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「第十一話 東京決死線 ~凶魔の右手~」
17章
しおりを挟む「なぜって、このひとが入れてくれたからよ」
深紅の妖女の奥で、深々とお辞儀をするスーツ姿の老紳士に里美は気付いた。
「どういうつもりなの、安藤?」
「こちらの方が、是非にとお嬢様との面会を希望されたものですから」
「彼女が久慈と袂を分けたというのは、あくまで噂よ。私たちの敵であることに変わりはないはず」
「ですが、この五十嵐家は侵入者は塵ひとつ拒もうとも、正面から堂々と訪ねられた方を返すほど野暮ではございません」
白髪混じりの頭を垂れたまま飄々と言ってのける老執事の言葉に、長髪の美麗少女は押し黙る。御庭番の伝統を受け継ぐ五十嵐家の堅牢ぶりと矜持については、この教育係から幼少より毎日のように教え込まれたことだった。
「さすが、人類の守護天使たちのお守り役だけあって、物分かりがいいわ。あなたたちが私と会うメリットを、執事さんはよく理解しているようね」
「・・・なにが目的なの? 片倉響子」
幽玄の風すら纏った美少女と、妖艶の芳香を振り撒く魔性の美女。
超絶、といった形容詞すら誇張ではない美貌を持つふたりが、コンクリートの一室で真正面から向かい合う。
里美にとっては、かつての闘いで足を舐めさせられた屈辱の相手。響子=シヴァ自身に、そして彼女の生み出したキメラ・ミュータントたちに銀色の女神はおびただしい血を流し、苦痛を味わってきた。人類を守るファントムガールにとっては、ある意味でメフェレス以上の要注意人物。
その目的、本心がいまだハッキリとしない相手を前に、自然聖少女たちの間に緊張感が高まっていく。
「警告をしに来たのよ。あなたたちファントムガールの今回の敵・・・海堂一美とスカーフェイスのジョー。これまでの相手と、同じと思わないことね」
「そんなことは、わかっているわ」
「ファントムガールは勝てない。最凶ヤクザの手にかかり、衆人の前で惨殺されることでしょうね」
挑発的ともいえる台詞を、深紅の悪女は澱みなく続けた。
「そこの女忍者のように」
玲瓏と応じていた美少女の切れ長の瞳が、カッと大きく見開かれる。
陶磁器のように白い里美の頬に、一瞬にして昇る血の色。
だが、踏み出しかけた青セーラーの少女の足は、片倉響子との間に突風のごとく割り込んだ白い肢体に留められた。
「ッッ・・ユリちゃんッ!!」
「・・・やる気なら・・・私が相手になります」
戦士らしからぬ華奢な肢体を盾にするように、里美の前に飛び込んできたユリは背中でリーダーたる少女を庇う。
対峙する敵は恐るべき悪女。対する己は、全力を解放できぬ危うい状態・・・危険を承知しつつ、躊躇なくユリが戦闘態勢に入ったのは、冷静さを失った里美では知略に富んだ悪の華に勝てないことを悟っていたためか。
里美の怒りを背負うがごとく、柔術少女が佇む深紅の妖女に飛び掛らんとする。
ドンンンッッッ!!!
