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第14話

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森の中地上1メートル程の高さを、東のジークに向かい飛んでいたレン達だが、時計が12:30になっているのに気づきお腹が減ったので、少し休憩をするのに適した場所を探していた。


『ご主人様この辺ならどう?ちょうど河原みたいな所で広いよ』

「そうだなここでいいかじゃあ下りてくれ!…………ふぅ!さすがに疲れたな!無限に魔力があってもあの少しずつ血が抜かれていくような感じはまだなれないな……」


そんな事を言いながら河原に腰を下ろしたレンは、アマテラスの画面を開いていた。


「さて…何食べようかな?昨日のカレーもまだ残っているから、カレーうどんでも作るかなポイントも増えたし……でもそれにしても、この辺は鰐コウしか出て来ないのか?」

そうレンが言うのも仕方ない、この辺りはリザードマンの縄張りで他のモンスターは近づけないでいた。考えてみてもそうレンのステータスで殴り合っても倒せない程の敵なのである。リザードマンは下位種だとは言え、それでも火竜なのだから普通のモンスターでは避けていても仕方ない事なのだ。


でも魔レールガン(仮)が…………いや、この際だから名前を雷神にしよう!ホントは魔レーガンにしようと思ったけど……それだと、あのアニメの主人公の必殺技と被るのでやめた!それはそれとして、魔レールガン(仮)改め雷神があるから、ある程度の敵は無双出来るから別に良いけど、でもあれ威力が凄まじいので命中率が悪いんだよね、地上で使うのは安定しているから良いけど、ファイヤーバードに乗りながらだと、踏ん張れないから照準がぶれるんだよな……まぁそれは後で考えよう。今はカレーうどんの材料だな……


レンはアルテミスでめんつゆとうどんを買って、収納からカセットコンロと昨日の残りのカレーを出してカレーうどんを作った


「まぁ簡単にめんつゆと残りのカレーを混ぜて、湯切りをしたうどんを器にいれて、混ぜた物を掛けて完成!これが簡単で美味しい!でわ!いただきます!ズルズル ズルズル! ハァ美味しいなやっぱりカレーを作った時は、いろいろアレンジ出来るから楽しいな! ズルズル ズルズル ズルズル ゴクゴク! あーおいしかった!ごちそうさまでした!」

食べ終えたレンは、休憩がてらアマテラスのポイントを確認していた


「ポイントが50000越えてるよ……知らぬ間にこんなに増えてたな……何匹倒したか数えるの途中で止めたからな、鑑定してレベル20以下の鰐コウは、倒しても分解して回収もしてないからな……火の魔石が6個有るからレベル20以上が6匹てことだな。まぁポイントの使い道はあとで考えよう!」


次はマップを開いてと…あとどの位で着くかな?なるほどあと半分無いくらいかこのまま行けば夜前には着きそうだな……モンスターに邪魔されなければなまぁ最悪森で一泊して、明日の朝にジークに入ればいいか?

休憩を終えたレン達は更に東に向かいながら、飛んでいたら相変わらずリザードマンが襲かかってきてた。


「あーうざいな!…なんなんだ?この多さは?幾ら何でも多すぎないか?………まぁポイントも溜まるから良いけど、さすがに面倒くさいな!俺ってまさか鰐コウに賞金首にでもされているか?…………」


そうレンが愚痴を言っても仕方ない事なのだ、休憩を終えてから今ので20匹は倒したのだから。そしてその時森の奥で大きな何かが動き出した。


『 ご主人様来るよ!…データに無いモンスターだ!…………このモンスター………かなり強い!ご主人様気をつけて!』


「データに無くて?強い!ヤバい!魔力を纏い攻撃準備しなくては!」

レンはすぐさまファイヤーバードから下りて戦う準備をした。

レンが魔力を纏った瞬間森の中から、大きな鰐コウが襲ってきた!その瞬間レンは咄嗟に後方に飛んだが、間に合わずタックルを喰らってしまったレン、そのまま後ろに飛ばされてしまい木に激突してしまった!


「ぐっはぁー はぁー はぁー!  魔力を纏うのと後方に飛んで攻撃を和らげられたから、何とか助かったな…まともに喰らっていたら死んでたな!………それにしてもこいつは鰐コウのボスか?普通の鰐コウよりデカいな、とりあえず鑑定」




ステータス

キングリザードマン

レベル50

【職種】 火竜


【体力】 7000 
【攻撃力】 4000
【防御力】 3500
【魔力】 1000
【俊敏】 1300


スキル

ファイヤーボール

ファイヤーブレス

ファイヤーアロー


「げっ!げげげ!……ま、マジですか?!……これおわたな………ボスもボス!キングだもん!なにれ!やっばいだろ!しかもレベル50だし!…………」


グッワァーーーーーーーーーー!


と、キングリザードマンは、威嚇をしてきたと同時にファイヤーボールを撃ってきたが、レンは警戒していたため難なく避けていた、お返しとばかりにレンも雷神を撃ち返して戦いが始まった!そして一進一退の戦いをしていた、一人と一匹はお互いに決め手が無いまま、ただ時間だけが過ぎて行った。



「畜生!当たらない!ボス鰐コウが素早くて掠りもしない!……まぁ向こうも同じ事思っていると思うがな!」

ドォッゴーン!

「ちっやっぱり当たらないか!……接近戦じゃないと無理かなでも近接の武器は作って無いからな………あっ……あれがあった!あれならいけるな!」


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