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肆
お風呂で9
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「真樹さんをイジメた人の一人が、紀里さんでした」
それは……最悪だな。
「後で紀里さんにそれとなく聞いてみたら、中学生の時、同級生の好きな男の子を苛めたと言ってました。その後なぜか、男の子が学校に来なくなってしまったとも……ご自分が元凶だと、気が付いてなかったようです」
香菜ちゃんは、シャワーで泡を洗い流した。
「それでは、私も入らせて頂きます」
香菜ちゃんが、浴槽に入ってきた。
「おっきな、お風呂ですね。気持ちいい」
不意にミクちゃんが、俺の胸に着けていた顔を上げる。
「お兄ちゃん。ちょっと手を離して」
「ああ」
抱いていた手を離すと、ミクちゃんは俺の足の上で身体の向き変えた。
俺に背中を密着させ、香菜ちゃんと向き合う形に……
「安全ベルト装着」
そう言ってミクちゃんは俺の両手を掴み、自分のお腹の前で合わせた。
「あ! 違った。こっちは」
ミクちゃんは俺の右手を掴み、胸の膨らみに当てた。
「こっちは」
左手を掴みに、自分の股間に当てる。
「じゃあ、お兄ちゃん動かして」
「こうかい」
「そうそう。ああん! 気持ちいいよ」
香菜ちゃんはこっちを見てクスっと笑った。
それは……最悪だな。
「後で紀里さんにそれとなく聞いてみたら、中学生の時、同級生の好きな男の子を苛めたと言ってました。その後なぜか、男の子が学校に来なくなってしまったとも……ご自分が元凶だと、気が付いてなかったようです」
香菜ちゃんは、シャワーで泡を洗い流した。
「それでは、私も入らせて頂きます」
香菜ちゃんが、浴槽に入ってきた。
「おっきな、お風呂ですね。気持ちいい」
不意にミクちゃんが、俺の胸に着けていた顔を上げる。
「お兄ちゃん。ちょっと手を離して」
「ああ」
抱いていた手を離すと、ミクちゃんは俺の足の上で身体の向き変えた。
俺に背中を密着させ、香菜ちゃんと向き合う形に……
「安全ベルト装着」
そう言ってミクちゃんは俺の両手を掴み、自分のお腹の前で合わせた。
「あ! 違った。こっちは」
ミクちゃんは俺の右手を掴み、胸の膨らみに当てた。
「こっちは」
左手を掴みに、自分の股間に当てる。
「じゃあ、お兄ちゃん動かして」
「こうかい」
「そうそう。ああん! 気持ちいいよ」
香菜ちゃんはこっちを見てクスっと笑った。
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