解放

かひけつ

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第2章 序盤情報(*ネタバレ範囲は『リスタート』まで)

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状況整理ノート   名 ルコ

⊡過去での人間関係

・龍成(♂)
関係性:初めてできた友達で、初恋の、兄のような存在である。
想い:退屈で仕方なかった私を救ってくれた希望であり、龍成第一という思考になってしまう。
詳細:子供らしい純粋さそして夢のある少年。土の『隣人』で『龍』になりたがっている。

・大神(♂)
関係性:同じクラスの悪ガキ。なにかと目を付けられる。
想い:生理的嫌悪感はあるが、龍成と会う前はある意味退屈な日々を色づけた少ない人。
詳細:その地位だけであまやかされたというのが本当に分かりやすいクソガキである。

・海月(♀)
関係性:ただのクラスメイト。
想い:打算的で本性が腐っている。
詳細:凡人程度の能力しかないことを自覚し、その上で安全圏から相手を見下すことを好む傾向がある。



⊡メインストーリー

・ルコの過去
龍成と仲良くなり幸せができ始めた私からソレを奪いに魔の手がかかる。大神やアピス、カーセ家までもが私に選択を強いるのだ。どうしたらいいかわからなくなった私を龍成は受け入れてくれて、そんな彼の記憶から私たちの思い出を消す始末。どうすれば良かったんだろうね……。

・別時間軸
龍成たちが死んで、私は激しい破壊衝動に襲われ、五行の神を名乗るシンの力を借りて施設を滅茶苦茶にした。断罪者気取りの咎人って、ミイラ取りがミイラになるみたいだよね。ははは。

・グルバンの思惑
最愛の妻を失くしたグルバンはケイトを求めて狂行に走る。それがケイト復活計画や『孤児院』、『カプセル』、『施設』であった。酷い社会構図を作り出したのは歪んだ少年で、強い既視感を覚えてしまう。

・シンの過去
ソウという自分が見える友人ができるが、ソウは施設に目を付けられ軟禁。シンが救いたいと思えば思うほど空回った印象を受ける。神様が異能の起源なんて常識では信じられない……。いや、『神子』がいる時点でそんなことは言えないわね。

・龍成
やっと、全て話せた。伝わるときが来てしまった……。ずっと彼は変わらず私の心の支えであり、ヒーローだったんだ。一方的に彼の苦悩や痛みが分かった気になって、根回しをしたつもりなのに空回りしてばっかだったから彼に誇れる存在になんてなれないと思っていた。ずっとあったしこりがやっととれたような清々しい気分になれたんだ。
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~このお話はフィクションです。実在の人物や団体などとは関係なく、すべて空想です~                                                    敬語や言葉選びはよく考えてはいるつもりだが、拙い文は長い目で見てやって欲しい。更新は調整中だが、頑張って完結予定。 X始めました!!! →https://x.com/kahiketu                                                   世界観は独特で人を選ぶかもだけど、結構ジャンルは荒ぶると思う。ただ、単純にホラーとミステリーは得意じゃないから触れないかも。好きなのは、ファンタジー、異能、神、科学、記憶、(デス)ゲームなど。幽霊や呪いも使いはする(ホラーにはならないはず)。 辻褄を合わせたがるので、凝り性。設定チュウ(毒)                                                    得意でないのは、恋愛やミステリー(=謎解き)、あとハーレムとか、R18系は基本無理。
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