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第三部 カツランダルク戦記 『第三章・カツランダルクの姉妹』
76 天下の執権
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帰国の途中、オットーはふさぎ込んでいた。呼びかけても「うー」とか「あー」しか言わない。脳細胞が破壊され尽くされたのだ。
(無理もない。ホージュリア妃は……)
雌の獣だったとアナキンは思った。カントニアの獰猛な騎馬民族の女は、まるで手加減というものをしてくれなかった。セックスというより、ちんことまんこの殴り合いみたいなものだった。
「ホージュリア妃、オアラポリスにいるとひどくなっちゃうみたいですね。おまんこいじいじをしていないと落ち着かないみたいですよ。あははは……」
「……」
返事が無い。知らぬうちに涙をこぼしていた。何が起こっていたのかはあえて聞かないことにする。都会児が野生児、しかもとんでもない野蛮なのと付き合うとなれば、一生モノのトラウマを刻み込まれるだろう。
「まあでもよかったですね。イーガの新製品を大量に輸入するそうで。これでまたホクホクですね?」
「ううう……ひめさまぁ。それはちんちんじゃないんですよう……うぐぐ……うぐぐう……」
「イッちゃって答えられないか……」
オットーはしばらくそっとしてあげよう。それよりも他の連中だ。異国の妃とワイルドな『不倫』を楽しめ、表情は充実感に溢れていた。引退後はカントニアで暮すか、などと言うやつもいる。田舎住まいはいいものだなあ。
(良くないと思うよ。ここには懐かしい何かがあるからなどと言って東京から沖縄に移住した奴だって、死ぬときは東京に戻りたいとかほざくのばかりだし。)
田舎は何かと不便だ。アナキンはイーガから戻りたくなかった。あそこに住むともう、ホーデンエーネンには戻りたくない。スカルファッカー領は穀倉地帯にあるが、大きい町がほどんどいない田舎である。
その年の11月のはじめに、イーガに戻った。ピルリアは先々月に産んだばかりの赤ん坊を抱かせてくれた。かわいい女の子のあかちゃんは、彼とピルリアとの5人目の愛の結晶だった。
「やっぱり赤ちゃんはかわいいね。この子を育てる為にもがんばらないと」
「あたしもお仕事をしたいけど、まだ産みたいから勘弁してくださいね、ぼっちゃん?」
「あはは。君はずっとあかちゃんを産んでくれたらいいよ。10人や20人、目指そうじゃないか?」
「やだ。恥ずかしいなあ」
可愛い5人目の子がすやすや寝出したら、6人目の子づくりに取り掛かった。ピルリアのおっぱいはますます大きくなっていた。母乳をいただきながら腰を振り、彼女の膣にたくさん飲ませてやった。
言葉を忘れる熱烈な行為が終わった後、留守中に起こった出来事を尋ねた。4人目の子を産む時と同じ、臨月妊婦フェチの間男とやりまくっていた話をしたので感想を聞いた。お腹を撫でるのが大好きみたいですね。
「うんうん。赤ちゃんが入った妊婦さんのお腹をさするの、僕も大好きだよ。語り掛けたくなるよね」
「おっきくなったらおじさんといっぱいエッチしようね、と呼びかけてたよ」
「あ? 誰が娘をやると言った? あの野郎、調子に乗りやがって」
しかしその間男が、アナキンとピルリアの長女とデキていることを2人は知らなかった。長女は母に似てボインボインのむっちり美少女だった。この翌年に妊娠が発覚して元気な男の子を出産するが、その種の相手こそがピルリアの間男だった。
「それ以外に変わった出来事は無かったかい?」
「アヅチハーゲンにいるルッソさんから手紙がよく来てたよ」
