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1章

第3話

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ビックリです!ホットランキング一桁になってました!皆様ありがとうございます!m(__)m

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「で?大臣どうなのだ?例の件とあの者達は」

「はっ!報告致します。あの者達は我等の事を信じておりますので簡単に出来ますかと?」

「そうか!なら早い方がいいな!」

「そうですね、明日にでもこの隷属の腕輪をあの者達に着けさせます!さすればあの者達は我々に逆らうことが出来ず、駒の如く使えます!」

「そうか♪そうか♪それは良い事だ!」


◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇


「うひゃ~なんかやばい事聞いてしまったな…」

僕は物陰に隠れて今聞いてしまった事を考えていた。僕はお風呂場から逃げてきて出口を探しながら探検を続けて、色々な部屋を見て回っていたら…あ!その時兵士とメイドが人気の無い部屋で情事をしていたり、メイドがサボっていたりとか見かけたけどまぁそれは置いといて…その中の一つの立派な書斎の部屋で王様と大臣がなんだか不穏な話をしていたんだよね?さてどうするかな……



まぁあのイケメン君とかその取り巻き、DQN達はどうでも良いけど……先生だけは助けたいな…静先生だけは僕に話しかけて来てくれる数少ない人物だしね!他のクラスメイトはどうでも良い!向こうも僕の事など気にしないだろうけど、僕も興味の無い人は名前も覚えないから。


「とりあえず大臣の後でもつけて腕輪を確認してみるかな?」

そう考えた僕は大臣が書斎から出てくるのを待ち伏せして、ステルスを使い大臣の後をつけ大臣の部屋に入っていた。部屋に入った大臣はテーブルの上に置いてある銀色の腕輪を見ながらにやけていた。


「フフフ!これさえ使えば私の計画を実行出来る!この隷属の腕輪は一度着けると主が手に触れながらある言葉を言わなければ外せなくなる。と、言う事は?……はっはっはっは」


なんだこの大臣?さっきと様子が変だぞ…ん?テーブルの上に紙が置いてあるな読んでみるか……………なるほどね!そう言う事か!これは明日が楽しみだな♪



◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇


「さぁ勇者様方こちらにどうぞ」

イケメン君とクラスメイト達勇者一行は、大臣に連れられて王様と謁見の間に来ていた。僕もステルスを使い部屋に入りこれから起こるであろう事を、並んでいるクラスメイトの1番後で見ていた。すると王様が勇者一行に話しかけてきた。


「勇者一行申し訳無い!昨日お渡しするのを忘れていたものが有りましてな!それを今からお渡しします。大臣もって参れ!」

「そうなんですか!それはありがとうございます!」

おぅおぅ♪イケメン君が何の疑いもなく喜んでるよ♪まぁ確かにここまで至れり尽くせりだし疑ううの字も無いだろうな……

「それはなんですか?腕輪?」

「はっこれはですねアヤナミ様、この腕輪は勇者様方の印しの様な物ですよ」

流石先生!イケメン君達と違い大人だけあるね♪少し疑いを感じてるのかな?それより大臣!確かに印しだよな隷属のな♪間違ってないよ♪


「それはありがとうございます。」

あれ?先生も納得しちゃったよ……それより眠いな昨日はあれから色々と大変だったし、なんとか空き部屋を見つけてそこで眠りについたのは、朝方になっていたしね…ふぁ~眠い



横一列に並んだ勇者一行にようやく腕輪を配り着けさせた大臣は、ニヤリと俯きながら笑い王の下に戻った。そして王様が突然笑い出した。勇者一行は突然の王様の笑い声に戸惑っていた。


「はははは!着けたの!異世界の者共よ!その腕輪は隷属の腕輪と言って我等に従う為の物なのだ!うわっはっはっは♪」


「なんだとー!ふざけるな!」

「「「えー!」」」

「これはどう言う事ですか!大臣様」

おお♪やっと始まったよ♪DQN達が叫ぶ、取り巻きは驚き、イケメン君は大臣に確認と様々だな♪でも先生は冷静何だけど?何故?

「そうですね勇者様……確かにその腕輪は隷属の腕輪ですが…王の言った我等と言うのは少し違い!我等では無くて」

そこまで言った大臣に対して王が話に割り込んだ。そして大臣は王をみた

「大臣?それはどう言う事だ?何を言っているのだ?」

「それはですね!この腕輪は腕輪をつけた者の魔力とある言葉を用いて隷属する事が出来るのですよ!」

「まさか大臣貴様!」

「そうです!この腕輪の魔力と鍵となる言葉は私のでございます!さぁ!異世界の勇者共ここに居る者達を殺せ!」


「「「え?」」」

「「「何?」」」

「いやそんな事言われても出来ないですよ?」

「何故だ!確かに私の魔力と鍵となる言葉を込めて作った筈だ!」



◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇


プププ♪凄い凄い!何だか修羅場になってるよ♪王が兵士に大臣を捕らえさせて、大臣は何か訳の分ら無い事を喚き散らしているし♪DQNとイケメン君は王様に詰め寄って何かしら文句を言ってる♪プププあ~楽しいなでもホントは、先生以外助けるつもり無かったんだけどなぁまぁ仕方ないか。


「これは臼井君の仕業かな?」

僕は驚いた突然後ろから声をかけられ振り向くとそこには、長髪黒髪をポニーテールして、身長は僕と同じ170センチ位、細身なのに出るとこは出てるモデル体型の女性綾波静先生が立っていたのだ!何故僕を見ることが出来るんだ?今僕はステルスを使っているのに!


「え?何故僕を見えるんですか?」

「やっぱり臼井君だ♪」





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