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第一部 少年騎士と幼き侍女(幼年編から少年編の間のお話)
21 『寝取られ』ではなく『寝取らせ』である
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悦楽の境地をたゆたうトーリの体がのけぞる。女の子らしさとはかけ離れた奇声がまたあがった。
自分の排泄孔を陰茎でお掃除をしてくれる、ベートーベンの腰の動きが早くなったことを受けてだった。
「むほほほほおっ! おむっ! ほむっ! うおむむむっ!」
子供を産んでしまっているが、ぱっと見は清楚で可憐な13歳の美少女である。しかしその喉から出た声は魔物のそれであった。
体は違う。尻を突き出して淫らに揺り動かす姿には妖艶さに満ちていた。淫魔族のまさにそれだ。
これで乳房が大きければまさに男の夢の体現、ともいえたが、ぜいたくを言ってはいけない。ルッソもイズヴァルトも、トーリの美少女ぶりで満足だった。
「うん。いい響きだね。すっごくいい……」
「ちゅぱちゅぱっ。 (ルッソって女の子のああいう声が好きなんだね。すごい変わっているなあ……)」
「せ、せっしゃはあの声を聞いておちんちんがへなへなでござるよ……」
「いやいや。それだと出産に立ち合ったら奥さんとおまんこができなくなっちゃうよ? あの声を聞いてせんずりしたくなるぐらいにならないと。俺なんかトーリが赤ちゃんを産む姿といきり声を思い出すと、なんだかきんたまがむずむずしちゃうんだ……」
イズヴァルトはただただ苦笑いするしかなかった。マイヤは怖気立ってフェラチオをする口を止めてしまった。
牛や羊の出産も、おまんこが広がってにゅるりと出てくるのを見ると、何故かちんちんが元気づいちゃうんだよねえとルッソは語る。
「まあ、きっと羊や山羊としちゃったからかもな!」
「えええ? やぎさんとひつじさんとおまんこをでござるか?」
「なんだ。イズヴァルトさんは村の出身なのにロバや牛とおまんこしたことがないのか? 案外気持ちいいよ? 俺の村の男の子達はちんちんが起つ様になったらおっぱじめるんだ。女の子は当然、羊や山羊のちんぽで処女卒業をやっているよ」
イズヴァルトは腕を組んだ。聞いたことがあるような無いような。とはいえ地元で彼と仲良くしていた女の子達はほぼ全員、飼い犬に舐めさせたり獣人の繁殖を試みるような真似をしていた。動物愛への発露である。
「うん。トーリのやつ、もう白目を剥いてすっごいキマっているなあ。ついでにベートーベンさんの赤ちゃんをこさえればいいんじゃないかな? ベートーベンさんのあのでかでかおちんぽならきっと子宮が喜ぶだろうね」
「る、ルッソどの……」
「なんだい? 俺はトーリが困っているのを見たいんだよ」
んひ。ぬひひひとルッソは笑う。それを見てイズヴァルトの全身が寒気をめぐり、粟立ってしまった。
「俺以外の赤ちゃんができちゃった、どうしよう。髪の毛の色が違う子供が生まれたらまずばれちゃう。大きくなったらお父さんに似たら本当にまずいわ……なーんて、悩んで思案する姿ってさ……」
きっととんでもなく薄暗いいやらしさを漂わせるんだろうな、とルッソは笑う。イズヴァルトとマイヤの胸の鼓動が激しくなった。
オルフレッドの身体と下半身のでっぷり赤ちゃんぶりを見て、イズヴァルトの子だとルッソは気づいていた。しかし口にはしない。あくまで憶測に留めよう。
それと髪の毛は茶色いが、トーリの黒と自分の金が合わさったようにも見えるしそう思える。
(しかしベートーベン君だと、どうなのかな。)
肌がちょっと浅黒い。南方のシマナミスタン人の血が流れている。唇もホーデンエーネン人より分厚い。13歳なのに下半身は毛深く、陰毛がぼうぼうと生えていた。子供はきっと毛深いに違いない。
「えっへっへっ。毛深い子供が生まれたらトーリのやつ、どうするんだろうな?」
そうなったらセックスの最中に、どう言葉責めをかけてやろうかとルッソは笑いながらつぶやいた。度し難い邪悪な笑みだった。
イズヴァルトは怯えていた。この中で一番恐ろしいのはルッソどのではないだろうか。ここまで非道なことは思いもつかないでござるよ?
