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第51話
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バンっと大きな音をたてながらギルドのドアが開いた。そこには二人の女性が一人の男性を引きずって入ってきた。その様子を見た一人の女性が駆け寄って行った。
「ラミアス!いったいどうしたの?レンさんに何かあった?」
「え、えーとですね……」
フラウはラミアスが言いづらそうな感じなので、ここではなくて違う場所に案内した。
「ギルドマスター、レンさん達をお連れしました」
「あ、ああ……」
返事がありドアを開け中に入るとそこには。床で正座をさせられながら仕事をしていた。
「え?エマさんどうしたんですか?……」
「それはですね。朝のお仕置きです!今日はこのまま仕事をしてもらってます」
「そうなんだ?じゃあご主人様と同じだね」
「え?それはどういう事ですか?」
「それはですね……」
ラミアスは恥ずかしそうに今までの事を話した。
「なるほどそうですか……ハーピークイーンまで居たとは、しかもその胸を揉みたいと、更に宗教的な輩まで出来るとは……」
フラウとラミアスは大きく溜め息を吐いていた。その呆れられたレンは、ソファーに横になってまだ意識が戻ってなくて寝ていた。そこに正座をしていたエマに頭を撫でられていたら、幸せそうな顔で目が覚めたがまだ寝ぼけていた。
(ん?ここは……?ん?この目の前にあるオッパイはラミアス?
「ラミアスゥ~♪」
レンは寝ぼけながら目の前にいる女性に、抱きつきオッパイに顔を沈めいた。だがそこに後ろから殺気と共にラミアスの声が聞こえてきた。
「レン様!何をしているのですか?」
(あれ?何故ラミアスの声が後ろから聞こえるんだ?抱きついているんだから耳元か、上から聞こえる筈だよな……まさかラクスに抱きついているのか?いやラクスも大きいがここまでは無い!じゃあ誰に抱きついて居るんだ……)
レンは恐る恐る顔を上げて、抱きついている女性を見てみたらそこには。顔を赤くしたエマがいた。
「うわっ!ごめんなさい!エマさん……ついラミアスと勘違いしてしまいました!……」
「あ、うん大丈夫よ……」
レンは直ぐ起きて床で土下座をして謝っていたが。当のエマは顔を赤くしたまま戸惑っていた。それを見たフラウはやれやれと思いレンに声をかけた。
「レンさん?ラミアスと間違えたといいましたが?レンさんはラミアスとは何時もそのような事をしているのですか?」
それに対して今度はラミアスが顔を赤くして俯いてしまった。
「うん!何時もラミアスと僕は!ご主人様に抱いてもらってるだよ。お風呂で体も洗ってもらってそれがね気持ちいいんでだよ!今度エマとフラウもご主人様にお風呂で洗ってもらうと良いよ!お風呂も外にあって気持ちいいの!」
と、ラクスが言い放ちラクス以外はその場で固まってしまった。
(ラクスお前はなんと無邪気な顔で、なんて事を言うんだよ……これはどう説明をしようかな……)
「まぁそうだと思いましたけどね!」
「え?なんで分かった?」
「それはですね!あなた方の指輪ですよ!ラミアスとラクスさんが一つ付けてレンさんが2つ付けていれば誰でもわかりますよ」
「なるほど流石フラウさんだ。よく見てる」
「と、言う事はレンさんは。覚悟を決めたと言う事何ですね?しかも二人をお嫁さんにすると?……」
「ああ俺は二人を嫁にする事にした!何か問題でもあるんですか?もしかしてこの国は重婚が出来ないとか?」
「いえ、重婚は出来ないとは言いません!ただそれが出来るのは貴族以上の方ですね。あと王族もですね……た…だ…」
「なんだって!それじゃあ俺達は出来ないって事なのか?」
