31 / 50
第31話『人生の楽しみかた』
しおりを挟む
「で、人生のおもしろさを教えるには、VTuberは好きみたいだし……このまま同じ業界に引きずり込んじゃったほうが早いなーって。あとイロハちゃんは配信者に向いてるとも思ったし」
「え、わたしが? どうして?」
「ストレス耐性ありそうだから」
「そこ!?」
「いや、マジメな話だよ。スルースキルは配信者に必須なの。慣れで身につけることもできるけど、やっぱり素質はあるに越したことないから」
たしかに俺はVTuberの配信さえ見られるなら、ほかはわりとどうでもいい。
実際、思い返せばこれまでも配信中に悪意あるコメントが幾度となく投げられていた。
が、とくに気にも留めていなかった。
「それでもイロハちゃんが配信を続けてくれるかは賭けだったけどね。学校もあるし、体力的な問題もある。なにより子どもは飽きっぽいから。配信まわりはあたしがフォローすれば済むけど、ほかはね」
だから機材やソフトの準備など、あれだけ面倒を見てくれていたのか。
すこしでも負担が減るように、と。
「というか、本来はもっと本格的なサポートをつける予定だったんだけどね。だって、あたしの勧誘でウチの事務所に入れるつもりだったから」
「はいぃいいい!? いやいやいや、それはムリでしょ!?」
あー姉ぇが所属しているのは世界最大規模のVTuber事務所だ。
それこそチャンネル登録者数ランキングを所属VTuberが総ナメするほど。
そんな簡単に入れるわけがない。
「そーなんだよねー。マネちゃんに言ったら却下されちった」
「ほっ……」
「マネちゃん曰く『話題に困らなさそうだし、キャラクター性も申し分なし。今、海外勢が伸びてるから語学力がある人材はのどから手が出るほど欲しい。けど未成年だからダメ』だって」
「そりゃそうだ」
「だから『せめて個人VTuberとしてデビューする支援をしてあげたい』って言ったの。そしたら『まぁそれなら』って。で、あたしが直接、出資やらサポートやらすることになったんだよね」
それは俗にいう”ドア・イン・ザ・フェイス”なのでは?
大きな要求を突きつけて小さな要求を通す交渉術。
無意識にやったとしたら末恐ろしいな。
いや、さすがはあー姉ぇと言うべきか。
「あたしじゃ力不足でサポートしきれないんじゃないかって不安に思ってたけど、予想外にイロハちゃんがしっかりしてるからなんとかなっちゃったよ」
不安? それは意外だ。
つーか、あー姉ぇも不安を覚えることがあるのか。
「そこから先は知ってのとおりだね」
あー姉ぇが俺をいろいろなVTuberと引き合わせて、かき回して。
……俺のため、だったのか。
もちろん、あー姉ぇ自身が楽しんでいた部分も大きいだろうが、それでも。
と、突然あー姉ぇの歯切れが悪くなる。
「ただ、そのぉ~、なんといいますかぁ~、あたし人との距離感が近すぎるというかぁ~、大雑把というかぁ~、空気が読めないというかぁ~。やりすぎちゃうことが多いらしくって」
「知ってる」
「ぐはっ!?」
「言っとくけど、今でもリアルでVTuberの人たちと引き合わせたことは許してないからね?」
「ひぃいいいいいい!? イロハちゃんの顔が恐い!」
あー姉ぇはヨヨヨと涙を流し「ごめんよぉ~」と縋りついてくる。
俺は大きく嘆息した。
「けど、もういいよ」
推しの配信を見る目は、やっぱり直接会ったことで少なからず変わってしまった。
純粋なファン心だけでは見られなくなってしまった。
そのことは寂しく思う。
けれど、今の俺はもうただの1ファンではなくVTuberでもあるから。
最終的にこの道を選んだのは自分自身だから。
VTuberとしてデビューした以上、少なからず顔合わせが起こるのは必然だった。
本当に拒絶するなら、あのとき断るべきだった。
そして断らなかったということは……。
「許しはしないけどもう過ぎたことだし、あー姉ぇだけの責任でもないから」
それに失うことばかりでもない。
VTuberを経験したことで、同じ立場から配信を見られるようになった。
新たな楽しみかたができるようになった。
ある意味で、今の俺はこれまで以上に配信を楽しめている。
「そっか。ありがとう」
「お礼を言うのはわたしのほうでしょ?」
「それでも、だよ。……じつはあたしが『人生はこんなにもおもしろいんだぞ』って伝えたいのはイロハちゃんだけじゃないんだ。ほかの子たちも一緒」
「だからVTuberのみんなをプールへ誘ったの?」
