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30、初めてのデート (3) *
しおりを挟む「た……食べたい?!」
「そう。エッチな液でぬらぬら光る楓花のを見てたら舐めたくて堪らなかったけど、さっきは運転中だったから耐えた。もう限界なんだけど…ここじゃ嫌か?」
肩に手を置き、恥ずかしげもなく真っ直ぐ懇願してくる。とんでもなく卑猥なことを言っているはずなのに、『アメを舐めたいな』と同じテンションで言ってくるから、照れてるこちらが変なのかと思えてくる。
天馬の願いなら何でも叶えてあげたい。それに楓花自身だって、今の天馬の言葉でついさっき弄られた場所が疼いているのだ。
「でも……」
人通りのある公共の駐車場で……というのに抵抗があった。楓花が窓の外に目をやり躊躇していると、
「大丈夫だ。この車はプライバシーガラスになってるし、楓花は普通の顔して窓の外を見てればいい。俺が勝手にするから」
コクンと頷き、後部座席に移動する。
言われるままにドアを背にして片膝を立て、もう片方の脚を下におろすと、待ち切れないのかすぐに天馬がスカートのリボンをほどいて開き、ショーツを引き下ろして顔を埋めてきた。
繁みの下の柔肌にチュッチュッと啄むようなキスを落としてから、犬のように全体をペロペロ舐め回す。くすぐったくて身をよじると、太腿を押さえ付けて固定された。
両手で花弁を大きく開いて蜜を啜る。ジュルッという音が聞こえた。蜜壺に肉厚な舌を差し入れて中で動かされると、「ああっ!」と声が出て片足を浮かせてしまう。
気持ち良すぎて目を開けていられない。普通の顔をして窓の外を見てるなんて、この状況で絶対に無理だ。
「プックリ膨らんでる……可愛いな」
ーーそんな所まで可愛いとか言っちゃうなんて、彼女フィルターがかかりすぎだよ!
そんな事を思っている間に蕾をハムッと口に含み、レロレロと舐め回される。舌先を使って器用に包皮を剥いていき、剥き出しにしたところでジュッと強く吸い上げた。
「嫌っ!あっ!」
「嫌じゃないだろ。グチョグチョなくせに……ほら、また溢れてきたぞ。綺麗に舐め取ってやるからな」
奥からどんどん溢れ出すのが自分でもハッキリ分かる。天馬は両手で花弁をグイッと開き、湧き上がる蜜を貪欲に舐め上げ啜る。まるで一滴たりとも残さないという勢いだ。狭い車内にジュルジュルという水っぽい音。そして天馬の興奮した息遣いと楓花の嬌声が響く。
「ああっ!もうっ……もう駄目っ!」
「ああ、ココがピクピクして辛そうだな。今イかせてやるから、思いっきり気持ち良くなれ」
指で愛液を絡め取り、先端の 尖に塗り付ける。ぬらぬらと光るそこを指の腹で撫で、スピードを上げて行く。クリクリと回しながら、時折爪で引っ掻いた。
「キャッ!ん……ああっ!」
もう限界が近付いている。子宮がキュッと収縮し、全身に力が入る。指のスピードが更に速くなり、激しい勢いで表面が擦られて行く。
「もうっ……もう…イくぅ!」
ビクンと腰を浮かせたその瞬間に、天馬が震える蕾に吸い付いた。
ジュッ!チューーッ!
ーーえっ、嘘っ!
絶頂を迎えて敏感になっているソコを強く吸い上げ、舌でレロレロと舐め続けている。
「駄目っ!刺激が……強いっ!」
腰を捻って抵抗しても、天馬は聞こえないかのように攻撃の手を緩めない。溢れる液をジュルリと啜り上げ、もっとと言うかのように蜜壺に舌を差し入れ、ただひたすら楓花を『食べる』事に集中している。
絶頂のあとの激しい刺激に、楓花は顎を上げ、何度も大きく腰をビクンと跳ね上げるのを止められない。
「もう嫌っ!もう本当に……駄目…だからっ!」
「もう1回イっておけ」
フッと顔を上げた天馬と目が合った。男の自信と欲情と嗜虐心が色濃く浮かんだその瞳は、ゾクッとする程魅力的で、その視線だけでももうイかされると思った。キュッと蜜壺が締まる。
天馬は最後のシメとばかりに剥き出しの先端を舌先でグリグリ刺激し、歯先を当てて甘噛みした。最後にチューーッと強く吸われて、楓花の絶叫と共に腰がガクガク揺れ……そしてカクンと力が抜けた。
「思いっきりイけたか?」
「もう……イき…過ぎ……」
息も絶え絶えにそれだけ呟いて、楓花はゆっくり目を閉じた。
今はただ、限界を超えた快楽と疲労感、下半身を覆う甘い痺れに身を委ねるだけだった。
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