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ジャンヌ・ダルク、皇都にて(3)
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「えーと……ヴァーム……バーン……バント。違うな、何だっけ」
「バントット……リョーカ……だ」
一條の独り言に近い台詞に反応したのは、息も切れ切れのまま地面で大の字になっている、バントットと名乗る軍人貴族だ。
他の二名も、へたり込んだまま息を整えるので精一杯、と言った風体である。
「なん……なんだ、君はっ」
「いや、何だって言われても」
――師匠の方が全然強いんだよなぁ……。
思う。
訓練初期はそれこそ、ただ木剣で身体のあちこちを打たれる日々であった。
一応、女性ではあるのだが、アルベルトにとってそんな事は些末な様であり、言い訳にもなりはしない。
しかし、日を追う毎に負けが減り、引き分けが増え、漸く勝ちも拾えたこの頃。
こうして別の相手と戦ってみれば、一條の実力は、自分が思っている以上だった。
大の字になっている人物は、他二人に比べても頭一つ抜けた実力の持ち主である。が、師匠は勿論、アランやユーヴェ・パラチェレンに比べれば遙か格下であり、現状、一條の敵にすら成り得なかった。
立ち合ってから三合と持たずに地面を転がし続ける事三度。
流石に彼の体力や気力も底を着いたと見える。
後の二人に関しても、三戦程するものの、お互いの武器が交わる事すらなく一撃で終わっていた。
三対一の変則的な決闘は、時間にすれば十分と掛かっていないだろう。
「ジャンヌです。ジャンヌ・ダルク。それで? 理由はなんです? こんな所で決闘にまでなった理由は」
問い詰める様な物言いをしてから、一條は左手で構えていた木剣を収めた。
元々、一條自身は右利きであり、剣も当初は右手、或いは両手持ちが基本であったが、言わんや、剣の師匠、アルベルト・ランスの影響である。
これまで数人から教えて貰っていたのは、単に剣や腕の振り方位なものであり、構えから姿勢等、基礎を叩き込まれてからは今の形に落ち着いたのだ。
特に流派と言った物が存在していない為、アルベルト流、等と呼ぶには少々躊躇われる。
最も、当人はそう呼ばれる事を良しとはしないと思われるが。
「流石ですね。……いえ、アルベルト様のご指導あれば、当然です」
「褒められてる様で、あまり褒められてないねそれ……」
微笑のルッテモーラに対して、苦笑いで返す。
そのやり取りを見てか、周囲から拍手と歓声が挙がる。
皆、口々に褒めているが、市場に来る機会の多い一條が大抵の揉め事や面倒事とそこで遭遇しては解決している所為だ。
――妙な所で人気者になってしまった。
思案するが、それ自体は喜ぶべき事である。
「ジャンヌお姉ちゃん! ホントに強いんだ!」
「凄かったよジャンヌ姉ちゃん!」
「おぉ、そうか。ありがと。ニエとガオも元気だな。でもちょーっち待っててねー。お姉ちゃん、この人とお話があるのー」
一番にやってきた顔見知りの姉弟の頭を撫でつつ、改めて決闘相手と向き合った。
「んで。話の続き、ほらほら早く」
未だ地面に片膝を着いているが、無視して急かす。
そこまでしたのは他ならぬ一條自身なのだが、そもそも、喧嘩は売られた側であるし、此方はルッテモーラとお出かけの真っ最中でもある。
「ぐっ、む。そうだな……改めて、私はバントット・リョーカ。栄えあるヴァロワ十二皇家が一つ、クラウディー家の下にある者だ」
「……? クラウディー、家……?」
片隅に引っ掛かる物を感じながらも、一條はあえて深くは突っ込まない。
向こうも聞き流したのか、深呼吸を一つして先を続ける。
「知っての通り、ミラリヤ戦線はクラウディー家、ヨーリウ家、ファウス家とで押し返しました。そこで次はロキを相手取るにあたり、噂を耳にしたのです。なんでも、紫色の髪をした平民の女性が、かなりの腕前を持っているらしい、と」
――いや知らんけど。
思うだけで口にはしなかった。
初耳、とはいかないまでも、一條の知らない情報ばかりである。
ヴァロワ十二皇家自体は、当然理解の範疇だ。
ランス家がその末席に位置している事は分かっているが、それ以外となると興味が湧かない。
