聖騎士イズヴァルトの伝説 外伝 『女王の末裔たち』

CHACOとJAGURA

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第一部 少年騎士と幼き侍女(幼年編から少年編の間のお話)

16 少年騎士と侍女のよくない入浴

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 ショーゴニッヒの宿場町へは予定より3時間も早くに到着した。砦に向かい国王軍の守備隊の歓待を受けながら報告を聞く。 ヨドッシェシュバイツの中州近辺に頻繁に船が行き来するようになった。

 慰労の宴というにはどうにも心さみしい、小さな川魚と黒パンという料理だけを並べられて残念に思いながらエッケイは守備隊の長に尋ねた。

「河口の海防隊は荷を改めたりはしたか?」
「聞いてません。ヨドッシェシュバイツの渡しには反乱軍側の砦があって、なかなかに近づけませんからね。しかし聖騎士団がそこまで苦戦したとは思いも寄りませんでした。ライナー副団長は無事なのでしょうか?」
「無事だといいんだが……」

 杯に入った薄めたワインに口づけながら、エッケイは右隣に座った酌婦の尻に手を添えた。この辺りの村の女で寡婦だという。抱き寄せると微笑みながらしなだれかかったから、今夜の相手を務めてくれそうだ。

 他の主要な騎士や武者にも近隣の村や街の娘が侍っていた。今夜は彼女達に覆いかぶさって長旅で溜まったものをたっぷりと出し切り、明日の戦いに備えるつもりだ。

 対して騎士階級ではない下級の騎兵らは、馬を厩に繋げて宿場町の娼館で一晩過ごすことになった。今夜だけは無礼講である。娼館の女達はみな、近隣の村や街の娘や人妻達。家計の為に春をひさいでいるのだ。このあたりでよく見られるものである。

 騎士団の中での子供達3人、イズヴァルトとベートーベンはエッケイのポケットマネーで沐浴場つきの一番良い宿をあてがわれた。むしろ彼はマイヤの為に部屋を用意した様なものである。

 今夜一晩、砦の宿舎は騎士達と侍る女の交合場と化すから『健全』な少年達にあられもない様子を見せたくないという気配りもあったのだ。

 その日、宿に泊まる客はイズヴァルト達だけであった。この辺で一番うまい川魚料理に舌づつみを打ちながら、宿の主人に商売になるのかとベートーベンは尋ねてみた。

「去年のこの時期なら、もっとお客さんは来ていたのですがね……」

 この反乱のせいで旅人はだれも寄り付かなくなった。それと、ヨーシハルトス公は滞在中、必ずこの宿で食事を取っていたと語った。反乱軍にとっては大嫌いな支配者だが、宿の主人にとってはお金を沢山落としてくれるお大尽だった。

「なるほどな。けどこの宿はナガオカッツェ大公以外のご愛顧を沢山作るべきだぜ。なんたってこんなうまい料理はこの辺じゃなかなかお目にかかれない!」
「そう褒めていただいて幸いです。騎士様、もしかしてこの辺の方ではございませんか?」

 ここからはちょっと遠いがヨーシデン地方の出身だとベート―ベンは答えた。北東の王家の直轄地側にほど近い、貧乏領主の倅だと。

「けど、いずれは聖騎士団にこの人あり、と謡われる騎士団長になるんでよろしくな! で、隣にいるイズヴァルトは俺の将来の副官だ」

 ベートーベン以上に熱心に、黙々と料理を口に入れるイズヴァルトの背中を叩いてベートーベンは笑った。イズヴァルトさんがどうして貴方の部下なのよ、とマイヤは不満を口にした。

「……で、その嬢ちゃんがこのイズヴァルトの嫁さんだ」
「ほう。そんなお歳で婚姻を?」
「うふふ。まだ侍女ですよ。恋人でもあるけれど!」

 そうですかそうですか、と宿の主人は温和そうにはにかみ、今夜の風呂場は貸し切りにしますからね、とイズヴァルトとマイヤにささやいた。ぶほっ、とイズヴァルトはむせて水を飲んだ。