(……このクズ!)
そう思いつつもマイヤは思い切り吸い立てる。まあトーリだったら何とかするだろう。堕胎もあるけどルッソは許してくれないはずだ。困っている姿が見たいからだ。
「うわっ! マイヤ……吸いつきがすげえや!」
「ま、マイヤどの……」
ルッソのペニスをぎゅむむむ、と吸い込み、どぴゅっと出たものも飲み干した。よろしくない妄想をするルッソのペニスから口を離すと、「ぐへへへへ……」とみっともなくよがり笑うトーリの姿をちらと見る。
「ありゃだめね。もう浸りきっている。それにベートーベンさんもはしたないや。あんなに尻穴をせーえきでどろどろにして、まだやろうってつもりなのかしら?」
「やっぱりのぞき見は良くないでござるよ。マイヤ、一緒に戻るでござる」
「……さっきからイズヴァルトさんはどうしてそんなに控えめなのかな?」
あんなものを見ているのに恋人に抱き着いて身体をまさぐったり、ちんちんのイライラを押し付けたりしないその腑抜けぶりは何なのかとマイヤは詰った。
「それは相談できない話でござる……ほんとうにしなしななのでござるよ」
「男らしくないなあ! もう、いい!」
マイヤは茂みから飛び出してきた。トーリとベートーベンが「みーちゃった!」と叫ぶ。仲間に入れてとマイヤは呼びかけ、おもむろにスカートをめくりあげてベートーベンにお尻を突き出した。
「おいおい、マイヤちゃん……」
「な、なんのよマイヤ!」
「トーリ! ベートーベンさんとの浮気をルッソにばらされたくなかったら、私にもベートーベンさんを貸して!」
「……もう! せっかくいいところなのに!」
仕方が無いわね、とトーリは自分からベートーベンを突き放した。マイヤが茂みの中のイズヴァルト達に悪い笑みを向けながらベートーベンにちっちゃい尻を向ける。
愛らしい尻穴がひくひくとうごめくいていたものだから、ベートーベンは彼女とのアナルセックスを思い出して欲情し、姉の大便カスがついているペニスで貫いてしまった。
「ぬほ、おほほほほほ……!」
「ちっ。マイヤちゃんも相手にしてたら死んじまうぜ。いっつも4回ぐらい『ちょくちょーおちゅーしゃ』しないと離してくれないんだもんな!」
「ま、マイヤ。イズヴァルトさんみたいな最高のおちん……じゃなかった、男の子がいるのに、つまみ食いをしているの?」
「お、お互い様じゃない!」
ベートーベンはマイヤを抱えて尻穴を攻め始めた。トーリよりも気持ちよさげに「ぬおおおおお!」と声をあげるマイヤを見て、ルッソは冷や汗をかいていた。
「イズヴァルトさん……あれ、いいの?」
「よいもうんちもないでござる。ああいうかわいく元気なマイヤの姿を見て拙者は大満足でござるよ!」
イズヴァルトは前かがみのまま腕を組む。ベートーベンに尻穴をぐいぐいとやられて阿呆になっていたマイヤは、茂みに向けてこっそりピースサインを向けていた。
□ □ □ □ □
「マァああ、マァああああ……」
「んなあっ! んんなあああっ!」
「おらおら! 姉妹揃っての糞穴ほじりはどうだい! けつあながぶっこわれるまでくれてやるからよう、覚悟しな!」
「マァあああーっ!」
「んなあああー!」
アスカウの村での逗留から1週間目。トーリとマイヤは今日も森の中でベートーベンとの尻穴不倫にいそしんでいた。ベートーベンは尻穴をもっぱら好み、膣には絶対にぶちまけないという約束をしてたから姉妹は存分に仲良くお尻を並べる事が出来た。
姉妹に盛んに求められ、尻穴に吸い込まれてベートーベンはやつれ始めていた。寝て食べてアナルセックスをしているだけの毎日なのに、どうして戦場よりも疲れるんだろう。
四つん這いになって尻穴から濃いザーメンをとろりとさせたトーリは、妹を素っ裸にして自分のおっぱいより大きく実っているそれを揉みしだきながらアナルファックに励むベートーベンに、物欲しそうな目をまだ向けていた。