ルッソ=シュミットは2年半前、元妻の勘気を蒙って南ホーデンエーネンの地を踏まされないようにさせられていた。北部の各港にいる、外交官と船に関する情報をやり取りしているそうだ。半年はその仕事でもう半年はナーガハーマの近郊で、酪農の仕事を手伝っているらしい。牧場の仕事をしたいからだ。
「あの人も難儀だな。しかしトーリ様が怒った理由、みんな知らないんだよね」
「いろいろとあると思うよ。それで、今度休暇をもらったら、ナーガハーマへ行こうよ。ルッソさんをなぐさめてあげよう?」
もちろん自分のおっぱいを使ったりもする。ルッソは意外と自由な性分だから慰め不倫ぐらいは受けてくれるだろう。
「いや。留学はそろそろおしまいだよ。僕らはホーデンエーネンに戻らなくてはいけないじゃないか」
一応は留学生と言う立場もあった。しかし、それも終わりが近づいてきている。来年の春にはホーデンエーネンに戻るのだ。アスカウ公から要請でだ。ヨーシデンでさ来年に開学する大学の講師になってもらいたい。魔道学の助手という立場だがかなりの厚遇を約束されていた。
イーガから遠く離れたところに行きたくなかった。ヨーシデン行きは妥協できるギリギリである。『えくすぷれす』の延長工事も始まり、5年後にはヨーシデンまで伸びるそうだ。
「そういや、兄貴からは?」
「ちゃんと捨ててるよ。あ、伝えたいことがあった」
ピルリアは大きな乳房を揺らしながら机に向かった。手紙の束をアナキンに渡す。ケノービからの手紙だった。
開けてみるとどれもこう書かれてあった。早くこっちに戻って俺の仕事を手伝え。アナキンは手紙の束をゴミ箱に投げ捨てた。
「……使いっぱしりになれの催促かよ」
「早いところアスカウ公様には頼もうか?」
「そうだね。ナントブルグで働くつもりはない。ヨーシデンで先生をやりたいと訴える事にするよ」
アナキンは憤っていた。兄貴の手伝いなんて二度と嫌だ。兄の元で働いていた時、深夜までこき使われていたからだ。その頃にめとったヨディアという『毒嫁』に植え付けられた心の傷のせいもあって、二度とあんな生活は御免だと自分に言い聞かせた。
□ □ □ □ □
トーリ=カツランダルクはこの時、権勢の絶頂にあった。セイン王の男児は彼女が産んだジョーケインのみとなったからだ。他の妾が産んだ子は、男も女も乳児の頃に死んでしまった。
セイン王は健康な生殖器を持っていた。子供らは総勢で18名だ。医者からのお墨付きもあった。母親達にも検査をしたが、もしかしたらあらぬ理由があるかもしれない。その日の朝議で廷臣たちが話題にした。
「お妾様方は元はと言えば、市井の家の娘に娼婦でございました。陛下と巡り合われるまでは乱交など日常茶飯事。海外人や亜人どもと為したこともあるでしょう」
「いや、貴族の娘もいるぞ?」
「ホーデンエーネンの貴族の女子ならなおさらだ! 『初潮前だから中出しし放題!』とほざいて、子供のころから下僕と毎晩、下半身のお付き合いをするような連中ばかりだぞ!」
「そりゃそうだが。俺のかわいい娘も14の時に父無し児を産んだしな」
「だろう? だから純潔教育をやるべきだ! へんなチンポを試すから子宮にわけのわからぬ病が起きるのだ!」
「おい、厚生大臣、お前は子供のころから女郎買いをしてたじゃないか! 今更変な正義を振りかざせる口か? 今でもちんぽが腫れる謎の病気にかかっているお前がそんなことを言うんじゃない!」
子供達に先立たれ、疲れ切って無気力になった国王と、ジョーケインを腕に抱き、不愉快そうに議論を聞くに徹するトーリの前で、大臣や大領主達はきたない言葉を交えながら討論した。
