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「第十話 桃子覚醒 ~怨念の呪縛~ 」
25章
しおりを挟む惨劇の記憶新しい情景が、再び東区の一角に展開されていた。
遠目にも可憐な銀と桃色の美天使と、青銅の鎧を纏った三日月に笑う悪鬼。そして大地に坐して動かない、濃緑のケープに身を包んだ骸骨。
立ち入り禁止区域に現れた3体の巨大生物。つい2日前に繰り広げられた正邪の死闘が、再度始まろうとしている。いや、死闘と呼ぶにはあまりに掛け離れた、一方的なリンチ処刑。もはや死滅したかと思われたピンクの守護天使・ファントムガール・サクラは、不屈の闘志を伴って絶望に沈む人々の前に再降臨していた。
「生きていたんだ、ピンクのファントムガール・・・」
「でもダメだ、あのファントムガールではあいつらに勝てないぞ。殺されるだけだ」
「ううん、今度こそ勝ってくれるわ。きっとそうよ!」
口々に湧きあがる想いをまくしたてながら、観衆と化した住民らが巨大な聖戦を見守る。彼らにできることは、ただ祈るだけ、願うだけであった。そのほとんどの者が、9割の不安と1割の希望を胸に秘めて。
「どこまでもバカなメスだ。拾った命、大事にすればいいものを・・・このオレと決着をつけようなどとはな」
桃子から突然送られたメールの内容を思い返し、青銅の魔人は不快に苛立ちつつも、嗜虐の予感に駆られて笑う。飛んで火に入る・・・とはまさにこのこと。仕留め損ねた獲物が、まさか自分から来てくれるとは。ライオンに向かってくるウサギを見る思いで、尊大な悪鬼は銀色の女性らしいフォルムを凝視する。
「貴様とオレでは元からの実力が段違いだ。加えてジュバクの存在。そして回復しきっていない肉体。貴様の勝利など、一厘の可能性すらないわ。それとも・・・クク、快楽のショックに耐えかねて、あえて殺されにきたのか?」
己の肉棒で貫くたび、陸上の鯉のごとく悶え踊る桃子の乱れぶりと、娼婦のように高く低く喘ぎ泣く嬌声を思い出して、黄金のマスクが淫靡に歪む。
喜悦に笑いかけたメフェレスの仮面は、正面の美天使を見た瞬間凍りついた。
凄まじい、形相。
可憐と美麗を併せ持った美貌が、無言のまま三日月に笑う悪鬼を睨みつけている。正確にはその表情は無表情。だが、内に秘めた圧倒的な青い炎が、稀代の悪党を凌駕する。般若よりも、魔女よりも、遥かに心臓を震え上がらせる、完璧なる超美貌。美しく愛らしいが故に、サクラの凍える美貌に秘めた怒りは、誰よりも圧倒的であった。
蘇る。電気拷問の果て、最後まで屈せずに浮かび続けた笑顔が。
己より遥かに弱く、甘ったれた精神を持つはずの少女が見せる迫力・・・得体の知れない迫力に、魔人は無自覚のうちに気圧されていた。
「性奴隷の分際でッッ・・・舐めるなァッ!!」
青銅の右手から同色の魔剣が生える。一気に。
瞬時に妖刀を手にした剣の達人は、無防備に佇む桃色の天使に向かって、大上段から真っ二つにせんと襲い掛かる。
ドドドドドドンンンンッッッ・・・!!!