とはいえ、一條や紀宝の興味が薄いだけであり、高井坂ならば、その辺り詳しいのかも知れなかった。
「えー……っと。それが俺なのは、まぁ、多分、そうなんですけど?」
無難に答えたものの、それが正解かは難しい所である。
「女性と言う事もあり、当主のスカルトフィ・クラウディー様が興味を持ったのです。先程のは、その実力が本物かどうかを知る為でした。ご容赦願います。そして是非とも、我らが当主に会って欲しいのですが」
「……つまり、スカウトか。悪目立ちし過ぎたかこれ」
愚痴る様に漏らした聞き慣れない単語に、隣のルッテモーラと幼い姉弟が小首を傾げた。
それに苦笑を以て応え、一條は頭を掻く。
バントット・リョーカは、片膝を着いたままの姿勢を保ち続け、いつの間にか他の二人もそれに習っていた。最早、自分達の王にする様に頭を垂れるが如くである。
一回りは歳が離れているであろう平民の女性ではあるが、自分達よりも遙か格上の実力を示した人物に対しての行為としてそれを選択した、彼らの気持ちを尊重したいとは思う。
――思う、んだけどなぁ……。
一応、現在の立場から言えば、一條はランス家の食客と言うのが正しい。
ならば、
「ルッテモーラさん。これ、アルベルトさんに相談した方が良い、ですよね?」
「ですね。彼らにも、クラウディー家にも失礼がないかと。幸い、ランス家とクラウディー家はそう離れてません。今日には返事が出来るでしょう」
彼女の言葉に、一條も胸をなで下ろす。
「うん。やっぱりルッテモーラさんは頼りになります」
再び微笑を見れた事に、一條は内心で頷いた。
「話終わったー?」
「ニエちゃん、ガオ君も。また迷子じゃないよね? ……うん。じゃあまた肩車でもしよーか」
横目で二人の母親を見付け、お互いに目配せする。その上で、少女の頭をもう一度撫でた。
「待った。あ、いや、待ってくれ。ランス家? 君はランス家の人間なのか?」
「そう言われると説明難しいんだけど……」
「いずれは」
「ルッテモーラさん、その言い方は混乱するから止め、あっ、笑っ、楽しんでるこの人!」
声を上げるが、肝心の人物は一向に笑みを止める事はしない。
それを見て、一條は心中で苦手人物の目録に彼女の名を書き加えた。
序列は二番目であり、その上はルカヨ、下は紀宝である。
ちなみに紀宝はその時々で上下するが、基本的には一番上であった。異世界に来て、こうまで順位に変動が生じるとは一條にも予想外である。
「ジャンヌ・ダルクと言ったな。しかし、平民の筈では。いや、そういえばアルベルト・ランス様には元平民の奥方が……」
「うぉぉぉい、待て待て。その『あっ、分っちゃった』みたいな顔止めろ止めろ。違う違う、そういうのじゃないから! 違うっつってんだろ他二人も!」
「なんの話ー?」
「大人の話ー」
若干、混沌としてきた場にあって、姉弟の不思議そうな顔は一種の清涼剤になっていた。
が、それでこの場が収まる訳ではない。
ため息をした後、一條は両手を大きく振って声を張り上げた。
「解散だ解散! 今日はこれで終わり! クラウディー家の方にはまた返事をするって事で! 良いね!? よし解散!」
手早く話も畳み、目的を果たして帰還する算段を頭の中で描き、即座に動き出す。
面白がって腰に掴まる姉弟を抱え、そのまま服の一部としつつ、その為の一歩を踏み出したその時だ。
「この辺りで騒動があると聞いたのだが……あっ! 紫色の長髪! そこの人! もしや探しているジャンヌと言う方では!?」
新たな人物の登場に、流石の一條も頭を抱えて穴にでも入りたい気分となる。
実際には、腰の二人を掴んでいる為に頭は抱えられず、少なくとも近くに入れる穴も存在しないのだが。
「リョーカ殿!? これは一体……」
何度か一條とバントット・リョーカ達とを顔が行き交い、その後に鋭い視線を飛ばす、黒の長髪をなびかせた女性。
腰には剣を差している為、彼女も軍人貴族である事は確定だ。
再び隣のルッテモーラへと視線を向ければ、見た事も無い妙な顔をしていた。
表情のみから知り得る事はないが、一條にはその意味する所は手に取る様に分かる。
「お分かり頂けましたか、ルッテモーラさん」
「ええと……はい。そう、ですね……何と言えば良いのか……」
