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第六章
れっどどらごん2
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俺は、意識を要塞内のリビングに戻した。
「ランドールさん!」「ランドール様!」
壁から出てきた俺に、エリスとマリカが駆け寄ってくる。
「さっきから、凄い音がしているのですけど」「何が起きているのです?」
要塞内から外の様子が見えないからな……
「フィリスの奴が、ドラゴンを呼び出したんだ」
「ええ!?」「ドラゴン!?」
「ドラゴンと言っても式神だが、鱗が俺の硬質化分体と同じぐらい固くて触手槍では歯が立たない」
「どうするのですか?」
「触手槍がダメなら、アルベルトキャノンで仕留めるさ」
俺はアルベルトキャノンの発射体勢に入り、意識を外部に移した。
フィリスの乗ったドラゴンは、蝙蝠のような羽を羽ばたかせて空を飛び、移動要塞に何度も飛び蹴りを浴びせてくる。
ドラゴンの爪も硬質化分体と同じ固さがあるらしい。
何度も蹴られているうちに、装甲にヒビが入ってきた。
ん? 突然ドラゴンは蹴るのをやめた。
ヒビの入った装甲の前で、ホバリングしている。
なんのつもりか知らんが、動きが止まったのは好都合。アルベルトキャノンの砲身をドラゴンに向ける。
憑代のある胸に照準を合わせた時、突然ドラゴンは炎を吹いてきた。
アチ!
装甲の隙間から炎が入ってくる。
思わずアルベルトキャノンを撃ってしまった。
弾は二発ともドラゴンの腹に命中。鱗を割って内部に食い込んだが……
これが本物のドラゴンなら、ダメージがあったかもしれない。
しかし、このドラゴンは式神。憑代に当たらなければ意味がなかった。
アルベルトキャノンの弾を食らったドラゴンは、その勢いで少し後方に吹っ飛んで行き、炎も一度は止む。
だが、弾で開いた穴はすぐに塞がり、ドラゴンは再びこっちへ向かってきた。
「ランドールさん!」「ランドール様!」
壁から出てきた俺に、エリスとマリカが駆け寄ってくる。
「さっきから、凄い音がしているのですけど」「何が起きているのです?」
要塞内から外の様子が見えないからな……
「フィリスの奴が、ドラゴンを呼び出したんだ」
「ええ!?」「ドラゴン!?」
「ドラゴンと言っても式神だが、鱗が俺の硬質化分体と同じぐらい固くて触手槍では歯が立たない」
「どうするのですか?」
「触手槍がダメなら、アルベルトキャノンで仕留めるさ」
俺はアルベルトキャノンの発射体勢に入り、意識を外部に移した。
フィリスの乗ったドラゴンは、蝙蝠のような羽を羽ばたかせて空を飛び、移動要塞に何度も飛び蹴りを浴びせてくる。
ドラゴンの爪も硬質化分体と同じ固さがあるらしい。
何度も蹴られているうちに、装甲にヒビが入ってきた。
ん? 突然ドラゴンは蹴るのをやめた。
ヒビの入った装甲の前で、ホバリングしている。
なんのつもりか知らんが、動きが止まったのは好都合。アルベルトキャノンの砲身をドラゴンに向ける。
憑代のある胸に照準を合わせた時、突然ドラゴンは炎を吹いてきた。
アチ!
装甲の隙間から炎が入ってくる。
思わずアルベルトキャノンを撃ってしまった。
弾は二発ともドラゴンの腹に命中。鱗を割って内部に食い込んだが……
これが本物のドラゴンなら、ダメージがあったかもしれない。
しかし、このドラゴンは式神。憑代に当たらなければ意味がなかった。
アルベルトキャノンの弾を食らったドラゴンは、その勢いで少し後方に吹っ飛んで行き、炎も一度は止む。
だが、弾で開いた穴はすぐに塞がり、ドラゴンは再びこっちへ向かってきた。
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「死神幼女に勧誘されて異世界のスライムに転生。早く人間になりたい!」エロ要素を抜いてこちらのサイトに載せてみました。よろしければブックマークなどの応援お願いします。
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