死神幼女に勧誘されて異世界のスライムに転生。早く人間になりたい!

クラーゲン

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第二章

転生してよかった!

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「ああ! すまん。覗くつもりではなかったんだ」

 いかん、いかん。エリスとは一緒に風呂に入っているからつい入ってしまったが、今はマリカもいたのだった。俺は慌てて後ろを向く。

「違います。ランドールさん。マリカちゃんは、壁から急に人が出てきたから驚いたのです」
「そうなのか? いや……しかし……」
「マリカちゃん、男の人とお風呂に入るのは慣れているから大丈夫だよね」
「はい。私、お父さんや叔父さんとよく入っていたので」

 そうか。見ていいのだな。俺は浴槽の方を向いた。

 二人の美少女の顔が、お湯から突き出している。

 方や金髪碧眼の西洋風美少女。方や黒目黒髪の東洋風美少女。前世では、写真以外で絶対見ることができない光景が、目の前に……転生してよかった!

「あのう……ランドールさん。それより、ジャグジーをお願いできますか?」
「エリス。ジャグジーが、気に入ったのか?」
「はい。とっても」

 エリスは、にっこりとほほ笑んだ。可愛い!

「では、ジャグジーを出すぞ」

 浴槽内に、泡が発生した。

「わーい! 泡だ! 泡だ!」

 はしゃぐエリスと対象的に、マリカは初めて見るジャグジーを警戒している。

「さあ、マリカちゃんも泡の中に」
「え……ええっと……これって、どんな仕組みですかあ?」
「これはね……あれ? どんな仕組みだっけ?」

 答えに困ったエリスに変わり、俺が説明した。

「浴槽の壁や床に小さな穴をあけて、そこから空気を噴出させているのだ」
「はあ。そんなことして、お湯は漏れないのですかあ?」
「大丈夫だ。空気の圧力で、水は穴に入って来ない。それと、この穴の位置と空気の圧力は、俺の意思で自在に変えられる」

 そう言って、エリスの真下の穴を動かした。

「はううう!」

 大陰唇に泡が直撃して、エリスは妙な声を上げる。

「もう! ランドールさんたら……エッチなんだから」
「すまん。嫌だったか?」
「い……いえ、もっとお願いします」
「よし」

 今度は、会陰目掛けて泡を出した。

「あああん!」
「エリスちゃん! どうしたの?」

 マリカが心配そうに声をかける。

「マリカちゃん……アソコに、泡を当ててもらっているの」
「それって……気持ちいいの?」
「い……いいよ。やってみて」
「うん」

 マリカは泡の出ているところへ行き座り込む。もぞもぞと腰を動かして……

「ひゃううう!」

 マリカも泡を大陰唇で受けていた。泡を少し強くしてみるか。

「ああああん! しゅ……しゅごい!」

 二人の美少女が、ジャグジーの泡の中で喘ぎ続けた
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