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しおりを挟む「おお、やっぱり思った通りだった」
俺はマツを見ながら自分の予想が当たっていた事に満足した。
今、俺の間の前には髪が伸びたマツが居る。それは俺が買ったカツラをマツに
被せたからだが、その見た目はもう所沢キラリだった。
まあ、姉弟なのだから似ているに決まっているのだが、ここまで似るとは思って
居なかったのだ。
「やっぱり恥ずかしいよ」
「何言ってるんだよマツ。凄い再現度だぞ! こいつはいい、ちょっとポーズ
とってみろよ! 」
「いいぞ! 」
そして、撮影会が始まったのだ。
「いいね、もっとこう。そう、それそれ」
明らかにおかしくなっていたとは思う。
「ちょっとこれ、つけて見てくれ」
「えっ、無理だよ。そんなのつけ方分からないし」
「俺がつけてやるから、ほら、脱げよ」
そして俺はマツに所沢キラリのブラジャーを付けてみた。
それはまさしく所沢キラリで、俺の目の前には彼女がいた、下着姿で。
「ちょっと無理、我慢できないわ。動くなよ」
「え、え、え。何してんの、待って」
「あ、出る」
俺はマツの顔にぶっかけた。
そこには確かに俺の精子まみれの所沢キラリが居た。
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