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序章~目覚め~(6)
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「スゥーリ。ナラムジ フェン? ナイリー ガティネ フェン」
ローンヴィーク村の周囲に広がる草原。そこに、身体を休める為に腰を下ろしていた一條の隣に立つ、仕立ての良い服に身を包んだ金髪碧眼の美青年、アラスタンヒル・ランスがそう零した。
耳には入ってくるものの、一條には相変わらず彼らの言葉が分からない。
今も、ランスの台詞は聞き覚えのない単語の羅列、としか理解出来なかった。
それでも、彼が言わんとしている事は感覚的に分かる。
――まぁ、目の前のアレ見てたらな。
「ちょまっ、きほ、捌け……捌き切れ、ねっ、え……ぐおっ!」
目にも止まらぬ、と表現出来る程の速度で、紀宝が高井坂へ拳や蹴りを叩き込んでいく。その攻撃も多彩なもので、正面、左右、時折後ろへも回り込んで放たれる。
高井坂も数発喰らってはいるが、それでも懸命に捌いており、致命的な一撃は貰っていない。
一応、形式上は組み手なのだが、最早模擬戦と呼んで差し支えなく、しかし、あえて言うなら、
「実戦に片足踏み込んでやしないかこれ」
「いぃぃぃやぁぁぁっ!!」
一條の言葉に応える様に、紀宝が裂帛の気合いと共に強烈な一撃をお見舞いする。
その威力は、高井坂が空を飛んでる事からも察しは付く。が、大の男が一見して華奢な女性の一撃で空を飛ぶ、と言う異常から、紀宝・香苗の秘めた力がどれほどの物かは想像が付かない。
とはいえそれ以上に、そんな一撃を受けて尚普通に立ち上がれる高井坂の方が性能は上かも知れなかった。
「なんなんだろうなぁ」
蚊帳の外、と言いたかったが、一條には紀宝の動きが全体を通して見えている。
それも、ある程度戦術的に捉えられるのだ。
「ロキと戦う……戦える、わなぁ。これじゃあ」
体育座りのまま、先程、紀宝と組み手していた事を思い出す。
両者共に手探りの状態で始まったそれは、当初こそぎこちなかったのだが、次第に激しくなり、紀宝と高井坂が行っていたものより苛烈になっていった。お互いに自分が思ってる以上の動きをした結果、二人の美少女が互いに攻守や位置を目まぐるしく入れ替えて殴り合う様だ。最後は、一條が不用意に打撃しようと伸ばした右腕を取っての、紀宝の見事な背負い投げだ。
受け身もそこそこに思い切り地面に落ちたものの、自身が思う程の怪我がなかったのがせめてもの救いである。
どうやら、一條が思ってる以上に、今の一條の身体は頑丈になっているらしかった。
少年漫画もかくやと言う有様である。
――これ以上問題を積み上げないで欲しい。
一條としては、性別が変わってるとこからして、まだ困惑しているのだ。
ともあれ、これで三人が三人共、規格外の身体能力を得てしまった事は確実であった。
高井坂が吹っ飛んだ先で何故か準備体操をしている事で、一旦、戦闘の流れが途切れた為、一條は改めて周囲へ視線を送る。
隣に立つランスは別としても、そこかしこに、しかし遠巻きに、身なりの良さそうな者達が見えた。いずれも、彼を隊長とした軍人貴族達である。
昨日は殆ど足早に家へ籠もってしまったのもあってか、朝から疑念に近い目を一條達に向けていた。それが今は、誰も彼もが驚きを以て三人を眺めている。幾人かとは視線も合うが、これでもかと力強く逸らされた。
明らかに常人を逸脱した一連の攻防を見て、果たして、誰が一條達に近付こうと考えるだろうか。
答えは一人である。言葉は通じないが。
「さて、どうしたものか」
三人の戦闘能力が向上してる事が判明した現状と、未だに隣人と意思疎通が出来ない現状についてだ。薄紫の髪が風に乗るままにしながら、顔を上に向ければ、件の彼と視線がかち合った。
「アミル サンフェ ガルーテシャル。……ナルー イル、ゴート イスール。イズヴィ」
言い終えて、彼は苦笑した。
――やはりイケメンかこいつ。
心中でそんな事を思いつつも、一條はランスへの対応を思慮する。
通訳がいれば問題は無かったのだが、肝心の人物は未だに準備体操をしている。
代わりと言う様に、彼の言葉に活路を見出したい所だが、
「飯の話題、はもう振ったんだよな」
そうなると道は一つしかない。
――……え、歌うの? 俺が?
