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ミセルの昔話
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20年前、ミセルは、まだ十歳そこそこの子供だった。
神童の呼び声高く、どんな書も、どんな実験材料も医療品も、のぞみさえすればまっさきにミセルのもとに恭しく差し出された。城の禁域に入ることさえも誰も止めない。
行き先を訪ねられれば、ラルフ書記のところへ、といつも答えたが、実際は、彼のところにいるのは半分が良いとこだ。ラウルはいつもミセルを理解し、口裏を合わせてくれた。そして、ラルフ書記官は、ミセルと叡智の解析話ができる唯一の大人だった。そして、頭も柔らかく機転の効く人間で・・・ただ、王族ではないはずなのに、浄化の力を持っていた。
ミセルは何でもできるラウルが、位も低く財力もないのを訝ったが、ラウル自身がひたすら静かに生きることを望んだ。
ミセルは、神の叡智の記録を持ち出しては、ずらりと並んだ部屋に入り込んで読みふけった。
そのうち、自分の他にも空部屋を勝手に使っている人間がいることに気づく。
未婚の貴族の娘でありながら顔をベールで覆わない、美しい鬼っ子、セリナ。
たいていの親は、娘が十四、五になると、婚儀をむすばせ取引に使ったが、セリナの親は羽振りが良く、そういう意味では娘を放任することができた。
セリナが空部屋をよからぬことに使っていることはすぐにさっしが付いた。
書記室や金庫室で働く男が、みっともなくも崩れた顔をしてこそこそと一緒に入るのだから。
不思議なのは、デレデレと一緒に入った男が、小一時間もしないうちに、真っ青かつ神妙な顔になって一人で出ていくことだった。それから、同じ顔は二度と空部屋の並びに来ないこと。
しばらくして何事もなかったように出てくるセリナは、気配に聡く、ほかの空部屋にいるミセルにきづくこともよくあった。
ぺろっと舌をだして、『ナイショね』と言う。
ミセルは、セリナを見るのが好きだった。
珍しく家が騒がしく、ふらりとさまよい出た先で、セリナを見かけた。
城外で会うのは珍しい。セリナは手招きして、ミセルを辺鄙な小屋に連れていった。
小屋はミセルにとって、宝の山だった。
薬品を中心に、書ではなく実現化した神の叡智がそこにあった。
一介の娘に手に入るはずもない情報と材料。限られた上層部だけが恭しく差し出されきた書物や材料たちが、見事に加工され呼吸をしている。
「あの、さ。あたし、トールと、パセルを出てくことにしたの。」
トール?最近、僕の弟を生ませると父親が話していた。
剣と体術にすぐれ、女性ながらに並ぶものがいない強さだからと。
トールの親は、軍に多くの人脈を持っていたが、経済的には逆風だった。最も強いトールの性別が女性だったせいだと愚痴っていたのを聞いたことがある。くだらない。
一方、ミセルの親は、神童の呼び声高い息子のおかげもあって、経済的にも人望的にも順風だった。
ただ、代々文官の家柄で、軍とは関わりが一切なかった。
家同士にとっては良い取引と思えたのだろう。
トールの家は、トールの婚儀と引換えに、贅沢を望んだ。
別にトールが嫌いではないが、同情するほど親しくもなかった。
もし義母になるなら、セリナだったらよかったのにと思った程度だ。
「トールはさ、行きたくもないのに引きずり出された挙句、婚儀で初夜を疑われた。血が出ないわ、痛がりもしないわ、ってわけ。」
ああ、だから家が騒がしかったのか。
「も、あんたに言うのもどうかと思うけどさ、あの子、体術の試合で爪が三枚吹っ飛んだときも、痛そうな顔ひとつしなかったのよ。あんだけ修練してちゃ、もう体の中のやわな組織なんて、とっくにないって」
正直、子供相手に血がでるだの出ないだのという話はどうなんだ、と思ったが、煮え切らない物言いが大嫌い、というのもセリナのいいところだ。
ミセルにとっては、セリナは特別な存在で、言葉にされなくとも自分も特別に思われている気がしていた。
だから、一緒に空部屋にはいる男たちが羨ましいとおもったことはない。彼らは、こんな話をしてはもらえないのだ。
「そんなの取引にしようってのがまともじゃないわよ。あたしなんて、逆に何遍でも血がでるんだわ。朝の歯磨きで血が出るようなもんよ。そしたらこの小屋いっぱい禁制品よ?」
あけっぴろげすぎ・・・と子供が言っても無駄か。
いや、子供に言われるって問題?
