ひどくされても好きでした

白い靴下の猫

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39. ※苦しみ抜く時間

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パチドの折檻は、シェドとパチドをぐちゃぐちゃにしていく。
それがミケにとって一番苦しいと知っていてやっているのかもしれない。

拘束されて動けないミケの体を抱きしめたり、頭をなぜたりしながら、乳首をとても優しく触る。たまに口に含んでゆっくり嘗めたり、舌と歯で挟んで甘噛みをしたり、吸い出したり、舌で押しこんだり。丁寧に優しく。
でも、両方の乳首が尖り切ったら苛め抜くから覚悟しろという。

はじめは、一方の乳首を弄られている間に、もう一方の乳首が収まってくる感じだったのに。だんだん、じわじわがひどくなって、立ち上がったままになっていく。

優しくされると、シェドにされているようで、勝手に立ち上がってしまうのだ。
やがて、ピリピリという刺激を伴って、両方の乳首がぎゅうぅとしこって戻らなくなってしまった。
パチドは冷たく笑って、さぁ、苦しみ抜く時間だ、と告げた。

スリング用の強いゴムと噛みバサミ。前にレンツやムーガルの役人たちに散々使われたことがあるが、こんなに立ち上がった乳首を狙われたことはない。

「ゆるして・・・お願い、お願いします・・」

パチドは、噛みバサミを見せつけるように広げて、右の乳首を挟んだ。
「ぎゅいーっ、い、いたい、痛いよぉ!」

しばらくゴムをもってゆらしながら、悲鳴を上げさせて、さらに試すように引っ張り始めた、ミケが泣こうがわめこうが引っ張りつづけ、やがて、プツンと音がして、乳首がずれて噛みバサミがはずれる。

「んぎーーーーっ!あああ!」

はずれるときの痛みに耐えられず、体ががたがたとひどく揺れる。

パチドは、ふーん、と言うと、容赦なく、右の乳首をもう一度はさみ、さらに、もう一本出して来て、左の乳首にも噛ませる。

「ううっ、ううっ、助けて・・」

またはずれるまで引っ張られるかと思ったが、今度は少し引いただけで、乳首に繋がったゴムの2本を、数回ねじってと足の間を通して、背中側に持って行ってしまう。

そしてなにかごそごそと結んでいる。
肩甲骨の間だ。ここだけは、本能的に怖くて、体が震える。

ぎゅ、とかるくひっぱっられて、乳首の痛みに耐えている間に、ゴムは首の近くの鎖にひっかけられてしまったようだ。

「やれやれ、偉く不格好だが、まぁ、いいか」

パチドはそういうと、私の頭を下げて、お尻を上げさせた。

「ふ、ぅう?!」

その格好にされると、背中には粉はたきが押し付けられ、乳首は噛みバサミに挟まれたままお腹の方に引っ張られ、股間はよじれたゴムに割り裂かれた。

ゴムをうんときつくされたり、もっとたくさん噛みバサミをつけられたりしたことはあるが、こんなひどい恰好にされたことは今までにない。
痛みと、恥ずかしさと、恐怖でパニックになり、暴れそうになるが、少しでも動くと乳首と背中に激痛が走る。

「ああ、ゴムで全部つながっているからな、動くと自分で自分を虐めることになるぞ」

そう、パチドに警告されて、何をされているのか理解する。

「ごめんなさい、ごめんなさい」

必死で謝るが、パチドは、

「十分に手加減しやっている。本当はこのゴムにつけた張り型を体のナカまでねじ込んで、背中を鞭で打ってやりたいところだ。これならどうしても耐えきれなかったら、自分で引っ張って乳首の噛みバサミをはずせばいいだろ」

と恐ろしいことを言う。
噛みバサミがはずれた時の、激烈な痛みを思い出すと、もう必死で動かずにじっとしているしかない。

それなのに。
パチドは、わり裂かれた股間に無防備に剥きだされた花芯のそばを、わざとらしいゆっくりさで、なぞる。

「ん、ううっ、いや、触らないで!!」
「叩かれる方が、いいのか?確かそこらに笞もあったぞ」

「そんなっ」
この状態で、叩かれたりしたら、背中をえぐりながら乳首を痛めつけることになる。

「ああ、噛みバサミは外れても、何度もつけ直してやるから安心しろ」

「いや・・」

「心配しなくても、やさしくしてやるよ」

パチドは、顔を横に向けてベッドに押し付けられた頭をなぜてそう告げた後、本当に優しく、花芯をなではじめた。
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