「・・・・・・"ブラスター"・・・」
爆発自体を思い浮かべ、敵を直接爆破する超能力技、ブラスター。
無数の火花に包まれた青銅の鎧が、爆発の勢いで後方へ吹き飛ぶ。白煙に混じって宙を飛ぶのは、メフェレスが吐き出した赤い鮮血。
「ぐはアッッ!!・・・なッ、なんだ、とォォッッ!!」
巨大な魔人が地に落ちる。震動が封鎖区域一帯を揺らす。
爆発のイメージを直接思い浮かべるブラスターは、絶対不可避ではあるがサクラの技のなかでも威力は小さい。前回の対決で体験済みのメフェレス自身、その効果のほどはよく理解している、はずだった。
「ぐうッ、ぐ・・・な、なぜだ・・・いまだ万全でないはずの身体で、なぜ遥かに威力があがっているのだ・・・」
肉体以上に負った精神的ダメージで、緩慢に立ち上がる魔人に大きな隙ができる。
サクラの銀色の腕が真横に伸びる。大きく広がった両手の先から放たれた黄色の光は、美天使の胸の前で絡まりあい、収束し、螺旋を描きながら長く伸びていく。
サイコエネルギーを発動するサクラの脳裏に描かれたもの、それは鋭く尖った槍のごときネジであった。
「"ストリーム"!!」
ギュルギュルと回転する光のドリルが、轟音を伴って発射される。
空気を切り裂き、陽光を跳ね飛ばし、旋回しながら突き進む光のスクリュードライバー。巻き込む渦で景色が歪む。旋風が荒れ踊る。
魔人の鎧に風穴を開ける、と思われた瞬間、裂帛の気合を振り絞った魔剣の使い手は、巨大なネジを下から浮き上がった神速の剣戟で弾き飛ばしていた。
「グオオオオッッーーッッ!! 舐めるなァッ、蛆虫がァァッッ!!」
両手に残る痺れが悪鬼の背中に戦慄と憤怒を駆け登らせる。十分すぎる手応えが、目前の敵の実力を雄弁に物語っていた。この女、本気だ。全力でオレを倒しにきている!
「・・・許さない・・・」
銀と桃色の女神が、ポツリと呟く。静かに。だが鮮明に。
「なん・・・だとオッッ?!」
「何度も何度も容赦しないって決めて・・・でもどこかで甘さが消えなくて・・・あたしはあなたにいいようにやられてた・・・けど、もうためらったりしない! この怒りをぶつけて、あたしはあなたをゼッタイに倒す!」
前回の闘いは、確かに手も足も出ない完敗だった。同じ状況でサクラが何度立ち向かおうと、運命の女神がどれだけ追い風を吹き付けてくれようと、100回闘っても美少女戦士は勝利を収めることなどできなかったであろう。
だがそれをもって、今回も同結果になると考えていいものかどうか?
根本的に、サクラが敗れたのは人質を取られていたという要素が大きい。そして決して万全でない体調とはいえ、エスパー能力を駆使する少女戦士にとって、重要なのは体力よりも精神力――
"怒りのパワーを・・・これまでの怒りをチカラに変えるんだ! 怒りが足りないから、甘さが出ちゃうから、これまでみんなにメイワクかけてきた・・・もっと怒りをチカラにすれば、きっとこいつらにも勝つことができるッ!"
親友である夕子を傷つけられ。罠にかけられリンチを受け。反撃できないのをいいことに多くの人々の前でボロボロにされ。挙句の果てに、子供たちの前で痴態をさらされて。
もう、あたしは十二分にめちゃくちゃにされてきた。怒ってもいい。怒りをぶつけてもいいはずだ。死ぬほど痛めつけられ、オモチャのように嬲られて、ゴミとして捨てられたこの怒り・・・この怒りを晴らすため、あたしはヒトキを葬ってみせる!
"怒れ! 怒れ! 怒れ! 今までよりも強く、激しく! 怒りのパワーを燃やすんだ!"
