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皇都闘技大会(6)
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――私も出れば良かったかなぁ……今日は暇だし。
ミランヌは、物憂げに一息吐きつつ、思案。
「昼休憩を挟みつつも、ここまでジャンヌ選手、十戦十勝のパーフェクトですが、如何でしょう。解説のミランヌさん」
隣に座る実況役の馬鹿が話を振ってきた。
「……今の人はまぁまぁかな」
ジャンヌの対人戦を、こうも連続して、且つ、解説等と言う立場で見るのはミランヌ自身、始めてではある。
「ミランヌ殿にそれだけ評価されれば、彼も副官として喜ばしいでしょうな」
隣に座り、満足げな笑みを浮かべるアルベルトを横目に、彼女は頭を掻きながら話しを続けた。
「意識が防御寄りなのは、ファウス家の教え、と言う感じでしょうかね。最初から時間切れと一撃カウンターの両睨み。狙いは悪くないけど、もう一歩戦略立てないと。まぁ、相手が悪過ぎましたね」
「確かに。……しかし、改めて見ると、私の教えた剣があそこまでなるとは」
ジャンヌの剣の師匠は、声こそ普段通りだが、実に楽しげである。
――アルベルトさんとこうして意見を言い合えるのは、新鮮だけれど。
その点だけは、わざわざ土下座してきたガタイの良い馬鹿には感謝すべきだ。
アルベルトが今の席に座るのは、昼の休憩を挟んでからである。
午前中は、基本的に彼を含む十二皇家の当主は王城に詰める事が多い。
ヴァロワ皇国の運営を担うのは彼らであり、ヴァロワ皇はそれらに対して決定権を持つ位と言う話であった。
が、詳しくはミランヌも興味が無いので知らない所である。
ともあれ、今はこうして三人でジャンヌの奮戦を最前の特等席で眺めていた。
「ミランヌ殿から見て、やはり彼女は強いですか?」
「……」
一瞬口を開いたものの、閉ざしてから、考える様に腕を組む。
「そうですね……」
前置き。
「私には劣りますが、強いのは間違いないですね」
言ってから、随分と上から目線だった事に苦笑。
周囲の歓声と隣の声が大きい馬鹿を半ば無視。
その上でアルベルトの相槌と仕草を目と耳に入れつつ、
「でも、それは単純に私の方が経験があるからです。アルベルトさんに一から教えを受けてから、本当に短い間で剣の扱いが上手くなりましたよジャンヌ姉……いえ、ジャンヌは」
告げた。
事実である。
昨日のクタルナとの戦闘もそうだが、今日の奮戦振りもそれを如実に示していた。
――……わりかし筋が良いのかな。
思えば、アルベルトの元で習う以前、触り部分をアラン他に教えられていた際も、割合、飲み込みは早い方であった。
異世界に来てから、妙な才能が発揮されたものである。
「そうまで評価されては、私としても嬉しい限りだ。……槍の道はあの時捨てたが、アシュール・ドゥル殿から剣を貰った際、鈍ってはと思い振っていたのだが。役に立って良かった、と言う所だな」
感慨深げな台詞に、ミランヌは若干引っ掛かる物を感じた。
「それは……」
と、尋ねる為言い掛けたが、一層の歓声で中断される。
目を向ければ、ジャンヌが既に次の一人を倒してのけていた。
「ねぇぇっ! 後何人居るのこれぇっ!?」
しかも、不満気味に叫んでいる。
とはいえ、それも当然とは言えた。
今日の主役ではあるものの、休憩を挟みつつの状態である。
――これじゃ、闘技大会、って言うより、百人組手の方が合ってるわ。
最も、これも元々はジャンヌ騎士団改め、戦乙女、と名付けられた者達の躍進が切欠だ。
実質的に顧問を務めているジャンヌ・ダルクが参加しない訳にはいかない以上、結果は火を見るより明らか。
彼女の戦績や実力を見ればそれもやむなしではあるが、そうなると初回にして大会は頓挫するだろう。
であるならば、こういう形での開催になるのも、致し方無い。
「えーっと……。後十人くらーい!」
「手加減しろ馬鹿ーっ!」
「楽しそうで何よりだわね……」
二人のやり取りに、ミランヌはそんな感想を得た。
「ミランヌ殿は出なかったので?」
「あー……、今日は男性陣の出番でしょうし。何より私の仕事はもう昨日終わりました」
考える仕草から苦笑いを繋げれば、アルベルトも納得の表情を見せている。
今日こそ解説役等として座りこくっているだけだが、ミランヌ自身、今回何もしていない訳では無い。
