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第83話 武闘大会 開始
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翌朝、ギルドでテレサと待ち合わせをして武闘国家に向かった。
「ダグラス君、紹介したのは私だけど本当にここでいいの?」
「?ああ。武闘大会に参加してみたいしな!」
「じゃあよかった!実はここってあまり治安が良くないんだよね…」
「そうなのか…まあ俺は気にしないから大丈夫だ。」
その後ギルドに到着してギルマスと話し、事情説明を終えた。
「俺はファビオだ!ギルマスだが気軽に話しかけてくれ!!」
「分かった。俺はダグラスだ。よろしくファビオ!」
「ああ!ところで、ここに書いてあることは本当か?」
「??何が書いてあるんだ?」
ファビオが1度周囲を見渡し、耳元で囁いた。
「これだよ!海龍を倒したとかスタンピードを1人で制圧したとか!」
「ああ。」
「っ!?そうか!!お前さん、Aランク昇格試験を受けられるがどうする?」
「じゃあ武闘大会に参加するからそれが終わったら頼む。」
「そういうことなら話が早い!!合格条件は武闘大会ベスト16入賞でどうだ?」
「分かった。それで頼む!」
わざわざ昇格試験を受けなくて済むのは楽で嬉しいが、武闘大会参加者の強さに左右される。
まあまあ自信はあるが、世界中から強者が集まるそうなので緊張している。
「それで、申し込みはもうしたか?」
「いや、まだだ。」
「そうか!じゃあ俺の方でやっておこう!」
「ありがとう。」
それから俺は”疲労軽減”スキルに頼って睡眠時間をぎりぎりまで削り、ビッグスライムを倒しまくって2週間で”物理攻撃無効”と”二刀流”がSランクになった。
『順調だな…!!』
そろそろ武闘大会の締め切りが近いので一旦ファビオのところに確認へ向かった。
決して信用していないという分けてはないが、心配になったのだ。
「おうダグラス!!久しぶりだな!!」
「ああ。ところでファビオ、俺の申し込みはもうしてくれたのか?」
「おう!!これがお前さんの参加番号だ。」
「ありがとう。」
番号は2256だった。
「なぁファビオ、この番号は先着順か?」
「ああ!今年は例年より参加人数が多いがまぁお前さんなら大丈夫だろう!!」
「ありがとう。」
それから俺は森林フィールドに向かった。
『あと2週間で”魔法武闘士”もSランクにあげたいが…』
そろそろ対人戦の経験を積みたいのだ。
俺が持ってる対人戦経験といえば師匠との訓練やハワードとの模擬戦くらいしかない。
『まぁそうは言っても対人戦ができる場所もないし気にしなくていいか!』
森林の奥に進んでいくと、サイクロプスAを見つけた。
非常に大きく、宿1軒分くらいの大きさがあった。
『思ってたよりでかいな…』
サイクロプスに”威圧”をかけてみると、その刹那右ストレートが飛んできた。
「っ!?」
俺は左に大きく跳躍して避けた。
その巨体が繰り広げる攻撃は暴風を伴っており、普通の人間では近づけないだろう。
『まさか脊髄反射で攻撃してくるとは…』
サイクロプスはここらで最強の魔物なので、初めて感じた恐怖に驚いたのだろうか。
そんなことを考えていると、大きな1つ目からビームのようなものが放たれた。
『っ!?あの目ビーム出るのか!?』
俺は咄嗟に盾で防いだが、特に衝撃もなにもなかった。
『…ん?なんだ?』
サイクロプスの攻撃は他になさそうなので、俺は”魔法武闘”で倒した。
”鑑定&略奪”してみると、”邪眼F”というスキルを習得した。
効果は目から邪眼のレーザーを放ち、当たった相手にランダムでデバフをかけるようだ。
『ランダムかぁ…一応ランク上げしておくか。』
ランダムは運任せなので、戦術に組み込めないので不便なのだ。
それから2週間トロール系とサイクロプスを倒しまくり、”魔法武闘”、トロール系から得られる”超再生”と”魔法攻撃耐性”はSランクになり、”邪眼”はAランクになった。
キングトロールとは遭遇できなかったので、”魔法攻撃無効”のスキル上げはできなかった。
『まあまあ上出来だな…』
もう辺りが真っ暗で静けさに満ちてきたので、俺は屋敷に帰った。
明日からついに武闘大会が始まる。
俺は期待と不安を抱きながら眠った。
翌朝、俺は武闘国家の中央にある闘技場に向かった。
「あ、ダグラス君!!そろそろ説明が始まるよ!!」
「おはようテレサ!じゃあ行ってくる。」
「頑張って!!」
「ああ!!」
闘技場の広大な観客席は全て人で埋まっていた。
参加者は闘技場の中に集まるようだ。
俺は前の人について闘技場の中に入った。
「それじゃあ始めるぞ!!!お前ら準備はいいかぁーーー!!!!」
「おおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!」
「ダグラス君、紹介したのは私だけど本当にここでいいの?」
「?ああ。武闘大会に参加してみたいしな!」
「じゃあよかった!実はここってあまり治安が良くないんだよね…」
「そうなのか…まあ俺は気にしないから大丈夫だ。」
その後ギルドに到着してギルマスと話し、事情説明を終えた。
「俺はファビオだ!ギルマスだが気軽に話しかけてくれ!!」
「分かった。俺はダグラスだ。よろしくファビオ!」
「ああ!ところで、ここに書いてあることは本当か?」
「??何が書いてあるんだ?」
ファビオが1度周囲を見渡し、耳元で囁いた。
「これだよ!海龍を倒したとかスタンピードを1人で制圧したとか!」
「ああ。」
「っ!?そうか!!お前さん、Aランク昇格試験を受けられるがどうする?」
「じゃあ武闘大会に参加するからそれが終わったら頼む。」
「そういうことなら話が早い!!合格条件は武闘大会ベスト16入賞でどうだ?」
「分かった。それで頼む!」
わざわざ昇格試験を受けなくて済むのは楽で嬉しいが、武闘大会参加者の強さに左右される。
まあまあ自信はあるが、世界中から強者が集まるそうなので緊張している。
「それで、申し込みはもうしたか?」
「いや、まだだ。」
「そうか!じゃあ俺の方でやっておこう!」
「ありがとう。」
それから俺は”疲労軽減”スキルに頼って睡眠時間をぎりぎりまで削り、ビッグスライムを倒しまくって2週間で”物理攻撃無効”と”二刀流”がSランクになった。
『順調だな…!!』
そろそろ武闘大会の締め切りが近いので一旦ファビオのところに確認へ向かった。
決して信用していないという分けてはないが、心配になったのだ。
「おうダグラス!!久しぶりだな!!」
「ああ。ところでファビオ、俺の申し込みはもうしてくれたのか?」
「おう!!これがお前さんの参加番号だ。」
「ありがとう。」
番号は2256だった。
「なぁファビオ、この番号は先着順か?」
「ああ!今年は例年より参加人数が多いがまぁお前さんなら大丈夫だろう!!」
「ありがとう。」
それから俺は森林フィールドに向かった。
『あと2週間で”魔法武闘士”もSランクにあげたいが…』
そろそろ対人戦の経験を積みたいのだ。
俺が持ってる対人戦経験といえば師匠との訓練やハワードとの模擬戦くらいしかない。
『まぁそうは言っても対人戦ができる場所もないし気にしなくていいか!』
森林の奥に進んでいくと、サイクロプスAを見つけた。
非常に大きく、宿1軒分くらいの大きさがあった。
『思ってたよりでかいな…』
サイクロプスに”威圧”をかけてみると、その刹那右ストレートが飛んできた。
「っ!?」
俺は左に大きく跳躍して避けた。
その巨体が繰り広げる攻撃は暴風を伴っており、普通の人間では近づけないだろう。
『まさか脊髄反射で攻撃してくるとは…』
サイクロプスはここらで最強の魔物なので、初めて感じた恐怖に驚いたのだろうか。
そんなことを考えていると、大きな1つ目からビームのようなものが放たれた。
『っ!?あの目ビーム出るのか!?』
俺は咄嗟に盾で防いだが、特に衝撃もなにもなかった。
『…ん?なんだ?』
サイクロプスの攻撃は他になさそうなので、俺は”魔法武闘”で倒した。
”鑑定&略奪”してみると、”邪眼F”というスキルを習得した。
効果は目から邪眼のレーザーを放ち、当たった相手にランダムでデバフをかけるようだ。
『ランダムかぁ…一応ランク上げしておくか。』
ランダムは運任せなので、戦術に組み込めないので不便なのだ。
それから2週間トロール系とサイクロプスを倒しまくり、”魔法武闘”、トロール系から得られる”超再生”と”魔法攻撃耐性”はSランクになり、”邪眼”はAランクになった。
キングトロールとは遭遇できなかったので、”魔法攻撃無効”のスキル上げはできなかった。
『まあまあ上出来だな…』
もう辺りが真っ暗で静けさに満ちてきたので、俺は屋敷に帰った。
明日からついに武闘大会が始まる。
俺は期待と不安を抱きながら眠った。
翌朝、俺は武闘国家の中央にある闘技場に向かった。
「あ、ダグラス君!!そろそろ説明が始まるよ!!」
「おはようテレサ!じゃあ行ってくる。」
「頑張って!!」
「ああ!!」
闘技場の広大な観客席は全て人で埋まっていた。
参加者は闘技場の中に集まるようだ。
俺は前の人について闘技場の中に入った。
「それじゃあ始めるぞ!!!お前ら準備はいいかぁーーー!!!!」
「おおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!」
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