そして、朝一の準備運動の時を思い出した。
「朝一の運動と言えばラジオ体操だぜ」
と意気込んだ高井坂が、物の見事に高らかと歌いきったのを、だ。体操自体は恙なく終了したものの、お陰で周囲からの剣呑な視線が一時いや増した。これには一條もだが、流石の紀宝もなんとも言えない表情だったのを覚えている。
対して、高井坂一人だけが全く気にも留めてないのだから恐れ入る。
「あいつは精神が鋼なのでは」
これが、今朝に二人して出した結論だ。
「はぁ」
一條はため息と共に思わず頭を抱えた。
その行動に対して、隣からの視線を感じる。もっと言えば、彼からの無言の気遣いを感じる。
が、それで逆に一條も気合いを入れ直した。この身体になってから、と言うより、この声になってから、どういう感じの歌声になるかは未知数であるが。
――後は選曲だけど。
逡巡して、高井坂のお気に入りで行くことに決めた。一條自身、あまり流行の曲は聞かない為、どうしても親友の好みに偏ってしまう。
「……んんっ」
喉も含めて調子は悪くないと言い聞かせつつ、居住まいを正した。ランスを横目に見れば、不思議そうな顔を覗かせている。
少しばかりの緊張を感じて正面に視線を戻せば、走り出した高井坂が、どこかで見た様な技で紀宝に打ち上げられるのを確認しつつ、
――確か歌い出しは。
一條は深呼吸して、口を開いた。
「春風に乗って、届け、私の声」
歌い出せば、後はもう自然と歌詞が続いていく。
あまり早い曲調ではなく、全体を通してもそこまで長い曲と言う訳でもない。
だと言うのに、見知らぬ土地で見知らぬ人に向けての、アカペラの野外コンサート染みた事をしているのは、酷く緊張した。
人生は不思議なものだ。
最も、大変なのはこれからだ、とも思う。
「また春が来たら、私は声を上げるんだ、ありがとう、と」
一條は、しっかりと歌い終えて、一息。
「……ふぅ」
どっと疲労が出てきたが、気分は悪くなかった。
――我ながら完璧。
自画自賛しながら、周囲に妙な違和感を感じ、見渡す。
隣に立つランスは、見るからに聞き入っている様子であり、静かに傾聴していたのが分かる。
が、その先、十歩も無い所に、四、五人からなる人だかり。一様に耳を欹てており、確実に声量の範囲内だったのが分かる。
良く見れば、一條の後ろ側にも数人、同じ体勢の者達が居り、内心で冷や汗を感じた。
「……マジか。そんな大声張ってたのか俺」
「一條のが良い歌だったって事じゃん」
声に慌てて正面を向けば、いつの間にか紀宝と高井坂がそこに居る。
紀宝は思う所があるのか、含み笑いを見せているが、高井坂に至っては目頭を押さえていた。
「お前がその曲を歌ってくれるとは感激したよ。良い声だな。あぁ、KOTONOHAの『春風に乗せて』。名曲だなぁ」
「うぁ、もしかして、聞い……え、いつから」
「「殆ど最初から」」
二人の即答に、一條は頬が紅潮していくのを感じ、今度こそ顔を覆った。
それを皮切りにして、周囲から音が生まれてくる。
歓声と拍手だ。
発生源は明確であり、その感じからも、何が巻き起こっているのかは容易に想像出来た。
――今すぐ穴があれば入りたい!
「盛況だし、次の曲いくの?」
「いーかーなーいー」
「耳まで真っ赤とは可愛い奴め」
「……ぶっ飛ばしたろかお前」
「ふふふ。凄んでも今の俺は無敵だぜ。なんならこれから手合わせしても良いぞ。俺が勝ったら……その巨乳、もらい受ける」
「こいつ最低か?」
「紀宝には手も足も出なかったからな。汚名返上するぜ」
「こいつ最低か……よし。じゃあ熨斗をつけて返してやる」
多少やけっぱちではあるが、一條は飛び跳ねる様に立ち上がる。
高井坂の動きからして、十分に勝機は見出せるのもあった。
「ハハッ、アーリャ ヒムルズ ヴェリリ ビフォー? ヨリデシー フェン。ジャンヌ・ダルク」
後ろで、ランスが言葉と共に笑っているのが伝わってくる。
悪口と言う訳ではないようだが、一條はあまり気にせず、上半身を捻る準備運動。
そのまま胸を逸らす後屈運動。
ランスが明後日の方向に顔を向け、紀宝は凝視してくるが、その意図する所が分からないまま、一條は肩を回しながら決戦の場へ向かう。
「歌った後に戦うから面白い奴だとよ。ジャンヌ様?」
先を行く高井坂が、笑いながらランスの言葉を訳してくれた。