「べっ、ベートーベンさん! マイヤの『せーえきかんちょー』が終わったら私にちょうだい! 物足りないの!」
「ちっ。本当に残念だぜ。とってもおしとやかなお嬢さんだと思ったのに、とんだあばずれどすけべ貞操安売り女だったとはなッ!」
「あっ、お尻がきゅんとなっちゃった。もうちょっとひどい言葉でなじって……?」
トーリは汚い言葉をぶっかけられる事に快感を覚えていた。昨晩不倫のことを知らぬルッソに、散々ベートーベンに色目を使ったことをなじられながら種付けを受けたからだ。昨晩の熱い夜は思わず排卵しそうだった。
対してベートーベンにおっぱいを揉まれながらアナルを襲われているマイヤは、汚い言葉で罵られるのが大嫌いだ。
ちょっとばかり調子に乗り出しているベートーベンに反感を持ち始めていた。けれども尻穴から来る快楽に身体は正直だった。
「マイヤ! 出すぞ! きんたまで作ったごちそうをたっぷりと飲み込めよ! 一滴残さずにな!」
「んなああ!」
マイヤの小さな体に精液が注ぎ込まれた。ペニスが出てくると彼女のアナルはきゅっととじ込む。出来るだけ腸内摂取をしようというつもりだった。
マイヤの菊門においしい粘液を飲ませた後は、物欲しそうに見続けている姉の相手を。トーリはお尻をフリフリとしながらぱっくりと空いているアナルを見せてねだった。
(……そろそろ疲れてきたな。)
今日はこれで姉妹両方とも3回やった。次のトーリのは4回戦目だがそろそろちんぽが悲鳴をあげてきている。
対して彼女達のアヌスはちんぽと精液を吸えば吸うほど、熱くほてりうにゅうにゅとうごめく。もっとほしーのとせがんでくる。
(ちくしょう。イズヴァルトの奴も誘うんだった!)
と思いつつも、ベートーベンはトーリに入り込んだ。窄まりと直腸がぬるぬるぬる、とペニスを深くまで吸い込んで来る。ああ、たまらねえ。しかしこんな過淫に浸っていたら、聖騎士団長になる前に死ぬはずだ。
「マあッ! マああッ! マあああッ!」
清楚かつビッチな美少女人妻のどすけべアナルに食い尽くされ、きんたまの中身を吸い取られた。連日続く7回戦ものアナルファックにとうとうベートーベンの意識はやられてしまった。トーリに射精を施した後、気絶してしまった。
「マァああ……あれれ? ベートーベンさん?」
「とうとう焼き切れちゃったんだね……」
倒れたベートーベンのほっぺたをいくら引っ張っても起きてこない。姉妹はあきらめることにした。エクスタシーを何度も感じてお腹がゆるくなってしまったので、2人揃って仲良く小川に尻を向けてぶりぶりぶり。
「ふい~っ。おまんこの後のうんちって、なぜだかよく出るのよね」
「トーリはおまんこをしないとうんちが出ないからね!」
「そんな言い方ってひどいと思うわ。マイヤも精液を飲まないとうんちが出ないんでしょ?」
トーリは流れていくマイヤの糞を見てつぶやいた。自分のと違い下痢状の便であった。ばしゃばしゃと尻に水をかけるマイヤにささやいた。
「このこと、絶対にルッソに言わないでね?」
「言わないよ! トーリもイズヴァルトさんに告げ口しちゃいやだよ?」
「……そのことでお願いがあるんだけど」
トーリはまたも尻穴から出てくる糞が肛門を撫でてびくん、となると、膣穴をぱっくりと開けて愛液を垂らしながらマイヤに頼んだ。
「滞在中、一度でもいいからイズヴァルトさんと楽しませてくれないかしら?」
「浮気の相談? トーリも好き者だなあ……」
「それは貴方もでしょ? お姉ちゃんからの一生のお願い!」
トーリはマイヤに手を合わせてねだる。どこからそんな仕草を覚えたんだろうとマイヤが不思議に思っていると、目の前の景色がぼんやりとなりだして次第に真っ暗になった。
気づけばマイヤは姉とともに、薄暗く埃っぽいにおいが立ち込める部屋の中に閉じ込められていた。
