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ウネリカの戦い(7)
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「硬い上に再生する。特に頭部分は再生速度がダンチ。どうすりゃ良いんだこいつ……」
一條は、苦々しく吐き捨てながら、二頭を持つ鰐を正面から見据えた。
目立った傷もなく、そして、疲労している様子すら窺えない。
「……やっぱ疲れが見えないってのはキツいなぁ」
相手がまるで接敵した時から変わっていない為、一方的に嬲られている感覚ですらある。
実際、一條側の被害は相当な物だ。
地上部隊は五十、六十で効かない人数が打ちのめされている。
息がある者、ない者が半々と言った所だろう。
対して、一條らがした事と言えば、
――ミラが数歩後退させる程度にぶっ飛ばして、俺が下顎を二度ぶった斬った位か。
最も、斬った部位は既に何事も無かったかの様であるが。
高井坂の弓隊への指示から、恐らく十数分と経ってはいない。それでこれだけの被害が出ている為、一條としては不甲斐なさを感じる。
横目で周囲を確認すれば、射撃までまだ幾らか刻は必要であるし、アラン含め、まだ味方の到着もない。
「仕方ないっちゃないけど」
一條の隊は、その半数近い者が弓隊である。
部隊編成としては偏った形だが、前線を一條、紀宝、高井坂で固めると言う体で進めれば、あながち間違いでもないだろう。
スカルトフィの期待には応えたい所なのだが、なにせその期待を超える大物が相手であった。
「っとぉっ」
意外と素軽い動きで繰り出される噛み付きを回避。
それ以上に、頭部の可動範囲等もやはり生物を超えた動きをする為、見てからの対処が困難を極める。
「ジャンヌ姉! パス!」
声と同時に衝撃音。
出された球に対して、一條は跳躍しつつの大上段で叩き割るが、通過していった先で既に修復作業が半分程終えていた。
「いっそ全身バラバラにしなきゃ駄目か!」
「鰐捌いた事あるのっ!?」
「そういう事じゃないんだけどなぁっ」
第一、そういう役割は間に合っている。
親友の姉を思い出したが、すぐさま切り替えた。
尻尾が一本降ってきた為だ。
「シャラ! 後続と一旦下がれ!」
大型ロキの脇を攻める部隊の最前線で、二本目の尻尾を大盾で防ぎきっている親友に叫ぶ。
「次いで右側前進! こいつを休ませるな! 少しでも削れ!!」
声と手振りの指示に、後方に布陣する隊の者が旗で応じる。
――これであるかも分からん体力が消耗してくれれば良いんだけど。
思案。
底が見えないので期待値も低いが、やれる事をするしかない。
右側から鬨の声が聞こえた。
短い間で取り決めた高井坂との作戦とその指示方法であるが、現状、上手い事機能はしてくれている。
そもそも、部隊全隊の練度が高いのもあるのだろう。
スカルトフィには感服するしかなかった。
「ジャンヌ姉!」
「オッケー、見えてる!」
と言うより、一條の居る場所が暗くなった為、予測は可能である。
大きく日の当たる箇所まで回避すれば、直後に音と振動が続く。
先程上下の顎を斬った左頭が、回復を終えて押し潰しに掛かったのだ。
――弓隊は、もうすぐかっ。
「う、ぉっ」
横目で確認した為、反応に一瞬遅れる。
横合いから飛んできた尻尾を、上半身の捻りのみで紙一重の回避。
「まだ来るっ」
一本目を斬りつつ、蛇がする様な地を這う二撃目は不格好な跳躍で避けざるを得なかった。
「んなぁっ!?」
直前で飛び掛かる軌跡を取られた事で、一條は剣そのものを弾き飛ばされる。
回転して飛んでいく先を目で追えば、何故か空中に居る紀宝と目が合う。
「キャッチ!」
自由の制限される空中で、飛んできた剣を器用に受け止めるその様は、最早、人間の業とは思えない。
「アンドー!」
続く言葉に、一條は軽く一息吐き、全神経を集中した。
「リリース!」
投げ返される。
当然ながら全力ではないだろうが、確実に殺しに掛かっている軌道だ。
「おりゃーっ!」
この世界に来てから、最高潮の緊張を覚えながら、どうにか確保。
真剣白刃取りを投擲された自分の剣でする事になるとは思わなかった。
が、裏を返せばそれだけ信頼されているとも言えよう。
「危ねぇっ! けどごめん、ありがとっ!」
