついていた。

レンはそんなラクスの頭を、優しそうな顔で撫でていた。

しおりを挟む
感想 52

あなたにおすすめの小説

チート転生~チートって本当にあるものですね~

水魔沙希
ファンタジー
死んでしまった片瀬彼方は、突然異世界に転生してしまう。しかも、赤ちゃん時代からやり直せと!?何げにステータスを見ていたら、何やら面白そうなユニークスキルがあった!! そのスキルが、随分チートな事に気付くのは神の加護を得てからだった。 亀更新で気が向いたら、随時更新しようと思います。ご了承お願いいたします。

お前じゃないと、追い出されたが最強に成りました。ざまぁ~見ろ(笑)

いくみ
ファンタジー
お前じゃないと、追い出されたので楽しく復讐させて貰いますね。実は転生者で今世紀では貴族出身、前世の記憶が在る、今まで能力を隠して居たがもう我慢しなくて良いな、開き直った男が楽しくパーティーメンバーに復讐していく物語。 --------- 掲載は不定期になります。 追記 「ざまぁ」までがかなり時間が掛かります。 お知らせ カクヨム様でも掲載中です。

母親に家を追い出されたので、勝手に生きる!!(泣きついて来ても、助けてやらない)

いくみ
ファンタジー
実母に家を追い出された。 全く親父の奴!勝手に消えやがって! 親父が帰ってこなくなったから、実母が再婚したが……。その再婚相手は働きもせずに好き勝手する男だった。 俺は消えた親父から母と頼むと、言われて。 母を守ったつもりだったが……出て行けと言われた……。 なんだこれ!俺よりもその男とできた子供の味方なんだな? なら、出ていくよ! 俺が居なくても食って行けるなら勝手にしろよ! これは、のんびり気ままに冒険をする男の話です。 カクヨム様にて先行掲載中です。 不定期更新です。

婚約破棄ですね。これでざまぁが出来るのね

いくみ
ファンタジー
パトリシアは卒業パーティーで婚約者の王子から婚約破棄を言い渡される。 しかし、これは、本人が待ちに待った結果である。さぁこれからどうやって私の13年を返して貰いましょうか。 覚悟して下さいませ王子様! 転生者嘗めないで下さいね。 追記 すみません短編予定でしたが、長くなりそうなので長編に変更させて頂きます。 モフモフも、追加させて頂きます。 よろしくお願いいたします。 カクヨム様でも連載を始めました。

神になった私は愛され過ぎる〜神チートは自重が出来ない〜

ree
ファンタジー
古代宗教、ユダヤ教、キリスト教、イスラム教、仏教…人々の信仰により生まれる神々達に見守られる世界《地球》。そんな《地球》で信仰心を欠片も持っていなかなった主人公ー桜田凛。  沢山の深い傷を負い、表情と感情が乏しくならながらも懸命に生きていたが、ある日体調を壊し呆気なく亡くなってしまった。そんな彼女に神は新たな生を与え、異世界《エルムダルム》に転生した。  異世界《エルムダルム》は地球と違い、神の存在が当たり前の世界だった。一抹の不安を抱えながらもリーンとして生きていく中でその世界の個性豊かな人々との出会いや大きな事件を解決していく中で失いかけていた心を取り戻していくまでのお話。  新たな人生は、人生ではなく神生!?  チートな能力で愛が満ち溢れた生活!  新たな神生は素敵な物語の始まり。 小説家になろう。にも掲載しております。

いきなり異世界って理不尽だ!

みーか
ファンタジー
 三田 陽菜25歳。会社に行こうと家を出たら、足元が消えて、気付けば異世界へ。   自称神様の作った機械のシステムエラーで地球には帰れない。地球の物は何でも魔力と交換できるようにしてもらい、異世界で居心地良く暮らしていきます!

神様がチートをくれたんだが、いやこれは流石にチートすぎんだろ...

自称猫好き
ファンタジー
幼い頃に両親を無くし、ショックで引きこもっていた俺、井上亮太は高校生になり覚悟をきめやり直そう!!そう思った矢先足元に魔法陣が「えっ、、、なにこれ」 意識がなくなり目覚めたら神様が土下座していた「すまんのぉー、少々不具合が起きてのぉ、其方を召喚させてしもたわい」 「大丈夫ですから頭を上げて下さい」 「じゃがのぅ、其方大事な両親も本当は私のせいで死んでしもうてのぉー、本当にすまない事をした。ゆるしてはくれぬだろうがぁ」「そんなのすぎた事です。それに今更どうにもなりませんし、頭を上げて下さい」 「なんて良い子なんじゃ。其方の両親の件も合わせて何か欲しいものとかは、あるかい?」欲しいものとかねぇ~。「いえ大丈夫ですよ。これを期に今からやり直そうと思います。頑張ります!」そして召喚されたらチートのなかのチートな能力が「いや、これはおかしいだろぉよ...」 初めて書きます!作者です。自分は、語学が苦手でところどころ変になってたりするかもしれないですけどそのときは教えてくれたら嬉しいです!アドバイスもどんどん下さい。気分しだいの更新ですが優しく見守ってください。これから頑張ります!

異世界召喚失敗から始まるぶらり旅〜自由気ままにしてたら大変なことになった〜

ei_sainome
ファンタジー
クラスメイト全員が異世界に召喚されてしまった! 謁見の間に通され、王様たちから我が国を救って欲しい云々言われるお約束が…始まらない。 教室内が光ったと思えば、気づけば地下に閉じ込められていて、そこには誰もいなかった。 勝手に召喚されたあげく、誰も事情を知らない。未知の世界で、自分たちの力だけでどうやって生きていけというのか。 元の世界に帰るための方法を探し求めて各地を放浪する旅に出るが、似たように見えて全く異なる生態や人の価値観と文化の差に苦悩する。 力を持っていても順応できるかは話が別だった。 クラスメイトたちにはそれぞれ抱える内面や事情もあり…新たな世界で心身共に表面化していく。 ※ご注意※ 初投稿、試作、マイペース進行となります。 作品名は今後改題する可能性があります。 世界観だけプロットがあり、話の方向性はその場で決まります。 旅に出るまで(序章)がすごく長いです。 他サイトでも同作を投稿しています。 更新頻度は1〜3日程度を目標にしています。

処理中です...