目が全く見えないが、身体がどうされているのかはなんとなくわかった。簡素なベッドの上に寝かされているようだ。不潔だからかやけにかゆい。
(んん……なんだかおまたのあたりが……)
やけにぬるぬるする。中と会陰がじんじんしていた。どこか熱っぽくもある。下腹が重たい。膣壁がひどくぬめったものにこねられている異物感も感じた。
これは夢だろうか。いや、意識がはっきりして来ると、甘ったるい痺れが会陰から膣の奥にかけて帯びているのを受け取った。
(おちりでおちんちんを受け止めているみたいに……)
絶え間ない性感がマイヤの股を襲う。喘ぎ声も自然と出てしまっているようだ。身体は無意識のうちに興奮していた。
この時彼女は両手両足を綱で縛られ、ベッドにくくりつけられていた。両脚の足首を捕まれて前へ倒され、今まさに何者かにのしかかられ、ペニスの侵入を受けているところであった。
イズヴァルトのペニスがなかなかに入らないと嘆く彼女のヴァギナは、いくらか細くて小さい別の何者かのそれをきっちり受け入れていた。
相手のほうが長くてマイヤの深さはそれの半分、という程度だが、それは膣奥まで潜り込み、彼女の内性器を歓喜させてくれていた。
初めて奥まで侵入し、全体をいじめて撫でてくれるペニス。その感覚はマイヤの遠い過去にあったものだ。
彼女は前世、22の歳でこの世を去った。その頃の女であれば大抵は性交の経験はある。
いや、まだ大学に在籍していたが妊娠を期に休学して結婚と出産を為した。大学3年の時にだ。
相手は6歳年上の大学助手。彼女の中学と高校時代の家庭教師でもあった男だ。経済学者を夢見て語っていたが、結構な色男で性の研究も熱心だった。
彼女は中学2年の夏休みに、将来の夫となり子供の父親となる家庭教師と処女喪失の儀式を執り行った。浴衣を着て夏の花火大会に行った帰りにだった。
河川敷の誰も居ないベンチで座り、真っ暗な水面に映える花火を見て夢見心地になって相手の胸にしなだれかかったところで胸に手を入れられた。
それからは破瓜とそれに続く男女の甘い時を闇の中で為した。脱ぎ捨てた下着を持ち帰るのを忘れるぐらいに彼女は浸ってしまった。
(自分でも、こんなにすんなりと受け入れると驚いたっけ……)
性交した相手は夫以外にも何人か出来たが、奥までしっかりとつながることができたのは家庭教師だけだった。
魂が子まで為した甘い思い出の数々を彼女に見せる。あの事故から夫や産まれた子はどんな人生を歩んでいるのだろう。
奥まで届く性交によって、マイヤは前世のことを思い出して涙した。しかしこの相手はイズヴァルトかベートーベンか。
いや、違う。腰づかいが巧みで膣の中の感じやすいところを攻め立てる様な動きをしている女殺しのテクニックだ。
しかもペニスはベートーベンよりも長く、イズヴァルトのものよりいささか細い。自分をさらった相手に侵されていることにようやく気づいた。
意識が鮮明になりだし、己のヴァギナからの感覚も鋭敏になって来た。愛液では到底考えられない量のねばっこい液体が流れ込んでいたらしい。
強姦だけでなく膣内射精もたくさんやられたみたいだ。太いペニスを咥えて広がっていた彼女の幼蕾は、かきだされる精液によってべったりと汚されていたのだ。
犯されてしまった。その事を考えただけで悲しくて悔しくて涙が出てしまいそうになる。けれども身体は嬉しいと喜びをあげている。
脱力感と無気力感はどこにもない。それどころか、力を得て多幸感と充実感を覚え、性交の快楽と搾精の欲求が膣内に満ちていた。
自分を拉致し、強姦している相手を許してしまいそうだ。マイヤはそれが忌まわしくて仕方が無かった。けれどもこの相手と、くたびれ果てるまでセックスしたいと望んでもいた。
(この体、やっぱりなにかおかしいよ……イズヴァルトさん。早く助けに来て?)
