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お正月的な回 3
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ぱん! ぱん! ぱん! ぱん!
あんっ♡ あんっ♡ あーんっ♡
甘ったるい喘ぎ声が響き渡る部屋で、桜樹瑠偉の兄は自室で交尾に励んでいた。相手は妹の親友、小室有里である。四つん這いにした彼女の尻を抱え込み、一心不乱に姫初めを行っていた。
「あんっ♡ あんっ♡ あーんっ♡」
「い、いくよー有里ちゃん!」
「あーんっ♡ な、中でいいよ♡ いいよーっ♡」
兄はゴムをつけていなかった。生の女坑の感触をどでかい肉棒で味わっていた。妊娠の恐れについては問題ない。素っ裸で自分からケツを振っている有里のお腹は、ちょっぴり膨らんでいたからだ。彼女は妊婦だった。中学生だけど。
「いっちゃてる? 締め付けがすごいよ?」
「かんじちゃってるの♡ もう何度もはててるよーっ♡ だして、だしてーっ♡」
「うん……だしちゃう……ね……ううっ……」
有里の奥深くに潜ると、決壊が起きた。しかし赤ん坊の胤は新たな命を芽吹かせる恐れは無いだろう。有里は真夏の林間学校で、体育教師の子を孕んだからだ。
どぴゅるるる。遠慮なく注げることができた。妊娠の恐怖が無い中出しほど気持ちよいものは無い。ピルだとごくまれに失敗する。オギノ式なんてもってのほかだ。
「あっ♡ 注がれているのかんじちゃってる……♡」
「有里ちゃん。もう1回、もう1回いいかな?」
「……だめっ♡ この後先生と初詣に行くんだから♡」
腹の子の父親である体育教師との参拝デートだ。あと2時間で彼女の家に来る予定だ。母親のお古の着物姿で神社に行き、その帰りに人がいないどこぞの駐車場で年始めカーセックスを。着物にはノーパンがデフォルトだと、母からも体育教師からも聞いていた。
「そっか。有里ちゃんとも今日はここまでか……」
瑠偉の兄はまだバキバキなペニスを引っこ抜いた。ぽっかりと開いた膣からザーメンがどろどろとこぼれる。とても量が多く、青臭かった。
「さっき1回出したじゃん? 瑠偉のおにーさん、イキ過ぎよ?」
「そうかな? 男の子は最低3発しないとおさまらないよ。ほら、あおむけになって?」
瑠偉の兄はまだ甘える気だ。しかたないなあ、と笑いながら有里は向きを変えた。
中学生の、きわめて平均的な輪郭だが、乳が大きく膨らんでいた。妊娠して女性ホルモンが活発になったのだろう。ついでにおなかも、ちょっぴりだけ肉がついている。
「ここ、さわっていい?」
そう言いながら彼は有里のおへそのまわりをさする。
「きゃっ♡ 気にしているのに!」
有里の腹の肉はふわふわだった。はっきりいっておっぱいよりも柔らかい。
「赤ちゃんのほっぺたみたいだね?」
「嫌な奴!」
「じゃあそろそろ、挿れるね……」
「早くしてよ! あううっ♡」
大きく太いものが沈み込んだはずみで彼女はのけぞってしまった。おちんちん、きもちいい♡
瑠偉の兄は彼女の太ももを抱え、ぐい、ぐい、と突き込んだ。ふわ、とした感覚を覚えて有里がまた喘ぐ。幸せそうな笑みを浮かべて。体育教師との逢引きではもっとすごい、野獣の様な喘ぎ声を放つのだが。
「ふうっ、ふうっ」
「いやん♡ はあううんっ♡」
「ゆうりちゃん。僕のちんぽ、離れたくないと駄々をこねてる。なかなか、イカないかも……」
「はううん♡ いじわるっ♡ いじわるっ♡」
そっちはイカないだろうけどこっちは整ってしまっている。有里はまた陰唇をぐにゅぐにゅうごめかした。果てた証拠だ。若い身体はすぐにイクものである。そう感じないと言い張るのは、イクという感覚がわからないからである。
「も、もうだめ♡ こっちもお兄さんから、離れられない♡」
「ぼ、ぼくもだよ……有里ちゃん。赤ちゃんが出来たら不倫の計画を立てよう?」
「ふりん♡ うわき♡ なんか、いいひびき……♡」
「これからもずっと、お互いに好きあって気持ちよくしていこうね……ん?」
机の上のスマホが鳴っていた。手を伸ばしてそれを受け取る。有里をゆっくりと小突き、「んん♡」とうめかせながら通話ボタンを押した。クルクルンの声だ。
「あかちゃん、うまれたくりゅん!」
現実に戻された。彼は「おめでとう」と言って腰を止める。有里にもリアルな日常が戻ってしまった。彼女の肩は震えていた。
「予定日は今日だったよね。妖精界のゲートがお正月休みなら会いに行きたかったけど……」
「ぴょんぴょんもこれから産むところくりゅん! 今日でいっきに2人のおとーさんになるくりゅんよ!」
「そっか。そうだね……とってもうれしいよ……」
瑠偉の兄の目から涙がこぼれていた。愛らしい妖精達と、つながって、うめきあって、涙をこぼしあってつながって出来た赤ちゃん達だ。嬉しくないわけがない。
でも現実は彼に問いを突き付けた。このまま3人の妖精の夫となり、子供達の父親となるのか?