ああ、でも、謎はとけたな。
それでか。セリナについて行った男たちが、ああも青い顔で出てくるのは。
気軽について行って、血を見たから。
今にも立会人があらわれ、『約束』を突きつけてくるのではないかと怯えて。
あの空部屋の並びで、セリナは、この小屋を得ていたのだ。
理由が分かって、何となく嬉しかったような記憶がある。
「んでさ、あんたを友達と見込んで、頼みがある」
友達・・・だったのか。だったら、言うこときいてもいいかな、とおもう。
「この小屋あげるからさ。ラウルに協力して。便り出すから、いっぱい」
「ラウルに?」
ちょっと、声に嫉妬が入ったかもしれない。
あたしがじゃなくて、トールがだけど、とセリナはつづけた。
ほんとはこの国にあんまり未練ないんだけどさ、トールとラウルって仲良かったのよ。
そのくせ、あの男は、守れる約束がないって、トールによう近づかなかったヘタレなのよ!トールがそんなもんいるか!
そのくせ、トールが連れてかれても、婚儀が整わなかったときいても、トールより数倍痛そうな顔してさ。
婚儀整わなかったんだから喜んでかけつけてくればまだ可愛いものを!きっと、血が出ないってわかるようなことされたほうにかってに凹んでるのよ、絶対そうよ。
根性なしー!
身振りをいれて熱弁をふるい、でもトールが気にするから、と口をつぐむ。
ミセルはセリナをとても可愛いと思った。
やがて二人はパセルを出ていった。
トールとセリナは自分らで叡智を実験し、ものにして、何年かに一度、帰ってきた。
幸せそうだった。
ミセルとラウルはあの小屋で精一杯協力した。
抗菌剤と海草を混ぜたというゼリーを開発し、砂漠で薬草を収穫できたときには、ラウルと抱き合って喜んだ。
セリナはトールを立会人にして、何度も初夜の婚儀を行なったらしい。
生活するためでも海の物資を手に入れるためでも。
たくましく、自分のやりたいことを貫いた。
やがて、セリナはレグラム王の子を生んだ。アルトという。
トールはリュートという娘を生んだ。
父親はラウルだとおもうと、セリナはミセルにささやいた。
しかし、トールとラウルは何も言わない。
男親が誰だとかは、彼女らにとっては重要ではかなったらしい。
彼女らは、それぞれの父親とではなく、彼女ら二人で、アルトとリュートを育てた。
実際にその子達に会ったことはなかったが、手紙は子供たちのことだらけだった。それはもうしあわせそうに「完璧な一対」と呼んで。
ミセルの心には長い間、彼らとラウルしか住まなかった。子供が小さいからと、セリナとトールの帰国は減ってしまったけれど、それ以上に手紙はふえた。
一緒に研究し、実践し、作り上げ・・・片割れの太陽の中に、ラウルをのせた気球を飛ばすほどまでに。
そして、戻ってきた気球には、ラウルともう一人、瀕死のルウイの母親がのっていた。
ルウイの母親がもともと乗っていた神の船は、数日後にパセルにおりた。管のいっぱいついた瓶のなかで息絶えた、数体の妊婦の遺体を乗せて。
ルウイの母親は数か月生きた。そして、ルウイを産むとすぐに死んだ。
途方にくれる王族を尻目に、ラウルとミセルがルウイを引き取った。
それはもう信じ難く可愛い生き物だった。
神童の呼び声高く、どんな書も、どんな実験材料も医療品も、のぞみさえすればまっさきにミセルのもとに恭しく差し出された。城の禁域に入ることさえも誰も止めない。
行き先を訪ねられれば、ラルフ書記のところへ、といつも答えたが、実際は、彼のところにいるのは半分が良いとこだ。ラウルはいつもミセルを理解し、口裏を合わせてくれた。そして、ラルフ書記官は、ミセルと叡智の解析話ができる唯一の大人だった。そして、頭も柔らかく機転の効く人間で・・・ただ、王族ではないはずなのに、浄化の力を持っていた。