「ぅぁあああアアアアッッ―――ッッッ!!!」
鈴のごときエスパー天使の声が、咆哮となって入道雲沸き立つ空に轟く。
少女のあどけなさを残した丸みある肢体が銀色に輝く。皮膚の反射ではない、内側からの発光。元からの性質が近いとされる超能力と聖なる光。エスパー戦士のサイコエネルギーの昂ぶりに呼応して、正義の光がサクラの体内で沸騰している。
だが。
攻勢に出ようと美天使が一歩前に踏み出た、その時であった。
ギャランッッ!! という異世界の共鳴を思わす奇音がこだまするや、サクラの周囲を緑色の光輪が幾重にも囲む。
間一髪、であった。光輪が美戦士の肢体を締め付けるより速く、桃色の少女はあらん限りの筋力を振り絞り、横跳びに脱出する。
「ジュ、ジュバク!」
ウオオオオオオオオ・・・・・・
言葉もない、動きもない、ただ真っ暗な眼窩から不気味な風を噴き出す即身仏のミュータント。真空の眼が光の天使を見詰めて語る。
オマエハ、ワガテノウチダ・・・と。
"そうだ・・・こいつを、こいつをなんとかしないとォ! あのヘンな輪はいきなり現れる・・・まるで超能力みたいに。でもどうしてェ?! エスパーがそんなにいるわけないのに・・・"
「調子に乗りやがって、死に掛けのメスブタがァッッ!!」
桃色天使の大きな瞳の隅に、右手を突き出した青銅の悪魔の姿が映る。
聖なる光の対を成す光線、負に満ち満ちた暗黒光線。体勢を崩したサクラに向かって、一直線に漆黒のビームが伸びていく。
風切る光線の速度に、守護天使が防御姿勢を取る余裕は、ない。
「フォース・シールド!」
直撃の寸前、光の防御膜がエスパー少女の周りを円筒で包むように現れる。
これぞ、超能力戦士ならではのシールド。単なる盾ではなく、広範囲からの攻撃を防ぎ得る、進化したサクラ流フォース・シールド。
爆発。轟音。衝突する光と闇。しかし、念の力では群を抜くサクラの聖なる盾は、必殺技とまではいえない暗黒光線程度では突き破ることはできない。光の薄膜に弾かれて、闇のビームは霧散していた。
「バカめッ! かかったな!」
ギャランンンッッッ・・・!!
一瞬。動きの止まった桃色天使の周囲に、再度緑の光輪が無数に浮かぶ。
暗黒光線を防ぐのに精一杯なサクラに、緊縛の光輪を二度も避けきるのは無理な話であった。
腕に、足に、胸に、腰に・・・柔らかな少女戦士の皮膚に、縮んだ緑の輪が容赦なく食い込み締め付ける。銀と桃色の天使は、つま先から頭頂までをビッシリと光輪に埋め尽くされて、一直線に伸びた姿で身動きを封じられる。
バシュバシュバシュバシュ!!
「くああァッッ?!! うッ、うくぅぅッ~~ッッ!! し、しまっ・・・たァッ~~・・・」
ギリギリ・・・メキィッ・・・ミシミシ・・・
己の肉が、骨が、切り裂かれ、圧迫される苦痛に悲鳴をあげるのを、サクラは体内で聞いた。
ジュバクの技は十分に警戒していたが、それでも2vs1の闘いで、それも不意に出現する攻撃を避け続けるのは困難であった。猛る美少女を嘲笑うように、悪鬼とその配下の不気味なミイラは、いとも容易くサクラの肢体をその手中に収めていた。
"これぐらいのことで・・・負けるもんかァ~~ッッ・・・!!"
深く食い込んだ緑の光輪が悦ぶように不気味に光る。ただ締め付けるだけではない、サクラの超能力を封じ込めるような、悪意のこもった呪縛のリング。エスパー少女にとってはもっとも厄介な敵の攻撃、だがサクラは最悪の事態に陥った際の対処法を、この場に来る前に考え付いていた。
「くううううぅぅッッッ~~~ッッ!!! 負けないッ! 負けるもんかァッッ!!!」
緊縛のリングに締め付けられた美少女の小さな肢体が、核爆発を起こすように痛いほどの光で発光する。
ジュバクが何者なのか。なぜ超能力を持つサクラを封縛できるのか。それは定かではない。
しかし、念じる力により発動させるサイコエネルギーを封じるのは、物質的な緊縛ではない。同じような精神の力、念のパワー。サクラを抑えつけたい、その強い気持ちが緑の光輪の形になって、美天使を封じ込めているのだ。
ならば、それを打ち破るには、もっと強い思念力しかない。
相手を上回る精神の力、それさえあれば必ずジュバクの光輪は破ることができる。そして念の力を競わせたのなら、エスパーである桜宮桃子に勝てる人物など、そうこの世にいるわけはなかった。
"怒りのパワーを! これまでの悔しさを! 爆発させるんだァ~!"
超能力vs呪縛の念。
チカラとチカラ、精神力での真っ向勝負。
ガッシャアアアンンンンッッ――ッッ・・・・・・
美しきエスパー天使と邪悪なる即身仏との思念の対決は、銀と桃色の守護者に軍配があがる。
輝く銀の肌に無数に食い込んだ緑の光輪は、聖少女の放つ光の爆発とともに破砕音を響かせて砕け散った。
「はぁッ! はぁッ! な、なんッ・・・でェェッッ?!!」
深い衝撃の叫びを荒い呼吸とともに吐き出したのは、思念対決に勝利したはずのファントムガール・サクラの方であった。
強い。なぜこんなに強いのか。
精神力の闘いであるならば、超能力者である桃子に勝てる人間など、そう簡単にいるわけがない。念と念の対決は桃子にとっては己のフィールド。前回のように心も身体も限界まで消耗させられているのならともかく、かなり回復が進んだ今、ジュバクの光輪など容易く撃破できて当然なのだ。
それが、現実には全サイコエネルギーを集中し、大量の体力と精神力を犠牲にしなければ、ジュバクのリングから脱出できなかった。両者の間にある差はごくわずか。それではメフェレスというあまりに強大な敵がもうひとりいるこの闘いの結末は、自ずと見えてきてしまう・・・
"な、なんでこんなに強いチカラを持ってるのォ?! そ、それとも・・・あたしの怒りのパワーが、まだぜんぜん足りないってことなの・・・?"
「くくく、ジュバクの輪から抜け出すとはやるじゃないか。だがリングは無数に作ることができる。いつまでサイコエネルギーがもつかな?!」
もの言わぬミイラの怪物に代わり、叫ぶ青銅の悪鬼が一気に桃色の聖天使へと突進していく。
波状攻撃。突きの姿勢のまま、神速で突っ込んでくる悪魔に対して、防御するだけで精一杯のサクラ。
光の防御壁を厚めに張れただけでも、エスパー戦士は大したものだと言えるかもしれない。
「うわあああああァァ~~~ああッッッ!!」
少女らしい甘い叫びを引き伸ばして、フォース・シールドごとサクラの小柄な肢体が魔人の突きの威力に吹き飛んでいく。
集合住宅の一角に突っ込んだ銀色の肢体は、庶民の夢を派手に瓦礫に変えながら、屋根や柱やガラスの破片にまみれて転がった。
「ハッハッハッハッハッ! 死ねィッ!!」
青銅の両掌から放たれた漆黒の光線が、うつ伏せに倒れる美天使に発射される。
爆発とともに、黒煙と火花が天に昇った。
瓦解した住宅地が、あっという間に炎に包まれる。抉れる大地。燃え盛る瓦礫の山。だがそこに、美しき少女戦士の姿はなかった。
「なにッ?!」
気配を察知した魔剣の使い手が、光速で背後を振り返る。
咄嗟のテレポーテーションを見事に成功させ、右腕を真っ直ぐに前に突き出したサクラの姿がそこにはあった。
"いッ・・・けェェェッ・・・!!"
もう、躊躇なんか、しない。
わかっている。敵の強さも。己が陥った現状の厳しさも。逆転勝利のチャンスはわずかにしか訪れないことも。
そのわずかな好機。二度とないかもしれぬ仇敵の隙に、放つべき技は最大最強の必殺技以外に有り得など、しない。
"ヒトキ・・・あなたを殺しても、あたしはゼッタイ後悔なんか、しないィィ!!"
「"デス"―――ッッ!!!」
ほっそりとしたサクラの右腕が、光を帯びて輝く。
だが、その煌く色は聖なる白ではなく、まるで闇側の戦士が操るような漆黒。
濃い墨汁が見えない腕の毛穴から染み出すように、少女戦士の突き出した肘から先を業火が回る勢いで不気味に塗り潰していく。
見惚れた。
見惚れてしまった、諸悪の魔人が。まるで知識にない初見の技に。そして、珠玉のごとき美貌と陰鬱たる暗黒が織り成す、あまりにアンバランスな背徳の美に。時に悪魔を描いた絵画が、ひとの心を捉えるような、闇側の美しさ。守護天使の新たな技の脅威を知らぬ魔人は、数瞬、愚かなまでに甘いはずだった美少女が見せる暗黒面に心奪われていた。
その数瞬、心にポッカリと開いた隙が、防御への対応を確実に遅らせた――
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