先日の事だ。大会全体の一番手として、ミランヌとレンカーナティ達とで、素手による演武を披露している。
演武と言っても、これと言って経験も無かったので殆ど実戦の様なものだったが、これが実に好評であった。
少し前から関係する話は幾度か耳にしたが、明確に衆目に晒された事もあり、あっという間に彼女達は相応以上の知名度を得るに至っている。
ジャンヌと並び立つと称されるミランヌだけではなく、あえて言えば彼女に師事しているだけの、ただの侍女がそれに追随する動きを見せたのだから、然もありなん。
「お互い、弟子に恵まれると大変ですな」
彼の指摘に、
「……確かに」
頷く他無い。
実際に体験してみれば、アルベルトの台詞がこれ程骨身に染みる事は無かった様に思う。
「ミランヌ。ミランヌ。次は多少、盛り上がるかも知れん」
そんな余韻に割って入ってきた実況が、出場者の名前を指で示す。
「……なるほ。これは少し、気になるかも」
言い終わるとほぼ同時、件の人物が入場口からゆっくりとした足取りで中央の試合場へと進んでいく。
肩に担ぐのは、槍、斧、鉤爪を要する長柄武器。
縦横に大きい、相撲取りの様な体格。
アランに負けず劣らずの男前の顔。
「クントゥー・ファウス。戦い振り自体はあの時見てたけど。対人戦は……あぁ、確か、彼も元々は西の戦場に居たんですよね。アルベルトさん」
「ミラリヤ戦線。クラウディー家、ファウス家、それと、今回は参加していないが、ヨーリウ家。これが主として戦っていた所だ。慣れてはいるだろう。……私も彼の戦いを見るのは始めてだが」
――改めて思えば、随分あっちこっちで戦ってるわね。この国。
椅子に上半身を預ける様に押し付けながら、ミランヌは考え事を軽い吐息と共に吐き出した。
特段、その事に思いを馳せる必要はなかったからである。
関係が無い、とまでは行かないが、少なくともミランヌ自身が気にする部分ではない。
「ジャンヌ姉の為に、か」
中央で、二人が何事かを話しているのを見つつ、追加でため息を吐き、しかし、それで終わりにした。
「両選手、何やら話していたみたいですが。喧噪も相まって中々聞き取れないですねぇ」
「そう思うならリングインして審判すれば良いじゃない」
「いやーキツいでしょ。あ、滑っちゃったー、とか言ってぶん殴られる未来が見える見える」
「自業自得だと思うけど」
「ヨーシ! 二人共準備良いですかー? ……ジャンヌ・ダルク対クントゥー・ファウス。試合開始っ!」
腹の底から発声すると同時、右手で砂時計を回転させ、左手で合図の鐘を鳴らす。
今日だけで何度も目にしている光景だが、相変わらず馬鹿でありながら器用である。
「……馬鹿って喋りながら右と左で別々の事出来る様になるの?」
「唐突にディスってくるじゃん……。俺にもジャンヌみたいに優しめなのが良いんだけど?」
無視して目の前の試合に集中。
既に始まってはいるが、選手二人は構えたままだ。
傍目には動きが無い様にも映るが、ジャンヌの方はすり足で慎重に間合いを計っている。
「ジャンヌ殿は相手に合わせて戦い方を変えていたりするのか?」
ここまで、数戦を観てきたアルベルトなら、そうも感じるかも知れない。
ジャンヌは、剣技に関して多くの者達から学ぶ機会があった所為か、実に多種多様な戦い方を行う。と言うより、基礎部分が空に近い状態から始めた事もあって、実戦を含めた経験がそのまま戦術の引き出しになっている。
その為、彼の指摘も、ある意味で間違いではないだろう。
だが、ミランヌからしてみれば、全く見当違いとも言える。
「本人そこまで考えてないと思いますよ」
苦笑しつつの回答。
彼が真剣な表情である為、殊更に可笑しく思えてくる。
――アレは単純に、相手が攻めてくるタイプじゃないから、どうしよっかなぁ、って考えてる顔ね。
等と分析。
顔にこそ出てはいないものの、そこは流石に長年の付き合いだ。
隣で声を張り上げている実況も、言わないだけで察しは付いているだろう。恐らく。
しかし、或いはその点を、アルベルトの様に受け取らせるのも、番外戦術としては正しいと呼べる。
――……ま、だからこそ私には通じないんだけど。
思い、鼻を鳴らした。
「悔しいから教えてやんないけどね」
誰ともなく呟いた言葉だったが、実況が目敏く此方へ上半身を向けてきた。
「実況が試合から目逸らしてどうすんの。動くわよ」
言葉を放つよりも前に、指差しも追加した上で告げる。