「うん。なにを楽しむかは人の自由だと思う。けど、その楽しさすら知らないなんて、悔しいじゃん? あたしはみんなのことが大好きなの。好きな人にはさ、自分の好きをもっと知って欲しいじゃん?」
あー姉ぇは「もちろんイロハちゃんのことも大好きだよ!」と笑った。
いつものまっすぐな視線。
「そーいうこと、よく真正面から言えるよね」
「えへっ」
俺はこらえきれず、その笑顔から視線を逸らした。
あー、顔が熱い。
「だからイロハちゃんには知って欲しいし、イロハちゃんのことも知って欲しいんだ。……ねぇ、イロハちゃん。よかったらまたみんなで遊びに行ったりできないかな?」
「あ~」
これを認めるのはあー姉ぇに負けたみたいで悔しいが……。
俺はあー姉ぇに振り回されてるうちに、そういうのも悪くない、と思いつつある。
マイ、あー姉ぇ、おーぐ、母親、コラボ相手のみんな。
彼女たちのことをもう他人だとは思えない。
これまでがたまたま、いい結果だったからそう思えているだけかもしれない。
だから今後のことはわからない。
けれど……。
「――”次から”リアルで顔合わせするときは事前に言っておいてね」
「えっ、いいの!?」
「うん」
俺は降参した。
この人には一生勝てる気がしない、と思った。
「そのときは帽子でも用意するよ。こ~~やって思いっきり目深に被って、ご尊顔を拝してしまうのを防止してから参加する。……なんちゃって」
「”おつかれーたー”のときも思ったけど、イロハちゃんギャグセンスはないよね」
「お前ぇえええ!」
「でも、ありがとねっ」
「……んっ」
「ねぇ、イロハちゃん――人生は楽しい?」
俺は肩をすくめて答えた。
「そこそこ」
「あははっ、そこそこか。じゃあもっとがんばらないとねっ」
顔を見合わせて笑った。
あー姉ぇは「よしっ、湿っぽいのはここまで」とパンと手を叩いた。
「そんなわけで、結局はあたしがやりたいことしてるだけなんだよね。だからイロハちゃんも、そのお金は自分がやりたいことのために使いな? それに絶対そのうち入り用になるから」
「え? 入り用? ……あっ、そうか!」
「お、わかった? 少額でもできないわけじゃないんだけど、やっぱり金額は正義だからね。今後にも大きく関わるし」
「たしかに! いやでも、そうなるとこの額じゃまだまだ足りないなぁ」
「うん。だからもっと配信がんばらないとね」
「わかったよ、あー姉ぇ!」
俺は通帳を懐に仕舞い、頷いた。
あー姉ぇも俺のことがようやくわかってきたらしい。
つまりこのお金は――スパチャに使えということだ!
それも赤スパを投げろという意味だ!
よーし!
今後のVTuber業界を支えるためにも、しっかりと還元するぞ~!
* * *
……えぇ~っと、ちがったみたいです。
「え、わたしが? どうして?」
「ストレス耐性ありそうだから」
「そこ!?」
「いや、マジメな話だよ。スルースキルは配信者に必須なの。慣れで身につけることもできるけど、やっぱり素質はあるに越したことないから」
たしかに俺はVTuberの配信さえ見られるなら、ほかはわりとどうでもいい。
実際、思い返せばこれまでも配信中に悪意あるコメントが幾度となく投げられていた。
が、とくに気にも留めていなかった。
「それでもイロハちゃんが配信を続けてくれるかは賭けだったけどね。学校もあるし、体力的な問題もある。なにより子どもは飽きっぽいから。配信まわりはあたしがフォローすれば済むけど、ほかはね」
だから機材やソフトの準備など、あれだけ面倒を見てくれていたのか。
すこしでも負担が減るように、と。
「というか、本来はもっと本格的なサポートをつける予定だったんだけどね。だって、あたしの勧誘でウチの事務所に入れるつもりだったから」
「はいぃいいい!? いやいやいや、それはムリでしょ!?」
あー姉ぇが所属しているのは世界最大規模のVTuber事務所だ。
それこそチャンネル登録者数ランキングを所属VTuberが総ナメするほど。
そんな簡単に入れるわけがない。
「そーなんだよねー。マネちゃんに言ったら却下されちった」
「ほっ……」
「マネちゃん曰く『話題に困らなさそうだし、キャラクター性も申し分なし。今、海外勢が伸びてるから語学力がある人材はのどから手が出るほど欲しい。けど未成年だからダメ』だって」
「そりゃそうだ」
「だから『せめて個人VTuberとしてデビューする支援をしてあげたい』って言ったの。そしたら『まぁそれなら』って。で、あたしが直接、出資やらサポートやらすることになったんだよね」
それは俗にいう”ドア・イン・ザ・フェイス”なのでは?
