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第46話
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「さてと、まずは門から出て西の森だな。ブライは居るのかな?」
レン達は門に向かって歩いて行ったら。門の外でブライが門番の仕事で立っていたので、レンは話しかけた。
「おはようブライ……今日も朝からご苦労様!」
「よう!レン、それにラミアスとお嬢ちゃん今日も今からクエストか?それにしても随分暴れてるらしいな噂は聞いてるぞ」
「え?いや~降りかかる火の粉は祓わないとな!」
「何が降りかかるだ?振りかけたのはお前の方だと聞いてるぞ?……あ、そうだ!その事でレンに確認したい事があったんだ!」
「え?何を確認したい?」
「ああ、お前ラミアスとやったろ?」
そう、いきなりブライはレンを睨みつけながら言ってきた。
「あ、え~と」
(ヤバい。そうだ!ブライはラミアスの親父さん代わりだって言ってたな……さてどう説明しますか……)
レンがどう説明するか考えていたら。レンの後ろからラミアスがレンの右側に来て、腕を組みブライを見て言った。
「おじさんには関係ないでしょ!私が好きになって、私が決めた事なんだから!」
「いや、俺はお前の父親の代わりで心配してだな……」
「別に父親代わりなんて頼んでないし。良い迷惑ですよ!」
そうラミアスが言った直後、ラミアスは頬を叩かれたのだ。その叩いた人物を見てラミアスは困惑した。そう、叩いた人物はレンである。
「ラミアス!それは違うぞ?ブライは本当の娘と思い心配しているんだ。その娘が無理やりにやられたとかだったら、それはただでは済まないって思うのが当たり前だよ。それに心配してもらってる人に対して、迷惑とかは悲しいだろ?」
「そ、それは……」
レンは、右腕を伸ばしてラミアスを抱き寄せ。いつの間にか左側に居たラクスも抱き寄せてから、真剣な顔をブライに向けた。
「ブライ俺はこの二人を命を懸けて守り!そして……愛していくことを誓うよ!だからこの後も俺達を見守って欲しい。それにブライがラミアスの父親代わりなら。俺の父親代わりと同じ事だしな!親父♪」
(あ、おそらくブライと俺は同い年位だと思う。今の俺は見た目が20代だからラミアスと違和感無いけど、俺の本当の年を知ったら許されないだろうな……)
「レン様…」
「ご主人様…」
「ば、馬鹿やろう!誰が親父だ!……だが。お前が本気でラミアスの事を考えてる事は分かった!だからラミアスの事大切にしてやって欲しい。だがなもし、ラミアスを悲しませる事があったらその時は、俺がお前の首を切り刻むからな!」
ブライは最初は照れながら言っていたが。最後には真面目な顔でレンに対して話した。それに対してレンは)
「ああ、分かってる!もし俺がラミアスを悲しませたら。喜んで俺の首を差し出すよ!」
そう言いながらレンとブライは握手をした。
「おじさんごめんなさい……」
「ああいいよ気にするな!それよりレンに幸せにしてもらえよ。それならお前の両親も喜ぶだろうよ
それに、もしレンに悲しまされたら直ぐに俺に言えよ、レンの首を斬りに行くからな!」
「大丈夫!もしそんな事になったら私がレン様を斬ります。そして私も死にます!」
「ラミアスお前そこまでレンの事を……クワッハハ。こりゃ俺がやるよりいいな!」
「いや大丈夫だから。そんな事はしないぞ!」
ブライは大笑いしていて。ラミアスは笑顔で笑い、レンは焦りながら苦笑いをして、それを見ていたラクスは
「ご主人様大丈夫だよ。もしその時は僕がご主人様の体に憑依して使っていくから」
と、小さな声でレンとラミアスにだけ聞こえるように言った。
「ラクスお前……」
レンはその場に膝をつきうなだれた。
「それじゃあ行きますよレン様!」
「行くよ!ご主人様!」
そう二人に声をかけられて、立たされ意識を取り戻しブライに声をかけて西の森に向かった。
「じゃあクエストに行って来るよ!またな親父!」
「誰が親父だ!……たく!で何処まで行くんだ?」
「ああ、西の森にハーピーを狩りに行ってくるよ」
「確か昨日戻ってきた冒険者がそんな事言ってたな。お前なら大丈夫だと思うけど気をつけろよ!」
レン達は森の中に入って、ハーピーの住処に向かっていたが。途中でゴブリンとコボルトが出て来るのを、狩りながらなので中々進まない。
「ちっ!面倒だな!ラクスハーピーの場所まであとどのくらいだ?」
「まだ未確認のモンスターを確認出来ないです!だからまだ先だとおもう」
うーんどうするかな……サクッと倒せると思っていたのにまさか、見つけられないとはな………もしかして。
「ラクス!此処で浮遊で空に行って周りを見てみろ。もしかしたら」
「はい!」
そう返事したラクスは、浮遊で空に上がりハーピーを見つけ出し、レンの下に降りてきた。