「えぇ、はい。分かります。でも、これがジャンヌ・ダルクの日常です」
困惑しているルッテモーラに、一條はきっぱりと言い放った。
「バントット……リョーカ……だ」
一條の独り言に近い台詞に反応したのは、息も切れ切れのまま地面で大の字になっている、バントットと名乗る軍人貴族だ。
他の二名も、へたり込んだまま息を整えるので精一杯、と言った風体である。
「なん……なんだ、君はっ」
「いや、何だって言われても」
――師匠の方が全然強いんだよなぁ……。
思う。
訓練初期はそれこそ、ただ木剣で身体のあちこちを打たれる日々であった。
一応、女性ではあるのだが、アルベルトにとってそんな事は些末な様であり、言い訳にもなりはしない。
しかし、日を追う毎に負けが減り、引き分けが増え、漸く勝ちも拾えたこの頃。
こうして別の相手と戦ってみれば、一條の実力は、自分が思っている以上だった。
大の字になっている人物は、他二人に比べても頭一つ抜けた実力の持ち主である。が、師匠は勿論、アランやユーヴェ・パラチェレンに比べれば遙か格下であり、現状、一條の敵にすら成り得なかった。
立ち合ってから三合と持たずに地面を転がし続ける事三度。
流石に彼の体力や気力も底を着いたと見える。
後の二人に関しても、三戦程するものの、お互いの武器が交わる事すらなく一撃で終わっていた。
三対一の変則的な決闘は、時間にすれば十分と掛かっていないだろう。
「ジャンヌです。ジャンヌ・ダルク。それで? 理由はなんです? こんな所で決闘にまでなった理由は」
問い詰める様な物言いをしてから、一條は左手で構えていた木剣を収めた。
元々、一條自身は右利きであり、剣も当初は右手、或いは両手持ちが基本であったが、言わんや、剣の師匠、アルベルト・ランスの影響である。
これまで数人から教えて貰っていたのは、単に剣や腕の振り方位なものであり、構えから姿勢等、基礎を叩き込まれてからは今の形に落ち着いたのだ。
特に流派と言った物が存在していない為、アルベルト流、等と呼ぶには少々躊躇われる。
最も、当人はそう呼ばれる事を良しとはしないと思われるが。
「流石ですね。……いえ、アルベルト様のご指導あれば、当然です」
「褒められてる様で、あまり褒められてないねそれ……」
微笑のルッテモーラに対して、苦笑いで返す。
そのやり取りを見てか、周囲から拍手と歓声が挙がる。
皆、口々に褒めているが、市場に来る機会の多い一條が大抵の揉め事や面倒事とそこで遭遇しては解決している所為だ。
――妙な所で人気者になってしまった。
思案するが、それ自体は喜ぶべき事である。
「ジャンヌお姉ちゃん! ホントに強いんだ!」
「凄かったよジャンヌ姉ちゃん!」
「おぉ、そうか。ありがと。ニエとガオも元気だな。でもちょーっち待っててねー。お姉ちゃん、この人とお話があるのー」
一番にやってきた顔見知りの姉弟の頭を撫でつつ、改めて決闘相手と向き合った。
「んで。話の続き、ほらほら早く」
未だ地面に片膝を着いているが、無視して急かす。
そこまでしたのは他ならぬ一條自身なのだが、そもそも、喧嘩は売られた側であるし、此方はルッテモーラとお出かけの真っ最中でもある。
「ぐっ、む。そうだな……改めて、私はバントット・リョーカ。栄えあるヴァロワ十二皇家が一つ、クラウディー家の下にある者だ」
「……? クラウディー、家……?」
片隅に引っ掛かる物を感じながらも、一條はあえて深くは突っ込まない。
向こうも聞き流したのか、深呼吸を一つして先を続ける。
「知っての通り、ミラリヤ戦線はクラウディー家、ヨーリウ家、ファウス家とで押し返しました。そこで次はロキを相手取るにあたり、噂を耳にしたのです。なんでも、紫色の髪をした平民の女性が、かなりの腕前を持っているらしい、と」
――いや知らんけど。
思うだけで口にはしなかった。
初耳、とはいかないまでも、一條の知らない情報ばかりである。
ヴァロワ十二皇家自体は、当然理解の範疇だ。
ランス家がその末席に位置している事は分かっているが、それ以外となると興味が湧かない。
とはいえ、一條や紀宝の興味が薄いだけであり、高井坂ならば、その辺り詳しいのかも知れなかった。
「えー……っと。それが俺なのは、まぁ、多分、そうなんですけど?」
無難に答えたものの、それが正解かは難しい所である。
