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出会い
王都へ1
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それからはとんとん拍子で話が進んだ。レナードさん曰く騎士団にはなかなか治療できる人が集まらないようだ。
騎士団って聞くと、やっぱり危険そうだと思うからかな。そんなことを考えていると、あの綺麗な人(たぶん殿下?)が話しかけてきた。絶対偉い人だろう。慌てて頭を下げる。
「先日はわたくしの騎士の件で迷惑をかけましたわ。」
「いえ、そんなことないです。」
「いいえ、わたくしの早とちりで危害を加えてしまったのは事実。それ相応のお詫びの品を差し上げますわ。それと、わたくしの騎士を助けたのもまた事実。その分に関しては陛下から直接礼をうけるでしょう。」
「えっそんな。」
「もう決定したことですわ。それでは」
そう言って優雅に去っていった。お姫さまってあんな感じなんだなぁ。
「すみません、馬のことなんですが、団長と相乗りという形でよろしいでしょうか?」
「レナードさん!僕は歩いていけますので大丈夫です。」
僕なんかを乗せるなんて団長さんにも馬にも嫌な気分にさせるだけだ。そう思っていたのに、問答無用といったようにあっという間に馬に乗せられた。まじかぁ。
しばらく進んでいるとなんの気配だろうか、東のほうからすごい勢いで進んでくる魔物がいる。風魔法で形をなんとなく探ってみると、サイクロプスのようだ。誰も気づいてないのか?これからお世話になるんだし僕が倒しておこう。
「団長さん、ちょっと降りてもいいですか」
僕がそう言うと団長さんは馬の脚を止めた。
「どうした?…ツ!総員戦闘用意!」
「大丈夫です。このくらいなら」
馬から降り、勢いよく地面を蹴り風魔法で体を強化・補助をする。そして舞い上がった反動で気づかれないようにしながら、サイクロプスの首へ一気に剣を振りかざす。思ったよりも固いと思い、そのままもう一度風をまとわせた剣を振り、首をはねた。
ドサッ
絶命したようだ。でもやっぱり人の形に似た魔物を殺すのには抵抗がある。しかし、神様の言った通り魔物は人の悪意を吸収してしまった意思ももうないものであると自分で再確認することで何とか吐き気をこらえる。
あっフード外れてる。とっさにかぶりなおしたけど、大丈夫かな。まぁだけど前髪と眼鏡で隠れているから安心だ。見たとしてもこの癖っ毛が見られただけだ。僕ナイス。
「嘘だろ…」
「A級モンスターをたった一人で倒すなんて…」
「あんなにちっちゃいのに」
なんだか騎士の人たちがざわついている。勝手に出しゃばったから怒ってるのかな。
「おい!勝手に動くな」
「あっごめんなさい…。」
団長さんにいつも以上に鋭い目で睨まれ、怒鳴られた。やっぱり、勝手に倒してしまったから怒っているんだ。あ~もう何がナイスだよ。最初からやらかしてんじゃん。
「シヅル君、大丈夫ですよ。誰も怒っていませんから。」
「レナードさん…」
「チッ乗れ、行くぞ。」
馬に乗るために自分の体を風魔法で軽くする。便利だな、魔法って。もはや常時かけておこうかな。
「団長…、はぁ全く。シヅル君、本当に気にしなくていいですよ。それと、これからは率先して魔物を倒さなくて大丈夫ですからね。」
「えっあっはい。」
率先して魔物を倒さなくていいって、あっそういうことか。僕は治癒係として騎士団に入れてもらうからか。あぁ納得。
「ここで休憩を挟む!各自昼食の準備をし、見張りの者も自分の配置につけ。」
団長さんやレナードさんとは違う色の騎士団の服を着ている人が言った。そういえば、エディもあの服だったな。何が違うんだろう。後で聞いてみよう。
また団長さんの隣の席だ。よかった、前の世界の時みたいなぼっち飯にならなくて。それに彼のそばにいるだけで、なんだかホっとする。
「いただきます。」
皆にぎやかに食べている。その輪に自分がいることがどうにもうれしくてついつい頬が緩んでしまう。すると、左隣に座っている青髪の人が話しかけてきた。