「どいたまー!」
右手を掲げたのも束の間。ついで、と言う様に、紀宝はそのまま地面に少し埋まっている頭へ裂帛の気合いと共に蹴りを叩き込む。
人の身の丈はある頭部が、足首位は更に埋まった気もした。
あれでは格闘女王等という肩書きは少々足りないように感じる。
――……いや、逆だったかも知れねぇ。
紀宝が空中に居た理由だ。
良く考えれば、彼女が大型ロキの頭の向こうから、一條の剣が空へ飛んだ事など見ていない筈である。
ならば、剣を取るついでに蹴りを落としたのではなく、蹴りを叩き込む為に飛んだら丁度剣が飛んできたと取る方が的確だ。
「まぁ、どちらにせよヤバさ変わんないけど……っ。こなくそ!」
即座に動き、今度は尻尾を二本同時に両断。
ほんの僅か回復速度が遅くなっている感じもするが、誤差の範囲であろう。
「ジャンヌ・ダルク!」
リョーカの叫び声に、一條は身を翻して脱兎の如く逃げの一手。
「ミラ!」
「もちのろん!」
ほぼ同時に大型ロキから距離を取っている辺り、流石である。
「味方の誤射で死ぬのは勘弁ー」
「ミラなら指二本で飛んでくる矢とか返せそうじゃない?」
「そんなん漫画の中だけだっつーの」
膨れっ面を見せる紀宝。
「ま、出来ても飛んでくるのを避ける位だわ」
「十分過ぎる」
一條の周りには、運動に特化した化け物が多い事に今更ながら辟易とする。
「ジャンヌ姉ならその内出来るでしょ。要は考え続けて動き続けるのよ。そうすれば、ある一瞬から思考と……反射速度? 運動? 的な。あ、無意識に動くのが一緒になるから。目指すのはそこね」
「……何言ってんの?」
本心から出た言葉だが、真横を走る少女はその言葉こそ分からないとでも言いたげな表情をしていた。
――いつか分かる日が来るだろうか。
考えている間に、展開しきった各方面から、中央の大型ロキへ矢が飛んで行く。
弓隊による掃射だ。
硬い外皮を持つ大型ロキに対し、少しでも有効打を与える為に建物の屋上等から打ち下ろす格好である。
そして、その考えはある程度は正しかったと見えた。
「……ここから見た感じ、そこまでダメージは通ってないけど」
「嫌がらせにはなってる感じかな。流石に尻尾も防御に回してるしね」
元々の図体が大きいのもあり、全てを叩き落とせてはいない。
本体へ辿り付いてるのが四割から五割程。矢が完全に刺さっているのは更にその半々。深刻な痛手、とまではいかないだろう。
それでも、一條達含め、前線の者達に束の間休息が与えられたのなら、価値はある。
「打ち終わり次第、また俺らの出番だ」
伝達方法は先程と同じく旗によるもの。
そもそも、一條達の部隊に居る弓隊は、単に同一の弓を持つ集団、と言う訳ではない。
専門的な立場の、練度の高い者達は多くが想像通りの弓を持つ。
対して練度の低い者、或いは今回の様な特殊な事例において配された者達が持つのは、所謂、弩である。
結果、射手全員が同時に放つ事は出来ても、連射となると大きな差が生まれた。
前者は、後者よりもその速度が桁違いなのだ。
――本来ならこれで仕留められるんだろうけど。
考え、会敵してから喉に小骨が刺さっている様な、気持ち悪さにも似た感情が大きくなるのを感じる。
「……ジャンヌ姉……」
紀宝のいつも以上に重い言葉に、一條も頷いた。
「空気が重い、って言うか……張り詰めてる、みたいな……」
そんな異変を、周囲も感じ取ったらしく、皆一様に戸惑った表情をしている。
射撃も徐々に少なくなっていく中、変化が来た。
「――! ゥ――!! アァ――!」
二頭を持つ鰐の咆哮。
だが、今回のはこれまでとは決定的に異なった物だ。
まるで一條達を押し潰すかの様な音の圧。
その中に、微かだが人の声に似た物が混じる。
「何、がっ」
一條の疑問に答えたのは、渦中のロキだ。
「――――!! ――! ゴァ――!」
叫び、続いて、背びれが淡く光を灯す。
衝撃に備えるかの様に踏み締めた三対の足が、地面を陥没させる。
「っ!?」
大きく開けたままの二つの口腔内に、ちろり、と火が走ったのを一條は確かに見た。
反射的に隣の紀宝を押し倒し、力の限り叫んだ。
「伏せろー!!」
「――――!!」
重なった瞬間、爆発音が轟く。
ほんの僅か遅れて、双頭の口から、炎の塊が直線上に二つ飛んだ。
誰かの叫び声が聞こえた様な気もしたが、それすら瞬き以下の時間で掻き消える。