ミセルは何でもできるラウルが、位も低く財力もないのを訝ったが、ラウル自身がひたすら静かに生きることを望んだ。
ミセルは、神の叡智の記録を持ち出しては、ずらりと並んだ部屋に入り込んで読みふけった。
そのうち、自分の他にも空部屋を勝手に使っている人間がいることに気づく。
未婚の貴族の娘でありながら顔をベールで覆わない、美しい鬼っ子、セリナ。
たいていの親は、娘が十四、五になると、婚儀をむすばせ取引に使ったが、セリナの親は羽振りが良く、そういう意味では娘を放任することができた。
セリナが空部屋をよからぬことに使っていることはすぐにさっしが付いた。
書記室や金庫室で働く男が、みっともなくも崩れた顔をしてこそこそと一緒に入るのだから。
不思議なのは、デレデレと一緒に入った男が、小一時間もしないうちに、真っ青かつ神妙な顔になって一人で出ていくことだった。それから、同じ顔は二度と空部屋の並びに来ないこと。
しばらくして何事もなかったように出てくるセリナは、気配に聡く、ほかの空部屋にいるミセルにきづくこともよくあった。
ぺろっと舌をだして、『ナイショね』と言う。
ミセルは、セリナを見るのが好きだった。
珍しく家が騒がしく、ふらりとさまよい出た先で、セリナを見かけた。
城外で会うのは珍しい。セリナは手招きして、ミセルを辺鄙な小屋に連れていった。
小屋はミセルにとって、宝の山だった。
薬品を中心に、書ではなく実現化した神の叡智がそこにあった。
一介の娘に手に入るはずもない情報と材料。限られた上層部だけが恭しく差し出されきた書物や材料たちが、見事に加工され呼吸をしている。
「あの、さ。あたし、トールと、パセルを出てくことにしたの。」
トール?最近、僕の弟を生ませると父親が話していた。
剣と体術にすぐれ、女性ながらに並ぶものがいない強さだからと。
トールの親は、軍に多くの人脈を持っていたが、経済的には逆風だった。最も強いトールの性別が女性だったせいだと愚痴っていたのを聞いたことがある。くだらない。
一方、ミセルの親は、神童の呼び声高い息子のおかげもあって、経済的にも人望的にも順風だった。
ただ、代々文官の家柄で、軍とは関わりが一切なかった。
家同士にとっては良い取引と思えたのだろう。
トールの家は、トールの婚儀と引換えに、贅沢を望んだ。
別にトールが嫌いではないが、同情するほど親しくもなかった。
もし義母になるなら、セリナだったらよかったのにと思った程度だ。
「トールはさ、行きたくもないのに引きずり出された挙句、婚儀で初夜を疑われた。血が出ないわ、痛がりもしないわ、ってわけ。」
ああ、だから家が騒がしかったのか。
「も、あんたに言うのもどうかと思うけどさ、あの子、体術の試合で爪が三枚吹っ飛んだときも、痛そうな顔ひとつしなかったのよ。あんだけ修練してちゃ、もう体の中のやわな組織なんて、とっくにないって」
正直、子供相手に血がでるだの出ないだのという話はどうなんだ、と思ったが、煮え切らない物言いが大嫌い、というのもセリナのいいところだ。
ミセルにとっては、セリナは特別な存在で、言葉にされなくとも自分も特別に思われている気がしていた。
だから、一緒に空部屋にはいる男たちが羨ましいとおもったことはない。彼らは、こんな話をしてはもらえないのだ。
「そんなの取引にしようってのがまともじゃないわよ。あたしなんて、逆に何遍でも血がでるんだわ。朝の歯磨きで血が出るようなもんよ。そしたらこの小屋いっぱい禁制品よ?」
あけっぴろげすぎ・・・と子供が言っても無駄か。
いや、子供に言われるって問題?
