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1章
最後の夏と日に焼けた腕
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遥の投げた最後のボールは、ゆっくりとみんなの頭を越えて、スタンドに消えていった。
これで夏が終わる。
時間を巻き戻したい気持ちと、やっと普通の女の子に戻れる、そんな気持ちが、悠の中で交差する。
最後のミーティング。
自分が何を話したか、誰が何を話したのか、あの夏の日の記憶は、まるで失くしたパズルの様に埋まらないまま。
三者面談の順番を待っていた瀧本悠《たきもとはるか》は、隣りで順番を待つ梶原叶大《かじわらかなた》の方をチラッと見た。
半袖のワイシャツから出ている梶原の白い腕に比べ、女の自分の方が日に焼けて真っ黒な腕をしている。なんだかとてと恥ずかしくなって、悠は梶原から見えないように母に隠れた。
「ちょっと来るのが早かったね。」
母が悠に言った。
「うん。」
「悠の腕、日に焼けて真っ黒。ちゃんと日焼け止め塗ればいいのに。」
母は悠の腕を撫でた。
「塗っても汗で取れちゃうの。」
早く半袖の夏服から、長袖の冬服に変わってほしい。本当は可愛いはずのセーラー服なのに、自分にはどう見ても似合わない。
小学4年生から始めた野球は、男の子に混じり、日が暮れるまで練習をした。野球を始めたばかりの男の子達は、怖いと言ってキャッチャーのポジションを嫌がった。監督が悠の方を見て、
「瀧本、おまえがやってみるか。」
そう言った。
「捕手は女房って言うからな。」
野球をやっていたあの頃の自分は、女の子が特別にされる事が嬉しかった。上手くできれば、褒められるし、ミスをしても仕方なかったと許される。たとえ捕手という、女の子とはかけ離れたポジションを守っていても、悩む事など一度もなかった。
自分が守る位置からは、チームのみんなの顔が見える。試合の時、キャッチャーマスクを取って、チームの皆に気合を入れる自分が好きだった。みんなが自分の声に、木霊するように答える。
ドロドロになる事や、日に焼けて真っ黒になる事は、野球に打ち込んでいる勲章のように、悠は誇らしく感じていた。
中学を卒業すると、女子野球チームがある高校に進学した。
同じ目標を持った仲間と、朝から晩まで野球をして、仲間の顔が誰よりも見える位置を必死で守ってきた自分は、もう全てを出し尽くした気持ちでいた。
少し前から痛む肩は、これ以上使い続けると、腕が上がらなくなると医者から言われた。
高校最後の夏。
部活を引退した悠は、もう野球を続けるつもり気持ちなど残っていなかった。
泥だらけになって練習した毎日など、これからは思い出になるだけでいい。
野球をやめたら、髪を伸ばそう。
少しオシャレもしてみたい。
学校の帰りに寄り道するとか、他愛もない話しをして、普通の女の子らしい時間を過ごしてみたい。
三者面談の順番を待っていた悠が前を向くと、教室の扉がガラガラと開いた。
親と出てきた女の子は、確かサッカー部のマネージャーだった女の子だ。同じクラスなのに彼女とは、一度も話した事はない。
悠の半分くらいしかない肩と、すらっと伸びた足は、制服が良く似合う。
悠は小さくため息をついた。
教室に入ろうとする叶大が、そんな悠の方を、ちらっと見た。
3年生になってすぐ、数人の男子達が、クラスの女子の中で誰がタイプか、放課後の教室で盛り上がっていた。忘れ物を取りにきた悠の事など気にせず、体の線が細く、色白の数人の女子の名前が、次々に挙がっていった。
突然、叶大が、
「俺はあいつ。」
そう言って悠を指差した時、そこにいた男子達は一斉に笑った。
「瀧本なんか男よりも男だろう。ピッチャーの子ならまだかわいい顔してるけど、瀧本は完全に男だよ。キャッチャーやって股開いて、ずっとしゃがんでるって、女を捨てると同じだよ。」
その中の一人が、悠に聞こえる様にそう言った。