次の瞬間。
上空で、花火の様な盛大な破裂音が響き、熱と衝撃が、辺り一面を包んだ。
一條は、苦々しく吐き捨てながら、二頭を持つ鰐を正面から見据えた。
目立った傷もなく、そして、疲労している様子すら窺えない。
「……やっぱ疲れが見えないってのはキツいなぁ」
相手がまるで接敵した時から変わっていない為、一方的に嬲られている感覚ですらある。
実際、一條側の被害は相当な物だ。
地上部隊は五十、六十で効かない人数が打ちのめされている。
息がある者、ない者が半々と言った所だろう。
対して、一條らがした事と言えば、
――ミラが数歩後退させる程度にぶっ飛ばして、俺が下顎を二度ぶった斬った位か。
最も、斬った部位は既に何事も無かったかの様であるが。
高井坂の弓隊への指示から、恐らく十数分と経ってはいない。それでこれだけの被害が出ている為、一條としては不甲斐なさを感じる。
横目で周囲を確認すれば、射撃までまだ幾らか刻は必要であるし、アラン含め、まだ味方の到着もない。
「仕方ないっちゃないけど」
一條の隊は、その半数近い者が弓隊である。
部隊編成としては偏った形だが、前線を一條、紀宝、高井坂で固めると言う体で進めれば、あながち間違いでもないだろう。
スカルトフィの期待には応えたい所なのだが、なにせその期待を超える大物が相手であった。
「っとぉっ」
意外と素軽い動きで繰り出される噛み付きを回避。
それ以上に、頭部の可動範囲等もやはり生物を超えた動きをする為、見てからの対処が困難を極める。
「ジャンヌ姉! パス!」
声と同時に衝撃音。
出された球に対して、一條は跳躍しつつの大上段で叩き割るが、通過していった先で既に修復作業が半分程終えていた。
「いっそ全身バラバラにしなきゃ駄目か!」
「鰐捌いた事あるのっ!?」
「そういう事じゃないんだけどなぁっ」
第一、そういう役割は間に合っている。
親友の姉を思い出したが、すぐさま切り替えた。
尻尾が一本降ってきた為だ。
「シャラ! 後続と一旦下がれ!」
大型ロキの脇を攻める部隊の最前線で、二本目の尻尾を大盾で防ぎきっている親友に叫ぶ。
「次いで右側前進! こいつを休ませるな! 少しでも削れ!!」
声と手振りの指示に、後方に布陣する隊の者が旗で応じる。
――これであるかも分からん体力が消耗してくれれば良いんだけど。
思案。
底が見えないので期待値も低いが、やれる事をするしかない。
右側から鬨の声が聞こえた。
短い間で取り決めた高井坂との作戦とその指示方法であるが、現状、上手い事機能はしてくれている。
そもそも、部隊全隊の練度が高いのもあるのだろう。
スカルトフィには感服するしかなかった。
「ジャンヌ姉!」
「オッケー、見えてる!」
と言うより、一條の居る場所が暗くなった為、予測は可能である。
大きく日の当たる箇所まで回避すれば、直後に音と振動が続く。
先程上下の顎を斬った左頭が、回復を終えて押し潰しに掛かったのだ。
――弓隊は、もうすぐかっ。
「う、ぉっ」
横目で確認した為、反応に一瞬遅れる。
横合いから飛んできた尻尾を、上半身の捻りのみで紙一重の回避。
「まだ来るっ」
一本目を斬りつつ、蛇がする様な地を這う二撃目は不格好な跳躍で避けざるを得なかった。
「んなぁっ!?」
直前で飛び掛かる軌跡を取られた事で、一條は剣そのものを弾き飛ばされる。
回転して飛んでいく先を目で追えば、何故か空中に居る紀宝と目が合う。
「キャッチ!」
自由の制限される空中で、飛んできた剣を器用に受け止めるその様は、最早、人間の業とは思えない。
「アンドー!」
続く言葉に、一條は軽く一息吐き、全神経を集中した。
「リリース!」
投げ返される。
当然ながら全力ではないだろうが、確実に殺しに掛かっている軌道だ。
「おりゃーっ!」
この世界に来てから、最高潮の緊張を覚えながら、どうにか確保。
真剣白刃取りを投擲された自分の剣でする事になるとは思わなかった。
が、裏を返せばそれだけ信頼されているとも言えよう。
「危ねぇっ! けどごめん、ありがとっ!」
「どいたまー!」
右手を掲げたのも束の間。ついで、と言う様に、紀宝はそのまま地面に少し埋まっている頭へ裂帛の気合いと共に蹴りを叩き込む。
人の身の丈はある頭部が、足首位は更に埋まった気もした。