結論が出た。お妾たちは変な病気を持っている。それが赤ん坊に移って早死にさせたのだ。それを言わなかったんだから殺せ。死刑。
「ちょっと待ちなさい!」
ここでトーリが一喝した。死刑なんてあんまりすぎる。
「そんなやり方は無し! 彼女達は陛下のお子を産むために好きな酒やたばこを我慢し、素性のわからぬ男との浮気を我慢したのですよ! 殺すとは言語道断です! 私を見てみなさい!」
経産婦のくせして締まりは自慰を覚えたての幼女の様にきつきつだがヤリマン。それでいて妊娠中も浮気や乱交を繰り返してばかり。まさに肉便器。精液便所女大公だ。
「こんなお腹の中の赤ちゃんに悪いことをしまくりなのに、ジョーケイン様は至って健康じゃありませんか!」
廷臣たちは幼児に目を向けた。ジョーケインは彼等をにらんでいる。今年3歳になるこの王子は福々しく育ち、頭も良い。何故か知らないが王弟殿下にべったりで、殿下が好きな平和的な本や絵物語を好んでいた。治世の良君になりそうだ。
「人をころすのはよくないよ! だめっ!」
廷臣らは押し黙った。それから平伏を。ははあっ。彼等はジョーケインに妙な信頼をおいていた。とってもいい子で賢い。母ちゃんはドスケベヤリマン女だけど。
「……殿下もこのようにおっしゃっております。それと私も死刑というのはどうかと思いますね。陛下は如何、お考えなされておりますか?」
「そうせい」
「それではご理解できませぬ」
「俺は疲れたよ、トーリ。女どもとガキンチョたちの墓参りに回りてぇ」
セイン王はすっかり無気力になっていた。これでも鍛錬をしていたし、軍事の話題になると身を乗り出して聞いていた。元々あった性格がひどくなってしまったのだ。内政のことに興味を捨ててしまった。
「トーリ、俺は訓練に行って来る。おめえが後のこと取り仕切れや。じゃあな」
セイン王は出て行ってしまった。決定権を持たされた格好となったトーリはこう告げた。
「未知の病気もあるでしょうがそれよりも、彼女達が妊娠中に何をしていたかを調べる必要があります。トリシア大学の医学部に検査をお願い致しましょう」
(無理もない。ホージュリア妃は……)
雌の獣だったとアナキンは思った。カントニアの獰猛な騎馬民族の女は、まるで手加減というものをしてくれなかった。セックスというより、ちんことまんこの殴り合いみたいなものだった。
「ホージュリア妃、オアラポリスにいるとひどくなっちゃうみたいですね。おまんこいじいじをしていないと落ち着かないみたいですよ。あははは……」
「……」
返事が無い。知らぬうちに涙をこぼしていた。何が起こっていたのかはあえて聞かないことにする。都会児が野生児、しかもとんでもない野蛮なのと付き合うとなれば、一生モノのトラウマを刻み込まれるだろう。
「まあでもよかったですね。イーガの新製品を大量に輸入するそうで。これでまたホクホクですね?」
「ううう……ひめさまぁ。それはちんちんじゃないんですよう……うぐぐ……うぐぐう……」
「イッちゃって答えられないか……」
オットーはしばらくそっとしてあげよう。それよりも他の連中だ。異国の妃とワイルドな『不倫』を楽しめ、表情は充実感に溢れていた。引退後はカントニアで暮すか、などと言うやつもいる。田舎住まいはいいものだなあ。
(良くないと思うよ。ここには懐かしい何かがあるからなどと言って東京から沖縄に移住した奴だって、死ぬときは東京に戻りたいとかほざくのばかりだし。)
田舎は何かと不便だ。アナキンはイーガから戻りたくなかった。あそこに住むともう、ホーデンエーネンには戻りたくない。スカルファッカー領は穀倉地帯にあるが、大きい町がほどんどいない田舎である。