あるいは、それを捨てて妹の親友、小室有里と真実の愛を追い求める為、ともに愛の流刑地への旅に向かうのか。
どっちも肉欲が絡んだ恋愛から起こったものである。瑠偉の兄は考える。
「クルクルン」
「なあにくりゅん?」
「次の日曜日に妖精界に行くよ」
「うれしいくりゅん! 待っているくりゅんよ!」
「そうするね。まあお正月だけど……世の中が平和かどうかをまずは知らないとね」
まずはテレビをつけよう。スマホから漏れ出るクルクルンの声を聞いて有里は不機嫌になっていた。なんでこいつの声を新年早々聞かなきゃいけねえんだよ。
彼女にとって妖精は、悪の帝国が起こす面倒事とセットになっていた。妖精どもが人間界に来たせいで、悪の帝国もこっちに流れてきた。やつらが日常をめちゃくちゃにしたのだ、とも。
「……あれ?」
有里は口をぽかんと空けていた。あのくっそつまらない正月番組は?
「ニュースしか、やってない……」
国営はおろか民放もだ。空気をよめないことで定評があるあのチャネルもニュースだった。元旦の昼間っから緊急特番である。
新宿で、根元がつながっている2本のちんぽのような怪物が大暴れ。瑠偉の兄と小室有里は青ざめていた。
「き、気持ち悪いな」
「なんだこりゃ? 悪の帝国には正月休みってのがねえのかよ! くそっ!」
小室有里はスマホをひったくった。向こうにいるクルクルンに向けて叫んだ。
「人間界はまたやべー事になってるぞおい!」
「ゆ、ゆうり、ど、どうしたくりゅん?」
「のんびりと餅食っている場合じゃねーよ! まーたまたちんぽみてえなバケモンが街を襲っているんだよッ!」
やられているのは東京の新宿区だ。有里と瑠偉の兄が住んでいる埼玉まではやって来ないだろう。そこは安心できる。震源地から遠く離れたツイッタラー民のカスどもみたく、避難所の性暴力を防ごうとか段ボール授乳所をたくさん設けようとか、底辺ユーチューバーや政治家の売名行為的なボランティアが糞過ぎるとかなんとか言い合ってりゃいいのである。
「やべえぞ! おい、人外もふもふ、妖精界の女王様に緊急出動を頼むッ!」
「そ、そーなのくりゅん? でもじょうおうさま、お正月はお休みしているくりゅん……」
電話の向こうのクルクルンは、申し訳なさそうに答えた。本日出産予定のピョンピョンが力んでいる声も聞こえて来る。彼女も膣穴を広げ、赤ん坊をひねり出している最中だった。
「ルイは? キミコとリョウコはどうしているくりゅん?」
キミコは黄色いリリピュア、ピュアサンシャインこと松坂季美子。リョウコとは青いリリピュア、ピュアマリンこと青山涼子だ。現在うんちをころころと出しながら分娩に励むピョンピョンは、松坂季美子の相棒である。
「沖縄だよっ! あいつらは守礼の門の前で、泡盛片手にカチャーシーを踊ってんだよ!」
「おきなわって、どのくらいとおいくりゅん?」
「羽田まで飛行機で2時間だよッ! ああくそ……おまえら妖精の力が無いと間にあわねえッ! くそっ! くそっ!」
たいへんに間が悪い。有里は悪の帝国の悪辣さにひどく憤った。それでも、この後の初詣は絶対に中止にしてやらない。お腹の子の父親である体育教師との連続絶頂ファックは、一度味わったらおあずけを喰らいたくないぐらいに素晴らしいものだからだ。
とりあえずは親友たちを信じよう。何せ一番の友達である桜樹瑠偉は、世界に愛と平和の奇蹟を呼ぶリリピュアなのだから。
あんっ♡ あんっ♡ あーんっ♡
甘ったるい喘ぎ声が響き渡る部屋で、桜樹瑠偉の兄は自室で交尾に励んでいた。相手は妹の親友、小室有里である。四つん這いにした彼女の尻を抱え込み、一心不乱に姫初めを行っていた。
「あんっ♡ あんっ♡ あーんっ♡」
「い、いくよー有里ちゃん!」
「あーんっ♡ な、中でいいよ♡ いいよーっ♡」
兄はゴムをつけていなかった。生の女坑の感触をどでかい肉棒で味わっていた。妊娠の恐れについては問題ない。素っ裸で自分からケツを振っている有里のお腹は、ちょっぴり膨らんでいたからだ。彼女は妊婦だった。中学生だけど。