 食事を終え、部屋に戻るとイズヴァルトはマイヤと連れ立って風呂場へと向かう。しかしベートーベンが手ぬぐいを持ってのこのことついて来た。

「……どうしたでござる?」
「いやなに。裸のつきあいってのをお前とはまだしたことが無いから、ついでにやってみたいなと思ってな!」
「やだなあ。そんなこと言って私の裸をみるつもりなんでしょ?」

 あっちいけしっしっ、とマイヤは手で払う真似をしたがベートーベンには通用しなかった。何が何でも一緒の風呂に入るからな。そう告げるベートーベンをマイヤは表面では嫌そうにするが、内心ではしめしめと思った。ザーメンソムリエの試飲タイムである。

(む。マイヤどのからかわいいどすけべのにおいが漂ってきたでござる……)

 イズヴァルトは察していた。喜ばしいことでが起こりそうな予感が。うん。きっとベートーベンどののおちんぽの飲み物を気に入るかもしれないでござる。ちっちゃな精液税取り立て人の新しい徴収ルートを開拓してあげなければ。

 嫌がっているが内心期待たっぷりのマイヤを抱き上げ、イズヴァルトはベートーベンを連れて風呂場へ入った。沐浴場はそれほどの広さではなかったが、近くを流れる小川の水をくみ上げていたから水が澄んでいた。

 ナントブルグの銭湯では他の客の垢が浮いていたなあ、などとぼやきながら、脱衣所で服を脱ぐ。ベートーベンはマイヤの乳房を見て「おかしい」とつぶやいた。

「人のおっぱいをじろじろと見ないでよ」
「マイヤ、お前もう膨らみ始めたのかよ?」
「だからなに? 私の年頃ではたまにあることだと思うよ? ベートーベンさんは女の子のおっぱいを見たことがないの?」

 さんざん見てきているよ。一緒の道場で鍛錬する女の子たちのおっぱいを揉んだりしゃぶったりもしていた。その辺の抗体はちゃんとついていた。しかし彼女達は嫁入り直前の年頃。第二次性徴もだいぶ進んだ年頃である。

 ベートーベンは小さな女の子、しかもマイヤぐらいの歳の女の子がおっぱいを膨らませている事に戸惑ってしまった。おちんちんに血が集まり出した。マイヤはちらと見て手ぬぐいで顔を隠しながらうふふと笑う。

(すごい立派でおっきい。イズヴァルトさんよりいくらか小ぶりだけど、あれはおまんこをたっぷりと楽しんでいるおちんちんだね。)
 
 もう一度ちらと見る。皮が亀頭の中ほどまでしかない。相当に使い込まれたちんぽこだ。イズヴァルトのは勃起すると皮がすっかり反転してしまう。きんたまもばかでっかくてなかなかの生産工場と見た。

 マイヤはわざとらしく振り返ってベートーベンにおっぱいを見せつけた後に、イズヴァルトと手をつなぎながら風呂場に入った。石畳を張った床をちょこちょこと歩きながら洗い場へ。手ぬぐいで頭を覆って石鹸の塊を手に持つと、イズヴァルトに呼びかけた。

「いつもみたいにきれいにして?」
「承知したでござるよ」

 イズヴァルトは小さな恋人の背中に湯をかけると、石鹸をつけた手ぬぐいで彼女の身体を丁寧に清め始めた。小さな首筋や二の腕、手のひらを愛おしむ様にぬぐい続ける。

 自分の体を清めながら隣でその様子をじっと見ていたベートーベンは、欲情してちんぽを怒張させてしまっていた。気づかれないように内股になって背中を拭いながら、マイヤが右脚を高々とあげてイズヴァルトにせがむのを聞いた。

「あしー!」

(お前、一応は侍女だろ?)