その年の11月のはじめに、イーガに戻った。ピルリアは先々月に産んだばかりの赤ん坊を抱かせてくれた。かわいい女の子のあかちゃんは、彼とピルリアとの5人目の愛の結晶だった。
「やっぱり赤ちゃんはかわいいね。この子を育てる為にもがんばらないと」
「あたしもお仕事をしたいけど、まだ産みたいから勘弁してくださいね、ぼっちゃん?」
「あはは。君はずっとあかちゃんを産んでくれたらいいよ。10人や20人、目指そうじゃないか?」
「やだ。恥ずかしいなあ」
可愛い5人目の子がすやすや寝出したら、6人目の子づくりに取り掛かった。ピルリアのおっぱいはますます大きくなっていた。母乳をいただきながら腰を振り、彼女の膣にたくさん飲ませてやった。
言葉を忘れる熱烈な行為が終わった後、留守中に起こった出来事を尋ねた。4人目の子を産む時と同じ、臨月妊婦フェチの間男とやりまくっていた話をしたので感想を聞いた。お腹を撫でるのが大好きみたいですね。
「うんうん。赤ちゃんが入った妊婦さんのお腹をさするの、僕も大好きだよ。語り掛けたくなるよね」
「おっきくなったらおじさんといっぱいエッチしようね、と呼びかけてたよ」
「あ? 誰が娘をやると言った? あの野郎、調子に乗りやがって」
しかしその間男が、アナキンとピルリアの長女とデキていることを2人は知らなかった。長女は母に似てボインボインのむっちり美少女だった。この翌年に妊娠が発覚して元気な男の子を出産するが、その種の相手こそがピルリアの間男だった。
「それ以外に変わった出来事は無かったかい?」
「アヅチハーゲンにいるルッソさんから手紙がよく来てたよ」
ルッソ=シュミットは2年半前、元妻の勘気を蒙って南ホーデンエーネンの地を踏まされないようにさせられていた。北部の各港にいる、外交官と船に関する情報をやり取りしているそうだ。半年はその仕事でもう半年はナーガハーマの近郊で、酪農の仕事を手伝っているらしい。牧場の仕事をしたいからだ。
「あの人も難儀だな。しかしトーリ様が怒った理由、みんな知らないんだよね」
「いろいろとあると思うよ。それで、今度休暇をもらったら、ナーガハーマへ行こうよ。ルッソさんをなぐさめてあげよう?」
もちろん自分のおっぱいを使ったりもする。ルッソは意外と自由な性分だから慰め不倫ぐらいは受けてくれるだろう。
「いや。留学はそろそろおしまいだよ。僕らはホーデンエーネンに戻らなくてはいけないじゃないか」
一応は留学生と言う立場もあった。しかし、それも終わりが近づいてきている。来年の春にはホーデンエーネンに戻るのだ。アスカウ公から要請でだ。ヨーシデンでさ来年に開学する大学の講師になってもらいたい。魔道学の助手という立場だがかなりの厚遇を約束されていた。
イーガから遠く離れたところに行きたくなかった。ヨーシデン行きは妥協できるギリギリである。『えくすぷれす』の延長工事も始まり、5年後にはヨーシデンまで伸びるそうだ。
「そういや、兄貴からは?」
「ちゃんと捨ててるよ。あ、伝えたいことがあった」
ピルリアは大きな乳房を揺らしながら机に向かった。手紙の束をアナキンに渡す。ケノービからの手紙だった。
開けてみるとどれもこう書かれてあった。早くこっちに戻って俺の仕事を手伝え。アナキンは手紙の束をゴミ箱に投げ捨てた。
「……使いっぱしりになれの催促かよ」
「早いところアスカウ公様には頼もうか?」
「そうだね。ナントブルグで働くつもりはない。ヨーシデンで先生をやりたいと訴える事にするよ」
アナキンは憤っていた。兄貴の手伝いなんて二度と嫌だ。兄の元で働いていた時、深夜までこき使われていたからだ。その頃にめとったヨディアという『毒嫁』に植え付けられた心の傷のせいもあって、二度とあんな生活は御免だと自分に言い聞かせた。
