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初めてすぎる出会い
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その日の夜のこと。
私は父親が返ってきたところから朝の喧嘩の戦闘態勢に入った2人を尻目に家を飛び出した。
そのまましばらく走って近くの公園のベンチに腰を掛けた。
1駅跨いじゃったかな……。
「はぁ……。」
ったくどいつもこいつも人の邪魔ばっかりしてきて本当にうざったい。
私がスマホに動画を見始めた時、画面に人の影が差した。
「おい、ネエチャン……こんなところでぇ、何してんの?」
「え?」
すると、徐に私の横に酒臭いおじさんが距離を詰めて座った。
最悪……。
酒臭いおっさんの横でのんびり動画なんか見てられるわけないし。
舌打ちをしながら立ち上がると、おっさんが私のスカートを掴んだ。
「は?ちょっと何やってんの?」
「君、いくらなの?」
「はぁ?売ってないけど。っていうか離して。」
私がスカートを抑えると、おっさんは尚更グイッとスカートを引っ張ってきた。
「冗談はよしこちゃんだよ。こんな時間に女の子がこんなかわいい恰好しているわけないじゃないか!」
「いや、本当にやめてください、警察呼びますよ!」
「ほら、金なら払うからさ!触らせてよ。おじさんの事慰めてよ~。」
駄目だ、話通じないッ……。
私は必死に抵抗するもののむなしく、おじさんの手はスカートをたくし上げようとしてきた。
相手は酔っ払いとは言え男性なわけだし、どんどん及ばなくなっていた。
もうダメだ……。
私が諦めかけた時だった。
「あらぁ?こんなところで公然と面白いことしてんじゃな~い……私も混ぜてよ~。」
いきなり背後から聞こえてきた少し低めの声に振り返ると、ミニドレスのケバイ人がヒールを鳴らして近づいてきてくれていた。
「へ?」
「おぉ、これまたべっぴんさんらなぁ~。」
「ンフフ……。」
そのケバイ人は酔っ払いの腕を掴むと自身の股間に押し付けた。
「ポコチンついてていいならね?」
「ひぃい!!!!」
するとケバイ人の行動に圧倒されたのか、酔っ払いは一目散に公園から飛び出してしまった。
私は父親が返ってきたところから朝の喧嘩の戦闘態勢に入った2人を尻目に家を飛び出した。
そのまましばらく走って近くの公園のベンチに腰を掛けた。
1駅跨いじゃったかな……。
「はぁ……。」
ったくどいつもこいつも人の邪魔ばっかりしてきて本当にうざったい。
私がスマホに動画を見始めた時、画面に人の影が差した。
「おい、ネエチャン……こんなところでぇ、何してんの?」
「え?」
すると、徐に私の横に酒臭いおじさんが距離を詰めて座った。
最悪……。
酒臭いおっさんの横でのんびり動画なんか見てられるわけないし。
舌打ちをしながら立ち上がると、おっさんが私のスカートを掴んだ。
「は?ちょっと何やってんの?」
「君、いくらなの?」
「はぁ?売ってないけど。っていうか離して。」
私がスカートを抑えると、おっさんは尚更グイッとスカートを引っ張ってきた。
「冗談はよしこちゃんだよ。こんな時間に女の子がこんなかわいい恰好しているわけないじゃないか!」
「いや、本当にやめてください、警察呼びますよ!」
「ほら、金なら払うからさ!触らせてよ。おじさんの事慰めてよ~。」
駄目だ、話通じないッ……。
私は必死に抵抗するもののむなしく、おじさんの手はスカートをたくし上げようとしてきた。
相手は酔っ払いとは言え男性なわけだし、どんどん及ばなくなっていた。
もうダメだ……。
私が諦めかけた時だった。
「あらぁ?こんなところで公然と面白いことしてんじゃな~い……私も混ぜてよ~。」
いきなり背後から聞こえてきた少し低めの声に振り返ると、ミニドレスのケバイ人がヒールを鳴らして近づいてきてくれていた。
「へ?」
「おぉ、これまたべっぴんさんらなぁ~。」
「ンフフ……。」
そのケバイ人は酔っ払いの腕を掴むと自身の股間に押し付けた。
「ポコチンついてていいならね?」
「ひぃい!!!!」
するとケバイ人の行動に圧倒されたのか、酔っ払いは一目散に公園から飛び出してしまった。
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