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第三章
水の国攻防戦2
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「それ撃て! 焼き尽くせ! 私の婚期を台無しにした……いやいや、我々に逆らった水の国に思い知らせてやれ!」
俺が湖岸に着いたときには、火矢を射かけられて町が炎上していた。
早く止めさせないと。
造形は完全に完了した。俺は湖から立ち上がる。
「やめろ! フィリス! お前の相手はこの俺だ!」
湖水に映った俺の姿は、金属光沢を放つ巨大ロボットの姿になっていた。
身長は二十五メートルと、ウッド・ゴーレムより少し低いが戦闘力は十分。
え? 人型兵器は、実戦では戦車より弱い?
いいんだよ! 向こうも人型兵器だし、そもそもこの世界に戦車などない。
人型兵器は男のロマン。文句あるか!
それはそうと、四機のウッド・ゴーレムが一斉に俺の方をふり向いた。
「なんだ、お前は!? 関係ない奴は引っ込んでいろ」
一機のウッド・ゴーレムが湖の中に入り俺に向かってくる。
俺は、ゴーレムに向けて右腕をまっすぐ向けた。
右腕が猛スピードで伸びていく。これは触手槍の巨大版。決して某アニメのパクリではない。
俺のパンチは、ウッド・ゴーレムの脇腹を砕く。
そこに入っていた弓兵たちが、バラバラと湖面に落下していった。
湖面に落下した兵士たちは、下で待ち構えた河童たちに捕まりフルボッコにされる。
河童たちに、ジュネーブ条約を守れと言っても無理か。
一方、脇腹を砕かれたウッド・ゴーレムは剣を抜いてかかってきた。
こっちは素手なのに、きたねえな。まあ、どっちにしろ、剣なんて俺には通じないけど……
ザク!
剣が俺の身体に刺さった。向こうはこれで勝ったと思ったのだろう。
だが……
「ぬ……抜けん」
俺に刺さった剣を抜こうとして、ウッド・ゴーレムは渾身の力を込めて引っ張っていた。
そのウッド・ゴーレムの胴体にパンチを叩き込む。
胴体に大穴が空いた。
その穴の左右を殴り続け、ウッド・ゴーレムは真ん中からポッキリと折れた。
俺が湖岸に着いたときには、火矢を射かけられて町が炎上していた。
早く止めさせないと。
造形は完全に完了した。俺は湖から立ち上がる。
「やめろ! フィリス! お前の相手はこの俺だ!」
湖水に映った俺の姿は、金属光沢を放つ巨大ロボットの姿になっていた。
身長は二十五メートルと、ウッド・ゴーレムより少し低いが戦闘力は十分。
え? 人型兵器は、実戦では戦車より弱い?
いいんだよ! 向こうも人型兵器だし、そもそもこの世界に戦車などない。
人型兵器は男のロマン。文句あるか!
それはそうと、四機のウッド・ゴーレムが一斉に俺の方をふり向いた。
「なんだ、お前は!? 関係ない奴は引っ込んでいろ」
一機のウッド・ゴーレムが湖の中に入り俺に向かってくる。
俺は、ゴーレムに向けて右腕をまっすぐ向けた。
右腕が猛スピードで伸びていく。これは触手槍の巨大版。決して某アニメのパクリではない。
俺のパンチは、ウッド・ゴーレムの脇腹を砕く。
そこに入っていた弓兵たちが、バラバラと湖面に落下していった。
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河童たちに、ジュネーブ条約を守れと言っても無理か。
一方、脇腹を砕かれたウッド・ゴーレムは剣を抜いてかかってきた。
こっちは素手なのに、きたねえな。まあ、どっちにしろ、剣なんて俺には通じないけど……
ザク!
剣が俺の身体に刺さった。向こうはこれで勝ったと思ったのだろう。
だが……
「ぬ……抜けん」
俺に刺さった剣を抜こうとして、ウッド・ゴーレムは渾身の力を込めて引っ張っていた。
そのウッド・ゴーレムの胴体にパンチを叩き込む。
胴体に大穴が空いた。
その穴の左右を殴り続け、ウッド・ゴーレムは真ん中からポッキリと折れた。
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