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綱渡り 十
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「で、できるか!」
そんな異常な行動なぞ、承服できるわけもなく、竹弥はわめいた。
「やれ、やらないと、こうだぞ」
「ひぃっ!」
突然、杉屋が後ろの紐をたぐりあげ、扱くようにしたから堪らない。
このとき、竹弥は紐縄に、前回とおなじく瘤がつくられいることに気づいた。
「これは、どうだ?」
「ううっ……」
瘤の部分を、下着の上から臀部の窪みに押し込まれるようにされ、竹弥は身体をふるわせた。
濃緑の小さな塊りが、性具となって竹弥の敏感なところを刺激する。
「ああっ、ああっ!」
しっかりと嵌まった状態で、杉屋は前後の紐を揺さぶった。
「あうっ……、い、いやぁ……!」
「いやなら、自分で動いてみろ」
竹弥の苦痛を見つめて冷たく笑う杉屋は、地獄の獄卒そのものだ。
「くぅ……!」
竹弥は恥辱に唇を噛みしめ、顔を真っ赤に充血させた。それでも憎悪する男の命令にしたがって、浅ましい行動をつづけるしかない。
「はぁ……!」
自ら腰をうごかす仕草は、ほとんど自慰行為にちかく、一方的に凌辱されるより、はるかに屈辱だった。
竹弥の白い頬に、玻璃のような涙が散る。
「いい格好だ」
今度は尻を下着の上から撫でてくる。
「ち、畜生!」
「こら、お行儀悪い言葉をつかうんじゃない!」
杉屋は、わざとらしく怒声をあげて、白い下着の上から竹弥の尻をたたく。
「あうっ!」
屈辱以外のなにものでもない。
そんな異常な行動なぞ、承服できるわけもなく、竹弥はわめいた。
「やれ、やらないと、こうだぞ」
「ひぃっ!」
突然、杉屋が後ろの紐をたぐりあげ、扱くようにしたから堪らない。
このとき、竹弥は紐縄に、前回とおなじく瘤がつくられいることに気づいた。
「これは、どうだ?」
「ううっ……」
瘤の部分を、下着の上から臀部の窪みに押し込まれるようにされ、竹弥は身体をふるわせた。
濃緑の小さな塊りが、性具となって竹弥の敏感なところを刺激する。
「ああっ、ああっ!」
しっかりと嵌まった状態で、杉屋は前後の紐を揺さぶった。
「あうっ……、い、いやぁ……!」
「いやなら、自分で動いてみろ」
竹弥の苦痛を見つめて冷たく笑う杉屋は、地獄の獄卒そのものだ。
「くぅ……!」
竹弥は恥辱に唇を噛みしめ、顔を真っ赤に充血させた。それでも憎悪する男の命令にしたがって、浅ましい行動をつづけるしかない。
「はぁ……!」
自ら腰をうごかす仕草は、ほとんど自慰行為にちかく、一方的に凌辱されるより、はるかに屈辱だった。
竹弥の白い頬に、玻璃のような涙が散る。
「いい格好だ」
今度は尻を下着の上から撫でてくる。
「ち、畜生!」
「こら、お行儀悪い言葉をつかうんじゃない!」
杉屋は、わざとらしく怒声をあげて、白い下着の上から竹弥の尻をたたく。
「あうっ!」
屈辱以外のなにものでもない。
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