死神幼女に勧誘されて異世界のスライムに転生。早く人間になりたい！

第三章

フィリスの様子

　俺は、別室に意識を移した。なんの飾り気もない肉壁だけの部屋で、フィリスは全裸のままふて寝している。無毛の割れ目と肛門に俺の触手を入れたままで……

「フィリス起きろ」
「ぐーぐー」

　しょうがないな。

　肛門と膣に入れたままだった触手を脈動させた。

「ひややや！　やめろ！　変態！」
「だったら。寝たふりするな」

　触手の脈動を止めた。

「いったいなんだ！　また精気を吸いに来たか？　無駄だぞ。私の精気は、もうすっからかんだ！」
「お前の処遇が決まった」
「死刑か？」
「釈放だ」
「なに？」
「サクヤ様のお慈悲だ。感謝しろ」
「サクヤ様？」
「お前とウドウ王子の関係も聞いてある」
「ゲ！　あの事を話したのか？」
「ああ。かなり辛そうだったけど、話してくれた」
「言っておくが、感謝などしないぞ！　あの女が、王様に余計な事をチクったりしなければ、王子様も廃嫡されることはなく、私も王太子妃になれたのだ」

　触手の脈動を再開した。

「あひゃー！　そ……それやめろ！　変になるうぅぅ！　感謝します。サクヤ様には感謝します」

　脈動を止めた。

「最初から、素直にそう言えばいい」
「それより、いい加減に、これを抜け！」

　フィリスは、膣に入っている触手を掴む。

「ダメだ。お前は式神使いだからな。他にもどんな魔法が使えるか分かったものではない。少しでも精気が溜まったら、抜き取らせてもらう」
「この変態！　確かに私は式神使いだが、憑代を取り上げられたら、式神は使えないし他に能力はない」
「それは分からない。まだ隠している能力があるかもしれない。それを使わせないためには、定期的にこうするのが安全だ」

　脈動を再開した。

「ひゃうううう！　ひゃめろう！」

　止めるどころか、俺は極細の触手を増やして大陰唇に群がらせた。クリトリスを刺激する。

「ら……らめえ！　しょこは、らめえ！」

　膣に差し込んだ触手も、痛みを感じないギリギリ太さまで大きくし、細かく振動させた。

「あ！　あ！　ああああ！　イクゥ！　いっちゃう！」

　フィリスの身体から精気が放出された。逝ったようだ。

「釈放すると言っても、今すぐというわけではない。それまでの間、こうやって精気を抜かせてもらう」
「変態」

　フィリスの呟く声を聞きながら、俺は意識をリビングに移した。