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「第十一話 東京決死線 ~凶魔の右手~」
9章
しおりを挟むヤクザという職業は、他者に怖れられてこそ実利に繋がる。ショバ代や興行の謝礼を渡すのは、その威と影響力を怖れているからこそだ。
と、するならば、海堂一美はヤクザの才気に溢れた男だと言えた。
『スカーフェイスのジョー』のように肩で風切ることはない。ときにその口調は柔らかに聞こえることもある。
だが、恐ろしい。とてつもなく、怖い。
海堂の正面に立つだけで、ゾクゾクと震えが止まらなくなる。誰もが。蛇を前にした、蛙のごとく。
全身から発散される鋭い空気が、この男に触れれば悲劇を呼ぶと威圧してくる。住む世界の違う存在。死神。関われば、死ぬ。陽の当たる道を歩いてきた多くの一般人にとって、海堂一美の気を受けることは、氷の手で心臓を鷲掴みにされるのに近い。
姿を認めた瞬間、五十嵐里美は、白スーツのヤクザが己への刺客であることを悟っていた。
スマートな体型と細長い顔、全身が「鋭利」でできたような男。ソフトモヒカンの髪型、引き締まった顎。サングラスで隠されていようとも、その眼は鋭い光を放っていることがわかる。一歩踏み込めば、一分の隙なく纏った空気に切り裂かれてしまいそうだ。
現代忍者の次期頭領として、死と背中合わせの修羅場を幾度となく潜り抜けてきた里美にはわかる。男が放つ"気"の正体が。
殺意。
濃密にして鋭利な殺気を、午後の街角でこの男は振り撒いているのだった。
「あなたは?」
質問に答えず、秋の風が似合う美少女は、琴のような声で訊いた。
「海堂一美。彼氏との口論中に、お邪魔であったかな?」
落ち着いた声のトーンに、からかいの響きがこれみよがしに含まれていた。
外見からして明らかにわかる危険人物の登場に、冷静さを取り戻したと見えた里美の柳眉がピクリと動く。
この雰囲気、この状況・・・突如として現れた海堂というこの男が、守護天使として使命を帯びた少女を狙いに来た敵であるのは間違いない。
にも関わらず、見え透いた挑発に思わず反応してしまったのは、完璧と呼ばれる五十嵐里美らしからぬ軽挙といえた。
「吼介は、彼氏なんかじゃないわ」
「その割には随分と親密そうに見えるがな」
「そんなくだらない話をするために、私に会いに来たの?」
「・・・ほう。どうやらその口調からすると、オレの目的に気付いているようだな」
「舐めないで欲しいわ。これでも命を狙われるのは慣れているつもりよ」
サングラスの下で、薄い唇がニヤリと吊り上がる。
フフン、なるほど。
すでに死ぬことすら、覚悟済みってわけか。
聖なる女神の正体、とはいえ所詮は女子高生に過ぎぬとタカを括っていた己の緩んだ気持ちを、海堂一美は引き締める。
どこか幽玄の美すら思わせるこの五十嵐里美という少女、単にヤクザに物怖じしないだけではない。襲撃に勘付いたことすら、その真価を語るには足りぬ。憂いの美少女が秘めた凄み、それはこの場で非業の死を遂げる可能性すら、真正面から受け止めてしまっていること。このオレに殺されるかもしれないとわかっていながら、その事実から背かず口にしているのだ。
覚悟が違う。その辺の一般人、いや今までに海堂が血に染めてきた極道モノと比べても。数段に。
人類の守護天使、という重い看板に恥じぬ、戦士。
海堂のなかで巣食っていた甘い油断は、このわずかな時間で霧散していた。この女、やるな。本気にならねばならぬ相手。
実に・・・殺し甲斐のある、極上のエモノ。
「ならば話は早い。では早速・・・彼氏の方から、かかってくるがいい」
牙のように並んだ歯を剥き出して、海堂はチョイチョイと不敵に指を動かして、里美の後方、佇む逆三角形の獣を誘った。
美少女の切れ長の瞳に朱色が走る。小馬鹿にしたような海堂の態度、あからさまな里美への無視・・・挑発と頭ではわかっていても、感情まで抑えるほどには、今日の波立った里美は冷静ではいられなかった。
