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異世界の事案

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ゆうりさん、みるく台本
③異世界転生もの
(エロ要素あり、ゆうりさん迷い込む)

(日常生活に飽きていた主人公のゆうりは、アスファルトの水たまりに足を突っ込んだ時、下まで落ちていき、自分の世界と全く違う世界へと迷い込むのであった。そこで出会った一人のサキュバスとの物語。)

ゆ=ゆうりさん(セリフは発情してる大学生っぽく)
サ=みるく(セリフは姐さんテイストで!)
()書きは基本注釈なので読まなくて大丈夫です。()書きで読む場合の場所は(※)を入れておきます。

タイトル【異世界の事案】

ナ(み):ここは退屈そうな人間界。
弱そうなヤツらがうじゃうじゃいて
ヘドが出そうだよ。まぁそんな人間界のやつが、うちのシマに迷い込んだ話さ。

ゆ:はぁーあ。なんかこう、いい事ねぇかなー。

ナ(ゆ):俺の名前はゆうり、しがない3流大学の2回生だ。全く人生はつまらん!
キャンパスライフってさぁ。
こう女の子とキャッキャウフフ
するとこじゃねぇのかよー。むさい男しかいないしよー。どうなってんだよー。

ゆ:まぁ、とりあえず今日はバイトもねえし
家に帰るか。って、でけえ水溜まり。
よし。飛び越えてみようか。
(間を開けて)あっ、距離足りねえ!
ちょ、ちょっと!水溜まりにしては
深い!やばいやばい!溺れる!

(間を開けて)

ゆ:ぶはっ!!!!!
た、助かったのか…?
ふぅー。あれはきっと道路の欠陥だな。
訴えてやる!とりあえずもう家に帰って
この気持ち悪い服を着替えないと…。
あれ…。ここどこだ?
見たことないな…。

サ:やっと目が覚めたようだねぇ。

ゆ:うおっ?! なんだお前!

サ:それはこっちのセリフさ。
人間ごときがこの世界に来るなんて何事かと思ったよ。のうのうと食われに来た以外
考えられないけどね。アッハッハッハッハッ。

ゆ:・・・・・。

サ:なんだい?ビビって声も出ないのかい?

ゆ:・・・・いい!!

サ:は…?

ゆ:これだよこれ!!俺は人間界じゃなくて
異世界にユートピアがあるんだ!

サ:あのー、もしもし?

ゆ:こんな綺麗な人もいるし。
これは毎日頑張ってる俺へのご褒美に違いない!うん!きっとそうだ!

サ:こら!サキュバスの声、聞こえていないのかい!

ゆ:あぁー、聞こえてますともマドモアゼル。
その耳にキンキンするような美声はしっかりと。

サ:早く死にたいようだね。
じゃあ遠慮なく!

ゆ:待って!!!!!

サ:ふん!今更命乞いかい?
遅いんだよ。じゃあサヨナラァ~。

ゆ:殺す前に。俺とデートしてくれええええ

サ:は、はぁぁぁぁぁ?!
何言ってるんだい!

ゆ:デート!デートしたいんだよぉ!
冴えない俺にデートのひとつやふたつ
楽しませてから殺せばいいだろおおお!

サ:わ、分かった。分かったよ。
ちょっとだけだよ?

ゆ:え?!  いいの!やっふーーい!!

サ:少しだけよ。全く。

ゆ:やっふーい!こんな色っぽいお姉さんと
デートできるなんて感激だァ!

サ:い、色っぽい?!
そ、そうかしら////(照れながら)

ゆ:お、お名前は!
なんて言うんですか!

サ:は、はぁ?!
私はサキュバスのみるくって言う名前だけど…。

ゆ:ぐはっ…!そんなセクシーで妖艶な姿で
みるくという可愛い名前…!
そんな反則だよぉぉ。

サ:落ち着けこのクソ人間!
んで、あんたはなんて名前なんだい?

ゆ:あ、俺すか!聞きたいすか!

サ:…やっぱりいいや。

ゆ:欲しがりさんですねぇ。

サ:やっぱり今すぐ殺す

ゆ:デートしたら好き放題やっちゃってください!

サ:あーぁ。変なの捕まえちまったよ。

ゆ:では、さっそく行きましょう!
色々案内してくださいよー!