ああ、でも、謎はとけたな。
それでか。セリナについて行った男たちが、ああも青い顔で出てくるのは。
気軽について行って、血を見たから。
今にも立会人があらわれ、『約束』を突きつけてくるのではないかと怯えて。
あの空部屋の並びで、セリナは、この小屋を得ていたのだ。
理由が分かって、何となく嬉しかったような記憶がある。
「んでさ、あんたを友達と見込んで、頼みがある」
友達・・・だったのか。だったら、言うこときいてもいいかな、とおもう。
「この小屋あげるからさ。ラウルに協力して。便り出すから、いっぱい」
「ラウルに?」
ちょっと、声に嫉妬が入ったかもしれない。
あたしがじゃなくて、トールがだけど、とセリナはつづけた。
ほんとはこの国にあんまり未練ないんだけどさ、トールとラウルって仲良かったのよ。
そのくせ、あの男は、守れる約束がないって、トールによう近づかなかったヘタレなのよ!トールがそんなもんいるか!
そのくせ、トールが連れてかれても、婚儀が整わなかったときいても、トールより数倍痛そうな顔してさ。
婚儀整わなかったんだから喜んでかけつけてくればまだ可愛いものを!きっと、血が出ないってわかるようなことされたほうにかってに凹んでるのよ、絶対そうよ。
根性なしー!
身振りをいれて熱弁をふるい、でもトールが気にするから、と口をつぐむ。
ミセルはセリナをとても可愛いと思った。
やがて二人はパセルを出ていった。
トールとセリナは自分らで叡智を実験し、ものにして、何年かに一度、帰ってきた。
幸せそうだった。
ミセルとラウルはあの小屋で精一杯協力した。
抗菌剤と海草を混ぜたというゼリーを開発し、砂漠で薬草を収穫できたときには、ラウルと抱き合って喜んだ。
セリナはトールを立会人にして、何度も初夜の婚儀を行なったらしい。
生活するためでも海の物資を手に入れるためでも。
たくましく、自分のやりたいことを貫いた。
やがて、セリナはレグラム王の子を生んだ。アルトという。
トールはリュートという娘を生んだ。
父親はラウルだとおもうと、セリナはミセルにささやいた。
しかし、トールとラウルは何も言わない。
男親が誰だとかは、彼女らにとっては重要ではかなったらしい。
彼女らは、それぞれの父親とではなく、彼女ら二人で、アルトとリュートを育てた。
実際にその子達に会ったことはなかったが、手紙は子供たちのことだらけだった。それはもうしあわせそうに「完璧な一対」と呼んで。
ミセルの心には長い間、彼らとラウルしか住まなかった。子供が小さいからと、セリナとトールの帰国は減ってしまったけれど、それ以上に手紙はふえた。
一緒に研究し、実践し、作り上げ・・・片割れの太陽の中に、ラウルをのせた気球を飛ばすほどまでに。
そして、戻ってきた気球には、ラウルともう一人、瀕死のルウイの母親がのっていた。
ルウイの母親がもともと乗っていた神の船は、数日後にパセルにおりた。管のいっぱいついた瓶のなかで息絶えた、数体の妊婦の遺体を乗せて。
ルウイの母親は数か月生きた。そして、ルウイを産むとすぐに死んだ。
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