□ □ □ □ □
トーリ=カツランダルクはこの時、権勢の絶頂にあった。セイン王の男児は彼女が産んだジョーケインのみとなったからだ。他の妾が産んだ子は、男も女も乳児の頃に死んでしまった。
セイン王は健康な生殖器を持っていた。子供らは総勢で18名だ。医者からのお墨付きもあった。母親達にも検査をしたが、もしかしたらあらぬ理由があるかもしれない。その日の朝議で廷臣たちが話題にした。
「お妾様方は元はと言えば、市井の家の娘に娼婦でございました。陛下と巡り合われるまでは乱交など日常茶飯事。海外人や亜人どもと為したこともあるでしょう」
「いや、貴族の娘もいるぞ?」
「ホーデンエーネンの貴族の女子ならなおさらだ! 『初潮前だから中出しし放題!』とほざいて、子供のころから下僕と毎晩、下半身のお付き合いをするような連中ばかりだぞ!」
「そりゃそうだが。俺のかわいい娘も14の時に父無し児を産んだしな」
「だろう? だから純潔教育をやるべきだ! へんなチンポを試すから子宮にわけのわからぬ病が起きるのだ!」
「おい、厚生大臣、お前は子供のころから女郎買いをしてたじゃないか! 今更変な正義を振りかざせる口か? 今でもちんぽが腫れる謎の病気にかかっているお前がそんなことを言うんじゃない!」
子供達に先立たれ、疲れ切って無気力になった国王と、ジョーケインを腕に抱き、不愉快そうに議論を聞くに徹するトーリの前で、大臣や大領主達はきたない言葉を交えながら討論した。
結論が出た。お妾たちは変な病気を持っている。それが赤ん坊に移って早死にさせたのだ。それを言わなかったんだから殺せ。死刑。
「ちょっと待ちなさい!」
ここでトーリが一喝した。死刑なんてあんまりすぎる。
「そんなやり方は無し! 彼女達は陛下のお子を産むために好きな酒やたばこを我慢し、素性のわからぬ男との浮気を我慢したのですよ! 殺すとは言語道断です! 私を見てみなさい!」
経産婦のくせして締まりは自慰を覚えたての幼女の様にきつきつだがヤリマン。それでいて妊娠中も浮気や乱交を繰り返してばかり。まさに肉便器。精液便所女大公だ。
「こんなお腹の中の赤ちゃんに悪いことをしまくりなのに、ジョーケイン様は至って健康じゃありませんか!」
廷臣たちは幼児に目を向けた。ジョーケインは彼等をにらんでいる。今年3歳になるこの王子は福々しく育ち、頭も良い。何故か知らないが王弟殿下にべったりで、殿下が好きな平和的な本や絵物語を好んでいた。治世の良君になりそうだ。
「人をころすのはよくないよ! だめっ!」
廷臣らは押し黙った。それから平伏を。ははあっ。彼等はジョーケインに妙な信頼をおいていた。とってもいい子で賢い。母ちゃんはドスケベヤリマン女だけど。
「……殿下もこのようにおっしゃっております。それと私も死刑というのはどうかと思いますね。陛下は如何、お考えなされておりますか?」
「そうせい」
「それではご理解できませぬ」
「俺は疲れたよ、トーリ。女どもとガキンチョたちの墓参りに回りてぇ」
セイン王はすっかり無気力になっていた。これでも鍛錬をしていたし、軍事の話題になると身を乗り出して聞いていた。元々あった性格がひどくなってしまったのだ。内政のことに興味を捨ててしまった。
「トーリ、俺は訓練に行って来る。おめえが後のこと取り仕切れや。じゃあな」
セイン王は出て行ってしまった。決定権を持たされた格好となったトーリはこう告げた。
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