大きな要求を突きつけて小さな要求を通す交渉術。
無意識にやったとしたら末恐ろしいな。
いや、さすがはあー姉ぇと言うべきか。
「あたしじゃ力不足でサポートしきれないんじゃないかって不安に思ってたけど、予想外にイロハちゃんがしっかりしてるからなんとかなっちゃったよ」
不安? それは意外だ。
つーか、あー姉ぇも不安を覚えることがあるのか。
「そこから先は知ってのとおりだね」
あー姉ぇが俺をいろいろなVTuberと引き合わせて、かき回して。
……俺のため、だったのか。
もちろん、あー姉ぇ自身が楽しんでいた部分も大きいだろうが、それでも。
と、突然あー姉ぇの歯切れが悪くなる。
「ただ、そのぉ~、なんといいますかぁ~、あたし人との距離感が近すぎるというかぁ~、大雑把というかぁ~、空気が読めないというかぁ~。やりすぎちゃうことが多いらしくって」
「知ってる」
「ぐはっ!?」
「言っとくけど、今でもリアルでVTuberの人たちと引き合わせたことは許してないからね?」
「ひぃいいいいいい!? イロハちゃんの顔が恐い!」
あー姉ぇはヨヨヨと涙を流し「ごめんよぉ~」と縋りついてくる。
俺は大きく嘆息した。
「けど、もういいよ」
推しの配信を見る目は、やっぱり直接会ったことで少なからず変わってしまった。
純粋なファン心だけでは見られなくなってしまった。
そのことは寂しく思う。
けれど、今の俺はもうただの1ファンではなくVTuberでもあるから。
最終的にこの道を選んだのは自分自身だから。
VTuberとしてデビューした以上、少なからず顔合わせが起こるのは必然だった。
本当に拒絶するなら、あのとき断るべきだった。
そして断らなかったということは……。
「許しはしないけどもう過ぎたことだし、あー姉ぇだけの責任でもないから」
それに失うことばかりでもない。
VTuberを経験したことで、同じ立場から配信を見られるようになった。
新たな楽しみかたができるようになった。
ある意味で、今の俺はこれまで以上に配信を楽しめている。
「そっか。ありがとう」
「お礼を言うのはわたしのほうでしょ?」
「それでも、だよ。……じつはあたしが『人生はこんなにもおもしろいんだぞ』って伝えたいのはイロハちゃんだけじゃないんだ。ほかの子たちも一緒」
「だからVTuberのみんなをプールへ誘ったの?」
「うん。なにを楽しむかは人の自由だと思う。けど、その楽しさすら知らないなんて、悔しいじゃん? あたしはみんなのことが大好きなの。好きな人にはさ、自分の好きをもっと知って欲しいじゃん?」
あー姉ぇは「もちろんイロハちゃんのことも大好きだよ!」と笑った。
いつものまっすぐな視線。
「そーいうこと、よく真正面から言えるよね」
「えへっ」
俺はこらえきれず、その笑顔から視線を逸らした。
あー、顔が熱い。
「だからイロハちゃんには知って欲しいし、イロハちゃんのことも知って欲しいんだ。……ねぇ、イロハちゃん。よかったらまたみんなで遊びに行ったりできないかな?」
「あ~」
これを認めるのはあー姉ぇに負けたみたいで悔しいが……。
俺はあー姉ぇに振り回されてるうちに、そういうのも悪くない、と思いつつある。
マイ、あー姉ぇ、おーぐ、母親、コラボ相手のみんな。
彼女たちのことをもう他人だとは思えない。
これまでがたまたま、いい結果だったからそう思えているだけかもしれない。
だから今後のことはわからない。
けれど……。
「――”次から”リアルで顔合わせするときは事前に言っておいてね」
「えっ、いいの!?」
「うん」
俺は降参した。
この人には一生勝てる気がしない、と思った。
「そのときは帽子でも用意するよ。こ~~やって思いっきり目深に被って、ご尊顔を拝してしまうのを防止してから参加する。……なんちゃって」
「”おつかれーたー”のときも思ったけど、イロハちゃんギャグセンスはないよね」
「お前ぇえええ!」
「でも、ありがとねっ」
「……んっ」
「ねぇ、イロハちゃん――人生は楽しい?」
俺は肩をすくめて答えた。
「そこそこ」
「あははっ、そこそこか。じゃあもっとがんばらないとねっ」
顔を見合わせて笑った。
あー姉ぇは「よしっ、湿っぽいのはここまで」とパンと手を叩いた。
「そんなわけで、結局はあたしがやりたいことしてるだけなんだよね。だからイロハちゃんも、そのお金は自分がやりたいことのために使いな? それに絶対そのうち入り用になるから」
「え? 入り用? ……あっ、そうか!」
「お、わかった? 少額でもできないわけじゃないんだけど、やっぱり金額は正義だからね。今後にも大きく関わるし」
「たしかに! いやでも、そうなるとこの額じゃまだまだ足りないなぁ」
「うん。だからもっと配信がんばらないとね」
「わかったよ、あー姉ぇ!」
俺は通帳を懐に仕舞い、頷いた。
あー姉ぇも俺のことがようやくわかってきたらしい。
つまりこのお金は――スパチャに使えということだ!