あれでは格闘女王等という肩書きは少々足りないように感じる。
――……いや、逆だったかも知れねぇ。
紀宝が空中に居た理由だ。
良く考えれば、彼女が大型ロキの頭の向こうから、一條の剣が空へ飛んだ事など見ていない筈である。
ならば、剣を取るついでに蹴りを落としたのではなく、蹴りを叩き込む為に飛んだら丁度剣が飛んできたと取る方が的確だ。
「まぁ、どちらにせよヤバさ変わんないけど……っ。こなくそ!」
即座に動き、今度は尻尾を二本同時に両断。
ほんの僅か回復速度が遅くなっている感じもするが、誤差の範囲であろう。
「ジャンヌ・ダルク!」
リョーカの叫び声に、一條は身を翻して脱兎の如く逃げの一手。
「ミラ!」
「もちのろん!」
ほぼ同時に大型ロキから距離を取っている辺り、流石である。
「味方の誤射で死ぬのは勘弁ー」
「ミラなら指二本で飛んでくる矢とか返せそうじゃない?」
「そんなん漫画の中だけだっつーの」
膨れっ面を見せる紀宝。
「ま、出来ても飛んでくるのを避ける位だわ」
「十分過ぎる」
一條の周りには、運動に特化した化け物が多い事に今更ながら辟易とする。
「ジャンヌ姉ならその内出来るでしょ。要は考え続けて動き続けるのよ。そうすれば、ある一瞬から思考と……反射速度? 運動? 的な。あ、無意識に動くのが一緒になるから。目指すのはそこね」
「……何言ってんの?」
本心から出た言葉だが、真横を走る少女はその言葉こそ分からないとでも言いたげな表情をしていた。
――いつか分かる日が来るだろうか。
考えている間に、展開しきった各方面から、中央の大型ロキへ矢が飛んで行く。
弓隊による掃射だ。
硬い外皮を持つ大型ロキに対し、少しでも有効打を与える為に建物の屋上等から打ち下ろす格好である。
そして、その考えはある程度は正しかったと見えた。
「……ここから見た感じ、そこまでダメージは通ってないけど」
「嫌がらせにはなってる感じかな。流石に尻尾も防御に回してるしね」
元々の図体が大きいのもあり、全てを叩き落とせてはいない。
本体へ辿り付いてるのが四割から五割程。矢が完全に刺さっているのは更にその半々。深刻な痛手、とまではいかないだろう。
それでも、一條達含め、前線の者達に束の間休息が与えられたのなら、価値はある。
「打ち終わり次第、また俺らの出番だ」
伝達方法は先程と同じく旗によるもの。
そもそも、一條達の部隊に居る弓隊は、単に同一の弓を持つ集団、と言う訳ではない。
専門的な立場の、練度の高い者達は多くが想像通りの弓を持つ。
対して練度の低い者、或いは今回の様な特殊な事例において配された者達が持つのは、所謂、弩である。
結果、射手全員が同時に放つ事は出来ても、連射となると大きな差が生まれた。
前者は、後者よりもその速度が桁違いなのだ。
――本来ならこれで仕留められるんだろうけど。
考え、会敵してから喉に小骨が刺さっている様な、気持ち悪さにも似た感情が大きくなるのを感じる。
「……ジャンヌ姉……」
紀宝のいつも以上に重い言葉に、一條も頷いた。
「空気が重い、って言うか……張り詰めてる、みたいな……」
そんな異変を、周囲も感じ取ったらしく、皆一様に戸惑った表情をしている。
射撃も徐々に少なくなっていく中、変化が来た。
「――! ゥ――!! アァ――!」
二頭を持つ鰐の咆哮。
だが、今回のはこれまでとは決定的に異なった物だ。
まるで一條達を押し潰すかの様な音の圧。
その中に、微かだが人の声に似た物が混じる。
「何、がっ」
一條の疑問に答えたのは、渦中のロキだ。
「――――!! ――! ゴァ――!」
叫び、続いて、背びれが淡く光を灯す。
衝撃に備えるかの様に踏み締めた三対の足が、地面を陥没させる。
「っ!?」
大きく開けたままの二つの口腔内に、ちろり、と火が走ったのを一條は確かに見た。
反射的に隣の紀宝を押し倒し、力の限り叫んだ。
「伏せろー!!」
「――――!!」
重なった瞬間、爆発音が轟く。
ほんの僅か遅れて、双頭の口から、炎の塊が直線上に二つ飛んだ。
誰かの叫び声が聞こえた様な気もしたが、それすら瞬き以下の時間で掻き消える。
次の瞬間。
上空で、花火の様な盛大な破裂音が響き、熱と衝撃が、辺り一面を包んだ。
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