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第81話 剣闘祭 準決勝 vsキャメロン校②
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「それでは3戦目に移ります!!」
次の相手は片手棍棒と盾使いの男性…
前の2戦で仲間の頭が爆散し、身体が真っ二つに両断されるのを見て震えている。
「両者武器を構えて…試合開始!!」
「……」
俺のカウンターを警戒しているのか、相手はその場で盾を構えて防御の姿勢を取っている。
果たして賢い選択なのか、はたまた愚かな選択なのか…
特に意識していたわけではないが、今まで1歩も動かずに相手を仕留めていた。
このまま5戦とも動かずに仕留められたら楽だったのだが…
『…仕方ない。俺の方から仕掛けるか。』
右足で少し強く踏み込み、前へ駆け出した。
低く素早い軌道で跳躍しても良かったのだが、軌道を避けられたら滑稽なのでやめておいた。
素早く距離を詰め、軽く右下段から左上段へ斬り上げた。
相手は何とか俺の接近に気付き、尻餅をつくという不格好な体勢になりつつも防いだ。
『衝撃を緩和するためにわざと後ろに倒れたのか…!!だがその後の行動が遅いな。』
剣を右に構え、倒れた相手の首を斬りおとした。
「し、試合終了ーー!!勝者、アインザス校アルフレッド選手ーー!!」
後で知ったのだが、尻餅をついて攻撃を緩和したのはまぐれだったらしい。
実際は怯えて腰が抜け、ただ倒れ込んだとのことだ。
「それでは4戦目に移ります!!」
次の相手は片手剣使いの男性…
片手剣使いのほとんどは片手直剣を使っているが、彼はサーベルのような曲剣を扱う。
『曲がってる分攻撃の軌道も変わるからな…いい機会だし曲剣の扱いを見て学ぶか。』
「両者武器を構えて…試合開始!!」
「おらぁぁぁ!!!!!」
開始と同時に、激しい雄叫びを上げながら攻撃を仕掛けてきた。
ひとまず曲剣の性質や片手直剣との差異を知るため、防御に徹しよう。
相手はソードスキルを行使せず、縦横無尽に攻撃を繰り広げた。
俺はバスタードソードを前に構えて位置を調整することで、全ての攻撃を防いだ。
『曲がってる分攻撃面積は1点しか当たらないのか…その代わり1点に力が凝縮されてる感じだ。』
数学的な知識で考えれば分かるのだろうが、理論と実践は大きく異なる。
実戦経験を積むに越したことはないだろう。
「おらぁぁぁ!!!!!!」
片手曲剣の解析を進めながらも、彼の猛攻が続く。
『攻撃時に当たる部分が同じだからすぐに壊れそうだな。
それに、峰打ちするとき刃が自分の方に曲がってるからコツが必要そうだな。』
っと、大体の解析は済んだ。
相手も疲れて攻撃速度が落ちてきたことだし、仕留めてしまおう。
やけになって右上段から振り下ろしてきたところをパリィし、胴を両断した。
彼は動きやすさ重視の軽装だったので、鎧を着ていなかったのだ。
「し、試合終了ーー!!勝者、アインザス校アルフレッド選手ーー!!」
解析のためとはいえ、相手を弄んだようになってしまった。
…が、魔道具の効果で場外に飛ばされた片手曲剣使いは満足げな顔をしているので大丈夫だろう。
「それでは5戦目に移ります!!」
最後の相手は槍使いの女性…
スーとの模擬戦で慣れて慣れているし、ステータス値もそこまで高くないので大した脅威ではないだろう。
『…っ!!いや、十分脅威だ…!!』
彼女はぴっちりスーツのような装備を着用しており、大きい胸が強調されている。
精神年齢は前世の年齢のはずだが、転生してから肉体年齢に寄せられているような気がする。
そのせいで俺は今思春期真っ只中におり、正直興奮を隠しきれない。
「両者武器を構えて…試合開始!!」
「やぁぁぁ!!!!」
開始と同時に相手が仕掛けてきた。
大きな胸がプルンプルンと揺れている。
『おぉ…!!Fカップくらいか?12、13歳でこの大きさは凄いな…ってそうじゃない!!』
性欲に脳が支配されている間に、相手の間合いに入っていた。
そしていつの間にか槍が顔の前に来ていたので、頭を右にずらして回避した。
『危ねっ!!集中しないと…』
それにしても、前世でそういった漫画を読んだことがあるが…
現実でみるとこうも魅力的なのか。
『…っ!!』
背後から冷たい視線を感じる。
4人が誘惑されている俺を冷たい目で見ているのだろう。
『まずい…そんな目で見られたらこれから先上手くやっていける自信がない…!!』
4人の誤解を解くために”闘気操術”を全力で行使し、超高速で彼女を細切れにした。
「し、試合終了ーー!!アインザス校の勝利ーー!!」
「いやーアルフレッド選手、化け物退治の時も思いましたが仕留め方がえげつないですね…」
「爆殺に首斬り落とし、縦横の両断に細切れ…これにやられる魔物も惨めですね。」
『えぇ…1撃で確実に仕留めるためにやってたのに、そんな評価されるの?…まあいいか。』
これでアインザス校1年の俺達は全員5人抜きを達成した。
後でアイリスに聞いたのだが、5戦目の冷たい視線はぴっちりスーツの相手へ向けた者だったらしい。