怒りと憎しみを、どうかき立てたらいいのだろう。
自分の排泄孔を陰茎でお掃除をしてくれる、ベートーベンの腰の動きが早くなったことを受けてだった。
「むほほほほおっ! おむっ! ほむっ! うおむむむっ!」
子供を産んでしまっているが、ぱっと見は清楚で可憐な13歳の美少女である。しかしその喉から出た声は魔物のそれであった。
体は違う。尻を突き出して淫らに揺り動かす姿には妖艶さに満ちていた。淫魔族のまさにそれだ。
これで乳房が大きければまさに男の夢の体現、ともいえたが、ぜいたくを言ってはいけない。ルッソもイズヴァルトも、トーリの美少女ぶりで満足だった。
「うん。いい響きだね。すっごくいい……」
「ちゅぱちゅぱっ。 (ルッソって女の子のああいう声が好きなんだね。すごい変わっているなあ……)」
「せ、せっしゃはあの声を聞いておちんちんがへなへなでござるよ……」
「いやいや。それだと出産に立ち合ったら奥さんとおまんこができなくなっちゃうよ? あの声を聞いてせんずりしたくなるぐらいにならないと。俺なんかトーリが赤ちゃんを産む姿といきり声を思い出すと、なんだかきんたまがむずむずしちゃうんだ……」
イズヴァルトはただただ苦笑いするしかなかった。マイヤは怖気立ってフェラチオをする口を止めてしまった。
牛や羊の出産も、おまんこが広がってにゅるりと出てくるのを見ると、何故かちんちんが元気づいちゃうんだよねえとルッソは語る。
「まあ、きっと羊や山羊としちゃったからかもな!」
「えええ? やぎさんとひつじさんとおまんこをでござるか?」
「なんだ。イズヴァルトさんは村の出身なのにロバや牛とおまんこしたことがないのか? 案外気持ちいいよ? 俺の村の男の子達はちんちんが起つ様になったらおっぱじめるんだ。女の子は当然、羊や山羊のちんぽで処女卒業をやっているよ」
イズヴァルトは腕を組んだ。聞いたことがあるような無いような。とはいえ地元で彼と仲良くしていた女の子達はほぼ全員、飼い犬に舐めさせたり獣人の繁殖を試みるような真似をしていた。動物愛への発露である。
「うん。トーリのやつ、もう白目を剥いてすっごいキマっているなあ。ついでにベートーベンさんの赤ちゃんをこさえればいいんじゃないかな? ベートーベンさんのあのでかでかおちんぽならきっと子宮が喜ぶだろうね」
「る、ルッソどの……」
「なんだい? 俺はトーリが困っているのを見たいんだよ」
んひ。ぬひひひとルッソは笑う。それを見てイズヴァルトの全身が寒気をめぐり、粟立ってしまった。
「俺以外の赤ちゃんができちゃった、どうしよう。髪の毛の色が違う子供が生まれたらまずばれちゃう。大きくなったらお父さんに似たら本当にまずいわ……なーんて、悩んで思案する姿ってさ……」
きっととんでもなく薄暗いいやらしさを漂わせるんだろうな、とルッソは笑う。イズヴァルトとマイヤの胸の鼓動が激しくなった。
オルフレッドの身体と下半身のでっぷり赤ちゃんぶりを見て、イズヴァルトの子だとルッソは気づいていた。しかし口にはしない。あくまで憶測に留めよう。
それと髪の毛は茶色いが、トーリの黒と自分の金が合わさったようにも見えるしそう思える。
(しかしベートーベン君だと、どうなのかな。)
肌がちょっと浅黒い。南方のシマナミスタン人の血が流れている。唇もホーデンエーネン人より分厚い。13歳なのに下半身は毛深く、陰毛がぼうぼうと生えていた。子供はきっと毛深いに違いない。
「えっへっへっ。毛深い子供が生まれたらトーリのやつ、どうするんだろうな?」
そうなったらセックスの最中に、どう言葉責めをかけてやろうかとルッソは笑いながらつぶやいた。度し難い邪悪な笑みだった。
イズヴァルトは怯えていた。この中で一番恐ろしいのはルッソどのではないだろうか。ここまで非道なことは思いもつかないでござるよ?
