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『みっともない』と、そう思うことすら不必要だと教え込まれたのは一体いつの事だったろう。
裸身を晒すことにまだためらいのあった晶がなかなか素直に体を開けずにいるのに、マスターは容赦なくPresentと、コマンドを下す。
勿論、暗い部屋の中だけではなく、明かりがこうこうとついた場所でも、それは何も変わらず。
共に風呂に入り、全身を洗われ、全ての穴がその指でどろどろに溶かされて。
『ふふ……だんだん、指で触れるだけでパクパクと口を開けるようになってきたね』
そんな言葉に、まるでパブロフの犬のようだな、と自嘲することすらできず。
ただ、晶の体は素直に従順に、マスターだけのモノになるべく変化を遂げていく。
「あ……ん……」
「晶、君は一度も『嫌だ」とか、『やめて』と口にしたことはなかったね?」
どうして?と、晶の奥深くを穿ちながら耳元で尋ねるマスター。
「マスターに……ん……されること……に」
「ん?」
――――マスターにされるなら、嫌なことなんて何もない。
とぎれとぎれにようやく言い切ったその言葉は、晶の心からの本心だ。
きっと他の誰かであったら、この体をすべて明け渡すことなど、できはしなかっただろう。
「私だから?」
「は……い……」
マスター、だから。
「ッ……!あぁ」
「ごめんね、耐えきれなかったよ」
体の内に感じる熱い飛沫に、マスターが中で達したことが分かった。
けれど達したあとも萎えることのなかったそれは、再び猛然と律動を開始し、晶の中を深く穿つ。
きっともうすぐ、結腸にまで入り込んでしまうほど、深く深く。
身体だけでなく、心までもどんどんとマスターの支配下に落ちていく。
「『どちらの道に行こうとも、自らの進むベき道を理解していないのならば同じ事』」
「……ぁ」
「不思議の国のアリスの中で、道に迷ったアリスに猫が告げた言葉だよ」
何故、突然そんな話を始めたのか。
それを問うこともできないままにひたすら揺すぶられる。
「私の猫の行き先は、どちらに向かっても、私の腕の中。さぁ、私の可愛い晶。お願いだから、もっと深く堕ちてきておくれ」
「雄吾……さ……」」
果たして、これ以上に深い場所などどこがあるというのか。
グチュグチュにかき混ぜられる中と同様に、心の形までぐちゃぐちゃに捏ね回されて。
「もう……どこにも戻れません。
過去の私はただの人間で………猫の私とは別の存在……だから」
「ーーありがとう、晶」
裸身を晒すことにまだためらいのあった晶がなかなか素直に体を開けずにいるのに、マスターは容赦なくPresentと、コマンドを下す。
勿論、暗い部屋の中だけではなく、明かりがこうこうとついた場所でも、それは何も変わらず。
共に風呂に入り、全身を洗われ、全ての穴がその指でどろどろに溶かされて。
『ふふ……だんだん、指で触れるだけでパクパクと口を開けるようになってきたね』
そんな言葉に、まるでパブロフの犬のようだな、と自嘲することすらできず。
ただ、晶の体は素直に従順に、マスターだけのモノになるべく変化を遂げていく。
「あ……ん……」
「晶、君は一度も『嫌だ」とか、『やめて』と口にしたことはなかったね?」
どうして?と、晶の奥深くを穿ちながら耳元で尋ねるマスター。
「マスターに……ん……されること……に」
「ん?」
――――マスターにされるなら、嫌なことなんて何もない。
とぎれとぎれにようやく言い切ったその言葉は、晶の心からの本心だ。
きっと他の誰かであったら、この体をすべて明け渡すことなど、できはしなかっただろう。
「私だから?」
「は……い……」
マスター、だから。
「ッ……!あぁ」
「ごめんね、耐えきれなかったよ」
体の内に感じる熱い飛沫に、マスターが中で達したことが分かった。
けれど達したあとも萎えることのなかったそれは、再び猛然と律動を開始し、晶の中を深く穿つ。
きっともうすぐ、結腸にまで入り込んでしまうほど、深く深く。
身体だけでなく、心までもどんどんとマスターの支配下に落ちていく。
「『どちらの道に行こうとも、自らの進むベき道を理解していないのならば同じ事』」
「……ぁ」
「不思議の国のアリスの中で、道に迷ったアリスに猫が告げた言葉だよ」
何故、突然そんな話を始めたのか。
それを問うこともできないままにひたすら揺すぶられる。
「私の猫の行き先は、どちらに向かっても、私の腕の中。さぁ、私の可愛い晶。お願いだから、もっと深く堕ちてきておくれ」
「雄吾……さ……」」
果たして、これ以上に深い場所などどこがあるというのか。
グチュグチュにかき混ぜられる中と同様に、心の形までぐちゃぐちゃに捏ね回されて。
「もう……どこにも戻れません。
過去の私はただの人間で………猫の私とは別の存在……だから」
「ーーありがとう、晶」
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