歳不相応の胸と、痴女感あふれる服装にドン引きしていたらしい。
『俺に向けられてなくてよかった。…でも自制心は鍛えておくか。』
次の相手は片手棍棒と盾使いの男性…
前の2戦で仲間の頭が爆散し、身体が真っ二つに両断されるのを見て震えている。
「両者武器を構えて…試合開始!!」
「……」
俺のカウンターを警戒しているのか、相手はその場で盾を構えて防御の姿勢を取っている。
果たして賢い選択なのか、はたまた愚かな選択なのか…
特に意識していたわけではないが、今まで1歩も動かずに相手を仕留めていた。
このまま5戦とも動かずに仕留められたら楽だったのだが…
『…仕方ない。俺の方から仕掛けるか。』
右足で少し強く踏み込み、前へ駆け出した。
低く素早い軌道で跳躍しても良かったのだが、軌道を避けられたら滑稽なのでやめておいた。
素早く距離を詰め、軽く右下段から左上段へ斬り上げた。
相手は何とか俺の接近に気付き、尻餅をつくという不格好な体勢になりつつも防いだ。
『衝撃を緩和するためにわざと後ろに倒れたのか…!!だがその後の行動が遅いな。』
剣を右に構え、倒れた相手の首を斬りおとした。
「し、試合終了ーー!!勝者、アインザス校アルフレッド選手ーー!!」
後で知ったのだが、尻餅をついて攻撃を緩和したのはまぐれだったらしい。
実際は怯えて腰が抜け、ただ倒れ込んだとのことだ。
「それでは4戦目に移ります!!」
次の相手は片手剣使いの男性…
片手剣使いのほとんどは片手直剣を使っているが、彼はサーベルのような曲剣を扱う。
『曲がってる分攻撃の軌道も変わるからな…いい機会だし曲剣の扱いを見て学ぶか。』
「両者武器を構えて…試合開始!!」
「おらぁぁぁ!!!!!」
開始と同時に、激しい雄叫びを上げながら攻撃を仕掛けてきた。
ひとまず曲剣の性質や片手直剣との差異を知るため、防御に徹しよう。
相手はソードスキルを行使せず、縦横無尽に攻撃を繰り広げた。
俺はバスタードソードを前に構えて位置を調整することで、全ての攻撃を防いだ。
『曲がってる分攻撃面積は1点しか当たらないのか…その代わり1点に力が凝縮されてる感じだ。』
数学的な知識で考えれば分かるのだろうが、理論と実践は大きく異なる。
実戦経験を積むに越したことはないだろう。
「おらぁぁぁ!!!!!!」
片手曲剣の解析を進めながらも、彼の猛攻が続く。
『攻撃時に当たる部分が同じだからすぐに壊れそうだな。
それに、峰打ちするとき刃が自分の方に曲がってるからコツが必要そうだな。』
っと、大体の解析は済んだ。
相手も疲れて攻撃速度が落ちてきたことだし、仕留めてしまおう。
やけになって右上段から振り下ろしてきたところをパリィし、胴を両断した。
彼は動きやすさ重視の軽装だったので、鎧を着ていなかったのだ。
「し、試合終了ーー!!勝者、アインザス校アルフレッド選手ーー!!」
解析のためとはいえ、相手を弄んだようになってしまった。
…が、魔道具の効果で場外に飛ばされた片手曲剣使いは満足げな顔をしているので大丈夫だろう。
「それでは5戦目に移ります!!」
最後の相手は槍使いの女性…
スーとの模擬戦で慣れて慣れているし、ステータス値もそこまで高くないので大した脅威ではないだろう。
『…っ!!いや、十分脅威だ…!!』
彼女はぴっちりスーツのような装備を着用しており、大きい胸が強調されている。
精神年齢は前世の年齢のはずだが、転生してから肉体年齢に寄せられているような気がする。
そのせいで俺は今思春期真っ只中におり、正直興奮を隠しきれない。
「両者武器を構えて…試合開始!!」
「やぁぁぁ!!!!」
開始と同時に相手が仕掛けてきた。
大きな胸がプルンプルンと揺れている。
『おぉ…!!Fカップくらいか?12、13歳でこの大きさは凄いな…ってそうじゃない!!』
性欲に脳が支配されている間に、相手の間合いに入っていた。
そしていつの間にか槍が顔の前に来ていたので、頭を右にずらして回避した。
『危ねっ!!集中しないと…』
それにしても、前世でそういった漫画を読んだことがあるが…
現実でみるとこうも魅力的なのか。
『…っ!!』
背後から冷たい視線を感じる。
4人が誘惑されている俺を冷たい目で見ているのだろう。
『まずい…そんな目で見られたらこれから先上手くやっていける自信がない…!!』
4人の誤解を解くために”闘気操術”を全力で行使し、超高速で彼女を細切れにした。
「し、試合終了ーー!!アインザス校の勝利ーー!!」
「いやーアルフレッド選手、化け物退治の時も思いましたが仕留め方がえげつないですね…」
「爆殺に首斬り落とし、縦横の両断に細切れ…これにやられる魔物も惨めですね。」
『えぇ…1撃で確実に仕留めるためにやってたのに、そんな評価されるの?…まあいいか。』
これでアインザス校1年の俺達は全員5人抜きを達成した。
後でアイリスに聞いたのだが、5戦目の冷たい視線はぴっちりスーツの相手へ向けた者だったらしい。
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