別に今更何を言われても動じない。
高校に入ってから、ずっとそうやって言われ続けていたから。だいたい男が頼りないからだろう。悠は心の中でそう呟いた。
野球を始めてから、勝ち気な自分は、女だからとバカにされないように、練習に明け暮れた。髪も短くしていたせいか、誰も自分の事を女だとは気が付かなくなった。
中学に入学した頃、男女を分ける窮屈な制服が、とても煩わしく感じた。
高校に入り、大人の真似事の様な恋愛が周りで始まると、悠の自尊心は、少しずつ空洞になっていった。
叶大が教室から出てきた。
「瀧本は、決まったの?」
悠にそう聞いた。
「まだ。」
悠の名前が呼ばれ、母と教室に入る。
「進路は決めていますか?」
若い男性の担任は悠の成績表を見ていた。
「まだです。」
「お母さん。はっきり言いますけど、あまり成績はよくありません。それでも3年間部活をやってきて、ある程度実績もある子なので、推薦で女子野球のある大学に行く方法もありますよ。」
担任は母に悠の成績表を見せた。
「今から勉強するって言ってもね。推薦で入れる大学に決めてしまおうよ。」
母はそう言った。
「野球はもうやりません。先生、これから死ぬ気で勉強するから、試験を受けて入るのは無理ですか?」
悠は担任にそう言った。
「厳しいね。」
担任は小さなため息をついた。
「瀧本さん、もう一度家族で話し合ってみて。それと、部活を引退したんだから、今度の模試を受けてみたら?」
夕食の時。
中学生の妹の咲良は、バドミントンの大会で昨日から遠征に行っていた。
母は三者面談での出来事を、父に話して聞かせた。
「どうせおまえには野球しかないんだろう。先生の言う通り、推薦してもらったらどうだ。大学に入れば、就職するまで4年あるんだし、いろいろ考える事もできるだろう。お前が男だったら、本当は良かったのにな。」
公務員の父は、美人な咲良には甘いのに、悠にはずっと厳しかった。男だと思って期待してつけた名前なのに、生まれたら女の子だった悠を、父は男の子のように接した。
妹の咲良が周りからチヤホヤされると、愛嬌がないなら、努力して生きていけ、そんな言葉をよく言ってきた。
「咲良は決まったんだろう。」
父はそう言った。
「決まったよ。あの子は成績でもバドミントンでも、推薦を受ける事ができるから。」
母はそう言って、父のお茶を入れる。
「悠、おかわりは?」
「いらない。」
「部活が終わってから、あんまり食べなくなったね。ついこの前まで、お父さんより食べてたのに。」
悠は食器を片付けると、自分の部屋へ行った。
「進路決まった?」
ピッチャーをしていた野田遥《のだはるか》から、ラインが来た。
「まだ。」
「遥は?」
「私は名古屋の女子野球チームがある大学に推薦してもらう。」
「野球、続けるんだね。」
「悠、ごめんね。」
「何が?」
「最後の球、悠とサイン通りにすれば良かった。」
「遥が投げたかったボールなんでしょう?私は何も悔いはないよ。」
「悠とまだ野球を続けたいな。」
「遥はどこへ行っても大丈夫だよ。私はもう、やり尽くしたし。」
「考え直してよ。」
「肩がね、もう限界なの。情けないでしょう。」
同じ名前の悠と遥は、高校に入ってからすぐに打ち解けた。何も手入れをしない悠に比べ、元々色白な遥は、いつも丁寧に日焼け止めを塗っていた。
すらっとした遥がマウンドでフォームを゙構えると、とても絵になる。それに比べ、重い防具をつけてしゃがんでいる自分は、女である事が煩わしくさえ感じる。
月1回の頭髪検査では、瀧本は列に並ばくてもいいぞ、と生徒指導の先生から言われた。
前髪の長さが長いと注意され、泣いている子の気持ちがぜんぜんわからない。
悠はベッドに入ると、読みかけていた本を開いた。
野球をしなくなってから、最近はすんなり眠れなくなった。
明日から、勉強しよう。
悠は本のページを開く。
好きな人のために殺人を犯してしまった主人公。
彼女の幸せを願いながら、主人公の彼は生命が尽きる。