「女性と言う事もあり、当主のスカルトフィ・クラウディー様が興味を持ったのです。先程のは、その実力が本物かどうかを知る為でした。ご容赦願います。そして是非とも、我らが当主に会って欲しいのですが」
「……つまり、スカウトか。悪目立ちし過ぎたかこれ」
愚痴る様に漏らした聞き慣れない単語に、隣のルッテモーラと幼い姉弟が小首を傾げた。
それに苦笑を以て応え、一條は頭を掻く。
バントット・リョーカは、片膝を着いたままの姿勢を保ち続け、いつの間にか他の二人もそれに習っていた。最早、自分達の王にする様に頭を垂れるが如くである。
一回りは歳が離れているであろう平民の女性ではあるが、自分達よりも遙か格上の実力を示した人物に対しての行為としてそれを選択した、彼らの気持ちを尊重したいとは思う。
――思う、んだけどなぁ……。
一応、現在の立場から言えば、一條はランス家の食客と言うのが正しい。
ならば、
「ルッテモーラさん。これ、アルベルトさんに相談した方が良い、ですよね?」
「ですね。彼らにも、クラウディー家にも失礼がないかと。幸い、ランス家とクラウディー家はそう離れてません。今日には返事が出来るでしょう」
彼女の言葉に、一條も胸をなで下ろす。
「うん。やっぱりルッテモーラさんは頼りになります」
再び微笑を見れた事に、一條は内心で頷いた。
「話終わったー?」
「ニエちゃん、ガオ君も。また迷子じゃないよね? ……うん。じゃあまた肩車でもしよーか」
横目で二人の母親を見付け、お互いに目配せする。その上で、少女の頭をもう一度撫でた。
「待った。あ、いや、待ってくれ。ランス家? 君はランス家の人間なのか?」
「そう言われると説明難しいんだけど……」
「いずれは」
「ルッテモーラさん、その言い方は混乱するから止め、あっ、笑っ、楽しんでるこの人!」
声を上げるが、肝心の人物は一向に笑みを止める事はしない。
それを見て、一條は心中で苦手人物の目録に彼女の名を書き加えた。
序列は二番目であり、その上はルカヨ、下は紀宝である。
ちなみに紀宝はその時々で上下するが、基本的には一番上であった。異世界に来て、こうまで順位に変動が生じるとは一條にも予想外である。
「ジャンヌ・ダルクと言ったな。しかし、平民の筈では。いや、そういえばアルベルト・ランス様には元平民の奥方が……」
「うぉぉぉい、待て待て。その『あっ、分っちゃった』みたいな顔止めろ止めろ。違う違う、そういうのじゃないから! 違うっつってんだろ他二人も!」
「なんの話ー?」
「大人の話ー」
若干、混沌としてきた場にあって、姉弟の不思議そうな顔は一種の清涼剤になっていた。
が、それでこの場が収まる訳ではない。
ため息をした後、一條は両手を大きく振って声を張り上げた。
「解散だ解散! 今日はこれで終わり! クラウディー家の方にはまた返事をするって事で! 良いね!? よし解散!」
手早く話も畳み、目的を果たして帰還する算段を頭の中で描き、即座に動き出す。
面白がって腰に掴まる姉弟を抱え、そのまま服の一部としつつ、その為の一歩を踏み出したその時だ。
「この辺りで騒動があると聞いたのだが……あっ! 紫色の長髪! そこの人! もしや探しているジャンヌと言う方では!?」
新たな人物の登場に、流石の一條も頭を抱えて穴にでも入りたい気分となる。
実際には、腰の二人を掴んでいる為に頭は抱えられず、少なくとも近くに入れる穴も存在しないのだが。
「リョーカ殿!? これは一体……」
何度か一條とバントット・リョーカ達とを顔が行き交い、その後に鋭い視線を飛ばす、黒の長髪をなびかせた女性。
腰には剣を差している為、彼女も軍人貴族である事は確定だ。
再び隣のルッテモーラへと視線を向ければ、見た事も無い妙な顔をしていた。
表情のみから知り得る事はないが、一條にはその意味する所は手に取る様に分かる。
「お分かり頂けましたか、ルッテモーラさん」
「ええと……はい。そう、ですね……何と言えば良いのか……」
「えぇ、はい。分かります。でも、これがジャンヌ・ダルクの日常です」
困惑しているルッテモーラに、一條はきっぱりと言い放った。
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