偏食王子は食用奴隷を師匠にしました

白い靴下の猫

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66※出来上がり

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「ユオ―、ごはんだよー」

・・・・・・・・・・・・・

僕が呼んでも、ユオがご飯に来ないから。
ココン、と軽くノックしてドアを開ける。

「ユオ?・・って、どしたの?」

振り向こうとするユオが、いつもよりゆっくりな動き方だったから、ちょっと心配になって。顔を覗き込んで、かたまる。
とろんとした目で、泣きそうな・・・うわ、反則!ものすごくエロ直撃な顔。

「ごめん、ね、おなか、へってなくて」

そう言いながら、心なしか突き出される胸とか、微かにすり合わせられる太腿とか。
これ、触らないでいられるヤツいるの?って思う。

「あ、うん、ご飯は、急がないけど、・・ええと、大丈夫?熱でた?」

「ねつは、ないと思うんだけど・・」

額に当てた手を、頬にずらすと。
ユオは、眉毛を、ふにゅ、とハの次に下げて、はふ、と艶っぽい息を吐いた。

思い当たるのは、当然自分がお昼にやらかしたイヤガラセなんだけど、もうずいぶん時間が経ってるよ?

意地悪はしたけれど、早々に誰も見てない部屋で一人にしてあげましたし。
正直、1~2回イっちゃえば、スッキリできちゃハズで。事実僕は、その・・・2回ほど?

「体が、へんなの」

ユオは、頬にあてた僕の手を抑えて、子猫みたいにすりすりとこすりつけたと思うと、触って欲しくてたまらないというように、ことんと首に挟んだ。

って、え、くび、弱いよね?マフラー引き抜いただけでしばらくふるえていた位で。

「ひょっとして、触って欲しいの?」

ってか、自分でしてないとか?
いや、がまん、できたはずないよね、泣くまで煽ったもん、とか、ぐるぐる考えているうちに。
かろうじて頷いたのかな、って程度に、挟まれた手に圧がかかる。

「・・・うん」

って、こたえた小さなかすれ声は、すくなくとも用意したご飯を吹っ飛ばす程度には破壊的だった。

ごくり。

「どこに、触ろうか?」

部屋着のワンピースはとてもゆったりしたつくりで。首元のボタンをはずせば、どこからでもさわれてしまうのだけれど。
頸元からお風呂上がりの、いい匂いがしてたまらず、一気に脱がせてしまう。

ユオの呼吸が、いつもより早いのがわかる。
目はつぶっても、口は半開きだし。あせばんで、湯気が出そうな肌の色と、うっすらと色の変わった下着と、って、もうくらくらです。

ユオは、触ってくれとも言わず、チリチリにしこった乳首を一生懸命突き出した。

両方の乳房の下側を、ゆっくりゆっくりなぜるだけで、ユオは、肌を桜貝みたいにきれいな色に染めながら、もどかしそうに体を揺すった。

これ、どうみても、自分で処理してない。なんというか、できあがりきってる。

「もっと・・」

「もっと、何?」

「・・・」

それでも、口にするのは、抵抗があるらしい。
う、わ。ごめん、めちゃくちゃ虐めたい。

「ひょっとして、ユオ、ひとりで何時間も、イヤガラセ楽しんでたの?ずうっと感じっぱなしで?」

「ち、がう・・」

ベッドに運んで、下着をつけたままの足を広げさせる。もうふにゃふにゃで、ぜんぜん体に力が入っていないから、簡単に、ぱたん。

「う・・・わ」

濡れて半透明に透けてた下着を押し上げなら、真っ赤に立ち上がって震える花芯は、お昼に泣き叫んだ時より随分おおきく見える。

ふーっ

息を吹きかけると、それが下着と一緒にぷるんと震え、ユオはせつなげに腰を揺らした。

「くるしいがまんするのが、好き?」

「すきじゃ、ない、やだ」

つー、つつつ

下着の上から、真ん中の線をなぞる。
上から下へ、下から上へ。

「ううっ、あっ、ふ」

「でも、さわるときもちいいのに、そのままにしてたんだよね?」

花芯の頂点の、ほんの少し上で。覆いを押し上げるようにして小刻みになんども引き上げ、根もとを二本の指で挟んで引き回した。
下着が貼りついた花芯周り全体が連座して、花芯の頂点は、引き攣れた布に擦られ続ける。

「んくーっ、はぁ、なんとかしてぇっ」

「なんとかって。このまま、先っぽが擦りむけるくらい布でこすりつづけて、真っ赤になったそこに、金色のイヤガラセ、する?」

「やだよ、やだぁ」

ぼろぼろぼろ

僕の力なんかよりよっぽど綺麗に光る涙が、たくさんでるから。
もったいなくて、瞼に唇を這わす。

「ユオ、綺麗。こんなにきれいなユオに、擦り傷つけるなんて、無理。やらないです」

泣き顔すきだけど、それでも、泣かれると、弱いみたい。師匠だったユオはいつも笑顔だったし。
背中、ポンポンしながら抱っこする。ずっと昔、ユオがしてくれたみたいに。

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