 娼婦が客に甘えるみたいだ。あるいは若い妾が老人の様な旦那にわがままをする様な。
 
 イズヴァルトは高々と上げたマイヤのあんよを抱え、ゆっくりと丹念に拭っていく。幼い少女の顔は悦楽に浸ってうっとりとしていた。

 きれいというより愛くるしい、小さな足の指の付け根やその裏にも泡立ててきれいにする。今度は左脚を。イズヴァルトの顔は欲情した若い牡といよりは、甘えん坊の愛娘をきれいにする父親みたいな表情だった。

「終わったでござるよ」
「イズヴァルトさん。ありがとー! でもまだ終わってないところがあるよ!」

 マイヤは風呂の椅子から立ち上がり、それに右足をかけて「おまたとおしり!」と呼びかけた。はいはい、とお母さんみたいに答えるイズヴァルトは、手ぬぐいにもう一度石鹸を付けてマイヤの股を拭い始める。

「あう! あうあう!」
「こらこらマイヤどの、変な声をだしちゃいかんでござるよ?」
「だってほんとに気持ちいいんだもん!」

 甘えるマイヤにイズヴァルトは平然としたまま、彼女のお尻も手ぬぐいで清め始めた。今度は真剣な表情になってマイヤはそれを受ける。ものすごく顔を赤くしていた。

(うわ。やべえなこれ。)

 横でじっと見ていたベートーベンは、すっかりペニスを全力怒張させて手を止めていた。お尻も洗ってもらったマイヤはイズヴァルトにもっとせがむ。こんどはおててで洗ってね!

「マイヤどの……それはおうちで2人っきりでする話でござったよ?」
「いいからいいから!」
「まあ、拙者は素手できれいにするのが大好きでござるからな。ふーむ……」
 
 イズヴァルトは手に石鹸をつけ、マイヤの股と尻の間に滑らせる。小さな陰丘の谷間の肉をかきわけて複雑で柔らかな奥の襞を右手で撫で、左手で窄まりをごしごしと擦りつける。

「い、いずヴぁるとさん……」

 マイヤは前かがみになった。気持ちよいところをまんべんなく洗われて、身体が汗ばみ始めた。きもちいい。人に見られながらのおまんこと尻穴の素手のお清めはたまらない。

「はあっ。はあっ……」

 彼女は喘ぎ声をあげ始めた。イズヴァルトは勃起もせずに彼女を可愛がり続ける。クリトリスは膨張し、幼い恋人のお尻の穴はきゅんきゅんとうごめいていた。

(お、おい。イズヴァルト。そういうのはやめとけよ。)

 いてもたってもいられない。このみだらな行いを止めようとベートーベンは思い立った。しかし股間を洗われて悶えているマイヤを見ると、ちんちんがしびれてきてちょっと触っただけでびくん、と動いてしまう。

「おい、イズヴァルト!」

 椅子から立ち上がった途端、ベートーベンはうめいてしまった。激しく勃起したペニスからびゅっ、と精液がこぼれ出てしまったからだ。それを見たマイヤがくすくすと笑った。

「あははっ! ベートーベンさんはそーろーさんなんだね!」
「早漏じゃないわい! こらイズヴァルト! 幼い女の子をさからせるな!」
「……貴殿はさっきから物欲しそうに見ていたでござろうに?」

 しかも勃起して欲情し、思わずびゅっと放ってしまったのはいかがなものかとイズヴァルトは思った。マイヤの『おちんぽみるく提供係』に聞けば、ベートーベンは友人たちと尻穴を貸しあう楽しみに熱中しているらしい。

(マイヤどののおまんこに入れるのを我慢している拙者が抑えているというのに、ベートーベンどのは臆面もなく出してしまわれたでござる。)

 そう思いながらマイヤのおまんこをくねくねとさせ、尻穴をぐにゅぐにゅと可愛がった。ベートーベンをからかう余裕がなくなったマイヤは内股をぎゅっと閉じ、がくがくがくと震えて絶頂のため息をついた。愛液が石鹸を薄めてしまった。

「はうう……気持ちが良かった……」
「で、ござるなら拙者の身体も清めてほしいでござるよ、侍女どの?」
「うんうん。ちゃーんとイズヴァルトさんのおちんちんをきれいにしてあげるからね!」

 そう言ってマイヤはいきなりイズヴァルトのペニスを掴み、こきこきとし始めた。一度掴んでしごいただけで皮が反転し、彼のペニスはすぐさま上を向いた。

(うわっ! でけえとも思ったが立ち方もえげつねえ!)