「吼介は彼氏なんかじゃないと言ってるでしょう! 私たちの闘いにも関係はない!」
「ククク、とは言うものの、本人はやる気満々の様子だが?」
ハッとした里美が背後の格闘獣を振り返る。
巌のごとき筋肉の集合体。その極厚な肉体に、凄まじい闘気が立ち昇っている。赤い炎が視界に映るかと錯覚するほどに。
「わかる! わかるぞ! その男の強さがな! コウスケというのか、ククク・・・なるほどさすがだな、五十嵐里美。小娘の分際でいい兵隊を飼っているようだ」
「吼介、手は出さないで! これは私とこの男との問題。あなたには関わりのないことよ!」
「・・・里美」
常に沈着なくノ一戦士らしからぬ、興奮した口調であった。
全く虚を突かれた、唐突な吼介との再会。思わずさらけ出してしまった、奥深く隠していたはずの、本当の想い。
普段感情を押し殺しているからこそ、思わず弱い姿を晒してしまった18歳の乙女が動揺するのも無理はない。だがそれを差し引いても、刺客を前にし、最強の高校生を背にかばった守護少女は、必要以上に冷静さを欠いているように見える。
「わかるでしょ、吼介? この男の正体が。単なる暴力団員などではない、私が闘わなければならない相手よ。たとえどれだけ恐ろしい敵であっても。あなたの力は借りない、あなたを巻き添えにするわけにはいかないの!」
白スーツの男が『エデン』を宿していることは、里美はひと目見た瞬間から確信していた。
旧御庭番衆の系統を告ぐ令嬢とはいえ、命を狙うほどの輩はファントムガール関連と考えるのがごくごく妥当なラインである。まして海堂の発散する"悪意"は、尋常な人間の放てる類のものではない。
『エデン』を寄生した刺客との闘い・・・単なるいざこざとは次元の違う闘争を前に、里美の胸には悲壮な決意が満ちていた。
「フフン、無理をしているな、五十嵐里美。我慢をするな。素直に助けてもらえ。口でなんと言おうと、お前の本心がコウスケの力を望んでいるのはわかっているのだぞ!」
再びオーバーラップする、夕子との会話。
"あなたの感情のどこかで、吼介と一緒に闘いたがってるんじゃない?"
「勝手なことを言わないで! 私は、私は吼介の力を頼りなどしない! 一緒に闘うなんて甘い考えは、とうの昔に捨てているわ!」
切れ長の瞳に怒りと覚悟とある種の光を宿して、叫ぶ美麗少女は、後方で直立した格闘獣に視線を飛ばす。
その光の正体を、幼馴染である男だけは、正確に見抜いていた。
「吼介・・・私たちの闘いに、関わらないで。もし手を出したら・・・許さないわ」
里美の瞳に宿った光の正体は、哀しみであった。
"里美、お前は・・・そうまでして、オレを『エデン』の闘いに巻き込みたくないのか・・・"
ズシリと心に重く突き刺さる、衝撃。
藤木七菜江は、『エデン』の寄生者は『エデン』を持つ者が倒さなければならない、と言った。
里美は、それとはやや違う。孤高の令嬢を誰よりも知る吼介だから、わかる。
五十嵐里美が最強の格闘獣を闘いから遠ざけようとするのは、修羅の道を愛する男に歩んで欲しくないため。
そして、万が一、暗黒世界に堕ちた吼介を、己の手で始末したくないため。
吼介が仲間になれば、どれだけ嬉しいか、心強いか。他の誰よりも何倍も理解している里美は、それ以上に愛する男を失うことを怖れているのだ。
だから、『エデン』の闘いで、吼介の力は借りない。どれだけ苦しい日々が続いても、最強の男を仲間にはしない。させない。
長い葛藤の末、答えを出した里美は、強く己にそう言い聞かせているのだ。
運命により引き裂かれた、淡い恋の感情を捨て去り
辛く厳しい闘いの日々に、最強の援護を求めることを諦め
今、こうして、恐るべき刺客を前にして、己の命より愛する男の為を思う。
そうやってお前は、いくつ自分のものを犠牲にしていくつもりなんだ、里美?