「そうかー。じゃあ俺もちょっと本気だしてくかな。これぞ朝飯前、ってね」
彼の笑いが、渇いたものに変化していく。ついでに目が泳いでるのだが、一條は構わず笑みを返した。
ローンヴィーク村の周囲に広がる草原。そこに、身体を休める為に腰を下ろしていた一條の隣に立つ、仕立ての良い服に身を包んだ金髪碧眼の美青年、アラスタンヒル・ランスがそう零した。
耳には入ってくるものの、一條には相変わらず彼らの言葉が分からない。
今も、ランスの台詞は聞き覚えのない単語の羅列、としか理解出来なかった。
それでも、彼が言わんとしている事は感覚的に分かる。
――まぁ、目の前のアレ見てたらな。
「ちょまっ、きほ、捌け……捌き切れ、ねっ、え……ぐおっ!」
目にも止まらぬ、と表現出来る程の速度で、紀宝が高井坂へ拳や蹴りを叩き込んでいく。その攻撃も多彩なもので、正面、左右、時折後ろへも回り込んで放たれる。
高井坂も数発喰らってはいるが、それでも懸命に捌いており、致命的な一撃は貰っていない。
一応、形式上は組み手なのだが、最早模擬戦と呼んで差し支えなく、しかし、あえて言うなら、
「実戦に片足踏み込んでやしないかこれ」
「いぃぃぃやぁぁぁっ!!」
一條の言葉に応える様に、紀宝が裂帛の気合いと共に強烈な一撃をお見舞いする。
その威力は、高井坂が空を飛んでる事からも察しは付く。が、大の男が一見して華奢な女性の一撃で空を飛ぶ、と言う異常から、紀宝・香苗の秘めた力がどれほどの物かは想像が付かない。
とはいえそれ以上に、そんな一撃を受けて尚普通に立ち上がれる高井坂の方が性能は上かも知れなかった。
「なんなんだろうなぁ」
蚊帳の外、と言いたかったが、一條には紀宝の動きが全体を通して見えている。
それも、ある程度戦術的に捉えられるのだ。
「ロキと戦う……戦える、わなぁ。これじゃあ」
体育座りのまま、先程、紀宝と組み手していた事を思い出す。
両者共に手探りの状態で始まったそれは、当初こそぎこちなかったのだが、次第に激しくなり、紀宝と高井坂が行っていたものより苛烈になっていった。お互いに自分が思ってる以上の動きをした結果、二人の美少女が互いに攻守や位置を目まぐるしく入れ替えて殴り合う様だ。最後は、一條が不用意に打撃しようと伸ばした右腕を取っての、紀宝の見事な背負い投げだ。
受け身もそこそこに思い切り地面に落ちたものの、自身が思う程の怪我がなかったのがせめてもの救いである。
どうやら、一條が思ってる以上に、今の一條の身体は頑丈になっているらしかった。
少年漫画もかくやと言う有様である。
――これ以上問題を積み上げないで欲しい。
一條としては、性別が変わってるとこからして、まだ困惑しているのだ。
ともあれ、これで三人が三人共、規格外の身体能力を得てしまった事は確実であった。
高井坂が吹っ飛んだ先で何故か準備体操をしている事で、一旦、戦闘の流れが途切れた為、一條は改めて周囲へ視線を送る。
隣に立つランスは別としても、そこかしこに、しかし遠巻きに、身なりの良さそうな者達が見えた。いずれも、彼を隊長とした軍人貴族達である。
昨日は殆ど足早に家へ籠もってしまったのもあってか、朝から疑念に近い目を一條達に向けていた。それが今は、誰も彼もが驚きを以て三人を眺めている。幾人かとは視線も合うが、これでもかと力強く逸らされた。
明らかに常人を逸脱した一連の攻防を見て、果たして、誰が一條達に近付こうと考えるだろうか。
答えは一人である。言葉は通じないが。
「さて、どうしたものか」
三人の戦闘能力が向上してる事が判明した現状と、未だに隣人と意思疎通が出来ない現状についてだ。薄紫の髪が風に乗るままにしながら、顔を上に向ければ、件の彼と視線がかち合った。
「アミル サンフェ ガルーテシャル。……ナルー イル、ゴート イスール。イズヴィ」
言い終えて、彼は苦笑した。
――やはりイケメンかこいつ。
心中でそんな事を思いつつも、一條はランスへの対応を思慮する。
通訳がいれば問題は無かったのだが、肝心の人物は未だに準備体操をしている。
代わりと言う様に、彼の言葉に活路を見出したい所だが、
「飯の話題、はもう振ったんだよな」
そうなると道は一つしかない。
――……え、歌うの? 俺が?