シャラの視線が指を追う様に釣られて行った先、無駄に体型の良い義理の姉が、ファウスの射程範囲へと飛び込んだ。
ミランヌは、物憂げに一息吐きつつ、思案。
「昼休憩を挟みつつも、ここまでジャンヌ選手、十戦十勝のパーフェクトですが、如何でしょう。解説のミランヌさん」
隣に座る実況役の馬鹿が話を振ってきた。
「……今の人はまぁまぁかな」
ジャンヌの対人戦を、こうも連続して、且つ、解説等と言う立場で見るのはミランヌ自身、始めてではある。
「ミランヌ殿にそれだけ評価されれば、彼も副官として喜ばしいでしょうな」
隣に座り、満足げな笑みを浮かべるアルベルトを横目に、彼女は頭を掻きながら話しを続けた。
「意識が防御寄りなのは、ファウス家の教え、と言う感じでしょうかね。最初から時間切れと一撃カウンターの両睨み。狙いは悪くないけど、もう一歩戦略立てないと。まぁ、相手が悪過ぎましたね」
「確かに。……しかし、改めて見ると、私の教えた剣があそこまでなるとは」
ジャンヌの剣の師匠は、声こそ普段通りだが、実に楽しげである。
――アルベルトさんとこうして意見を言い合えるのは、新鮮だけれど。
その点だけは、わざわざ土下座してきたガタイの良い馬鹿には感謝すべきだ。
アルベルトが今の席に座るのは、昼の休憩を挟んでからである。
午前中は、基本的に彼を含む十二皇家の当主は王城に詰める事が多い。
ヴァロワ皇国の運営を担うのは彼らであり、ヴァロワ皇はそれらに対して決定権を持つ位と言う話であった。
が、詳しくはミランヌも興味が無いので知らない所である。
ともあれ、今はこうして三人でジャンヌの奮戦を最前の特等席で眺めていた。
「ミランヌ殿から見て、やはり彼女は強いですか?」
「……」
一瞬口を開いたものの、閉ざしてから、考える様に腕を組む。
「そうですね……」
前置き。
「私には劣りますが、強いのは間違いないですね」
言ってから、随分と上から目線だった事に苦笑。
周囲の歓声と隣の声が大きい馬鹿を半ば無視。
その上でアルベルトの相槌と仕草を目と耳に入れつつ、
「でも、それは単純に私の方が経験があるからです。アルベルトさんに一から教えを受けてから、本当に短い間で剣の扱いが上手くなりましたよジャンヌ姉……いえ、ジャンヌは」
告げた。
事実である。
昨日のクタルナとの戦闘もそうだが、今日の奮戦振りもそれを如実に示していた。
――……わりかし筋が良いのかな。
思えば、アルベルトの元で習う以前、触り部分をアラン他に教えられていた際も、割合、飲み込みは早い方であった。
異世界に来てから、妙な才能が発揮されたものである。
「そうまで評価されては、私としても嬉しい限りだ。……槍の道はあの時捨てたが、アシュール・ドゥル殿から剣を貰った際、鈍ってはと思い振っていたのだが。役に立って良かった、と言う所だな」
感慨深げな台詞に、ミランヌは若干引っ掛かる物を感じた。
「それは……」
と、尋ねる為言い掛けたが、一層の歓声で中断される。
目を向ければ、ジャンヌが既に次の一人を倒してのけていた。
「ねぇぇっ! 後何人居るのこれぇっ!?」
しかも、不満気味に叫んでいる。
とはいえ、それも当然とは言えた。
今日の主役ではあるものの、休憩を挟みつつの状態である。
――これじゃ、闘技大会、って言うより、百人組手の方が合ってるわ。
最も、これも元々はジャンヌ騎士団改め、戦乙女、と名付けられた者達の躍進が切欠だ。
実質的に顧問を務めているジャンヌ・ダルクが参加しない訳にはいかない以上、結果は火を見るより明らか。
彼女の戦績や実力を見ればそれもやむなしではあるが、そうなると初回にして大会は頓挫するだろう。
であるならば、こういう形での開催になるのも、致し方無い。
「えーっと……。後十人くらーい!」
「手加減しろ馬鹿ーっ!」
「楽しそうで何よりだわね……」
二人のやり取りに、ミランヌはそんな感想を得た。
「ミランヌ殿は出なかったので?」
「あー……、今日は男性陣の出番でしょうし。何より私の仕事はもう昨日終わりました」
考える仕草から苦笑いを繋げれば、アルベルトも納得の表情を見せている。
今日こそ解説役等として座りこくっているだけだが、ミランヌ自身、今回何もしていない訳では無い。
先日の事だ。大会全体の一番手として、ミランヌとレンカーナティ達とで、素手による演武を披露している。
演武と言っても、これと言って経験も無かったので殆ど実戦の様なものだったが、これが実に好評であった。