憂いを帯びた美少女の悲痛なまでの決意が、最強を冠する男の動きを硬直させた。
「そうか。ならば・・・お前から死ね、ファントムガール・サトミ」
白スーツの内側に海堂一美の左手が忍びこむのは、実に自然で素早かった。
取り出された左手に握られたリボルバー=回転式拳銃の黒い銃口は、長い黒髪の揺れる里美の額に、ピタリと照準が合わされていた。
他愛無い挑発で、標的の冷静さを失わせることは、予想以上にうまくいった。
厄介そうなボディガード、筋肉の鎧に包まれた男の手出しを封じたのは、目論み通りに成功した。
全ては海堂一美の狙い通り。守護少女、第一の犠牲者をあげるのに、想定通りの上首尾。
ただひとつ、誤算であったのは――
ファントムガールの正体をバラされ慌てるはずの里美が、すでに吼介に事実を知られていたがために、少しの動揺も見せなかったことであった。
海堂の指が、鋼の暗殺器の引き金を引く。
バッ!!という擦過音は、銃弾の発射された証ではなかった。
くノ一戦士・五十嵐里美が、地を踏み蹴る音。
一瞬のうちに海堂の目前に現れた秀麗なる美少女は、片手でコルトの改造拳銃を押さえ、弾倉が回転するのを防いでいた。
「貴様」
漆黒を湛えた深遠なる瞳。青白くすらある透明な美肌。決意を秘めて結ばれた朱鷺色の唇。
戦慄するほど美しく、陶酔するまで神秘的な、憂いのマスクが目鼻の先で見詰めてくる。
恐れを知らぬ最凶のヤクザにゾクゾクと悪寒が駆け抜けた瞬間、ボッという空気を切り裂く音はした。
ダイアモンドを連想させる細長い顔面に、五十嵐里美の左拳が飛ぶ。
拳の間に挟まれた鋭い光。尖った刃は、くノ一が操る暗器、クナイ。
忍び流の小型ナイフが飛燕の速度で、海堂の急所を狙って放たれていた。
バチイイインンンッッッ!!!
「女子高生は・・・カワイイものだな」
難なく、いとも容易く里美の超速度の左拳は受け止められていた。
海堂一美の、"最凶の右手"に。
"い、今の攻撃を、簡単に捉えてしまうなんて・・・ぅう?! ぅあああッッ?!!"
「くあッ・・・!! クッ・・・ううッ・・・ぐううッッ~~ッッ?!!」
「フフン・・・まるで・・・まるで脆いな」
グシャグシャ・・・メキョ・・・ゴキグキ・・・グチャアッ・・・
最凶ヤクザの右手のなかで、骨が軋み、肉が潰れ、関節がひしゃげる悲鳴が洩れる。
破壊されていく。里美の清廉なる拳が。麗しき5本の指が。
正真正銘、甲も指も拳丸ごとミンチにされそうな激痛に、美麗少女の白い咽喉が苦悶を鳴らす。
「手首からもぎとってくれる」
鋭利な襲撃者の台詞は、いまだ海堂の右手が全力を出し切ってはいないことを里美に示唆した。
風が、突き抜ける。大地から天空に向かって。
里美と海堂の間、わずか50cm空いた身体と身体の隙間を縫って、プリーツスカートを跳ね上げた右の前蹴りが尖った顎を打つ。
乾いた打撃音。ヒット。足応え、あり。
力が抜ける一瞬に、左拳を引き戻す。数歩グラつく海堂。飛んで距離を置く里美。わずか数瞬、再び対峙する白スーツの極道と青セーラーの少女。
"な、なんて・・・握力なの・・・"
ピアニストのごとき白い手に、圧搾の責め跡がくっきりと赤く腫れ刻まれていた。
麗美ですらある漆黒の瞳に驚愕の色が浮かんでいる。ビリビリと痺れる左手を、無意識のうちに里美の右手は抑えていた。
対する海堂の右手は、そっと己の唇を拭う。"最凶の右手"の脅威の一部を知らしめた極道と、新体操のトップ選手であった実力を体術として見せた女子高生。そのファースト・コンタクトは五分と五分であったと言えるだろうか。
時間にすればほんの数秒の攻防。しかし人通りの多い街角で、危険度を放出し続けるその筋の男と秀麗ここに極まれりという美少女の激突は注目されないわけがない。ざわついた人垣が周囲5mほど離れた位置に出来つつあった。
「大したもんだ」
野次馬たちが気付くより先に、左手にした改造コルトを白スーツの内側に戻す。
拳銃を海堂が隠したのは、騒ぎが大きくなるのを恐れて、だけではない。仮に五十嵐里美を確実に抹殺できるのならば、海堂は躊躇うことなく改造コルトを撃っただろう。新たな力を手に入れた今の海堂は、ファントムガールの邪魔さえ入らねばこの街の数十万人の人間をわずかな時間で殲滅できる。里美を消去さえできれば、騒ぎの大小を気にする必要はない。
海堂が拳銃の使用を諦めたもっと大きな理由、それは、もはやその殺人兵器が使い物にならなくなったから。
コルトの銃口は里美の手によって、先の攻防の最中にいつの間にか詰められていた。容赦なく標的を始末するのに最適な銃器は、もはや役立たずの鉄の塊に過ぎない。
「まだ、続けるつもり?」
切れ長の瞳に鋭い光を宿して、長い髪の少女はヤクザ者に問うた。その声には闘いを避けたい想いが表れた一方、いざ生死の攻防が続こうとも受け入れる覚悟が秘められている。
「必要以上に目立つのは、あなたにとっても得策ではないはずよ。それとも、極限まで行き着いた闘いを望むの?」
台詞の言外には、この場でファントムガールとミュータントの決闘を行なうことが、いかに互いにとって危険であるかが伝えられていた。
60分という時間制限、変身時に疲弊した折の強制睡眠・・・『エデン』の寄生者が正体を知られるのは、遠からぬ破滅を望むも同じだ。もしここで海堂が巨大化をするのなら、ファントムガール・サトミを倒した後で目撃者全員をひとり残らず皆殺しにする以外、破滅を免れる方法はない。
ここまで衆目を集めてしまった以上、この場は引き下がるのが順当といえた。
今までのメフェレス=久慈らとの激突において、それは暗黙のうちに了承された協定のようなものと言ってもいい。
「確かに、ミュータントとやらになるのは危険なようだな」
「あなたの襲撃は失敗に終わったということよ」
「だが・・・変身などしなくとも、貴様を殺すのは容易いことだ」
サングラスの下で、薄い唇がニヤリと吊り上がる。
その瞬間、であった。
ドンンンンッッッ!!!
