『シェルターに逃げ込んだら、中に家出少女が棲みついていたのだが、どうすればいい？』

捌

レクチャー

　一時間ほどして、キララが俺を呼びに来た。

　ミクちゃん香菜ちゃんを残し、俺はキララに案内されて別室に向かう。

　途中で俺は疑問を口にした。

「ところで、なんで幼女タイプのアンドロイドなんだ？」
「この施設には幼女タイプの他にもJKタイプ、JDタイプ、OLタイプの三台のアンドロイドがあります。卓也様の好みは幼女タイプと判断しましたので、今回はこれを起動しました」

　俺の好みに合わせたんか。

「このアンドロイドには、性欲処理機能も装備されています。必要なときは言って下さい」

　そんなものまで……ミクちゃん香菜ちゃんがいるから、必要ないと思うが……しかし試してみたい気もする。

　別室に入った俺は、そこで三時間法律のレクチャーを受けた。

　その後は銃器や戦闘服の扱いを教えられた。

　戦闘服はライダースーツに似たつなぎの服にフルフェイスのヘルメットとブーツで一セット。

　防弾、防刃、防火の他に鈍器による衝撃も緩和できる防打機能も備えている。
　
　すべて終わった時には俺はすっかり疲れ切っていた。

　風呂に入っても、ミクちゃん香菜ちゃんを可愛がる気力も残ってない。

「仕方ないな。今日はあたしと香菜ちゃんでお兄ちゃんを洗ってあげよう」

　しかし、二人の洗い方が少々変態的だった。

　ミクちゃん香菜ちゃんは自分たちの身体にボディソープをつけて、前後から俺を挟み込むように、こすり付けてきたのだ。

「ミクちゃん、そこのところを念入りに洗っていますね」
「だって、あたしと香菜ちゃんの中に入ってくるのだから、きれいにしないと」

　美少女二人による先体のあまりの気持ち良さに、俺は外で出してしまった。

　白い液がミクちゃんの顔にかかってしまう。

「もったいないなあ、これはちゃんとミクの中に出してね」

　こりゃあ、当分アンドロイドを試す余裕はなさそうだな。