「いっちゃてる? 締め付けがすごいよ?」
「かんじちゃってるの♡ もう何度もはててるよーっ♡ だして、だしてーっ♡」
「うん……だしちゃう……ね……ううっ……」
有里の奥深くに潜ると、決壊が起きた。しかし赤ん坊の胤は新たな命を芽吹かせる恐れは無いだろう。有里は真夏の林間学校で、体育教師の子を孕んだからだ。
どぴゅるるる。遠慮なく注げることができた。妊娠の恐怖が無い中出しほど気持ちよいものは無い。ピルだとごくまれに失敗する。オギノ式なんてもってのほかだ。
「あっ♡ 注がれているのかんじちゃってる……♡」
「有里ちゃん。もう1回、もう1回いいかな?」
「……だめっ♡ この後先生と初詣に行くんだから♡」
腹の子の父親である体育教師との参拝デートだ。あと2時間で彼女の家に来る予定だ。母親のお古の着物姿で神社に行き、その帰りに人がいないどこぞの駐車場で年始めカーセックスを。着物にはノーパンがデフォルトだと、母からも体育教師からも聞いていた。
「そっか。有里ちゃんとも今日はここまでか……」
瑠偉の兄はまだバキバキなペニスを引っこ抜いた。ぽっかりと開いた膣からザーメンがどろどろとこぼれる。とても量が多く、青臭かった。
「さっき1回出したじゃん? 瑠偉のおにーさん、イキ過ぎよ?」
「そうかな? 男の子は最低3発しないとおさまらないよ。ほら、あおむけになって?」
瑠偉の兄はまだ甘える気だ。しかたないなあ、と笑いながら有里は向きを変えた。
中学生の、きわめて平均的な輪郭だが、乳が大きく膨らんでいた。妊娠して女性ホルモンが活発になったのだろう。ついでにおなかも、ちょっぴりだけ肉がついている。
「ここ、さわっていい?」
そう言いながら彼は有里のおへそのまわりをさする。
「きゃっ♡ 気にしているのに!」
有里の腹の肉はふわふわだった。はっきりいっておっぱいよりも柔らかい。
「赤ちゃんのほっぺたみたいだね?」
「嫌な奴!」
「じゃあそろそろ、挿れるね……」
「早くしてよ! あううっ♡」
大きく太いものが沈み込んだはずみで彼女はのけぞってしまった。おちんちん、きもちいい♡
瑠偉の兄は彼女の太ももを抱え、ぐい、ぐい、と突き込んだ。ふわ、とした感覚を覚えて有里がまた喘ぐ。幸せそうな笑みを浮かべて。体育教師との逢引きではもっとすごい、野獣の様な喘ぎ声を放つのだが。
「ふうっ、ふうっ」
「いやん♡ はあううんっ♡」
「ゆうりちゃん。僕のちんぽ、離れたくないと駄々をこねてる。なかなか、イカないかも……」
「はううん♡ いじわるっ♡ いじわるっ♡」
そっちはイカないだろうけどこっちは整ってしまっている。有里はまた陰唇をぐにゅぐにゅうごめかした。果てた証拠だ。若い身体はすぐにイクものである。そう感じないと言い張るのは、イクという感覚がわからないからである。
「も、もうだめ♡ こっちもお兄さんから、離れられない♡」
「ぼ、ぼくもだよ……有里ちゃん。赤ちゃんが出来たら不倫の計画を立てよう?」
「ふりん♡ うわき♡ なんか、いいひびき……♡」
「これからもずっと、お互いに好きあって気持ちよくしていこうね……ん?」
机の上のスマホが鳴っていた。手を伸ばしてそれを受け取る。有里をゆっくりと小突き、「んん♡」とうめかせながら通話ボタンを押した。クルクルンの声だ。
「あかちゃん、うまれたくりゅん!」
現実に戻された。彼は「おめでとう」と言って腰を止める。有里にもリアルな日常が戻ってしまった。彼女の肩は震えていた。
「予定日は今日だったよね。妖精界のゲートがお正月休みなら会いに行きたかったけど……」
「ぴょんぴょんもこれから産むところくりゅん! 今日でいっきに2人のおとーさんになるくりゅんよ!」
「そっか。そうだね……とってもうれしいよ……」
瑠偉の兄の目から涙がこぼれていた。愛らしい妖精達と、つながって、うめきあって、涙をこぼしあってつながって出来た赤ちゃん達だ。嬉しくないわけがない。
でも現実は彼に問いを突き付けた。このまま3人の妖精の夫となり、子供達の父親となるのか?