目に見えぬ漆黒の突風が、海堂の全身から噴き出される。
その冷たさ、極寒地の吹雪のごとく。その鋭さ、幾多の血を吸った日本刀のごとく。
その禍々しさ、生贄を待ちわびる悪魔のごとく。
"な、なんて・・・なんて殺気!! こ、この男は・・・ッッ!!"
里美の美貌を冷たい汗が濡れ光らす。白く長い脚が、ガクガクと震える。
麗しき令嬢戦士は悟った。白スーツのヤクザ、海堂一美がようやく本気になったことを。
そして、海堂の持つ殺気・悪意・憎悪が、かつて経験したレベルとは、尋常でない程飛び抜けてドス黒く巨大であることを。
ヤクザである、とか。
人殺しである、とか。
そんな程度では片付けられない、あまりに濃密で強大な負のエネルギー。
この海堂という男、経歴や肩書きなどではその闇を語れない。この世に生れ落ちた時から暗黒の世界に染まっていたとしか思えぬ、それほどまでに瘴気が違う。
恐らくこの男・・・人の心も身体もズタズタに引き裂き、蹂躙し尽くすことに心底から喜びを覚えている。異常者。他者を虐げることが快楽となる、生粋の悪党。良心の欠片もない、人間の皮をかぶった、ヒトとは異なる生物。そうでもなければ、これほど圧倒的な闇の波動を放てるわけがない。
ジリ・・・
極道者の革靴が、一歩前に進む。
闘わなければならない。この男と。人の世に生まれてきてしまった、人を食らう怪物。誰かが、いえ、私がこの海堂という悪魔を止めねば、きっと更なる被害者が生まれてしまう。
本気を現した恐るべき敵を前に、悲壮な決意を駆り立てる里美。だが、ローファーを履いた脚は、想いとは逆に後ずさってしまっていた。
「はあッ・・・はあッ・・・はあッ・・・」
荒い息が桃色の唇から洩れ出る。ボトボトと流れる汗が頬を伝ってアスファルトに落ちる。
叩きつけてくる殺気の波動に、守護天使のリーダーたる少女は呑み込まれかけていた。
一歩、一歩と海堂が足を進めるたびに、セーラー少女が後退する。無機質なサングラスに反射した少女戦士の顔は、明らかに脅えの色を宿していた。先程の激突では五分であったはずなのに、里美の心は濃密すぎる海堂の悪念に圧倒されてしまっていた。逃げるならまだ良かった。なまじ闘おうとするだけに、少女戦士のダメージは深刻さを増す。正義の少女の心はいまや、凶魔の放つ殺意の弾丸を真正面から嵐のように浴び続け、ハチの巣と化して削り取られていく・・・
"わ、私は・・・ここで、死ぬかもしれない・・・・・・"
不意に。そして、急に。
一気に間を詰めた海堂に、里美は対応しきれなかった。
獣のごときスピードも確かに驚異的ではあった。しかし、それ以上に全開放した殺気の弩流、荒れ狂う濁流のごとき激しい負の波動をもろに浴びていたことが、くノ一少女の動きを完全に封鎖してしまった。
目と鼻の先。"最凶の右手"を振りかぶる海堂。
右のアッパーが来る。顎か、あるいは下腹部、脇腹か。いずれにせよ、もはや回避は・・・不能。
己の吐き出した鮮血のなかで、悶絶する姿を里美が想像した、その時だった。
ドゴオオオオオオンンンンンッッッ!!!!
肉と肉とがぶつかり合った音とは思えぬ、重々しい衝撃音。
"最凶の右手"海堂一美、渾身のアッパーブロー。
馬の蹴り足にすら重なるそれを受け止めたのは、格闘筋肉獣の右掌であった。
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