どうせ作り話しだと思うと、少しも涙は出なかった。そんなに愛されたんなら、私なら彼と一緒に死のうと思うのにな。
次は歴史ものでも借りてこよう。
悠はそう思って布団にもぐった。
これで夏が終わる。
時間を巻き戻したい気持ちと、やっと普通の女の子に戻れる、そんな気持ちが、悠の中で交差する。
最後のミーティング。
自分が何を話したか、誰が何を話したのか、あの夏の日の記憶は、まるで失くしたパズルの様に埋まらないまま。
三者面談の順番を待っていた瀧本悠《たきもとはるか》は、隣りで順番を待つ梶原叶大《かじわらかなた》の方をチラッと見た。
半袖のワイシャツから出ている梶原の白い腕に比べ、女の自分の方が日に焼けて真っ黒な腕をしている。なんだかとてと恥ずかしくなって、悠は梶原から見えないように母に隠れた。
「ちょっと来るのが早かったね。」
母が悠に言った。
「うん。」
「悠の腕、日に焼けて真っ黒。ちゃんと日焼け止め塗ればいいのに。」
母は悠の腕を撫でた。
「塗っても汗で取れちゃうの。」
早く半袖の夏服から、長袖の冬服に変わってほしい。本当は可愛いはずのセーラー服なのに、自分にはどう見ても似合わない。
小学4年生から始めた野球は、男の子に混じり、日が暮れるまで練習をした。野球を始めたばかりの男の子達は、怖いと言ってキャッチャーのポジションを嫌がった。監督が悠の方を見て、
「瀧本、おまえがやってみるか。」
そう言った。
「捕手は女房って言うからな。」
野球をやっていたあの頃の自分は、女の子が特別にされる事が嬉しかった。上手くできれば、褒められるし、ミスをしても仕方なかったと許される。たとえ捕手という、女の子とはかけ離れたポジションを守っていても、悩む事など一度もなかった。
自分が守る位置からは、チームのみんなの顔が見える。試合の時、キャッチャーマスクを取って、チームの皆に気合を入れる自分が好きだった。みんなが自分の声に、木霊するように答える。
ドロドロになる事や、日に焼けて真っ黒になる事は、野球に打ち込んでいる勲章のように、悠は誇らしく感じていた。
中学を卒業すると、女子野球チームがある高校に進学した。
同じ目標を持った仲間と、朝から晩まで野球をして、仲間の顔が誰よりも見える位置を必死で守ってきた自分は、もう全てを出し尽くした気持ちでいた。
少し前から痛む肩は、これ以上使い続けると、腕が上がらなくなると医者から言われた。
高校最後の夏。
部活を引退した悠は、もう野球を続けるつもり気持ちなど残っていなかった。
泥だらけになって練習した毎日など、これからは思い出になるだけでいい。
野球をやめたら、髪を伸ばそう。
少しオシャレもしてみたい。
学校の帰りに寄り道するとか、他愛もない話しをして、普通の女の子らしい時間を過ごしてみたい。
三者面談の順番を待っていた悠が前を向くと、教室の扉がガラガラと開いた。
親と出てきた女の子は、確かサッカー部のマネージャーだった女の子だ。同じクラスなのに彼女とは、一度も話した事はない。
悠の半分くらいしかない肩と、すらっと伸びた足は、制服が良く似合う。
悠は小さくため息をついた。
教室に入ろうとする叶大が、そんな悠の方を、ちらっと見た。
3年生になってすぐ、数人の男子達が、クラスの女子の中で誰がタイプか、放課後の教室で盛り上がっていた。忘れ物を取りにきた悠の事など気にせず、体の線が細く、色白の数人の女子の名前が、次々に挙がっていった。
突然、叶大が、
「俺はあいつ。」
そう言って悠を指差した時、そこにいた男子達は一斉に笑った。
「瀧本なんか男よりも男だろう。ピッチャーの子ならまだかわいい顔してるけど、瀧本は完全に男だよ。キャッチャーやって股開いて、ずっとしゃがんでるって、女を捨てると同じだよ。」
その中の一人が、悠に聞こえる様にそう言った。
別に今更何を言われても動じない。
高校に入ってから、ずっとそうやって言われ続けていたから。だいたい男が頼りないからだろう。悠は心の中でそう呟いた。