そして、朝一の準備運動の時を思い出した。
「朝一の運動と言えばラジオ体操だぜ」
と意気込んだ高井坂が、物の見事に高らかと歌いきったのを、だ。体操自体は恙なく終了したものの、お陰で周囲からの剣呑な視線が一時いや増した。これには一條もだが、流石の紀宝もなんとも言えない表情だったのを覚えている。
対して、高井坂一人だけが全く気にも留めてないのだから恐れ入る。
「あいつは精神が鋼なのでは」
これが、今朝に二人して出した結論だ。
「はぁ」
一條はため息と共に思わず頭を抱えた。
その行動に対して、隣からの視線を感じる。もっと言えば、彼からの無言の気遣いを感じる。
が、それで逆に一條も気合いを入れ直した。この身体になってから、と言うより、この声になってから、どういう感じの歌声になるかは未知数であるが。
――後は選曲だけど。
逡巡して、高井坂のお気に入りで行くことに決めた。一條自身、あまり流行の曲は聞かない為、どうしても親友の好みに偏ってしまう。
「……んんっ」
喉も含めて調子は悪くないと言い聞かせつつ、居住まいを正した。ランスを横目に見れば、不思議そうな顔を覗かせている。
少しばかりの緊張を感じて正面に視線を戻せば、走り出した高井坂が、どこかで見た様な技で紀宝に打ち上げられるのを確認しつつ、
――確か歌い出しは。
一條は深呼吸して、口を開いた。
「春風に乗って、届け、私の声」
歌い出せば、後はもう自然と歌詞が続いていく。
あまり早い曲調ではなく、全体を通してもそこまで長い曲と言う訳でもない。
だと言うのに、見知らぬ土地で見知らぬ人に向けての、アカペラの野外コンサート染みた事をしているのは、酷く緊張した。
人生は不思議なものだ。
最も、大変なのはこれからだ、とも思う。
「また春が来たら、私は声を上げるんだ、ありがとう、と」
一條は、しっかりと歌い終えて、一息。
「……ふぅ」
どっと疲労が出てきたが、気分は悪くなかった。
――我ながら完璧。
自画自賛しながら、周囲に妙な違和感を感じ、見渡す。
隣に立つランスは、見るからに聞き入っている様子であり、静かに傾聴していたのが分かる。
が、その先、十歩も無い所に、四、五人からなる人だかり。一様に耳を欹てており、確実に声量の範囲内だったのが分かる。
良く見れば、一條の後ろ側にも数人、同じ体勢の者達が居り、内心で冷や汗を感じた。
「……マジか。そんな大声張ってたのか俺」
「一條のが良い歌だったって事じゃん」
声に慌てて正面を向けば、いつの間にか紀宝と高井坂がそこに居る。
紀宝は思う所があるのか、含み笑いを見せているが、高井坂に至っては目頭を押さえていた。
「お前がその曲を歌ってくれるとは感激したよ。良い声だな。あぁ、KOTONOHAの『春風に乗せて』。名曲だなぁ」
「うぁ、もしかして、聞い……え、いつから」
「「殆ど最初から」」
二人の即答に、一條は頬が紅潮していくのを感じ、今度こそ顔を覆った。
それを皮切りにして、周囲から音が生まれてくる。
歓声と拍手だ。
発生源は明確であり、その感じからも、何が巻き起こっているのかは容易に想像出来た。
――今すぐ穴があれば入りたい!
「盛況だし、次の曲いくの?」
「いーかーなーいー」
「耳まで真っ赤とは可愛い奴め」
「……ぶっ飛ばしたろかお前」
「ふふふ。凄んでも今の俺は無敵だぜ。なんならこれから手合わせしても良いぞ。俺が勝ったら……その巨乳、もらい受ける」
「こいつ最低か?」
「紀宝には手も足も出なかったからな。汚名返上するぜ」
「こいつ最低か……よし。じゃあ熨斗をつけて返してやる」
多少やけっぱちではあるが、一條は飛び跳ねる様に立ち上がる。
高井坂の動きからして、十分に勝機は見出せるのもあった。
「ハハッ、アーリャ ヒムルズ ヴェリリ ビフォー? ヨリデシー フェン。ジャンヌ・ダルク」
後ろで、ランスが言葉と共に笑っているのが伝わってくる。
悪口と言う訳ではないようだが、一條はあまり気にせず、上半身を捻る準備運動。
そのまま胸を逸らす後屈運動。
ランスが明後日の方向に顔を向け、紀宝は凝視してくるが、その意図する所が分からないまま、一條は肩を回しながら決戦の場へ向かう。
「歌った後に戦うから面白い奴だとよ。ジャンヌ様?」
先を行く高井坂が、笑いながらランスの言葉を訳してくれた。
「そうかー。じゃあ俺もちょっと本気だしてくかな。これぞ朝飯前、ってね」
彼の笑いが、渇いたものに変化していく。ついでに目が泳いでるのだが、一條は構わず笑みを返した。
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