(……このクズ!)
そう思いつつもマイヤは思い切り吸い立てる。まあトーリだったら何とかするだろう。堕胎もあるけどルッソは許してくれないはずだ。困っている姿が見たいからだ。
「うわっ! マイヤ……吸いつきがすげえや!」
「ま、マイヤどの……」
ルッソのペニスをぎゅむむむ、と吸い込み、どぴゅっと出たものも飲み干した。よろしくない妄想をするルッソのペニスから口を離すと、「ぐへへへへ……」とみっともなくよがり笑うトーリの姿をちらと見る。
「ありゃだめね。もう浸りきっている。それにベートーベンさんもはしたないや。あんなに尻穴をせーえきでどろどろにして、まだやろうってつもりなのかしら?」
「やっぱりのぞき見は良くないでござるよ。マイヤ、一緒に戻るでござる」
「……さっきからイズヴァルトさんはどうしてそんなに控えめなのかな?」
あんなものを見ているのに恋人に抱き着いて身体をまさぐったり、ちんちんのイライラを押し付けたりしないその腑抜けぶりは何なのかとマイヤは詰った。
「それは相談できない話でござる……ほんとうにしなしななのでござるよ」
「男らしくないなあ! もう、いい!」
マイヤは茂みから飛び出してきた。トーリとベートーベンが「みーちゃった!」と叫ぶ。仲間に入れてとマイヤは呼びかけ、おもむろにスカートをめくりあげてベートーベンにお尻を突き出した。
「おいおい、マイヤちゃん……」
「な、なんのよマイヤ!」
「トーリ! ベートーベンさんとの浮気をルッソにばらされたくなかったら、私にもベートーベンさんを貸して!」
「……もう! せっかくいいところなのに!」
仕方が無いわね、とトーリは自分からベートーベンを突き放した。マイヤが茂みの中のイズヴァルト達に悪い笑みを向けながらベートーベンにちっちゃい尻を向ける。
愛らしい尻穴がひくひくとうごめくいていたものだから、ベートーベンは彼女とのアナルセックスを思い出して欲情し、姉の大便カスがついているペニスで貫いてしまった。
「ぬほ、おほほほほほ……!」
「ちっ。マイヤちゃんも相手にしてたら死んじまうぜ。いっつも4回ぐらい『ちょくちょーおちゅーしゃ』しないと離してくれないんだもんな!」
「ま、マイヤ。イズヴァルトさんみたいな最高のおちん……じゃなかった、男の子がいるのに、つまみ食いをしているの?」
「お、お互い様じゃない!」
ベートーベンはマイヤを抱えて尻穴を攻め始めた。トーリよりも気持ちよさげに「ぬおおおおお!」と声をあげるマイヤを見て、ルッソは冷や汗をかいていた。
「イズヴァルトさん……あれ、いいの?」
「よいもうんちもないでござる。ああいうかわいく元気なマイヤの姿を見て拙者は大満足でござるよ!」
イズヴァルトは前かがみのまま腕を組む。ベートーベンに尻穴をぐいぐいとやられて阿呆になっていたマイヤは、茂みに向けてこっそりピースサインを向けていた。
□ □ □ □ □
「マァああ、マァああああ……」
「んなあっ! んんなあああっ!」
「おらおら! 姉妹揃っての糞穴ほじりはどうだい! けつあながぶっこわれるまでくれてやるからよう、覚悟しな!」
「マァあああーっ!」
「んなあああー!」
アスカウの村での逗留から1週間目。トーリとマイヤは今日も森の中でベートーベンとの尻穴不倫にいそしんでいた。ベートーベンは尻穴をもっぱら好み、膣には絶対にぶちまけないという約束をしてたから姉妹は存分に仲良くお尻を並べる事が出来た。
姉妹に盛んに求められ、尻穴に吸い込まれてベートーベンはやつれ始めていた。寝て食べてアナルセックスをしているだけの毎日なのに、どうして戦場よりも疲れるんだろう。
四つん這いになって尻穴から濃いザーメンをとろりとさせたトーリは、妹を素っ裸にして自分のおっぱいより大きく実っているそれを揉みしだきながらアナルファックに励むベートーベンに、物欲しそうな目をまだ向けていた。