サ:ったく。めんどくさいねぇ。
なんでこんな人間ごときに。

ゆ:いやー。しかし凄いところだなー。
ほんとにゲームの世界みたいだ。

サ:げーむって、なんだい?

ゆ:え?みるくちゃん知らないの?

サ:みるくちゃん?! やめな!その呼び方!
恥ずかしいったらありゃしない!

ゆ:いいじゃないですか!あ、ゲームっていうのはテレビとかに繋いで遊ぶやつで
スマホ、スマホ。あちゃーここでは
さすがになんにも繋がらないか。
まぁこういうので、モンスターとかを
倒したりしますよ!

サ:な、なんだい!?その物騒なのは?!

ゆ:まぁ遊びだから、大丈夫っすよ。

サ:そ、そうなのかい?

ゆ:あれ?もしかしてビビってます?笑

サ:び、び、ビビってなんかいないさ!

ゆ:やっぱりぃ。ビビってるじゃないですか笑
声が震えてますよ!

サ:うるさいよ/// 全く人間は嫌だねえ。

ゆ:じゃあ手でも繋ぎましょ!
デートなんだからいいですよね!

サ:えっ? 手を繋ぐのかい?!

ゆ:デートだから当たり前でしょ?

サ:そ、そうなのかい?/// じゃ、じゃあ
(ぎゅっ)

ゆ:意外と手は小さいんですね?
そんなに豊満なお胸をしてるのに。

(思い切り手を握られる)

ゆ:痛い痛い痛い?! 折れますよ?!

サ:折れてしまえ!このくそ人間!

ゆ:あぁ…。罵倒する顔もいい…。

サ:あんた人間界の中でも飛び切りのヤバいやつだね?私には分かるよ。恐ろしい。
(ボソボソ言う感じで)

ゆ:え?なんか言いました?

サ:うるさいねぇ!なんでもないさ!

(さらに思い切り手を握られる)

ゆ:痛たたたた?! ほんとに折れますって!! あ、そういえばデートの行先って
どこに行くんですか?

サ:そうだねえ…?何も決めて居ないのさ
あんた行きたいとこ無いのかい?

ゆ:行きたいとこ…。あ!あります!

サ:お!なんだい!言ってごらん!

ゆ:ホテルです。

サ:ホテル…?なんだいそれは?

ゆ:ええー。この世界ではなんて言うんだろ。
んーつまり、男女が乱れ合うあれですよ。

サ:あぁ。なんだい。そんなことか。
じゃあうちに来な。たっぷり吸い取って
あげる。

ゆ:え、ええーー!!!!
ほんとですかぁ!!?

サ:おやすい御用さ。こっちに来な。

ゆ:はっ、はい!!
(※やべぇドキドキしてきたぁ)

サ:さぁ、ここだよ。

ゆ:お邪魔しまーす。
お?割と普通の家だ。あんまり人と変わらないな。

サ:なに、人の部屋ジロジロ見てんだい!

ゆ:は、はい!すみません!

サ:全く。さて、早く服を脱ぎな。

ゆ:え!?ええー?! もうですか?!

サ:何言ってんだい。そうじゃないと
始められないだろ?

ゆ:そ、そんなこと言ったって
急に言われたら心の準備が…。

サ:ほらァ。早く浴室に行きなさいよォ。

ゆ:はっ、はいっ!

サ:(鼻歌~•*¨*•.¸¸♬︎)↩︎ここは適当に鼻歌を

ゆ:あのー、みるくちゃん?

サ:ん?どうしたんだい?

ゆ:えーと、これは何をしてるんでしょうか?

サ:何って?これは人間もするだろ?
背中流すの。

ゆ:しますけどね?しますけど
流れ的にこう!なんか、ねぇ?!

サ:変なやつだね?男女がやる事と言ったら
背中流すことだろう?老廃物、取り除いてあげるからさ!

ゆ:意外に親切だな。

サ:痒いところはないかい?

ゆ:あ、えーと。
(※ここで思いっきりアプローチかけてみよう)
じゃ、じゃあこの下の辺りが…。

サ:下?ここかい?
(思い切り股間を握る)

ゆ:ニ゛ッ゛ッ゛ッ゛ッ゛ッ゛ッ゛?!?!