「なぁお前シヅルっていうんだろ。俺はカーチェス。よろしくな!」
「あっはい。」
「にしてもお前すごいよなぁ、あのサイクロプスを無傷でそれにあんなに簡単そうに倒しちまうんだぜ?そんな奴あんまいねぇよ。」
「そ、そうなんですか」
「そうだぜ。そんなにちっちゃいのにいったいいつから剣技を学んだんだ?」
「えーと結構小さい時から…」
あながち嘘じゃない。小学校の時に地元の剣道クラブに入っていたし、中学生で部活は剣道部だった。高校生になってからは生物部に移ったが、それまではうまくなくともきちんとやっていた。
にしてもこの人は前の世界ではあまりかかわることのなかった感じの人だ。それに、皆僕がこんなに怪しい風貌でも不気味なだけなのかもしれないけど誰も何も言ってこない。
「ふっあはははは」
「えっどうしたんですか?」
「いやちょっと面白くて、お前身構えすぎだ。別にとって食ったりしねぇよ。」
「食うって、そんなこと思ってませんよ。」
思わぬことを言われ、ついつい笑ってしまう。だけどカーチェスさんはまだ笑っている。そんなに面白かったのか。陽キャのノリは難しい。
「おい、カーチェス!」
「気づけ…!」
「何だよ、えっちょっそーゆーこと…?」
なんだかカーチェスさんが変だ。
「シっシヅル!俺は決してお前にやましい思いなんて持ってないからな!!」
急にどうしたんだろ。やましいってなんで今それが出てきたのかな。陽キャのノリかな。きっとそうだ。
っ!なぜだか団長さんは僕のほうをじっと睨んでいる。あっもしかして僕が邪魔で何かみえないのかな?あ~もうっ今日で団長さんに迷惑かけるの2回目じゃないか。ますます嫌われてしまう。僕はどうしてこうも空気が読めないんだろう。いくらカーチェスさんとの会話が楽しかったからって、僕なんかがつりあいを持てるわけでもないのに。
「ぎゃああ~絶対違う方向に考えてる…。」
「団長…」
あぁまた、カーチェスさんが何か言っている。それにほかの人もこちら側を見て何やら哀れなものを見るような複雑な表情で話している。いったいどういうことだろう。
騎士団って聞くと、やっぱり危険そうだと思うからかな。そんなことを考えていると、あの綺麗な人(たぶん殿下?)が話しかけてきた。絶対偉い人だろう。慌てて頭を下げる。
「先日はわたくしの騎士の件で迷惑をかけましたわ。」
「いえ、そんなことないです。」
「いいえ、わたくしの早とちりで危害を加えてしまったのは事実。それ相応のお詫びの品を差し上げますわ。それと、わたくしの騎士を助けたのもまた事実。その分に関しては陛下から直接礼をうけるでしょう。」
「えっそんな。」
「もう決定したことですわ。それでは」
そう言って優雅に去っていった。お姫さまってあんな感じなんだなぁ。
「すみません、馬のことなんですが、団長と相乗りという形でよろしいでしょうか?」
「レナードさん!僕は歩いていけますので大丈夫です。」
僕なんかを乗せるなんて団長さんにも馬にも嫌な気分にさせるだけだ。そう思っていたのに、問答無用といったようにあっという間に馬に乗せられた。まじかぁ。
しばらく進んでいるとなんの気配だろうか、東のほうからすごい勢いで進んでくる魔物がいる。風魔法で形をなんとなく探ってみると、サイクロプスのようだ。誰も気づいてないのか?これからお世話になるんだし僕が倒しておこう。
「団長さん、ちょっと降りてもいいですか」
僕がそう言うと団長さんは馬の脚を止めた。
「どうした?…ツ!総員戦闘用意!」
「大丈夫です。このくらいなら」
馬から降り、勢いよく地面を蹴り風魔法で体を強化・補助をする。そして舞い上がった反動で気づかれないようにしながら、サイクロプスの首へ一気に剣を振りかざす。思ったよりも固いと思い、そのままもう一度風をまとわせた剣を振り、首をはねた。
ドサッ
絶命したようだ。でもやっぱり人の形に似た魔物を殺すのには抵抗がある。しかし、神様の言った通り魔物は人の悪意を吸収してしまった意思ももうないものであると自分で再確認することで何とか吐き気をこらえる。