「落ち着いて下さい!まだ話しの続きがありますよ。それは普通の人なら無謀な事だけど、レンさん!あなたなら出来ます。その方法はA級ランク冒険者になる事です!この国いえこの世界でA級ランク以上の冒険者は貴族と同じ扱いになります」
「へーなるほど!じゃあエマさんとフラウさんも貴族なのか?」
「いえ私はB級ランク冒険者ですので違いますよ。エマはA級で一様準男爵と同じ扱いです。だからと言って貴族になるわけではなくて、肩書きが準男爵と同じだと思って下さいね。でもそれでも貴族と同じ扱いですので重婚は出来ますよ!」
「そう言う事なのか!じゃあ早く俺をA級ランク冒険者にしてくれ!」
「それがまだ出来ないですね!まず最低一年はC級ランク冒険者をしてもらい。それからランクアップクエストをしてB、Aと上がらなければなりません。そのクエストがとても難しいんですけどレンさんなら出来ると思いますよ」
(そうかなら仕方無いな!まぁ一年後にランクアップしてからでもいいか)
「ラミアス、ラクスも聞いたな?結婚は早くてもあと一年後だけど良いよな?」
「はい!私は何時までも待ちます、まだ結婚が出来なくても気持ちは変わりませんから。それにあまりの嬉しさに、その事を忘れていました、申し訳ありません」」
「僕もだよご主人様!僕は何時だってご主人様と一緒だから気にしないよ!」
「そうか!じゃあフラウさん来年にランクアップクエストするのでその時によろしく!」
「はい、分かりましたその時が来たらこちらから報告します。それと先程気になった事があります!外にお風呂とは、どういう事ですか?確かラミアスの家にはお風呂は無かったはずですが?」
「うん、それはねご主人様が作った大きなお風呂で岩が出来てるの!凄く大きくて気持ちいいんだよ♪ね、ラミアス」
「はいそうですね、大きくて見た事も無いお風呂ですね♪」
「へーそんなに凄いの?じゃあフラウ!今日はラミアスの家にお風呂入りに行きましょうか?是非入ってみたいな」
「そうですね!是非行きましょう!今から行きましょう!」
「え?別に構わないが仕事は?まだ終わらないだろ?俺達もハーピーの解体と素材の買取しないとな?だからそれが終わってからにしてくれ?」
「確かにそれもしなくてはなりませんね……仕方ない、まずそれを片付けましょう!でわ解体倉庫に行きましょうか」
そう言いながらフラウは先導してレン達を解体倉庫に連れて行った。
「どうしたんだフラウさん?なんかいつもと何か違う感じだな?」
「ああ、それはフラウはお風呂が大好き何だよ!お風呂だけではなくて水浴びもだがな」
そんな事を話していたら前を歩くフラウが
「何をしてるんですか。さっさと仕事を片付けますよ!早く行きますよ!」
と、叫んできた。
「「「「はい!」」」」
「ラミアス!いったいどうしたの?レンさんに何かあった?」
「え、えーとですね……」
フラウはラミアスが言いづらそうな感じなので、ここではなくて違う場所に案内した。
「ギルドマスター、レンさん達をお連れしました」
「あ、ああ……」
返事がありドアを開け中に入るとそこには。床で正座をさせられながら仕事をしていた。
「え?エマさんどうしたんですか?……」
「それはですね。朝のお仕置きです!今日はこのまま仕事をしてもらってます」
「そうなんだ?じゃあご主人様と同じだね」
「え?それはどういう事ですか?」
「それはですね……」
ラミアスは恥ずかしそうに今までの事を話した。
「なるほどそうですか……ハーピークイーンまで居たとは、しかもその胸を揉みたいと、更に宗教的な輩まで出来るとは……」
フラウとラミアスは大きく溜め息を吐いていた。その呆れられたレンは、ソファーに横になってまだ意識が戻ってなくて寝ていた。そこに正座をしていたエマに頭を撫でられていたら、幸せそうな顔で目が覚めたがまだ寝ぼけていた。
(ん?ここは……?ん?この目の前にあるオッパイはラミアス?