少し前から関係する話は幾度か耳にしたが、明確に衆目に晒された事もあり、あっという間に彼女達は相応以上の知名度を得るに至っている。
ジャンヌと並び立つと称されるミランヌだけではなく、あえて言えば彼女に師事しているだけの、ただの侍女がそれに追随する動きを見せたのだから、然もありなん。
「お互い、弟子に恵まれると大変ですな」
彼の指摘に、
「……確かに」
頷く他無い。
実際に体験してみれば、アルベルトの台詞がこれ程骨身に染みる事は無かった様に思う。
「ミランヌ。ミランヌ。次は多少、盛り上がるかも知れん」
そんな余韻に割って入ってきた実況が、出場者の名前を指で示す。
「……なるほ。これは少し、気になるかも」
言い終わるとほぼ同時、件の人物が入場口からゆっくりとした足取りで中央の試合場へと進んでいく。
肩に担ぐのは、槍、斧、鉤爪を要する長柄武器。
縦横に大きい、相撲取りの様な体格。
アランに負けず劣らずの男前の顔。
「クントゥー・ファウス。戦い振り自体はあの時見てたけど。対人戦は……あぁ、確か、彼も元々は西の戦場に居たんですよね。アルベルトさん」
「ミラリヤ戦線。クラウディー家、ファウス家、それと、今回は参加していないが、ヨーリウ家。これが主として戦っていた所だ。慣れてはいるだろう。……私も彼の戦いを見るのは始めてだが」
――改めて思えば、随分あっちこっちで戦ってるわね。この国。
椅子に上半身を預ける様に押し付けながら、ミランヌは考え事を軽い吐息と共に吐き出した。
特段、その事に思いを馳せる必要はなかったからである。
関係が無い、とまでは行かないが、少なくともミランヌ自身が気にする部分ではない。
「ジャンヌ姉の為に、か」
中央で、二人が何事かを話しているのを見つつ、追加でため息を吐き、しかし、それで終わりにした。
「両選手、何やら話していたみたいですが。喧噪も相まって中々聞き取れないですねぇ」
「そう思うならリングインして審判すれば良いじゃない」
「いやーキツいでしょ。あ、滑っちゃったー、とか言ってぶん殴られる未来が見える見える」
「自業自得だと思うけど」
「ヨーシ! 二人共準備良いですかー? ……ジャンヌ・ダルク対クントゥー・ファウス。試合開始っ!」
腹の底から発声すると同時、右手で砂時計を回転させ、左手で合図の鐘を鳴らす。
今日だけで何度も目にしている光景だが、相変わらず馬鹿でありながら器用である。
「……馬鹿って喋りながら右と左で別々の事出来る様になるの?」
「唐突にディスってくるじゃん……。俺にもジャンヌみたいに優しめなのが良いんだけど?」
無視して目の前の試合に集中。
既に始まってはいるが、選手二人は構えたままだ。
傍目には動きが無い様にも映るが、ジャンヌの方はすり足で慎重に間合いを計っている。
「ジャンヌ殿は相手に合わせて戦い方を変えていたりするのか?」
ここまで、数戦を観てきたアルベルトなら、そうも感じるかも知れない。
ジャンヌは、剣技に関して多くの者達から学ぶ機会があった所為か、実に多種多様な戦い方を行う。と言うより、基礎部分が空に近い状態から始めた事もあって、実戦を含めた経験がそのまま戦術の引き出しになっている。
その為、彼の指摘も、ある意味で間違いではないだろう。
だが、ミランヌからしてみれば、全く見当違いとも言える。
「本人そこまで考えてないと思いますよ」
苦笑しつつの回答。
彼が真剣な表情である為、殊更に可笑しく思えてくる。
――アレは単純に、相手が攻めてくるタイプじゃないから、どうしよっかなぁ、って考えてる顔ね。
等と分析。
顔にこそ出てはいないものの、そこは流石に長年の付き合いだ。
隣で声を張り上げている実況も、言わないだけで察しは付いているだろう。恐らく。
しかし、或いはその点を、アルベルトの様に受け取らせるのも、番外戦術としては正しいと呼べる。
――……ま、だからこそ私には通じないんだけど。
思い、鼻を鳴らした。
「悔しいから教えてやんないけどね」
誰ともなく呟いた言葉だったが、実況が目敏く此方へ上半身を向けてきた。
「実況が試合から目逸らしてどうすんの。動くわよ」
言葉を放つよりも前に、指差しも追加した上で告げる。
シャラの視線が指を追う様に釣られて行った先、無駄に体型の良い義理の姉が、ファウスの射程範囲へと飛び込んだ。
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