「べっ、ベートーベンさん! マイヤの『せーえきかんちょー』が終わったら私にちょうだい! 物足りないの!」
「ちっ。本当に残念だぜ。とってもおしとやかなお嬢さんだと思ったのに、とんだあばずれどすけべ貞操安売り女だったとはなッ!」
「あっ、お尻がきゅんとなっちゃった。もうちょっとひどい言葉でなじって……?」
トーリは汚い言葉をぶっかけられる事に快感を覚えていた。昨晩不倫のことを知らぬルッソに、散々ベートーベンに色目を使ったことをなじられながら種付けを受けたからだ。昨晩の熱い夜は思わず排卵しそうだった。
対してベートーベンにおっぱいを揉まれながらアナルを襲われているマイヤは、汚い言葉で罵られるのが大嫌いだ。
ちょっとばかり調子に乗り出しているベートーベンに反感を持ち始めていた。けれども尻穴から来る快楽に身体は正直だった。
「マイヤ! 出すぞ! きんたまで作ったごちそうをたっぷりと飲み込めよ! 一滴残さずにな!」
「んなああ!」
マイヤの小さな体に精液が注ぎ込まれた。ペニスが出てくると彼女のアナルはきゅっととじ込む。出来るだけ腸内摂取をしようというつもりだった。
マイヤの菊門においしい粘液を飲ませた後は、物欲しそうに見続けている姉の相手を。トーリはお尻をフリフリとしながらぱっくりと空いているアナルを見せてねだった。
(……そろそろ疲れてきたな。)
今日はこれで姉妹両方とも3回やった。次のトーリのは4回戦目だがそろそろちんぽが悲鳴をあげてきている。
対して彼女達のアヌスはちんぽと精液を吸えば吸うほど、熱くほてりうにゅうにゅとうごめく。もっとほしーのとせがんでくる。
(ちくしょう。イズヴァルトの奴も誘うんだった!)
と思いつつも、ベートーベンはトーリに入り込んだ。窄まりと直腸がぬるぬるぬる、とペニスを深くまで吸い込んで来る。ああ、たまらねえ。しかしこんな過淫に浸っていたら、聖騎士団長になる前に死ぬはずだ。
「マあッ! マああッ! マあああッ!」
清楚かつビッチな美少女人妻のどすけべアナルに食い尽くされ、きんたまの中身を吸い取られた。連日続く7回戦ものアナルファックにとうとうベートーベンの意識はやられてしまった。トーリに射精を施した後、気絶してしまった。
「マァああ……あれれ? ベートーベンさん?」
「とうとう焼き切れちゃったんだね……」
倒れたベートーベンのほっぺたをいくら引っ張っても起きてこない。姉妹はあきらめることにした。エクスタシーを何度も感じてお腹がゆるくなってしまったので、2人揃って仲良く小川に尻を向けてぶりぶりぶり。
「ふい~っ。おまんこの後のうんちって、なぜだかよく出るのよね」
「トーリはおまんこをしないとうんちが出ないからね!」
「そんな言い方ってひどいと思うわ。マイヤも精液を飲まないとうんちが出ないんでしょ?」
トーリは流れていくマイヤの糞を見てつぶやいた。自分のと違い下痢状の便であった。ばしゃばしゃと尻に水をかけるマイヤにささやいた。
「このこと、絶対にルッソに言わないでね?」
「言わないよ! トーリもイズヴァルトさんに告げ口しちゃいやだよ?」
「……そのことでお願いがあるんだけど」
トーリはまたも尻穴から出てくる糞が肛門を撫でてびくん、となると、膣穴をぱっくりと開けて愛液を垂らしながらマイヤに頼んだ。
「滞在中、一度でもいいからイズヴァルトさんと楽しませてくれないかしら?」
「浮気の相談? トーリも好き者だなあ……」
「それは貴方もでしょ? お姉ちゃんからの一生のお願い!」
トーリはマイヤに手を合わせてねだる。どこからそんな仕草を覚えたんだろうとマイヤが不思議に思っていると、目の前の景色がぼんやりとなりだして次第に真っ暗になった。
気づけばマイヤは姉とともに、薄暗く埃っぽいにおいが立ち込める部屋の中に閉じ込められていた。
目が全く見えないが、身体がどうされているのかはなんとなくわかった。簡素なベッドの上に寝かされているようだ。不潔だからかやけにかゆい。