サ:どの辺だい?

ゆ:ば、場所はあってます。
もうちょい優しく撫でてくれれば…。
(声を震わせながら)

サ:いちいち注文が多いやつだねぇ
こうかい?

ゆ:あーー!!!!そうですぅ!!!!

サ:なんだい?! 急に?!

ゆ:いえ、こっちの話です。

サ:ますます変なやつだね?
でもあんまり汚れが取れないね?
もう少し入念に洗うよ。

ゆ:えっ?それって?

サ:どうしたんだい?もっと足を広げなよぉ。
洗えないじゃないか…。

ゆ:はっ、はひっ!

サ:どうだい?痒いとこないかい?

ゆ:はっ、はいっ。気持ちいいです…///

サ:さっきから何言ってんだい?
ますます変なやつだねぇ。

ゆ:じゃあ、今度はみるくちゃんを
洗ってあげようと思うんですけど
いいですか?

サ:わ、わたしかい?!
ちょっと恥ずかしいから嫌だよう。

ゆ:か、かわいい…。

サ:かっ、可愛くなんかないよ////

ゆ:可愛いですよ!

サ:そ、そうかい?それなら
素直に受け取っとこうとしようじゃないか。
ありがとうね。

ゆ:やばい惚れそう。

サ:あんたいい人間だね。変なやつだけど。
私の事を怖いと思わないのは凄いよ。

ゆ:え?全然怖くなんかないっすよ!
むしろエロ…ゴホンゴホン!

サ:え?なんだい?

ゆ:い、いえ!それでは綺麗になったので
さっそく寝床の方へ…。

サ:なんだい?まだ昼だけど寝るのかい?

ゆ:いやぁそうじゃなくて
体洗ったあとはアレじゃないですかぁ!

サ:あれってなんだい?寝床は寝る場所だろ?

ゆ:嘘だろ…?

サ:嘘なんかないさ。だってそれ以外何をするんだい?

ゆ:あの…つかぬ事をお聞きするんですが
この世界に男性は…?

サ:あぁ、族長のみだね。
それ以外はサキュバス族は女しかいないのさ。

ゆ:それは損してる…。
よし!みるくちゃん!
男ってやつを教えてやろう!

サ:あ、結構です。

ゆ:アッハイ

サ:しかし人間っていうのは
面白いねえ。少し刺激しただけで
大きくなるんだもの。

ゆ:そっ、そうです!
だからその…。収めて貰えないと…。

サ:どうするんだい?

ゆ:こう…口でというか…グヘヘヘ

サ:口で噛み切ればいいのかい?

ゆ:勘弁してください…。

サ:もうー。なんだい。ハッキリいいなよ。

ゆ:あっ、あの!口で…!!!!
あっ、うわぁぁぁぁぁぁ

サ:消えちまった…。なんだったんだ?

ゆ:ぶはぁ!? こ、ここは?!
みるくちゃんは?!

ナ(ゆ):もうちょっとでみるくちゃんとの
キャッキャウフフの展開になるはずだったのに、なんで戻されるかなー。
ということで俺はさっきの水溜まりの前で
座り込んでいた。

ゆ:ええーー!いい所だったのにー!!
くそー!!みるくちゃーーーーん!!

サ:あいつの名前結局なんだったんだろう。
なんか少し気になるじゃないか。

ゆ:そ、そうだ!また水溜まり入ったら
行けるんじゃ!! よーし!
……浅い。めちゃくちゃ浅い…。
もう行けないのか…。

サ:全く。期待させられて損した気分だよ。
ちょっとだけドキドキしたじゃないか。
次はいつ来るだろうね。それまでに
部屋少しだけ可愛くしてやろうじゃないか。

ゆ:次行ける時は、なんかお土産買っていってあげよう。みるくちゃん何が好きなんだろ?
ミルク饅頭かな?よし!買っていってまた
会いに行こう!

サ:髪の毛も少し切ろうかね。
あぁっ!もう!途中で消えちゃうから
短い髪か長い髪聞けなかったじゃないか!
次会う時にどういう顔で会えばいいんだい!

ゆ:てか、俺ヒゲ剃ってなかった!
次は清潔に行こう!

サ:次は

ゆ:いつ会えるかなぁ。

~完~
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