「・・・えッ・・・?!!」
頭頂から爪先までを、一気に貫く重い衝撃に、スレンダーな白い肢体がビクリと動く。
崩れ落ちるモデル体型の少女。暗黒に飲まれてゆく意識のなかで、ユリは肩越しに自分を襲った相手の正体を見る。
「さ、とみ・・・さん・・・・・・」
柔術少女の透き通ったうなじに落とした手刀とは反対の腕で、五十嵐里美は昏倒する西条ユリの身体を優しく抱き包んだ。
「ごめんなさい、でも・・・あなたを闘わせはしないと言ったはずよ」
たとえ、わがままだと罵られても構わない。
本気で闘うことを封じられた武道少女を、守ると決めた里美の心は結局揺らぐことはなかった。使命を果たす人間としては、ユリを捨て石にしてでも利用するのが正解かもしれない。だが・・・リーダー失格であったとしても、死ぬとわかっていて少女を戦闘に向かわせることは里美にはできなかった。
不用意に里美に背を見せたユリの隙。天才武道家を眠らせるチャンスが到来したことで、怒りにたぎったくノ一戦士の心は瞬時に冷静さを取り戻すことができていた。ゆっくりと愛くるしいまでの少女を床に降ろした切れ長の瞳には、すでに激情の業火は鎮まり消えている。
「片倉響子・・・こうしてユリちゃんを止めることができたのは、あなたのおかげと感謝しなければいけないかもね。ただ」
凛とした双眸に浮かぶ覚悟の光は、あまりに強いものだった。
「今度、魅紀を侮辱するような言葉を口にしたら、あなたを二度と喋れない身体にする。必ず」
「・・・話を本題に移しましょう」
ゴクリと飲み込む咽喉の動きを最小限に抑えた深紅の悪華は、何気ない様子を装って会話を再開した。
「海堂一美にせよ、ジョーにせよ、裏世界に名を轟かせるほどの男たちよ。しかもその性質は冷酷非道。身体的な強さといい、暗黒に染まりきった負のエネルギーといい、ミュータントとしてこれほど適した者たちはいないでしょうね。最強にして、最凶の怪物たちよ」
秋の名月のごとく冴え切った美貌を凍えさせ、里美は無言で話の続きを促す。2人の美女と慇懃な執事以外、世界は時を止めたかのようだった。
「私と、手を組みなさい」
片倉響子の申し出は、あまりに唐突であり意外なものであった。
「戦力が分散した今、あなたとそこの武道家のお嬢さんではヤツらに対抗できないでしょう。彼らと闘うのなら、この私と手を組むしかないわ」
「・・・メフェレスの参謀格だった人の言葉を、私が素直に聞くとでも?」
「フフ、面白いわね、五十嵐里美。その程度の警戒は当然、といったところかしら?」
薔薇を思わす唇を、妖女は吊り上げてみせた。
「ただ、現状のケースで、私があなたを騙すメリットがないことをお忘れなく。放っておいてもファントムガール・・・少なくともサトミとユリアはこの地で死ぬのよ? 黙っていれば海堂たちに殺される人間を、わざわざ騙す必要はないわ」
「それを言うのなら、私たちを助けるメリットこそないはずよ」
「あるわ」
鋭く言い放つ響子の声に、くノ一の耳を持ってしても感情のブレは聞き取れなかった。
「海堂とジョー、破壊衝動と殺人欲に満ちたヤツらを野放しにすれば、人類は程なくして滅亡を迎えてしまう。あの凶獣どもだけは、なにがあっても滅ぼさねばならないわ」
「・・・世界征服を唱えていた人とは思えない発言ね」
「あら、私はそんなもの目指したことは一度もないわ。メフェレスが口にするのを、隣りで聞いていただけよ。もっともあのボウヤも、本気で考えてはいないでしょうけど」
「世界征服を考えていない?」
「それはそうよ、征服してどうするというの? あのボウヤは、世界が己の意のままであることを証明したいだけよ。自分こそがナンバー1であり、支配者であり、王。他の者は、自分に跪く奴隷。メフェレスにとっては、自分が選ばれた人間、飛び抜けた人間であることを証明できさえすればいいのよ」
「そんな・・・そんなくだらないことのために・・・多くの人を犠牲に?!」
「そう、実にくだらない男ね。けど、金も力も、全てを手中にしていたことが、身勝手なボンボンのくだらない欲望を加速させていったのよ」
ギリッと強く下唇を噛む白い歯に、朱色の血が滲み出す。
命を張った、ミュータントたちとの死闘の数々。その根本が、ひとりの男の高慢なプライドを満たすためだけにあったとは。
そんなことのために、多くの人々が、四方堂亜梨沙が、相楽魅紀が、死ななくてはならないとは。
憎悪と呼ぶのにも近い感情が、里美の心の内で沸き起こる。
「では・・・なぜ、あなたはメフェレスの側にいたの? あなたは、一体なにが狙いなの?」
「私は生物学者として、『エデン』という宇宙生物の謎を解明したいだけよ」
「それならば、私たちと闘う必要はなかったはずだわ」
「研究には、実験が必要なのよ? 『エデン』が生む2種類の巨大生物、ファントムガールとミュータント。この両者の激突は、様々なデータを私に授けてくれたわ。メフェレスが提供してくれた環境は、研究成果をあげるのに最高のものだったのよ」
魔人と悪華の、実にドライな結びつき。
響子の言葉を否定しかけた里美は、脳裏をかすめるこれまでの出来事に口をつぐむ。ファントムガール・ナナとサトミを圧倒し、敗北に貶めた初対戦時。地下室で瀕死の重傷を負った桜宮桃子に、『エデン』を与えたという謎の女の正体。虜囚と化し、拷問地獄に堕ちた里美を工藤吼介に引き渡したとされる人間の存在。いずれの場合も、殺そうとすればいつでもできたはずなのに、片倉響子は守護少女たちを苦しめることはあってもトドメを刺すことはなかった。いや、むしろファントムガールたちを助けたのでは? という見方すらできるかもしれぬ。
容赦なく過酷な責めを負わす一方で、命を取ることまでしない・・・延命措置すらする、片倉響子のファントムガールに対するスタンス。
以前から奇妙な違和感を覚えていたが、響子自身が言うことを信じてみれば、案外と納得がいくのではないか?
片倉響子にとって、ファントムガールは実験に使う、重要なモルモット。
その生体は大事にしつつ、過酷な実験を課せずにはおられない。無闇に殺すつもりはないが、実験の結果死ぬことになっても特に構うことはない。
そう考えれば、これまでの響子の、一見矛盾した行動も全て腑に落ちる。驚異的な身体能力を示す藤木七菜江に特別な関心を寄せるのも、理解できる。
不愉快な話、ではある。
しかし、響子のスタンスが言葉通りのものだとすれば、あながち共同戦線を張るのは不可能ではないのではないか。
「少なくとも間違いなく言えるのは、海堂たちにこの世界を破壊されるのはまっぴら御免ということよ。そしてその点で、私とあなたたちとは一致している。ヤツらを倒すにはあなたたちファントムガールと私とが手を組むのがベストなはず」
「あなたには無数の『エデン』があるはずよ。私たちと組まなくても、新たなキメラ・ミュータントでも作ればいい」
「残念ながら『エデン』のほとんどは久慈の手にあるの。もう私の手元には残っていないわ。たとえあったとしても、最凶ヤクザに対抗できる媒体なんて、そう易々とはいないでしょうけど」
長い髪を掻き揚げる妖艶な美女の言葉に促され、里美の脳裏に再び逆三角形の筋肉獣が姿を現す。言外に響子は、里美たちが手にする最後の『エデン』、通称『第六エデン』を工藤吼介に薦めるよう求めているのだろう。
だが吼介が明確に『エデン』を拒否したことで、その問題は決着がついているはずだった。
そして御庭番次期頭領の立場として、ひとりの男を想う女として、里美が吼介に『エデン』を渡さないことは、固く心に決めたことであった。
「もしあの凶魔ふたりに対抗できる人間がいるのなら、あなたが持っている最後の『エデン』をすぐにでも寄生させるべきでしょうね。私ならそうするわ」
「・・・心配しなくても結構よ。『第六エデン』の使い方なら、すでに私の心の中で決まっている」
響子の背後に佇む執事の視線が、監視者のごとく鋭く光る。
里美が句を繋げようとしたとき、予想だにしない事態は起こった。
「ッ?!」
ゴト・・・という音に反応し、くノ一少女は背後を振り返っていた。
灰色の壁。白い衣に包まれた亡骸。変わらない光景がそこには広がっている。ただひとつを除いては。
唯一切り離されなかった相楽魅紀の左腕が、白布からはみ出てダラリとぶら下がっている。
死後硬直でも起こしたのだろうか。姿勢を整えようとして踏み出した里美は、その時ようやく、取り乱していた己が重大なメッセージを見逃していたことに気付いた。
“・・・・・・私は危うく、魅紀の必死の想いを踏み躙るところだった”
死闘の爪痕を残し、無数の切り傷が刻まれた無惨な女戦士の腕。
同じ伊賀の血統を引く者でなければ、気付けるはずもなかった。幾条もの傷に隠された、忍び文字の存在など。
「敵」「ハ」「ト」「ウ」「キ」「ヨ」「ウ」「ヘ」
「敵は東京へ」―ー―
“魅紀、あなたは最期まで・・・そんな姿になってまで、使命を果たそうというのね”
御庭番衆の血を継ぎ、特殊国家保安部員として五十嵐里美に仕える女戦士・相楽魅紀。
敵アジトに潜入した現代くノ一は、二匹の凶魔にさしたる手傷も負わすことなく非業の最期を迎えた。圧倒的な暴力の前に、主である里美の盾となることさえできずに、無力な女戦士は壮絶に散った。
犬死に見えよう。無様な死に様に見えよう。
しかし、情報収集が本来の役目である魅紀は、最期の瞬間まで己の使命を果たすために全力を尽くしていた。闘えば死ぬことはわかっていた。道連れすら不可能であることも悟っていた。だが・・・たとえ死すとも里美さまに伝えてみせる。
己の死を自覚していた魅紀は、秘めたメッセージをその身に刻んだのだ。
相楽魅紀は死んだ。しかし彼女はその死を無駄にはしなかった。
“魅紀・・・”
立ち止まりたかった。
でき得れば、一日中でも泣き崩れていたかった。哀しみに暮れていたかった。
だが、魅紀のバトンを受け取った麗しき令嬢戦士は前を向かねばならぬ。迫り来る脅威に立ち向かわねばならぬ。
こみ上げる想いに強引に蓋をし、瞬時に敵の狙いを察知した里美は携帯電話を取り出していた。
迂闊だった。今夜にでも敵は、手薄なファントムガールの本拠地、つまりは里美とユリとの命を奪いに来るものと思い込んでいた。巨大生物=ミュータントが出現するのはこの地元の界隈がほとんど。いつしか聡明な里美の意識にも、敵が現れるのはこの地方という感覚が潜在的に刷り込まれていたのだ。
手薄というのならば、東京にいった少女戦士たちも同じ。
集団行動での修学旅行。藤木七菜江と霧澤夕子の動きは、久慈陣営には手に取るように知られている。単独で動いている桜宮桃子はともかく、ふたりを襲うのは至極簡単な作業だ。
「く・・・」
最悪の事態を予感させる鐘の音が、里美の胸の内でドクドクと響き渡る。
ショートカットのアスリート少女と、ツインテールのサイボーグ少女。ふたりへの電話は繋がることがなかった。
「安藤、すぐに用意をして」
目の前にいる片倉響子の存在など忘れたように、玲瓏な美少女は鋭く指示を放った。海堂一美とスカーフェイスのジョー、悪魔二匹が魅紀を亡き者にした後すぐに東京へ向かったのならば・・・重く深い暗雲は、いまや美麗な令嬢を押し潰さんばかりに膨らんでいた。
叫びたい。
この幾重にも積み重なった哀しみと不安が吹き飛ぶまで、声を嗄らして泣き喚きたい。
わかっている。できない、そんなことは。少女・五十嵐里美にできることが、守護天使・五十嵐里美にはできない。
ファントムガールになったあの日から、絡みつくどんな想いも断ち切って、美しき少女は目前に迫った闘いに飛び込んでいくしかなかった―――
“ファントムガール・サトミ! あなたが今すべきことは、泣くことでも、恐れることでもない・・・ただひとつ、あの悪魔たちを倒すことよ!”
「私たちも行きましょう。東京へ――」
さらに待つこと30分、あまりに帰りが遅い七菜江を心配した友人たちが大浴場の脱衣所で見たものは、破壊された七菜江の携帯電話のみであった。
愛らしいショートカットの少女の姿は、宿全体を探しても見つけることはできなかった。
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