あるいは、それを捨てて妹の親友、小室有里と真実の愛を追い求める為、ともに愛の流刑地への旅に向かうのか。
どっちも肉欲が絡んだ恋愛から起こったものである。瑠偉の兄は考える。
「クルクルン」
「なあにくりゅん?」
「次の日曜日に妖精界に行くよ」
「うれしいくりゅん! 待っているくりゅんよ!」
「そうするね。まあお正月だけど……世の中が平和かどうかをまずは知らないとね」
まずはテレビをつけよう。スマホから漏れ出るクルクルンの声を聞いて有里は不機嫌になっていた。なんでこいつの声を新年早々聞かなきゃいけねえんだよ。
彼女にとって妖精は、悪の帝国が起こす面倒事とセットになっていた。妖精どもが人間界に来たせいで、悪の帝国もこっちに流れてきた。やつらが日常をめちゃくちゃにしたのだ、とも。
「……あれ?」
有里は口をぽかんと空けていた。あのくっそつまらない正月番組は?
「ニュースしか、やってない……」
国営はおろか民放もだ。空気をよめないことで定評があるあのチャネルもニュースだった。元旦の昼間っから緊急特番である。
新宿で、根元がつながっている2本のちんぽのような怪物が大暴れ。瑠偉の兄と小室有里は青ざめていた。
「き、気持ち悪いな」
「なんだこりゃ? 悪の帝国には正月休みってのがねえのかよ! くそっ!」
小室有里はスマホをひったくった。向こうにいるクルクルンに向けて叫んだ。
「人間界はまたやべー事になってるぞおい!」
「ゆ、ゆうり、ど、どうしたくりゅん?」
「のんびりと餅食っている場合じゃねーよ! まーたまたちんぽみてえなバケモンが街を襲っているんだよッ!」
やられているのは東京の新宿区だ。有里と瑠偉の兄が住んでいる埼玉まではやって来ないだろう。そこは安心できる。震源地から遠く離れたツイッタラー民のカスどもみたく、避難所の性暴力を防ごうとか段ボール授乳所をたくさん設けようとか、底辺ユーチューバーや政治家の売名行為的なボランティアが糞過ぎるとかなんとか言い合ってりゃいいのである。
「やべえぞ! おい、人外もふもふ、妖精界の女王様に緊急出動を頼むッ!」
「そ、そーなのくりゅん? でもじょうおうさま、お正月はお休みしているくりゅん……」
電話の向こうのクルクルンは、申し訳なさそうに答えた。本日出産予定のピョンピョンが力んでいる声も聞こえて来る。彼女も膣穴を広げ、赤ん坊をひねり出している最中だった。
「ルイは? キミコとリョウコはどうしているくりゅん?」
キミコは黄色いリリピュア、ピュアサンシャインこと松坂季美子。リョウコとは青いリリピュア、ピュアマリンこと青山涼子だ。現在うんちをころころと出しながら分娩に励むピョンピョンは、松坂季美子の相棒である。
「沖縄だよっ! あいつらは守礼の門の前で、泡盛片手にカチャーシーを踊ってんだよ!」
「おきなわって、どのくらいとおいくりゅん?」
「羽田まで飛行機で2時間だよッ! ああくそ……おまえら妖精の力が無いと間にあわねえッ! くそっ! くそっ!」
たいへんに間が悪い。有里は悪の帝国の悪辣さにひどく憤った。それでも、この後の初詣は絶対に中止にしてやらない。お腹の子の父親である体育教師との連続絶頂ファックは、一度味わったらおあずけを喰らいたくないぐらいに素晴らしいものだからだ。
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