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プロローグ
しおりを挟む「犬とは人と共に生きる者、猫とは人の隣に住まう者…」
家の近くにある山の麓にある小さな祠、通学路の近くにあったので小学生だった僕はそこに毎日のようにお参りしていた。
おじいちゃんが神社の神主をしていたこともあり、そういうものに興味があった。
でもだんだん人が山を切り拓いて住むようになって畏れや敬いの心は失われていったとおじいちゃんは嘆いていた。
ある日僕はその祠に一匹の猫が住み着いているのを見つけた。
誰かに捨てられたのか人懐こい黒猫だった。
僕は次の日からお小遣いで買ったキャットフードを持ってそこに寄るようになり、やがて僕の手からご飯を食べるようになった。
誰かに連れて行かれないように鈴のついた赤い首輪を付けてあげた、少し嫌がってたけどすぐに慣れたみたいだ。
そして僕はその猫に「にあ」と名前をつけて可愛がっていた…
いつも可愛い鳴き声で「にゃあ」と出迎えてくれるのでそう名付けた。
いつしかにあは僕の膝の上でくつろぐようになった。
そんなある日のことだった、祠のある周辺が工事用のフェンスで囲われてしまったのだ、どうやら大きな太陽光発電所、いわゆるメガソーラーというものができるらしい。
工事用の大きな車がひっきりなしに走るようになり、にあも姿を見せなくなった。
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