野球を始めてから、勝ち気な自分は、女だからとバカにされないように、練習に明け暮れた。髪も短くしていたせいか、誰も自分の事を女だとは気が付かなくなった。
中学に入学した頃、男女を分ける窮屈な制服が、とても煩わしく感じた。
高校に入り、大人の真似事の様な恋愛が周りで始まると、悠の自尊心は、少しずつ空洞になっていった。
叶大が教室から出てきた。
「瀧本は、決まったの?」
悠にそう聞いた。
「まだ。」
悠の名前が呼ばれ、母と教室に入る。
「進路は決めていますか?」
若い男性の担任は悠の成績表を見ていた。
「まだです。」
「お母さん。はっきり言いますけど、あまり成績はよくありません。それでも3年間部活をやってきて、ある程度実績もある子なので、推薦で女子野球のある大学に行く方法もありますよ。」
担任は母に悠の成績表を見せた。
「今から勉強するって言ってもね。推薦で入れる大学に決めてしまおうよ。」
母はそう言った。
「野球はもうやりません。先生、これから死ぬ気で勉強するから、試験を受けて入るのは無理ですか?」
悠は担任にそう言った。
「厳しいね。」
担任は小さなため息をついた。
「瀧本さん、もう一度家族で話し合ってみて。それと、部活を引退したんだから、今度の模試を受けてみたら?」
夕食の時。
中学生の妹の咲良は、バドミントンの大会で昨日から遠征に行っていた。
母は三者面談での出来事を、父に話して聞かせた。
「どうせおまえには野球しかないんだろう。先生の言う通り、推薦してもらったらどうだ。大学に入れば、就職するまで4年あるんだし、いろいろ考える事もできるだろう。お前が男だったら、本当は良かったのにな。」
公務員の父は、美人な咲良には甘いのに、悠にはずっと厳しかった。男だと思って期待してつけた名前なのに、生まれたら女の子だった悠を、父は男の子のように接した。
妹の咲良が周りからチヤホヤされると、愛嬌がないなら、努力して生きていけ、そんな言葉をよく言ってきた。
「咲良は決まったんだろう。」
父はそう言った。
「決まったよ。あの子は成績でもバドミントンでも、推薦を受ける事ができるから。」
母はそう言って、父のお茶を入れる。
「悠、おかわりは?」
「いらない。」
「部活が終わってから、あんまり食べなくなったね。ついこの前まで、お父さんより食べてたのに。」
悠は食器を片付けると、自分の部屋へ行った。
「進路決まった?」
ピッチャーをしていた野田遥《のだはるか》から、ラインが来た。
「まだ。」
「遥は?」
「私は名古屋の女子野球チームがある大学に推薦してもらう。」
「野球、続けるんだね。」
「悠、ごめんね。」
「何が?」
「最後の球、悠とサイン通りにすれば良かった。」
「遥が投げたかったボールなんでしょう?私は何も悔いはないよ。」
「悠とまだ野球を続けたいな。」
「遥はどこへ行っても大丈夫だよ。私はもう、やり尽くしたし。」
「考え直してよ。」
「肩がね、もう限界なの。情けないでしょう。」
同じ名前の悠と遥は、高校に入ってからすぐに打ち解けた。何も手入れをしない悠に比べ、元々色白な遥は、いつも丁寧に日焼け止めを塗っていた。
すらっとした遥がマウンドでフォームを゙構えると、とても絵になる。それに比べ、重い防具をつけてしゃがんでいる自分は、女である事が煩わしくさえ感じる。
月1回の頭髪検査では、瀧本は列に並ばくてもいいぞ、と生徒指導の先生から言われた。
前髪の長さが長いと注意され、泣いている子の気持ちがぜんぜんわからない。
悠はベッドに入ると、読みかけていた本を開いた。
野球をしなくなってから、最近はすんなり眠れなくなった。
明日から、勉強しよう。
悠は本のページを開く。
好きな人のために殺人を犯してしまった主人公。
彼女の幸せを願いながら、主人公の彼は生命が尽きる。
どうせ作り話しだと思うと、少しも涙は出なかった。そんなに愛されたんなら、私なら彼と一緒に死のうと思うのにな。
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