「ラミアスゥ~♪」
レンは寝ぼけながら目の前にいる女性に、抱きつきオッパイに顔を沈めいた。だがそこに後ろから殺気と共にラミアスの声が聞こえてきた。
「レン様!何をしているのですか?」
(あれ?何故ラミアスの声が後ろから聞こえるんだ?抱きついているんだから耳元か、上から聞こえる筈だよな……まさかラクスに抱きついているのか?いやラクスも大きいがここまでは無い!じゃあ誰に抱きついて居るんだ……)
レンは恐る恐る顔を上げて、抱きついている女性を見てみたらそこには。顔を赤くしたエマがいた。
「うわっ!ごめんなさい!エマさん……ついラミアスと勘違いしてしまいました!……」
「あ、うん大丈夫よ……」
レンは直ぐ起きて床で土下座をして謝っていたが。当のエマは顔を赤くしたまま戸惑っていた。それを見たフラウはやれやれと思いレンに声をかけた。
「レンさん?ラミアスと間違えたといいましたが?レンさんはラミアスとは何時もそのような事をしているのですか?」
それに対して今度はラミアスが顔を赤くして俯いてしまった。
「うん!何時もラミアスと僕は!ご主人様に抱いてもらってるだよ。お風呂で体も洗ってもらってそれがね気持ちいいんでだよ!今度エマとフラウもご主人様にお風呂で洗ってもらうと良いよ!お風呂も外にあって気持ちいいの!」
と、ラクスが言い放ちラクス以外はその場で固まってしまった。
(ラクスお前はなんと無邪気な顔で、なんて事を言うんだよ……これはどう説明をしようかな……)
「まぁそうだと思いましたけどね!」
「え?なんで分かった?」
「それはですね!あなた方の指輪ですよ!ラミアスとラクスさんが一つ付けてレンさんが2つ付けていれば誰でもわかりますよ」
「なるほど流石フラウさんだ。よく見てる」
「と、言う事はレンさんは。覚悟を決めたと言う事何ですね?しかも二人をお嫁さんにすると?……」
「ああ俺は二人を嫁にする事にした!何か問題でもあるんですか?もしかしてこの国は重婚が出来ないとか?」
「いえ、重婚は出来ないとは言いません!ただそれが出来るのは貴族以上の方ですね。あと王族もですね……た…だ…」
「なんだって!それじゃあ俺達は出来ないって事なのか?」
「落ち着いて下さい!まだ話しの続きがありますよ。それは普通の人なら無謀な事だけど、レンさん!あなたなら出来ます。その方法はA級ランク冒険者になる事です!この国いえこの世界でA級ランク以上の冒険者は貴族と同じ扱いになります」
「へーなるほど!じゃあエマさんとフラウさんも貴族なのか?」
「いえ私はB級ランク冒険者ですので違いますよ。エマはA級で一様準男爵と同じ扱いです。だからと言って貴族になるわけではなくて、肩書きが準男爵と同じだと思って下さいね。でもそれでも貴族と同じ扱いですので重婚は出来ますよ!」
「そう言う事なのか!じゃあ早く俺をA級ランク冒険者にしてくれ!」
「それがまだ出来ないですね!まず最低一年はC級ランク冒険者をしてもらい。それからランクアップクエストをしてB、Aと上がらなければなりません。そのクエストがとても難しいんですけどレンさんなら出来ると思いますよ」
(そうかなら仕方無いな!まぁ一年後にランクアップしてからでもいいか)
「ラミアス、ラクスも聞いたな?結婚は早くてもあと一年後だけど良いよな?」
「はい!私は何時までも待ちます、まだ結婚が出来なくても気持ちは変わりませんから。それにあまりの嬉しさに、その事を忘れていました、申し訳ありません」」
「僕もだよご主人様!僕は何時だってご主人様と一緒だから気にしないよ!」
「そうか!じゃあフラウさん来年にランクアップクエストするのでその時によろしく!」
「はい、分かりましたその時が来たらこちらから報告します。それと先程気になった事があります!外にお風呂とは、どういう事ですか?確かラミアスの家にはお風呂は無かったはずですが?」
「うん、それはねご主人様が作った大きなお風呂で岩が出来てるの!凄く大きくて気持ちいいんだよ♪ね、ラミアス」
「はいそうですね、大きくて見た事も無いお風呂ですね♪」
「へーそんなに凄いの?じゃあフラウ!今日はラミアスの家にお風呂入りに行きましょうか?是非入ってみたいな」
「そうですね!是非行きましょう!今から行きましょう!」
「え?別に構わないが仕事は?まだ終わらないだろ?俺達もハーピーの解体と素材の買取しないとな?だからそれが終わってからにしてくれ?」
「確かにそれもしなくてはなりませんね……仕方ない、まずそれを片付けましょう!でわ解体倉庫に行きましょうか」
そう言いながらフラウは先導してレン達を解体倉庫に連れて行った。
「どうしたんだフラウさん?なんかいつもと何か違う感じだな?」
「ああ、それはフラウはお風呂が大好き何だよ!お風呂だけではなくて水浴びもだがな」
そんな事を話していたら前を歩くフラウが
「何をしてるんですか。さっさと仕事を片付けますよ!早く行きますよ!」
と、叫んできた。
「「「「はい!」」」」
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