それも赤スパを投げろという意味だ!
よーし!
今後のVTuber業界を支えるためにも、しっかりと還元するぞ~!
* * *
……えぇ~っと、ちがったみたいです。
0
お気に入りに追加
255
あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。

とある高校の淫らで背徳的な日常
神谷 愛
恋愛
とある高校に在籍する少女の話。
クラスメイトに手を出し、教師に手を出し、あちこちで好き放題している彼女の日常。
後輩も先輩も、教師も彼女の前では一匹の雌に過ぎなかった。
ノクターンとかにもある
お気に入りをしてくれると喜ぶ。
感想を貰ったら踊り狂って喜ぶ。
してくれたら次の投稿が早くなるかも、しれない。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。


学園の美人三姉妹に告白して断られたけど、わたしが義妹になったら溺愛してくるようになった
白藍まこと
恋愛
主人公の花野明莉は、学園のアイドル 月森三姉妹を崇拝していた。
クールな長女の月森千夜、おっとり系な二女の月森日和、ポジティブ三女の月森華凛。
明莉は遠くからその姿を見守ることが出来れば満足だった。
しかし、その情熱を恋愛感情と捉えられたクラスメイトによって、明莉は月森三姉妹に告白を強いられてしまう。結果フラれて、クラスの居場所すらも失うことに。
そんな絶望に拍車をかけるように、親の再婚により明莉は月森三姉妹と一つ屋根の下で暮らす事になってしまう。義妹としてスタートした新生活は最悪な展開になると思われたが、徐々に明莉は三姉妹との距離を縮めていく。
三姉妹に溺愛されていく共同生活が始まろうとしていた。
※他サイトでも掲載中です。
さくらと遥香
youmery
恋愛
国民的な人気を誇る女性アイドルグループの4期生として活動する、さくらと遥香(=かっきー)。
さくら視点で描かれる、かっきーとの百合恋愛ストーリーです。
◆あらすじ
さくらと遥香は、同じアイドルグループで活動する同期の2人。
さくらは"さくちゃん"、
遥香は名字にちなんで"かっきー"の愛称でメンバーやファンから愛されている。
同期の中で、加入当時から選抜メンバーに選ばれ続けているのはさくらと遥香だけ。
ときに"4期生のダブルエース"とも呼ばれる2人は、お互いに支え合いながら数々の試練を乗り越えてきた。
同期、仲間、戦友、コンビ。
2人の関係を表すにはどんな言葉がふさわしいか。それは2人にしか分からない。
そんな2人の関係に大きな変化が訪れたのは2022年2月、46時間の生配信番組の最中。
イラストを描くのが得意な遥香は、生配信中にメンバー全員の似顔絵を描き上げる企画に挑戦していた。
配信スタジオの一角を使って、休む間も惜しんで似顔絵を描き続ける遥香。
さくらは、眠そうな顔で頑張る遥香の姿を心配そうに見つめていた。
2日目の配信が終わった夜、さくらが遥香の様子を見に行くと誰もいないスタジオで2人きりに。
遥香の力になりたいさくらは、
「私に出来ることがあればなんでも言ってほしい」
と申し出る。
そこで、遥香から目をつむるように言われて待っていると、さくらは唇に柔らかい感触を感じて…
◆章構成と主な展開
・46時間TV編[完結]
(初キス、告白、両想い)
・付き合い始めた2人編[完結]
(交際スタート、グループ内での距離感の変化)
・かっきー1st写真集編[完結]
(少し大人なキス、肌と肌の触れ合い)
・お泊まり温泉旅行編[完結]
(お風呂、もう少し大人な関係へ)
・かっきー2回目のセンター編[完結]
(かっきーの誕生日お祝い)
・飛鳥さん卒コン編[完結]
(大好きな先輩に2人の関係を伝える)
・さくら1st写真集編[完結]
(お風呂で♡♡)
・Wセンター編[完結]
(支え合う2人)
※女の子同士のキスやハグといった百合要素があります。抵抗のない方だけお楽しみください。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる