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第十四話
77.
しおりを挟む「はぁっはっ…ぅっ…はっ…はっ…ぁ…」
俺はまともに呼吸ができず喋れなくなっていた…。
「はぁっ…ひぃっ…」
…苦しいっ…
「……。」
母親はそのままずっと電話をつないだまま…
「はぁっはぁっ…ぁっ…」
そのまま数分が経過した--
「……幸子…?」
「はぁっ…はぁっ…」
お母さんに今まで言えなかった事……
今ここで言ってしまったら楽になるだろうか---?
「はぁ…はぁ…」
「…大丈夫?」
俺は少し呼吸が落ち着いてから喋りだした…
「…ぉ…お母さん…はぁ…はぁ…」
「何?
…言いたい事…言っていいのよ?」
「はぁ…はぁ…
…う゛…ぁ…あのさ…」
「…うん?」
「…はぁ…ぉ…俺
幼稚園の時…はぁ…
…う゛…独りで帰ったどき…
…はぁ…知らないおじさんに…れ…レイプされて…
…はぁっ…はぁ…
…ぅ…ほ…ほんとは言いたかったけど
言っだらお母さんにおごられると思っで言えながっだ…ぁあ…ぅう…ぅっ…
…ほ…ン…ぅ…ほんとはいつも"おばけの夢みた"なんてウソだったんだ…
ぅうっ…うっ…う゛ぅっ…」
ほんとは学校が楽しいなんてウソだったんだ…
仲良しな友達がいるなんてウソだったんだ……
「ぅうっ…うーっ…
…ぉ…ほんどは…
学校いっでなぐで…
ずっと独りで公園にいて……
ぁ…ぁあ…うーっ…ぁ…」
学校なんて大嫌いで…
毎日つまらなくて…
生きてる事が苦痛で……
「…ぅっ…ほんとは
ぅーっ…ぁ…あっ
…ぅ…ほ……ほんとは…
全部ウソだったんだよっっ!!」
……あぁ
…言っちゃった……。
「…ぅうっ…うーっ…うっうっ…えっ…ぁ…ぁああああああ…」
この時…
俺の中で今まで築き上げた"何か"が
音をたてて崩れ去っていくのが分かったんだ----。
俺はまともに呼吸ができず喋れなくなっていた…。
「はぁっ…ひぃっ…」
…苦しいっ…
「……。」
母親はそのままずっと電話をつないだまま…
「はぁっはぁっ…ぁっ…」
そのまま数分が経過した--
「……幸子…?」
「はぁっ…はぁっ…」
お母さんに今まで言えなかった事……
今ここで言ってしまったら楽になるだろうか---?
「はぁ…はぁ…」
「…大丈夫?」
俺は少し呼吸が落ち着いてから喋りだした…
「…ぉ…お母さん…はぁ…はぁ…」
「何?
…言いたい事…言っていいのよ?」
「はぁ…はぁ…
…う゛…ぁ…あのさ…」
「…うん?」
「…はぁ…ぉ…俺
幼稚園の時…はぁ…
…う゛…独りで帰ったどき…
…はぁ…知らないおじさんに…れ…レイプされて…
…はぁっ…はぁ…
…ぅ…ほ…ほんとは言いたかったけど
言っだらお母さんにおごられると思っで言えながっだ…ぁあ…ぅう…ぅっ…
…ほ…ン…ぅ…ほんとはいつも"おばけの夢みた"なんてウソだったんだ…
ぅうっ…うっ…う゛ぅっ…」
ほんとは学校が楽しいなんてウソだったんだ…
仲良しな友達がいるなんてウソだったんだ……
「ぅうっ…うーっ…
…ぉ…ほんどは…
学校いっでなぐで…
ずっと独りで公園にいて……
ぁ…ぁあ…うーっ…ぁ…」
学校なんて大嫌いで…
毎日つまらなくて…
生きてる事が苦痛で……
「…ぅっ…ほんとは
ぅーっ…ぁ…あっ
…ぅ…ほ……ほんとは…
全部ウソだったんだよっっ!!」
……あぁ
…言っちゃった……。
「…ぅうっ…うーっ…うっうっ…えっ…ぁ…ぁああああああ…」
この時…
俺の中で今まで築き上げた"何か"が
音をたてて崩れ去っていくのが分かったんだ----。
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