 ベートーベンは驚いて口が塞がらない。ちょっとしごいただけでイズヴァルトのペニスが臨戦態勢になるとは。マイヤは湯をかけ、亀頭を小さな手でいじりながらイズヴァルトを悶えさせる。

「あ、ああ……マイヤどの。ベートーベンどのが見ている前でござる」
「イズヴァルトさんも気持ちよくなっちゃいなよ! はい。石鹸をちゃんと洗い流したらはじめるからね!」
「こ、ここでござるか?」
「もちろんだよ!」

 マイヤは石鹸のついた亀頭にちょっとだけ湯をかけると、四つん這いになって上向いたそれを口の中に入れた。こうなるとイズヴァルトは抗う術が無かった。ただただ、彼女の精液蛇口として呼吸をするだけだ。

 イズヴァルトが荒い息をしながらもだえ苦しむ。これはたいへんにまずいことでござるよ。けれども人前でフェラチオをされてもマイヤを縛り付ける気になれなかった。彼女がおいしそうにしゃぶっていたからだ。

 その光景を勃起しながら眺めるベートーベンは、またもペニスから残り汁をびゅっと噴き出して見守っていた。フェラチオとともに四つん這いになったお尻をふりふりとさせるマイヤのアナルを見て、興奮の度合いが高まっていた。

(あのしりあな……すげえ挿れたくなる何かがある……!)

 イズヴァルトは天井に目を向け、じゅっぽじゅっぽと音を立てるマイヤのおしゃぶりに身も心も委ねている。マイヤはちんちんに首ったけでこちらに気づかない。ベートーベンの心に魔がさした。

(ああ、マイヤどの……貴殿のおくちは拙者にとっての楽園でござる。すごくすごーく吸い立てる地獄の花園そのものでござるよ……む?)

 吸われている最中に急にマイヤの動きがおかしくなった。かわいい『どすけべ臭』が急にわっと吹き出て、石鹸のにおいを打ち消した。きんたまによろしくない女の子のにおいだった。

 ペニスに吸い付く口内粘膜の吸いつき度合いも激しくなった。いったいぜんたいどうしたのだ? おまんこをくすぐりながらのフェラチオの時とまるで同じような。いや、それ以上だ。

「んん! んんんんん!」

 気づけば股間でマイヤがペニスを口にしながら悶えていた。何が起きた。はっとなって左を見る。そこには彼女のお尻を抱え込み、でっかいちんぽを『しりあなちゃん』に食わせて腰を揺らしているベートーベンの姿があった。

「うわ。すごい。なにこれ。このとろけるようなおしりのあなはなんなんだよ!」
「ま、待つでござる! ベートーベンどの! マイヤどのにそんなひどいことを!」
「んんんっ! んんんんんんっ!」
「やべえ! どのおまんこやしりあなでも感じたことがねえ吸いつきっぷりだ! 絞り込んでくる。うわあ! も、もうだめだあ!」

 イズヴァルトが止める間もなく、ベートーベンはマイヤの尻穴の中に大量に注ぎ込んでしまった。ちっちゃくて幼い女の子なのにとんでもなく貪欲なアナルだった。

 マイヤは一番の泣き所をぶっというんちみたいなペニスで刺激され、またも絶頂してしまった。じょろじょろとおしっこをしながらイズヴァルトの亀頭を咥え、盛大に発射したものをすすりこんでいた。
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