「ご主人様!見つけました!この先1キロ位です」
「やっぱりな!ハーピーは飛べるからもしかしたら。飛んでる奴がいるかと思った!よし向かうか。でも、その前にやることがあるな」
レン達は門に向かって歩いて行ったら。門の外でブライが門番の仕事で立っていたので、レンは話しかけた。
「おはようブライ……今日も朝からご苦労様!」
「よう!レン、それにラミアスとお嬢ちゃん今日も今からクエストか?それにしても随分暴れてるらしいな噂は聞いてるぞ」
「え?いや~降りかかる火の粉は祓わないとな!」
「何が降りかかるだ?振りかけたのはお前の方だと聞いてるぞ?……あ、そうだ!その事でレンに確認したい事があったんだ!」
「え?何を確認したい?」
「ああ、お前ラミアスとやったろ?」
そう、いきなりブライはレンを睨みつけながら言ってきた。
「あ、え~と」
(ヤバい。そうだ!ブライはラミアスの親父さん代わりだって言ってたな……さてどう説明しますか……)
レンがどう説明するか考えていたら。レンの後ろからラミアスがレンの右側に来て、腕を組みブライを見て言った。
「おじさんには関係ないでしょ!私が好きになって、私が決めた事なんだから!」
「いや、俺はお前の父親の代わりで心配してだな……」
「別に父親代わりなんて頼んでないし。良い迷惑ですよ!」
そうラミアスが言った直後、ラミアスは頬を叩かれたのだ。その叩いた人物を見てラミアスは困惑した。そう、叩いた人物はレンである。
「ラミアス!それは違うぞ?ブライは本当の娘と思い心配しているんだ。その娘が無理やりにやられたとかだったら、それはただでは済まないって思うのが当たり前だよ。それに心配してもらってる人に対して、迷惑とかは悲しいだろ?」
「そ、それは……」
レンは、右腕を伸ばしてラミアスを抱き寄せ。いつの間にか左側に居たラクスも抱き寄せてから、真剣な顔をブライに向けた。
「ブライ俺はこの二人を命を懸けて守り!そして……愛していくことを誓うよ!だからこの後も俺達を見守って欲しい。それにブライがラミアスの父親代わりなら。俺の父親代わりと同じ事だしな!親父♪」
(あ、おそらくブライと俺は同い年位だと思う。今の俺は見た目が20代だからラミアスと違和感無いけど、俺の本当の年を知ったら許されないだろうな……)
「レン様…」
「ご主人様…」
「ば、馬鹿やろう!誰が親父だ!……だが。お前が本気でラミアスの事を考えてる事は分かった!だからラミアスの事大切にしてやって欲しい。だがなもし、ラミアスを悲しませる事があったらその時は、俺がお前の首を切り刻むからな!」
ブライは最初は照れながら言っていたが。最後には真面目な顔でレンに対して話した。それに対してレンは)
「ああ、分かってる!もし俺がラミアスを悲しませたら。喜んで俺の首を差し出すよ!」
そう言いながらレンとブライは握手をした。
「おじさんごめんなさい……」
「ああいいよ気にするな!それよりレンに幸せにしてもらえよ。それならお前の両親も喜ぶだろうよ
それに、もしレンに悲しまされたら直ぐに俺に言えよ、レンの首を斬りに行くからな!」
「大丈夫!もしそんな事になったら私がレン様を斬ります。そして私も死にます!」
「ラミアスお前そこまでレンの事を……クワッハハ。こりゃ俺がやるよりいいな!」
「いや大丈夫だから。そんな事はしないぞ!」
ブライは大笑いしていて。ラミアスは笑顔で笑い、レンは焦りながら苦笑いをして、それを見ていたラクスは
「ご主人様大丈夫だよ。もしその時は僕がご主人様の体に憑依して使っていくから」
と、小さな声でレンとラミアスにだけ聞こえるように言った。
「ラクスお前……」
レンはその場に膝をつきうなだれた。
「それじゃあ行きますよレン様!」
「行くよ!ご主人様!」
そう二人に声をかけられて、立たされ意識を取り戻しブライに声をかけて西の森に向かった。
「じゃあクエストに行って来るよ!またな親父!」
「誰が親父だ!……たく!で何処まで行くんだ?」
「ああ、西の森にハーピーを狩りに行ってくるよ」
「確か昨日戻ってきた冒険者がそんな事言ってたな。お前なら大丈夫だと思うけど気をつけろよ!」
レン達は森の中に入って、ハーピーの住処に向かっていたが。途中でゴブリンとコボルトが出て来るのを、狩りながらなので中々進まない。
「ちっ!面倒だな!ラクスハーピーの場所まであとどのくらいだ?」
「まだ未確認のモンスターを確認出来ないです!だからまだ先だとおもう」
うーんどうするかな……サクッと倒せると思っていたのにまさか、見つけられないとはな………もしかして。
「ラクス!此処で浮遊で空に行って周りを見てみろ。もしかしたら」
「はい!」
そう返事したラクスは、浮遊で空に上がりハーピーを見つけ出し、レンの下に降りてきた。
「ご主人様!見つけました!この先1キロ位です」
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