あっフード外れてる。とっさにかぶりなおしたけど、大丈夫かな。まぁだけど前髪と眼鏡で隠れているから安心だ。見たとしてもこの癖っ毛が見られただけだ。僕ナイス。
「嘘だろ…」
「A級モンスターをたった一人で倒すなんて…」
「あんなにちっちゃいのに」
なんだか騎士の人たちがざわついている。勝手に出しゃばったから怒ってるのかな。
「おい!勝手に動くな」
「あっごめんなさい…。」
団長さんにいつも以上に鋭い目で睨まれ、怒鳴られた。やっぱり、勝手に倒してしまったから怒っているんだ。あ~もう何がナイスだよ。最初からやらかしてんじゃん。
「シヅル君、大丈夫ですよ。誰も怒っていませんから。」
「レナードさん…」
「チッ乗れ、行くぞ。」
馬に乗るために自分の体を風魔法で軽くする。便利だな、魔法って。もはや常時かけておこうかな。
「団長…、はぁ全く。シヅル君、本当に気にしなくていいですよ。それと、これからは率先して魔物を倒さなくて大丈夫ですからね。」
「えっあっはい。」
率先して魔物を倒さなくていいって、あっそういうことか。僕は治癒係として騎士団に入れてもらうからか。あぁ納得。
「ここで休憩を挟む!各自昼食の準備をし、見張りの者も自分の配置につけ。」
団長さんやレナードさんとは違う色の騎士団の服を着ている人が言った。そういえば、エディもあの服だったな。何が違うんだろう。後で聞いてみよう。
また団長さんの隣の席だ。よかった、前の世界の時みたいなぼっち飯にならなくて。それに彼のそばにいるだけで、なんだかホっとする。
「いただきます。」
皆にぎやかに食べている。その輪に自分がいることがどうにもうれしくてついつい頬が緩んでしまう。すると、左隣に座っている青髪の人が話しかけてきた。
「なぁお前シヅルっていうんだろ。俺はカーチェス。よろしくな!」
「あっはい。」
「にしてもお前すごいよなぁ、あのサイクロプスを無傷でそれにあんなに簡単そうに倒しちまうんだぜ?そんな奴あんまいねぇよ。」
「そ、そうなんですか」
「そうだぜ。そんなにちっちゃいのにいったいいつから剣技を学んだんだ?」
「えーと結構小さい時から…」
あながち嘘じゃない。小学校の時に地元の剣道クラブに入っていたし、中学生で部活は剣道部だった。高校生になってからは生物部に移ったが、それまではうまくなくともきちんとやっていた。
にしてもこの人は前の世界ではあまりかかわることのなかった感じの人だ。それに、皆僕がこんなに怪しい風貌でも不気味なだけなのかもしれないけど誰も何も言ってこない。
「ふっあはははは」
「えっどうしたんですか?」
「いやちょっと面白くて、お前身構えすぎだ。別にとって食ったりしねぇよ。」
「食うって、そんなこと思ってませんよ。」
思わぬことを言われ、ついつい笑ってしまう。だけどカーチェスさんはまだ笑っている。そんなに面白かったのか。陽キャのノリは難しい。
「おい、カーチェス!」
「気づけ…!」
「何だよ、えっちょっそーゆーこと…?」
なんだかカーチェスさんが変だ。
「シっシヅル!俺は決してお前にやましい思いなんて持ってないからな!!」
急にどうしたんだろ。やましいってなんで今それが出てきたのかな。陽キャのノリかな。きっとそうだ。
っ!なぜだか団長さんは僕のほうをじっと睨んでいる。あっもしかして僕が邪魔で何かみえないのかな?あ~もうっ今日で団長さんに迷惑かけるの2回目じゃないか。ますます嫌われてしまう。僕はどうしてこうも空気が読めないんだろう。いくらカーチェスさんとの会話が楽しかったからって、僕なんかがつりあいを持てるわけでもないのに。
「ぎゃああ~絶対違う方向に考えてる…。」
「団長…」
あぁまた、カーチェスさんが何か言っている。それにほかの人もこちら側を見て何やら哀れなものを見るような複雑な表情で話している。いったいどういうことだろう。
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