(んん……なんだかおまたのあたりが……)
やけにぬるぬるする。中と会陰がじんじんしていた。どこか熱っぽくもある。下腹が重たい。膣壁がひどくぬめったものにこねられている異物感も感じた。
これは夢だろうか。いや、意識がはっきりして来ると、甘ったるい痺れが会陰から膣の奥にかけて帯びているのを受け取った。
(おちりでおちんちんを受け止めているみたいに……)
絶え間ない性感がマイヤの股を襲う。喘ぎ声も自然と出てしまっているようだ。身体は無意識のうちに興奮していた。
この時彼女は両手両足を綱で縛られ、ベッドにくくりつけられていた。両脚の足首を捕まれて前へ倒され、今まさに何者かにのしかかられ、ペニスの侵入を受けているところであった。
イズヴァルトのペニスがなかなかに入らないと嘆く彼女のヴァギナは、いくらか細くて小さい別の何者かのそれをきっちり受け入れていた。
相手のほうが長くてマイヤの深さはそれの半分、という程度だが、それは膣奥まで潜り込み、彼女の内性器を歓喜させてくれていた。
初めて奥まで侵入し、全体をいじめて撫でてくれるペニス。その感覚はマイヤの遠い過去にあったものだ。
彼女は前世、22の歳でこの世を去った。その頃の女であれば大抵は性交の経験はある。
いや、まだ大学に在籍していたが妊娠を期に休学して結婚と出産を為した。大学3年の時にだ。
相手は6歳年上の大学助手。彼女の中学と高校時代の家庭教師でもあった男だ。経済学者を夢見て語っていたが、結構な色男で性の研究も熱心だった。
彼女は中学2年の夏休みに、将来の夫となり子供の父親となる家庭教師と処女喪失の儀式を執り行った。浴衣を着て夏の花火大会に行った帰りにだった。
河川敷の誰も居ないベンチで座り、真っ暗な水面に映える花火を見て夢見心地になって相手の胸にしなだれかかったところで胸に手を入れられた。
それからは破瓜とそれに続く男女の甘い時を闇の中で為した。脱ぎ捨てた下着を持ち帰るのを忘れるぐらいに彼女は浸ってしまった。
(自分でも、こんなにすんなりと受け入れると驚いたっけ……)
性交した相手は夫以外にも何人か出来たが、奥までしっかりとつながることができたのは家庭教師だけだった。
魂が子まで為した甘い思い出の数々を彼女に見せる。あの事故から夫や産まれた子はどんな人生を歩んでいるのだろう。
奥まで届く性交によって、マイヤは前世のことを思い出して涙した。しかしこの相手はイズヴァルトかベートーベンか。
いや、違う。腰づかいが巧みで膣の中の感じやすいところを攻め立てる様な動きをしている女殺しのテクニックだ。
しかもペニスはベートーベンよりも長く、イズヴァルトのものよりいささか細い。自分をさらった相手に侵されていることにようやく気づいた。
意識が鮮明になりだし、己のヴァギナからの感覚も鋭敏になって来た。愛液では到底考えられない量のねばっこい液体が流れ込んでいたらしい。
強姦だけでなく膣内射精もたくさんやられたみたいだ。太いペニスを咥えて広がっていた彼女の幼蕾は、かきだされる精液によってべったりと汚されていたのだ。
犯されてしまった。その事を考えただけで悲しくて悔しくて涙が出てしまいそうになる。けれども身体は嬉しいと喜びをあげている。
脱力感と無気力感はどこにもない。それどころか、力を得て多幸感と充実感を覚え、性交の快楽と搾精の欲求が膣内に満ちていた。
自分を拉致し、強姦している相手を許してしまいそうだ。マイヤはそれが忌まわしくて仕方が無かった。けれどもこの相手と、くたびれ果てるまでセックスしたいと望んでもいた。
(この体、やっぱりなにかおかしいよ……イズヴァルトさん。早く助けに来て?)
怒りと憎しみを、どうかき立てたらいいのだろう。
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